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赤い実のなる木14選!庭木や街路樹など季節別に気になる植物をご紹介!

日本には季節問わず赤い実のなる木は落葉樹、広葉樹問わずたくさんあります。赤い実というと桃やさくらんぼなど食べられる物を想像してしまいますが、中には毒を持っている場合もあります。そんな木も含めて日本で赤い実のなる木を14種類紹介します。
更新: 2022年10月7日
揚げ餅

植物の実の色はさまざま

赤い実から黒い実まで豊富

Photo bymanfredrichter

植物がつける実にはいろいろな色があります。赤い実は目につきやすく食用になることが多いですが、黄色い実、白い実、暗青色の実、緑の実、オレンジの実などがあります。こうして考えるとカラフルでバラエティーに富んでいることが分かります。

植物の実、木の実というと食用にできそうですが、どんな色の実でも下痢になったり腹痛になったりする毒素を含んでいるものもあるので、どれでも食べられるわけではないので注意しましょう。


小さい実も大きな実もある

Photo byPublicDomainPictures

木の実、植物の実と一言に行っても大きさもさまざまで、数センチの小さい実から拳ほどの大きな実まであります。例えばブルーベリーの実は、特に大きい品種を除くと直径が1~2cmと小さい実ですが、柚子やみかんは大きいですよね。

アーモンドとクルミだとクルミのほうが大きいように、色以外でバライティーに富んでいるので、植物に詳しい人が見れば、色や実の大きさから種類がわかるぐらい個性豊かです。

赤い実のなる木(植物)を季節別に紹介

夏秋冬にはいろいろな植物が実を付けますが、春は主に晩春から初夏に実をつけるので、春に実をつけるものはないと言われています。秋、夏、冬にはいろいろな木が赤い実をつけるので、季節ごとに名前を紹介します。

なお最初から赤い実ではなく、熟すことで赤く変化する木の実も多数含んでいるので、注意してください。


初夏に赤い実のなる木1

木苺(食用の落葉樹の低木)

木苺を庭に植えるという方が増えてきました。西洋の木苺であるラズベリーは初夏に赤い実をつけます。甘酸っぱく香りもいいので、フランスではフランボワーズと呼ばれ、ムースやケーキの飾り付けからいろいろなスイーツで使われています。

冬に落葉することから落葉樹に分類されます。オレンジ、黄色、ブラックの他の木苺があり、日本に自生している木苺も赤い実のなる木、オレンジの実のなる木に分かれていてどちらもおいしいです。

木苺の種類


ラズベリー、ブラックベリー、イエローベリーの名前で販売されているものは海外の木苺になり、ラズベリー以外は赤い実にならない木苺です。

日本の木苺で苗木として販売されているものは、オレンジの実をつけるカジイチゴやモミジイチゴが多いと言われています。木苺は食用になる木で低木ですが、日本の木苺は剪定しないとやや大きくなるので注意しましょう。

実はよく見ると小さい実が集合したような形状になっています。

初夏に赤い実のなる木2

マルベリー(食用の落葉樹)

マルベリー シャルロットリュス

出典:楽天

最近栄養価から注目されているマルベリーは、日本に昔からある桑(くわ)のことです。他にもどどめという名前で呼ばれています。赤い実は5~6月頃の初夏に熟し、おいしいと評判です。

街路樹として植えることはないですが、人気が高まったことを受け、マルベリーという名前でホームセンターなどで、苗木が販売されていることも多くなりました。桑はいろいろな蛾やカミキリムシの餌となるため、蛾の幼虫がつきやすく防除しないと大変です。

マルベリーは落葉樹の高木

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初夏に赤い実がなる木で落葉樹ですが、高木に分類されることから適度に剪定しないと背が高くなるので、庭に植えたら定期的に害虫の防除と剪定が必要になります。

手間がかかりそうですが、桑は古くから日本を支えてきた木の1つで、養蚕に使ったり、木材として使ったり、生薬に利用したりと、実以外でもいろいろな分野に貢献してきた木で、地図記号にも桑畑を意味する専用の記号があるぐらいです。

初夏に赤い実のなる木3

レッドカラント(食用の落葉樹の低木)

赤すぐり、グロセイユなどの名前がある落葉樹の低木です。レッドカラントが属するスグリ科の植物は、透明感のあるきれいな実が特徴で、レッドカラントは赤い実のなる木になります。他には緑、白などがあります。

