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エリンギの保存方法や賞味期限は?おすすめのレシピも合わせてご紹介!

1年を通して価格が安定して安く、料理の幅も広いエリンギ、たくさん買いすぎて保存に困ったことはありませんか。案外腐るのが早いエリンギ、ここでは保存方法から、賞味期限や日持ちはいつまでかを保存法ごとにまとめています。さらに簡単なレシピも紹介します。
2020年8月27日
ryoumin315
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エリンギってどこから来たの?

エリンギはイタリア・フランスなどのヨーロッパからロシア南部、北アメリカなどが原産とされています。日本では愛知県で初めて人工栽培に成功し、アワビやマツタケに似ているといわれるようにその食感の良さから広く出回るようになりました。一年を通して、価格も安定しており(1パック100~150円前後)、くせがないため様々なレシピに活用できます。その反面腐るのが早く、日持ちがしない(賞味期間が短い)ことが難点です。

エリンギの栄養素

エリンギは100gあたり19kcalとカロリーが低く、食物繊維が豊富です。わずかですがミネラルやビタミンも含まれております。以外にも脂質や炭水化物も含んでいます。ただし、量はわずかですので、ダイエット中の方も罪悪感なく召し上がっていただけます。また、コレステロールの排出を促し、脂肪肝の予防に効果が期待できたり、中性脂肪を抑制する効果も期待できると、健康的な食材といえます。

エリンギの保存方法①

エリンギの冷凍での保存方法

腐るのが早いエリンギの効率の良い保存法は冷凍保存がです。一番簡単な保存法で日持ち(賞味期限)も長くなり、味もよくなるとされているのでおすすめです。保存期間1か月ほどで食べきるようにしましょう。

まずはエリンギを2等分にします。エリンギは洗わないでください。洗うと水分が出て、冷凍するとくっつきやすくなりますし、食感が悪くなります。(ほかのキノコ類も同様です)

2等分にしたエリンギを薄く切っていきます。

チャック付きのビニール袋に入れて厚みを均一にし、冷凍庫で凍らせます。保存期間は1か月ほどです。冷凍での保存法だと、うまみもアップするうえ、日持ち(賞味期限)が格段によくなりますのでおすすめです。

冷凍保存したエリンギの調理法

冷凍保存したエリンギは解凍せず、凍ったまま調理してください。解凍するとドリップ(水分)が出てべちゃっとし、せっかくの食感も悪くなります。エリンギ同士がくっついてしまったときは、袋ごと軽くたたくとパラパラとはがれてきます。このまま調理に使えるなんて便利ですね。安売りをたくさん買ってきたときにおすすめの保存法です。

エリンギの保存方法②

冷蔵でのエリンギの保存方法

エリンギの腐る原因は水分です。冷蔵庫で保存する場合は、パックから取り出してキッチンペーパーや新聞紙で一つ一つをくるみます。

ぴっちりくるんだら、ビニール袋などに入れて野菜室で保存します。保存期間は5~7日ほどです。上に重さのある野菜を乗せてしまうと、漬物のように、水分が出やすくなってしまいますので、上の方に置きましょう。保存期間が短い割には手間のかかる保存法といえます。

エリンギの保存方法③

天日干しでのエリンギの保存方法


もう一つの保存方法は天日干しでの保存法です。冷凍保存のときのように薄切りにして、ざるに並べて軒下などに置いておきます。1週間ほど干すと、カラカラになって干ししいたけのような見た目になります。完全に水分が抜けたら、チャック付きのビニール袋などに移し、保存します。

乾燥エリンギの活用法

乾燥エリンギは干ししいたけのようにうまみが凝縮し、だしも取れるようになるそうです。食感もかなり干ししいたけに近くなります。ご紹介した保存法の中で一番日持ちがよく(賞味期限が長く)、保存期間1年ほどは大丈夫です。マツタケ味のお吸い物にもどした乾燥エリンギを入れると「なんちゃって土瓶蒸し」になります。

エリンギは腐ると?

