萩の月とは?
仙台のお菓子
萩の月は仙台の製菓企業である菓匠三全のお菓子です。カスタードクリームをカステラで包んで作られていて、柔らかくてコクのある味です。高い値段がする訳ではないのに美味しくて、さまざまな食べ方を楽しめることができ、旬の時期は特になく1年中好きな時に味わえます。
お菓子の箱の中には脱酸素剤である「エージレス」が入っており長期間持ちます。(この情報は2019年6月15日現在の情報を元にしています)
販売している店舗
菓匠三全の店舗は宮城県の各地にある他、岩手県・福島県・山形県にもあります。菓匠三全が展開している店舗では、値段や個数によって別れる数種類の萩の月が販売されていて、特に本社がある仙台の店舗では、仙台名物のお菓子として観光客から人気があります。
また店舗だけではなく、通販サイトでも販売されていて、東北に行かなくても入手が可能です。
売られている値段
仙台のお菓子である萩の月は菓匠三全の店舗の中で、さまざまな個数の箱で販売されています。店舗の中で売ってる物の価格はさまざまで、5個入の箱の値段が1000円、10個入りの箱の値段が2000円ほどします。
店舗でお土産として購入するのであれば、10個入りで充分ですが、中には40個8000円の値段の箱も存在します。個数が多くて値段が一番高い40個8000円の箱は、贈答用としても使用されます。
萩の月の賞味期限:保存期間
常温の日持ち
仙台のお菓子である萩の月の、常温での賞味期限は12日ほどです。お菓子の中には3日程度しか持たない物もある中、常温でも賞味期限がかなり長くなっています。
そのため個数が少ない場合は、冷蔵庫の中に入れなくても食べることが可能です。また夏以外の季節の場合は細菌が繁殖する危険性が低く、賞味期限が切れるまでの間まで安心して保存できます。
冷蔵の日持ち
冷蔵の賞味期限は2週間ほどで、常温の場合と日持ちする日数に大きな違いはありません。常温と冷蔵で、日持ちする日数が大きく変わるお菓子も多いのですが、萩の月の場合は脱酸素剤のおかげで、日持ちする日数は大きく変わらないのです。
冷凍の日持ち
お菓子の中には冷凍できない物もありますが、萩の月は冷凍が可能です。冷凍の賞味期限は1ヵ月ほどで、常温に比べて賞味期限が大幅に伸びます。賞味期限を長くしたい場合や、個数が多く一度に食べきれない場合などは冷凍すると良いでしょう。
萩の月の賞味期限:常温での保存方法
温度が高くない場所
常温で保存する時に、まず初めに気を付けておきたいことは、温度の高い場所で保存しないということです。周囲の温度が高い場所に置くと萩の月が腐りやすくなってしまうだけでなく、食中毒の原因になってしまう可能性もあります。
日の光が当たらない場所
日の光も賞味期限を縮める原因となります。日の光が直接降り注ぐ場所に置いておくと、傷んで賞味期限が短くなるのです。また日の光が直接当たると味が落ちる原因にもなります。品質を保持しながら賞味期限を短くしないためには、日の光が当たらない場所に萩の月を置く必要があります。
風通しが良い場所
風通しの良さも保存する時に、賞味期限を縮めないために重要なポイントです。風通しが悪くて空気がよどんでいる場所に置いていると、萩の月が劣化しやすくなり、賞味期限が短くなります。空気が綺麗で、新鮮な風がたくさん入ってくる場所に萩の月を置くことによって、賞味期限を伸ばすことにつながります。
萩の月の賞味期限:冷蔵で保存
冷蔵庫で保存
冷蔵で萩の月を保存する場合は、クーラーボックスを使う方法もありますが、冷蔵庫を使う方法が一般的です。賞味期限は常温とあまり変わらないものの、冷蔵だと傷みや腐敗は起きにくいため、保存の際の置き場所に悩まずに済みます。冷蔵による保存は、常温による保存よりも賞味期限を縮めるリスクが低い保存方法です。
冷蔵した場合の品質
冷蔵しても賞味期限が切れない限りは、品質が劣化することはありません。萩の月の冷蔵は常温よりも、品質を維持しやすい方法であると言えます。冷蔵庫の冷蔵室は、長期間温度が安定しているため保存に適した環境なのです。
細菌の繁殖を防ぐ
食品を保存する上で、細菌の繁殖を防ぐことは一番注意しておきたいポイントです。特に気温が高くなる夏は、細菌が繁殖する可能性が高くなります。萩の月の冷蔵は、細菌が繁殖する可能性を低くできるため、暑い季節にはおすすめの方法です。安全性の面でみると、冷蔵は極めて合理的な保存方法であると言えるでしょう。
萩の月の賞味期限:冷凍での保存
冷蔵庫で冷凍保存する
冷凍する場合も、冷蔵する場合と同じく特に気を付ける点はありません。冷凍すると賞味期限内の間は傷んだり、細菌が繁殖する可能性がかなり低くなるため、安心して保存できます。賞味期限が大幅に伸びるため、萩の月を食べきる自信がない時は、冷凍をおすすめします。
冷凍した場合の品質
冷凍しても賞味期限内であれば、品質が落ちることはありません。冷凍の場合も常温や冷蔵の時と同じく、賞味期限内であれば美味しく食べることが可能です。
