アキメネスとは?その特徴と花言葉や育て方などの基本情報を詳しく解説!のイメージ

アキメネスとは?その特徴と花言葉や育て方などの基本情報を詳しく解説!

アキメネスとはどのような植物かご存知でしょうか?ラッパ型の花を咲かせる可愛らしい球根植物なのですが、日本で育てるのが少し難しい面があるため、マイナーな植物として扱われています。今回はそんなアキメネスの特徴や花言葉、育て方などの基本情報を解説していきます。

2019年09月13日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. アキメネスとはどんな植物?
  2. アキメネスの特徴
  3. アキメネスの種類
  4. アキメネスの花言葉と名前の由来・和名
  5. アキメネスの販売価格は?
  6. アキメネスの育て方①環境
  7. アキメネスの育て方②用土・植え付け
  8. アキメネスの育て方③水やり・肥料
  9. アキメネスの育て方④休眠期・植え替え・増やし方
  10. アキメネスの育て方⑤手入れ
  11. アキメネスの育て方⑥病気・害虫
  12. まとめ

アキメネスとはどんな植物?

可愛い形の花を咲かせる球根植物を育ててみたいと考えている方におすすめなのが「アキメネス」です。アキメネスは種類によって色も様々で、とても楽しめる植物。しかし、日本で育てるには少し難しい植物でもあり、ちゃんとポイントを押さえて管理する必要があります。今回はそんなアキメネスの特徴や花言葉、育て方などの基本情報を解説していきます。

アキメネスの特徴

アキメネスとは?

アキメネスとは、イワタバコ科アキメネス属に分類される球根植物です。原産地はメキシコ・コロンビアなどの中南米で、約30種類ほどが分布しています。大きさは種類により違いますが、15~80㎝ほどとなります。特徴はラッパ・ロウトのような形の花を咲かせる点と、鋸歯になる濃い緑色の葉です。洋風の庭に合う球根植物ですが、日本では鉢植えにして楽しむのが一般的です。

アキメネスは初心者でも育てやすい?

肝心の育てやすさですが、日本とは気候が違う国の植物ですので、少し気をつけて育てる必要があります。特にポイントとなるのが冬で、耐寒性が弱いので室内に取り込んで管理しないと危険です。また、水やりも一般の観葉植物とは間隔が違いますので、別物と考えて管理していきましょう。また、生育期と休眠期があり、そういった周期のことも知っておく必要があります。

アキメネスの開花時期

開花時期は7~11月で、自然栽培であれば9月頃に咲き始めます。秋の終わりまで楽しめる、開花期の長い植物です。花色は赤や紫が一般的ですが、白やピンク、オレンジ、青紫のものなどもありますので、お好きな色のものを育てましょう。また、花形も一重のものから八重のもの、矮性のものなどがあります。花が終わったら地上部が枯れ、休眠状態に入っていきます。

アキメネスの種類

アキメネスの種類①ロンギフロラ

こちらは最もよく知られている原種で、メキシコからパナマが原産地の種類です。花色は紫が基本ですが、他の花色のものも出回っており、改良品種とされています。園芸書などにも詳しい記載は書かれていませんが、あまり気にせずお好きな色のものを育てましょう。

アキメネスの種類②エレクタ

もう一つよく知られている種類がエレクタです。こちらも多くの園芸品種の元になった原種で、メキシコからコロンビアが原産地となっています。特徴は綺麗な赤色の花を咲かせるところで、インパクトがあります。気になる方はぜひ育ててみて下さい。

アキメネスの花言葉と名前の由来・和名

アキメネスの花言葉

アキメネスの花言葉は三つあります。「大事な人・あなたを救う」という花言葉と、「珍品」というちょっと不思議な花言葉です。大事な人は、室内で大切に育てることで綺麗な花を沢山咲かせてくれるところから付けられたと考えられます。珍品はちょっとユニークな花言葉ですが、これは魚の鱗のような変わった見た目の球根から付けられたのかもしれません。

アキメネスの名前の由来・和名

聞きなれない名前の由来も気になるところですが、これはギリシャ語で「寒い天候を好まない」といった意味があります。また、和名はハナギリソウと言い、和名を漢字で書くと「花桐草」となります。この和名は、花の形が桐の花に似ているところから付けられました。和名で呼ぶことはあまり多くありませんが、時折見かけますので、和名も覚えておくと良いでしょう。

アキメネスの販売価格は?

