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駅弁の発祥地・宇都宮駅の駅弁を一覧でご紹介!おすすめは栃木を味わい尽くせるアレ!

栃木県の宇都宮駅は、明治に日本で初めて駅弁を販売した「駅弁発祥の地」として知られています。現在は、バラエティに富んだ駅弁が販売されていて、栃木産の牛肉や鶏肉、山菜、日光ゆばなど地元の味が楽しめるのが魅力です。宇都宮駅の美味しい駅弁を楽しみましょう。
2021年12月12日
MINK
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目次

栃木県・宇都宮駅の駅弁をチェック!

Photo by keyaki

栃木県の玄関口、宇都宮駅の駅弁一覧をご紹介します。栃木名物の食材をたっぷり詰めた駅弁は、旅のお供として人気。駅弁発祥の地として有名な宇都宮駅で、美味しい駅弁を味わってください!(本記事は2021年12月9日時点での情報を元にしています。)

宇都宮駅とは

Photo by yoppy

宇都宮は栃木県の県庁所在地で、北関東最大の都市です。宇都宮駅は栃木県の玄関口で、東北新幹線の停車駅となっています。また、東北本線、日光線、湘南新宿ラインのJRの各路線が乗り入れており、朝夕は混雑する駅です。

宇都宮駅には駅ビル「パセオ」があり、宇都宮のお土産やお弁当などを買うのにおすすめ。また宇都宮駅に直結する「とちぎグランマルシェ」には、栃木県内の名店が多く入っており、栃木土産や餃子などが買えます。

駅弁の売り場は?

Photo by keyaki

宇都宮駅構内の駅弁売り場は、在来線の改札を通ってすぐのところにあります。コンビニ「ニューデイズ」のすぐ隣に、「おべんとう」と書かれた看板があるのですぐに分かるでしょう。松廼家の駅弁が常時、10種類以上並んでいます。

宇都宮駅では新幹線の改札を通ってしまうと、駅弁売り場がないので注意してください。駅弁を買いたいときは在来線の改札口を通るのがおすすめです。また、改札の外に臨時の駅弁売り場が設置されることもあります。

基本情報

宇都宮駅構内の駅弁販売店の営業時間は下記の通りですが、時期によっては営業時間が異なる場合があります。正確な営業時間は、松廼家に電話でご確認ください。

駅弁松廼家 JR宇都宮駅

  • 住所
    〒321-0965
    栃木県宇都宮市川向町1-23 JR宇都宮駅構内
  • 電話番号
    028-634-2426
  • 営業時間
    8:00~17:45
宇都宮駅周辺の宿泊情報はこちら

宇都宮駅は駅弁の発祥地!

駅弁の発祥については諸説がありますが、栃木県の宇都宮駅が発祥という説が有力です。宇都宮駅は明治18年(1885年)に日本初の私鉄の駅として開業。その年に宇都宮駅前の旅館「白木屋」が駅で販売したのが始まりとされています。

日本初の駅弁は、おにぎり2個とたくあんを竹の皮で包んだシンプルなもので、当時の価格としては高額の5銭で販売されました。

宇都宮駅の駅弁は松廼家で

Photo by 持続可能な地域交通を考える会 (SLTc)

宇都宮駅の駅弁は、松廼家の駅弁がメインです。松廼家は明治26年(1893年)創業の老舗で、宇都宮駅構内に販売店を持ち、長く駅弁を販売しています。駅弁を販売し始めた時は、おにぎりなどシンプルなものが多かったのですが、現在は栃木の特産を使った美味しいお弁当が人気です。

日光名物のゆばやかんぴょう、北筑波産こしひかり、栃木産のブランド牛を使った駅弁など、栃木の味覚が楽しめます。カレー弁当など新商品もおすすめです。

宇都宮で味わいたい定番のお弁当


宇都宮駅構内の松廼家駅弁販売店には、バラエティに富んだ駅弁が並んでいます。その中から、長く親しまれている宇都宮駅定番のお弁当一覧をご紹介しましょう。中身の写真も掲示されているので、選ぶ時の参考にしてください。人気のお弁当は予約もできます。

