どうして過ごそう年末年始
年末年始の休みの期間が多いか少ないかで、お正月をどうやって過ごすのかが変わってきますよね。まとまって休みが取れるとちょっと旅行にでも行こうかともなりますが、期間が短いと家でのんびり過ごそうかともなります。
年末には大掃除という一大行事があります。年始はお正月です。初詣や年始の挨拶といった行事があります。休みがあるといっても、結構忙しくて、ゆっくりとした休日を過ごした気分になれないのが年末年始の休みです。
休日と休暇の違い
休みといっても、会社勤めの人には休日と休暇があります。同じ休みなのですが、休日と休暇には違いがあります。労働基準法の定義によれば違いが見えてきます。この違いはどこにあるのでしょうか。
休日とは?
休日とは、一般に言うところの休みの日で、労働基準法で定められた労働義務のない日、つまり働かなくてもよい日のことです。休日には「法定休日」と「所定休日(法定外休日)」があります。
法定休日
労働基準法上、雇用主は、労働者に週ごとに1日、または、4週間で4日以上の休日を与えることになっています。これを法定休日と呼びます。これは必ず与えなければならない休日です。
所定休日(法定外休日)
会社が就業規則により定めた休日です。労働基準法では、1週で40時間という法定労働時間の決まり事もあります。この決まり事を守るために、週休2日などの取り決めをして休日にしているのが「所定休日(法定外休日)」です。
休暇とは?
休暇とは、労働する義務がある日に、会社がその義務を免除してくれる日をいいます。休暇には、「法定休暇」「任意(特別)休暇」があります。
法定休暇
法定休暇は労働基準法で定められたものです。一定の要件を満たしていると必ず付与しなければならない日のことです。一般に法定休暇は、年次有給休暇や育児休業などで、介護休業や看護休暇も法定休暇に該当します。
任意(特別)休暇
任意(特別)休暇は、会社が就業規則などで定めているものです。会社が任意に付与している日なので、会社によって与えられている日はさまざまです。
一般に任意(特別)休暇は、慶弔休暇やリフレッシュ休暇などと呼ばれているものが該当します。夏季休暇や年末年始の休暇もこの休暇に該当します。
一般の会社の平均的な年末年始の休み
百貨店やスーパーなどの小売店や飲食店などを除いた一般の会社における年末年始の休みはどのくらいなのでしょうか。労働者からすればできるだけたくさん欲しいですが、賃金を払う会社からすれば、できるだけ働いて欲しいところです。
年末の休みはいつから?
年末の休みはいつから始まるのでしょう。平均すると通常12月29日より始まるところが多いようです。12月28日に、大掃除をして年末の締めをする会社が多いようです。
年始の休みはいつまで?
年始の休みはいつまでなのでしょう。一般には平均すると、1月3日か1月4日までという会社が多いです。初出社の日は、あいさつ回りで時間を取られ、通常業務が始まるのは翌日からというのが平均的な会社のイメージです。
2019年~2020年の年末年始の休み
2019年の年末から2020年の年始の休みは、いつから始まりいつまで休みなのか見てみましょう。2019年の12月28日は土曜日になっています。また、2020年の1月4日も土曜日になっています。
週休2日制を取る会社も普通になってきましたから、12月28日より1月5日までの期間が休みで9連休になる会社も多いはずです。通常の年末年始の休みよりもちょっと長くなった感じで、お正月もゆっくり過ごせそうです。
銀行の年末年始の休み
年末年始は何かにつけてお金を使う場面も多いです。銀行がいつまで開いているかは気になる問題です。銀行の年末年始の休みは法律で決まっています。毎年12月31日より1月3日までが休みになっています。
銀行の店舗は、通常、土曜日と日曜日が休みなので、年によって暦の並びで、いつからいつまでになるかは変わってきます。
2019年~2020年の年末年始の休み
2019年の12月28日は土曜日、2020年の1月4日は土曜日、次の1月5日は日曜日です。2019年より2020年にかけての年末年始の休みは、12月28日に始まり1月5日までになります。年末の12月27日は銀行の窓口はかなり混雑しそうです。
ATMも行列ができそうですので、振り込みなどの準備は早めにしておきましょう。ATMは年末年始の休みの間も稼働しているところもあります。
郵便局の年末年始の休み
郵便局の年末年始の休みがいつから始まりいつまでなのかというと、通常、貯金に関しては、銀行と同じで毎年12月31日より1月3日まで休みです。郵便に関しては、通常、12月30日より1月1日までが休みです。
ただし、大きな郵便局では、土曜日や日曜日でも郵便を取り扱っているところもあります。
2019年~2020年の年末年始の休み
貯金業務に関しては、銀行と同じく、2019年より2020年にかけての年末年始の休みは、12月28日に始まり1月5日までになります。郵便の場合は、取り扱ってくれる局もありますので、どこまでもっていけばいいのか調べてみましょう。
スーパーやデパートの年末年始の休み
年末は大みそかの12月31日まで営業している店舗が多いです。特に食料品売り場は、お正月のおせち料理の準備や、お正月の挨拶のとき持参するお土産などを買うためにやってくる人で混雑します。
年始の営業開始は、1日から開けている店舗もありますが、1月2日からという店舗が多くなっています。初売りの日は、福袋を買い求める人で、開店前から行列ができていることもあります。
有給休暇を年末年始の休みにプラス
年末年始の休みは、お正月を故郷で過ごす人などで、交通機関はどこも大変混雑します。一般的な会社の場合、平均的には6~7日の休みがあるはずですが、前後にもう一日休みを増やせれば、飛行機や新幹線の切符も取りやすくなります。
有給休暇を取ろう!