また多くの個数を保存することや、賞味期限を長くすることだけが目的でなく、冷たい萩の月を食べるため、冷凍することもあります。冷凍した萩の月は体の体温を下げる効果があり、体温が上がりやすい夏の季節に適した食べ方です。
冷たいままでも食べられる
冷凍した萩の月の一般的な食べ方は、凍った萩の月がある程度とけてから食べるというものですが、冷凍した萩の月をとかさずに、冷蔵庫から出してすぐに食べるという食べ方もあります。凍らせた萩の月をとかさずに食べると、とかした場合に比べてさらに冷たくて歯ごたえがします。食感を楽しみたい人には、おすすめの食べ方です。
萩の月の賞味期限:開封後
日持ちしない
開封した後は日持ちしないため、できるだけ早く食べましょう。開封してからは味の劣化が激しくなるので、開封後すぐに食べるのが萩の月を美味しく食べるコツです。また安全の面でみても、開封したばかりの時に食べた方が良いでしょう。
品質の劣化
賞味期限はあくまで、開封する前のものを前提にしています。開封した後は、あっという間に品質が落ちていきます。萩の月は生菓子であるので乾燥に弱く、開封後はどうしても傷んでくるのを避けられないのです。開封してから当日までが食べ頃であり、その日までが品質を維持できる期限です。
細菌の繁殖
開封した後で、気を付けておきたいことは細菌の繁殖です。開封した後の萩の月は、細菌が繁殖しやすくなっています。細菌の繁殖を防ぐために、たとえ当日に食べる予定であっても、開封してすぐに食べないのであれば、萩の月を冷蔵庫の中に入れてしまいましょう。細菌の繁殖力は強いものの、冷蔵庫で冷蔵すれば最低でも1日は持ちます。
萩の月の賞味期限:美味しい食べ方①
なるべく早く食べる
萩の月を美味しく食べる最大の秘訣は、なるべく早く食べることです。特に冷凍や冷蔵ではなく、常温の場合、賞味期限がきれる前でも品質が劣化してしまう可能性があるため、できる限り早く食べてしまった方が無難です。また萩の月本来の風味や味を楽したい場合も、早めに食べると良いでしょう。
温めて食べる
萩の月は冷蔵庫などで冷やして食べるイメージがありますが、冷やすのとは逆にレンジなどを使って、温めて食べることもできます。温めると中のクリームが溶けて味に深みが増すため、世間でこの食べ方が広く普及しています。また温めることにより殺菌にもなるため、衛生の面で考えてもおすすめの方法です。
凍らせてから解凍する
冷凍した萩の月の食べ方として、解凍せずにすぐ食べる方法や、完全に解凍しきってから食べる方法もありますが、半解凍して食べる方法が最も広く普及している食べ方です。
半解凍の萩の月は、解凍していない萩の月よりも柔らかく、完全に解凍した状態も比べると冷たい感触が残っています。夏の季節など、ひんやりと冷たいものが欲しくなりやすい時期には、おすすめの食べ方です。
萩の月の賞味期限:美味しい食べ方②
牛乳に浸す
牛乳は萩の月と相性の良い食品です。牛乳にかけることにより、萩の月はしっとりとした味になります。かなり食べやすくなるため、保存している個数が多くて、食べるのが大変な時におすすめです。またちょっと変わった味を楽しみたい時にも、向いている食べ方です。
浸して冷やす
牛乳で浸した萩の月を冷蔵庫で冷やせば、牛乳に浸すだけの場合よりも、さらに冷たくて美味しくなります。萩の月が食べやすくなるので、個数が多くて食べきるのが大変なときに向いています。また冷たくてしっとりとした味が好きな方にも、試して欲しい食べ方です。
浸して凍らせる
凍った萩の月に牛乳をかけると、萩の月がアイスに近い食感に変わります。甘みが抑えられるため、味わいは少し大人ぽい感じになります。凍らせたのにも係わらず、生地は柔らかさを失わずに柔らかいままの状態になります。凍らせて牛乳をかけた萩の月は冷たくて美味しいので、暑い夏の時期や激しい運動をした後などに食べるのがおすすめです。
萩の月の賞味期限:美味しい食べ方③
焼いて食べる
萩の月は生菓子ですが、焼いて食べることもできます。焼くと皮の部分が硬くなり、歯ごたえが増します。またクリームが入った中側の部分は、高い温度で焼いてもとろけることなく、硬いままの状態を維持します。香ばしい匂いがして、とても美味しいのでおすすめしたい食べ方です。
トースターはおすすめ
萩の月を焼く場合におすすめの調理器具は、オーブントースターになります。オーブントースターなら、操作が簡単なだけでなく、中までしっかりと火を通して焼き上げることが可能です。
火の温度が均等に内部にまで行きわたるため、焼き上がりにムラがありません。またトースターで焼き上げると甘さが増して、甘くて美味しい菓子パンのような感じになります。
まとめ
色々な食べ方を試してみよう
これまで仙台の名物のお菓子である萩の月について、値段や賞味期限・美味しい食べ方などを中心に解説していきました。いかがでしたでしょうか?萩の月は賞味期限を守って、保存方法に気を付ければ美味しく食べられるお菓子です。皆様も自分に合った萩の月の食べ方を試してみてください。
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