カシス(黒スグリ)とは違う種類になりますが、レッドカラントも食用になり、大きくならないことから、ホームセンターで苗木が販売されていることも多いです。暑さに弱いので、関東より西側では何らかの対策が必要です。

増やしやすい

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美しい透明感のある赤い実は、観賞用にしてもいいぐらいきれいです。そのため観賞用の木として増やす場合は、挿し木で簡単に増やせると言われています。増えても低木なので、邪魔になりにくく育てやすいです。

挿し木、株分けをするのは冬の寒い時期になります。成木になっても1.5m程度で、ブルーベリーより少し小さい実を房状につけるため、フサスグリという名前もあります。寒い地域に住んでいる方は育ててみてはいかがでしょうか。

初夏に赤い実のなる木4

ジューンベリー(食用になる落葉樹の街路樹)

春には花が楽しめ秋には紅葉が楽しめ、夏には実が楽しめる落葉樹で原産地の方では、街路樹としても人気のジューンベリーはいろいろな名前があります。

ジューンベリーの由来は、6月頃に赤い実をつけることに由来し、正式な名前はアメリカザイフリボクです。日本でも徐々に馴染みのある木になってきており、シンボルツリーとして植えることもある植物です。

ブルーベリーよりやや小さい実ができ、甘くてジャムに加工できます。

街路樹にふさわしい木

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剪定で大きさを調整することで、低木のように仕立てることも可能です。

街路樹にもなる木なので、適度に剪定をしないと5mは超えてきますが、満開の花はさくらのようにきれいと言われていて、秋には真っ赤な紅葉が楽しめるので背があるとより美しく見えます。

いろいろな名前がある木で、カラントツリーなどと呼ばれている場合もあります。病気や害虫に強く湿っている場所、乾燥した場所でも育つことから街路樹向きの木です。

夏に赤い実のなる木5

ヤマモモ(食用になる街路樹)

街路樹として日本でよく植えられている赤い実を付ける木で、夏に食べごろになります。ももと比べるとかなり小さい実ですが、ここまで紹介してきた植物の中では一番大きい実を付けます。

ヤマ「モモ」という名前ですが、桃とは無関係のヤマモモ科の植物です。関東より南側では低山などに自生し、7月頃に熟れる実は甘酸っぱくそのまま食すこともできますが、虫がいることが多いので注意しましょう。

徳島では県の木として登録されています。

街路樹に使われるのは雄

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ヤマモモは雄と雌が分かれている木なので、街路樹として植えられているのは雄が多いとされています。

銀杏(イチョウの実)のように不快な匂いはないのですが、完熟したヤマモモの実が大量に道路に落ちることで、激しく汚してしまうことから、雌は街路樹としてはあまり適しません。

イチョウと比べると、秋から冬になっても落葉しない常緑樹で、痩せた土地でも栽培しやすいため、近年は街路樹だけではなく公園でも植えられています。

夏に赤い実のなる木6

ブルーベリー(低木の落葉樹)

ブルーベリー ピンクレモネード

出典:Amazon

ブルーベリーといえば、暗青色の小さい実を付ける人気の低木で、赤くないと思う方も多いかもしれません。従来のブルーベリーは青い実しかありませんでしたが、数年前に赤い実を付けるブルーベリーの苗木が販売されるようになり大人気です。

ブルーベリーなので、実は赤くても青い実と同様に食用にでき風味豊かです。ブルーベリーは秋になると紅葉し、冬には落葉する低木で、酸性の土壌があれば庭でも簡単に栽培できます。

名前はピンクレモネードとフロリダローズ

ブルーベリー フロリダローズ

出典:Amazon

赤い小さい実を付けるブルーベリーの名前は、ピンクレモネードとフロリダローズです。通販で手に入ることが多いですが、ホームセンターなどでも手に入ることがあります。ブルーベリーの中には、熟れる前に赤くなってから暗青色になる種類があります。

それと同じような感じで熟れ始めたら暗青色にならず、赤い実のまま熟れます。実は特に大きいというわけではなく、ブルーベリーとしては普通ぐらいの大きさで、低木なので管理しやすいです。

夏に赤い実のなる木7

ヤマボウシ(食用にもなる落葉樹の木)