アキメネスの販売価格

育てる前に気になるのが販売価格ですが、販売価格はあまあり高くないので安心です。時期や種類にもよりますが、数百円から1200円程度で購入出来ます。販売される時期は初夏からですが、流通量が多くない為、一般的な販売店では見かけない可能性があります。インターネットでも流通量が少なめとなっていますので、時期が来たらよくチェックしておきましょう。

アキメネスの選び方

販売店で購入する際は、なるべく良い株を選びましょう。苗の状態で購入するのが一般的ですので、茎が太く、株がしっかりした印象のものを選びます。葉が傷んでないか、病害虫の様子は無いかもチェックして下さい。ネット販売のものは株が選べないことが多いので、信頼出来るお店で購入しましょう。

アキメネスの育て方①環境

アキメネスは地植え?鉢植え?

洋風の庭に合う植物ではありますが、日本の気候では地植えは難しいので、鉢植えにして育てていきましょう。鉢植えにして、夏冬の厳しい季節には移動させながら育てます。

アキメネスに適した生育環境

春から秋は戸外で育てられますので、風通しの良い半日陰で管理すると良いでしょう。強い直射日光は苦手ですので、半日陰となることがポイントです。秋の終わりが近づいてきたら冬の準備をしましょう。また、雨が当たらない場所の方が安心です。

アキメネスの夏冬の管理

真夏の直射日光は危険ですので、遮光してあげるか、室内であればレースカーテン越しの光を当ててあげて下さい。また、高温多湿になると良くないので、風通しの良い場所で管理します。冬は球根を掘り上げてしまうか、鉢に植え付けたままの状態で乾燥させて春に植え替えるかのどちらかになります。どちらの場合でも、外では管理せず、10度以上ある場所で冬越しをさせます。

アキメネスの育て方②用土・植え付け

アキメネスの用土

用土は水はけが良いものを使いましょう。市販の草花用の培養土を使う場合は、パーライトを少し混ぜることをおすすめします。ご自身で土を混ぜる場合は、赤玉土を5割、腐葉土を3割、小粒の軽石を2割の割合で混ぜると良いでしょう。または、赤玉土を4割、ピートモスを4割、砂を2割でも構いません。

アキメネスの植え付け

ポット苗を購入した場合はそのまま鉢に植え替えましょう。球根を植え付ける場合で芽だし処理をしない場合は、5月頃に植え付けます。3㎝ほどの深さで植えましょう。6号鉢であれば3球まで植えられます。芽だし処理をする場合は、3~4月に行います。湿らせたバーミキュライトに球根を植えて、25度ほどの気温を保ち、芽が出てきたら掘り上げて、鉢に植え替えて育てていきます。植え付けの土に肥料気が無い場合は緩効性肥料を元肥として与えましょう。

アキメネスの育て方③水やり・肥料

アキメネスへの水やり

アキメネスの育て方で大切なのが水やりの具合です。乾燥を嫌うタイプの植物ですので、土の表面が半乾きになったタイミングでたっぷり水やりをしましょう。受け皿に水を張って底面給水させることも可能です。葉に水がかかると傷んでしまいますので、葉にはかからないようにして下さい。10月に入ったあたりで水やりのペースを落とし、休眠期に入ったら水やりを完全にやめて、乾燥させましょう。