年末や年始は会社も忙しく中々休暇の申請は難しいと思いますが、いつから休む、または、いつまで休むと早めに宣言して、効率よく仕事は切り上げましょう。通常の期間にプラスできると、気分的にも余裕が出てきます。
せっかくのお正月です。通常の業務のことはひとまず忘れて、お正月を楽しみましょう!
みんなで楽しもう年末年始の休み
年末年始の最大のイベントはお正月です。初日の出を見に行ったり、初詣に出かけたりとお正月はやることが一杯です。年末年始の休みの期間は気が付くとすぐに終わってしまいます。いい一年が送れるように、スタートダッシュを軽やかに決めましょう。
元旦と元日
区別することなく何となく同じような意味として使っていますが、元旦と元日にはちゃんとした意味があります。元旦とは1月1日の初日の出のことをいいます。元日とは、1月1日のことです。
ちなみに、三が日は1月1日から3日まで、松の内は1月1日から7日までの期間のことをいいます。特に元旦は使うタイミングが限られますので注意しましょう。
クリスマス休暇
欧米の会社では、年末年始の休暇よりもクリスマス休暇を取るほうが多いです。12月20日ぐらいから12月27日ぐらいまでの休暇を取るようです。
年末の12月31日はカウントダウンなどで盛り上がり、お正月の1月1日は休暇を取るようですが、日本のようにまとまった休みを年末年始に取りません。1月2日からは仕事というのが一般的なようです。
年末年始の休みまでに終わらせよう!
年末年始の休みの前に終わらせておきたいのが、大掃除です。平均的な家庭では、年の瀬ぎりぎりになって大掃除というところが多いと思います。でも、年末年始の休みの期間は決まっています。
平均すると6から7日。気が付けば休みが終わってしまっているくらいの期間です。年末年始の休みが始まる前に、窓掃除などの時間のかかる大掃除は片付けておきましょう。年末年始の休みの期間は、のんびりと過ごすためにも、片付けるべき用事は、早々に。
煤払い(すす払い)
年末の大掃除の由来は、すす払いにあります。すす払いは、神棚や仏壇をきれいにして、お正月に歳神様を迎えるという習慣で、12月13日に行われています。
本来は、この日に綺麗にできればいいのですが、現代では、なかなかそうはいかず、みんなが休みなる年末に大掃除をするようになっています。家中をきれいにて、歳神様を迎えましょう。
年賀状
最近は、身近な人にはSNSで済ませたりすることも多くなってきましたが、年賀状の作成は年末の一大行事として残っています。休みになってからと思っていると、いつまでも手が付けられず、除夜の鐘を聞きながら、年賀状を書いてたりしていないでしょうか。
パソコンの手も借りながら、早々に済ませましょう。
休み明けの年始
年末年始を存分に楽しんだあとに待ち構えているのが、年始の仕事ですね。お正月とのギャップもあり、年始の仕事始めは、気分が乗らないことも多いはずです。
年末年始の期間を何となく過ごしていると、休んだようで休めていないので、満員電車が始まると考えただけで億劫になってしいます。そうならないためにも、年末年始は存分に楽しみましょう。
年始の挨拶
年末に挨拶したばかりなのですがと思いながらも、年始の最初の行事が挨拶回りです。特に、営業マンにとっては欠かせない行事のひとつです。挨拶回りだけで1日が終わることもよくあることです。
鏡開き
お正月も終わりを告げる行事が鏡開きです。歳神様にお供えしていた鏡餅を、松の内が終わったら下げて頂いて、歳神様をお送りするのが鏡開きです。
最近では、大きな鏡餅を神棚に供えるという習慣も薄れてきましたが、鏡開きのときにはぜんざいなどにして、無病息災を願って頂きます。
まとめ
2019年から2020年の年末年始はちょっと休みがとれる人も多いのではないでしょうか。この機会を利用して、ちょっと遠出してみるのもいいかもしれません。休みは休みとして、ゆっくりと羽を伸ばすことも大切です。
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