ヤマボウシ 樹高0.5m前後 10.5cmポット

出典:Amazon

ヤマボウシは個々の小さな実が集合してる集合果で、実は昔は食用にされていた木です。背が高く街路樹にも利用され、白い花をたくさんつけたその姿は大変美しく、遠目からは常緑樹の上に雪が降り積もっている風景を想像させます。

実が食べごろになるのは、8月頃から熟れ始め、秋の気配が感じられる時期に収穫してお酒にします。日本を含むアジア周辺が原産で、国内でも山に自生していて野生動物の餌にもなります。

ヤマボウシとハナミズキ

ハナミズキ クラウド ナイン

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

歌で有名なハナミズキはヤマボウシの仲間にあたり、和名はアメリカヤマボウシという名前になっています。ハナミズキも同じように、秋頃に赤い実を付ける木で街路樹として、たくさん植えられています。

ヤマボウシもハナミズキも、花と紅葉が楽しめるため人気です。ハナミズキもヤマボウシと同じように小さい実の集合体ですが、風味や食感は大きく異なり、ハナミズキは食べられないので注意しましょう。

秋に赤い実のなる木8

ピラカンサ(常緑の低木)

赤や黄色の小さい実をつけるピラカンサはバラ科の低木です。バラ科といえば苺、桃やリンゴにさくらんぼのように赤い実をつけ、どれも美味しいものが多いですが、ピラカンサの実は有毒で、食べると大変危険と言われています。

しかし正確な情報はあまりなく、鳥が食べていることから、完熟している実には毒がない可能性もすてきれません。実が赤く熟すのは秋から冬です。

ピラカンサスとは

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ヒマラヤトキワサンザシ、キワサンザシなどの種類をまとめ、ピラカンサスという名前で呼ぶことも多いです。前述したように基本的に食べない(食べられない)実ですが、幹に棘が生えていることから、生け垣や庭木で利用されます。

低木ですが、剪定をせず放置していると、5mほどの大きさまで成長することもあるので、庭に植えたなら定期的に好きな大きさになるように選定したほうがいいでしょう。

秋に赤い実のなる木9

レッドロビン(常緑樹の木)

レッドロビン ベニカナメモチ

出典:楽天

レッドロビンは鮮やかな赤い新芽が特徴の木で、生け垣に大人気ですが、放任すると大きくなるので適度に剪定が必要な木です。きちんと剪定し手入れすることで低木と同じように育てられます。

生け垣に使われる常緑樹のため、冬になっても落葉せず、定期的に選定されているので、実をつけているシーンを見かけることは少ないですが、9~10月の秋に赤い小さい実をつけます。実は食用にはなりません。

レッドロビンは園芸用の品種

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レッドロビンは、生け垣などに使用できるように作られた園芸用の品種と言われてます。

日本原産のカナメモチとアジア原産のオオカナメモチを交配して作られた品種で、受粉しにくいため、剪定せず放任していても、あまり実ができないとも言われていて、どんどん増殖するわけでもないので、小さな生け垣や庭木として人気です。

レッドロビンを増やしたい時は、綺麗な土に枝を挿す、挿し木で行われます。

秋に赤い実のなる木10

ストロベリーツリー(常緑の低木)

姫イチゴノキ ストロベリーツリー

出典:楽天

ストロベリーツリーは苺の木とも言われていて、10月前後に苺のような実を付ける観賞用の植物です。あくまでも苺のような実であって、苺のように甘酸っぱく香りのいい実ではないので注意しましょう。

ホームセンターでも販売されていることが多く、近年徐々に人気のある庭木です。品種も多く花の色は白や赤があり、小さいまま成木となる矮性のものもあるので、省スペースで育てやすいです。

無味の実

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ストロベリーツリーの実は、食用として紹介されている場合もありますが、前後したように苺のような実を付けるだけの木なので、味は期待してはいけません。有毒で食べられない木の実ではありませんが、美味しいものでもないということです。

そのため、実のなっている姿を鑑賞するための木と言われています。木苺は食べられて、苺の木は食べられないと覚えておくといいでしょう。

秋に赤い実のなる木11

イチイ(常緑の木)