アキメネスへの肥料

肥料は元肥として緩効性肥料を与える他、追肥をしていきましょう。生育期にも緩効性肥料を与えて構いません。液体肥料をお持ちであれば、週に一回のペースで与えて下さい。記載されている希釈倍率の倍で薄めて与えるのがポイントです。1000倍と書かれていれば、2000倍にして与えます。

アキメネスの育て方④休眠期・植え替え・増やし方

アキメネスの休眠期の管理

花も終わって休眠期に入ったら、水やりをやめて乾燥させていきましょう。冬は球根を掘り上げて管理する方法もありますが、掘り上げずにそのまま冬越しさせる方法が簡単でおすすめです。葉が落ちたらそのまま放置し、鉢に入ったまま、土が凍らないような場所で春まで保管しておきます。球根を掘り上げる場合は、傷が付かないよう丁寧に扱いましょう。傷が付くと黒ずんでしまうことがあります。

アキメネスの植え替え

鉢に植えたまま冬越しをさせたら、後述する分球を行わない場合はそのまま育てていきます。4月下旬頃に、球根が入った鉢に水やりをし始め、1ヶ月ほどすると芽が出てきます。混み合う様子が無ければ問題ありません。もし混み合っていたら、一回り大きな鉢に移してあげると良いでしょう。分球させる場合は一旦掘り上げてから植え直します。

アキメネスの増やし方①球根の分球

アキメネスの増やし方は、球根の分球かさし芽の二通りがあります。春に球根を掘り上げ、古い球根にくっついている新しい球根を分割して、別々に育てていきましょう。もし新しい球根が小さければ、分割せずにもう1年そのまま育てて下さい。

アキメネスの増やし方②さし芽

さし芽での増やし方もおすすめです。適期は5~6月で、枝の先端を10㎝ほどの長さで切ります。枝を清潔な用土に挿して、水切れしないように管理し、発根させましょう。

アキメネスの育て方⑤手入れ

アキメネスの摘芯

アキメネスはそのまま育てていると上に伸びていくので、ヒョロヒョロとした印象になります。そこで、摘心をして茂るようにしましょう。草丈が10cmくらいになったタイミングで行います。枝の先端の芽を摘み取ると、横から脇芽が伸びて茂っていきます。

支柱を立てる

問題なければそのまま育てていきますが、茎が倒れやすい品種を育てた場合は、支柱を立てて支えてあげると良いでしょう。一本の支柱で支えても良いのですが、あんどん支柱を使うとより簡単です。

アキメネスの育て方⑥病気・害虫

アキメネスの病気

適切に管理出来ていればあまり病気にはなりませんが、高温多湿環境になると危険です。立ち枯れする可能性がありますので、気温が高い時期は特に風通しの良い場所で管理しましょう。

アキメネスに付く害虫①ハダニ

ハダニはとても小さな害虫で、0.3㎜~0.8㎜ほどしかありませんが、放っておくとどんどん繁殖して栄養を吸収しますので注意しましょう。大量発生する原因は気温が高く乾燥した環境ですので、暖かい時期が危険です。ハダニの被害を受けると葉に白い斑点が出来て傷ついていきますので、見つけ次第拭き取るようにして対処すると良いでしょう。その他、詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

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アキメネスに付く害虫②アブラムシ

アブラムシはカメムシの仲間で、一般的な害虫として知られています。汁を吸汁し、雌だけでも繫殖していきますので、放っておくと危険です。見つけ次第ガムテープで取ると良いでしょう。その他、詳しい情報は下記記事で解説しています。

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まとめ

今回の「アキメネスとは?その特徴と花言葉や育て方などの基本情報を詳しく解説!」はいかがでしたでしょうか?特徴や和名などから育て方まで順に解説させて頂きましたが、見た目は可愛らしいものの、育てるにはいくつかのポイントがありますので、丁寧に育てていきましょう。生育期と休眠期があるのが大きな特徴ですので、休眠期に入ったら暖かい場所で冬越しさせて下さい。

アキメネスが気になる方はこちらもチェック!

今回はアキメネスについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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