よくばりスタミナ弁当

「よくばりスタミナ弁当」は宇都宮駅の人気駅弁。栃木名物の豚肉、鶏肉、魚が入った贅沢な駅弁です。コシヒカリ100%のご飯の上に、霧降高原豚の辛味噌焼きが乗っています。

惣菜は、いっこく野州どりの照り焼きとマグロカツで、バラエティに富んだおかずが楽しめると好評です。わさび漬けがアクセントになっていて、ご飯が進みます。野菜は少なめですが、ボリュームがあり、がっつりと食べたい男性にもおすすめ。価格は1,100円です。

よくばりスタミナ弁当:有限会社松廼家

焼餃子ダブル弁当

宇都宮名物といえば餃子。宇都宮駅でも、餃子の駅弁が販売されています。「宇都宮餃子会」が監修した本格的な餃子で、冷めても美味しく食べられるようモチモチとした皮が特徴です。

宇都宮では、餃子はダブル(二人前)で注文する人が多く、こちらの駅弁も二人前、12個の餃子が入っています。ご飯と餃子だけでのシンプルな駅弁で、ビールを飲みながら味わうのもおすすめ。ボリュームがあり、お腹がいっぱいになります。価格は800円です。

焼き餃子ダブル弁当:有限会社松廼家

玄氣いなり

安い値段で、さっと駅弁を食べたい方におすすめなのが、宇都宮駅で販売してる「玄氣(げんき)いなり」です。見た目は軽そうですが、食べてみるとボリュームがあり、満足感も十分。宇都宮駅開業120周年を記念して作られた駅弁で、ユニークなパッケージも目を引きます。

お稲荷さんが3つ入った駅弁で、中身はひじき入り玄米と、栃木名物のかんぴょう。玄米ご飯はやわらかく、甘くに煮込んだ油揚げも美味しいと好評です。500円で販売しています。

玄氣いなり:有限会社松廼家

岩下の新生姜とりめし

「岩下の新生姜とりめし」は、宇都宮の松廼家と、『岩下の新生姜』で有名な栃木市の岩下食品とのコラボ弁当です。「岩下の新生姜」のみじん切りをご飯に混ぜ込み、ご飯とご飯の間に松廼家の「いっこく野州どりの鶏そぼろ」をサンドしています。

そしてトッピングは卵そぼろと新生姜。ご飯はほんのりとピンク色をしており、彩りのいい駅弁です。おかずに新生姜が香る鶏のから揚げが入っており、ボリュームもたっぷり。価格は950円です。

岩下の新生姜とりめし:有限会社松廼家

下野山菜弁当


下野(しもつけ)山菜弁当は「肉や野菜が入っていないお弁当が欲しい」という要望に応えて作られた駅弁です。動物性たんぱく質はエビの素揚げのみで、全国でも珍しい菜食弁当として人気があります。

茶飯の上にかんぴょうの煮付け、しめじや椎茸の煮付け、甘栗、酢レンコンと盛りだくさん。細竹やふきのとうがアクセントになって、美味しいと好評です。お麩を使ったグルテンミートが添えられており、満足感もあります。価格は700円です。

下野山菜弁当(しもつけさんさいべんとう):有限会社松廼家

宮の釜めし

釜めしは群馬・横川の「峠の釜めし」が有名ですが、釜めしの駅弁は全国にあり、栃木県宇都宮駅の「宮の釜めし」もおすすめです。包み紙には「「駅弁発祥の地」とあり、宇都宮名物を詰めた駅弁となります。

ふっくらと炊いた茶飯の上に、いっこく野州どり、かんぴょうの煮付け、ふきのとう、小エビなどが乗っており、風味豊かな駅弁です。お土産にできるよう、容器は軽いプラスチック製となっています。宇都宮駅「宮の釜めし」の価格は800円です。

宇都宮で話題の人気お弁当

宇都宮駅の松廼家の駅弁販売店で、人気のお弁当一覧をご紹介しましょう。販売店には、写真が掲載されているので見比べながら選べます。たくさん購入したい時は、販売店に電話をして予約をするのがおすすめです。