北海道や東北などの寒い場所でも耐えられる耐寒性と、過度な剪定でも耐えられる樹勢から、北日本の方では庭木だけではなく、生け垣にも使われている植物です。秋になると赤い実をつけて食べることもできます。

実はおいしいと言われていますが、種には毒があり、誤って飲み込まないように細心の注意が必要です。イチイは高木で背が高くなるため、しっかり管理しないと10mは超えてきます。仲間の木には低木に分類される種類もあります。

特徴的な実

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イチイの木の実は、他の木の実にはない特徴的な形をしています。一般的な木の実は種子を包むような形状をしていますが、イチイの実は穴が空いていて直接種が見えるようになっていて、まるでコップのようです。

実は食べられるのに、種が毒ということもあり、外国では死亡例もあるほど危険な植物で、日本ではペット(犬)が食べて中毒症状になったり、牛が食べて中毒を引き起こした事例もあります。

冬に赤い実のなる木12

クリスマスホーリー(常緑樹の木)

クリスマスリースの飾りにも使われている赤い実とヒイラギのことを、クリスマスホーリーといいます。別名セイヨウヒイラギと言われ、暑さに少し弱い品種です。

秋ごろまでは、実がない状態で生け垣などにも使われていますが、冬になると赤い実が目立ってきます。ヒイラギというと葉に棘が生えているイメージだと思いますが、若葉だけ棘が鋭く、色が濃くなり年季がはいると鋭さはなくなります。

育てるのは意外と難しい

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クリスマスホーリー(セイヨウヒイラギ)は、育てるのが難しい木と言われています。暑さに弱いことから、西日本では注意が必要なだけではなく、乾燥を嫌う性質があり、常に湿っているような土地を好みます。

プランターなど土の量が少なく乾きやすい場所では、すぐに水切れを起こしてしまうこともあり、庭に植えても、環境次第では水やりが必要です。また日本のヒイラギも実をつけますが、セイヨウヒイラギとは別種になります。

冬に赤い実のなる木13

ナンテン(常緑樹の低木)

古くから栽培されている木で冬に赤い実をつけます。葉には食材の防腐効果があるため、お弁当の彩りとして添えられることもしばしばあり、縁起物の木としても知られています。実は食用にはならず、葉と同じ防腐効果があります。

この防腐効果は、微量の毒で大量に摂取しない限り、人体には影響はありません。ナンテンのど飴があるように、実は乾燥させると漢方薬の咳止めの元にもなると言われて、医療分野でも有効活用されています。

栽培が簡単な庭木

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難を転ずるという意味もあり、厄除けとしても人気があります。玄関などでも栽培されていて半日陰でも育つことから、非常に育てやすい赤い実がなる木です。

原産国は日本を含むアジアで気候も合っていることから、初心者でも容易に栽培できるのでおすすめです。あまり目立ちませんが、実だけではなく花も大量にさくときれいです。

冬に赤い実のなる木14

センリョウ(常緑樹の低木)

鉢植えでも育てやすい1m以下の小さな木で、冬に赤い実を付ける木です。名前を漢字にすると千両となることから、ナンテンと別種のマンリョウと共に縁起物の実や木として重宝されています。

12月や1月になっても赤い実を付けるので、雪が降ると白と赤のコントラストが大変美しい木ですが、寒さに弱くはありませんが、特に強いという木ではないので、寒い地域だと庭に植えないで鉢植えにして、暖かな場所に移動できるようにしたほうがいいでしょう。

マンリョウ(常緑樹の低木)

センリョウと少し似た木で、同じような小さい赤みをたくさんつけます。漢字は万両となることから、前述したように縁起物の赤い実を付ける木です。

センリョウとは別種ですが、性質は似ていて、赤い実がなる以外では寒さに強くないので、寒い地域だとセンリョウと同じように、鉢植えで育てたほうがいいとされています。大きさも1m程度と小さく、比較的育てやすいです。

赤い実のなる木のまとめ

赤い実のなる木は豊富

Photo by *Yaco*

近年人気のあるおいしい実がなる木から、古くから食用として実を食べてきた木、常緑樹の木や落葉樹の木など赤い実を付ける木は豊富です。薬にも毒にもなる実もあるので、よくわからない木の実は食べないようにしましょう。

また食べられる赤い実の梅、桃も状態によっては種子などに毒がある場合もあり、植物は奥が深いです。

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