とちぎ霧降高原牛めし

「とちぎ霧降高原牛めし」は、宇都宮の駅弁の中でも1,2位を争う人気駅弁です。栃木のブランド牛『とちぎ霧降高原牛』をごぼうと一緒に秘伝のタレで味付けし、ご飯の上にたっぷりと乗せたもの。

とちぎ霧降高原牛は、品評会で最優秀賞を受賞したこともあり、脂がのった旨味たっぷりの駅弁です。おかずに煮卵と栃木名物の新生姜が添えられており、ご飯との相性も抜群。ボリューム満点と好評です。価格は1200円となっています。

いっこく野州どり弁当

「いっこく野州どり弁当」は、宇都宮駅で人気だった「とりめし」を2019年にリニューアルしたもの。野州とは下野国の略称で、栃木県と群馬県の一部を指します。この地域で生産される「いっこく野州どり」が堪能できる人気駅弁です。

宇都宮駅の「いっこく野州どり弁当」は、茶飯の上に鶏そぼろと卵そぼろをのせ、さらに照り焼きとつくね、煮玉子、わさび菜漬けが付いた豪華な駅弁。価格は850円で、コスパがいいと好評です。

芭蕉気分

松廼家の「芭蕉(ばしょう)気分」は、「奥の細道」で有名な松尾芭蕉にちなんだ駅弁。芭蕉が好んだとされる食材を盛り付けた、かわいらしいお弁当で、価格は500円です。

芭蕉が生きた時代は、ご飯が玄米から白米に変わった時期で、こちらの駅弁も玄米と白米の2種類のご飯をひょうたん型に抜いています。かぼちゃやれんこん、かんぴょう、しし唐などの天ぷら、サトイモやごぼうなどの煮物、漬け物などが入っており、素朴な味わいの駅弁です。

芭蕉気分(ばしょうきぶん):有限会社松廼家

日光杉並木


栃木の観光名所「日光杉並木」をイメージした駅弁です。日光杉並木は、家康の家臣であった松平親子によって植えられたもので、当時は約5万本の杉が植えられていたと伝えられています。全長約37kmにも及ぶ、日本で最も長い杉並木です。

宇都宮駅の「日光杉並木」は、日光名物のゆば、栃木産かんぴょう、いっこく野州どりの照り焼き、煮物などを詰めた上品な味の駅弁で、栃木の味覚が楽しめると人気。価格は1,000円です。

日光杉並木:有限会社松廼家

日光強めし

「日光強(こわ)めし」は、宇都宮駅の人気駅弁の一つです。豪華な二段弁当で、下段には五目強めしのおこわと白米が入っています。上段には、栃木名物の霜降高原豚肉のピリ辛味噌焼き、シュウマイ、日光ゆばなどが入っていて豪華な内容です。

さらに、かんぴょうや鹿沼蒟蒻、黒豆煮、かまぼこなどが入っていて、少しずついろいろな味が楽しめるのが魅力。ボリュームもあり、お腹がいっぱいになります。価格は1,000円です。

日光強めし(にっこうこわめし):有限会社松廼家

きざみ岩下の新生姜 きぶなカレー

松廼家と「岩下の新生姜」のコラボ駅弁第3弾として、2021年2月に発売されました。ブラックシーフード、レッドキーマ、イエローキーマ、グリーンキーマの4種類があり、一番人気はイカスミを使ったブラックシーフードです。

宇都宮の郷土玩具で、無病息災のシンボルでもある「きぶな」をモチーフにした駅弁で、ターメリックライスに刻んだ岩下の新生姜を混ぜた「きぶな」型のご飯が印象的。ひもを引っ張ると自然に加熱します。価格は800円~900円です。

宇都宮の駅弁を楽しもう!

Photo byppkpichch

宇都宮駅の人気駅弁の一覧をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。宇都宮駅の松廼家では、栃木名産の食材を使った美味しいお弁当をたくさん扱っています。日光ゆばや栃木のブランド牛など、宇都宮ならではの駅弁が楽しめるのが魅力です。また最近はカレー弁当など新商品も販売されているので、いろいろな駅弁を購入して楽しんでください。

宇都宮駅周辺の観光やグルメはこちら!

宇都宮駅周辺のグルメスポットやお土産情報が気になる方は、こちらの記事をチェックしてください。美味しい餃子のお店も紹介しています。