出典: https://www.irasutoya.com/2016/08/blog-post_306.html

エリンギは腐るとどうなるのでしょう?賞味期限を過ぎると水分が出たり(保存期間1週間ほどで)、白い糸(菌糸)が出てきたりします。この白い糸は食べられなくはありませんが、シャキシャキした食感は失われ、水っぽくなります。酸っぱい味や匂いがしたりしたら、召し上がらない方がよいでしょう。完全に腐ると、指で押しても崩れるほど形がもろくなり、臭い匂いがします。安売りでたくさん購入した場合も腐る前に、買ったらすぐに調理するか、日持ちの良くなる冷凍保存などしておくのが無難です。

エリンギのおすすめレシピ①

アワビ風?中華ステーキ

中華風の味付けでアワビステーキ風に仕上げたエリンギです。ビールのおつまみにも、ご飯のおかずにも最高です。味が濃いのでお弁当にもおすすめです。レシピといっていいのかと思うほど簡単に誰でも作れますよ。

材料

材料はごま油、オイスターソース、胡椒です。エリンギは冷凍保存したものを使うとさらに簡単です。

作り方

ごま油を引いたフライパンにエリンギを並べ入れて、中火にかけます。コツはエリンギの表面に水分が浮いてくるまで(3分くらいすると音が変わって水が浮いてきます)、いじらないでおくことです。(いじると水が出てきてべちゃっとします。)水分が浮いてきたら、ひっくり返して2~3分焼きます。

薄切りにしたエリンギをゴマ油で焼き、仕上げにオイスターソースと胡椒を振ります。

エリンギのおすすめレシピ②

エリンギのアヒージョ

こちらも冷凍保存したエリンギを使用して簡単に作れます。ほかのキノコでもできます。家飲みのおつまみにいかがでしょうか。ワインでもビールでも合います。残念ながらニンニクを使うため、お弁当向きではありません。

材料

冷凍保存したエリンギ、ニンニク3~5かけ、お好みの野菜や魚介、塩小さじ1/2(好みで加減してください)、胡椒、オリーブオイル50ccくらい(鍋の大きさによりますが、材料がひたひたになればOKです)。


具をスキレットや小鍋に入れて、塩、胡椒を振ったらオリーブオイルをひたひたに入れて中火にかけます。吹きこぼれそうになったら、弱火にして10~15分くらいで出来上がりです。出来上がると具材がオイルの中に沈んでいきます。オーブントースターを使用する場合は10~15分で様子を見ながら焼いてください。上火が強すぎる場合は途中でアルミホイルをかぶせてください。

もちろんグリル(魚を焼くところですね)を使っても簡単でいいです。時間は弱~中火で10~15分くらいです。残ったオイルはパンにつけて食べるとおいしいです。ゆでたパスタに絡めると、ペペロンチーノ風になります。辛いのが好きな方はちゃんと、唐辛子を入れましょう。お子様には切ったキャベツ(パスタと一緒にゆでてしまうと楽です)とあえて辛くないパスタにしても。塩分はお好みで調整してください。

エリンギのおすすめレシピ③

エリンギのピクルス

上のアヒージョの材料をゆでて、オイルの代わりにマリネ液につけるとピクルスになります。冷蔵庫で保存期間1週間くらいの賞味期限です。食べるときに、ごま油やオリーブオイルなどお好みのオイルを足すと、コクが出てさらにおいしくなります。油を入れたくない方は、代わりにバジルやパセリなど香りを足したり、フレッシュハーブがないときは、カレー粉をまぶしてもおいしいです。ピクルスごと、パスタにあえたり、冷奴にのせてもおいしいです。

マリネ液のレシピ

作りやすいマリネ液のレシピです。マリネ液につけるのも立派な保存方法の一つ、レシピでもあり、保存法としてもご活用いただけます。材料は酢(お好みのもの)大さじ4、砂糖大さじ1、塩小さじ1、胡椒適量です。あとは混ぜるだけです。ここに好きなオイルを足すと、ドレッシングになります。その場合は、マリネ液を作って砂糖と塩を溶かしてからオイルを入れましょう。

エリンギのおすすめレシピ④

エリンギのピザ

ダイエッターにもおすすめのエリンギのピザです。材料をのせて焼くだけで簡単ですのでお子様にも作れます。次の日くらいまでは日持ちします(賞味期限は2日ほど)ので、お弁当にもおすすめです。

材料

冷蔵保存など生のエリンギ(冷凍保存したエリンギでも作れますが、小さいので具を乗せにくいです)と、上の画像のような市販のピザソース、マヨネーズソース、バジルペーストなどお好みのパン用のソースとピザ用チーズです。ソースがなければ普通のマヨネーズやケチャップでも大丈夫です。その場合は薄切りの玉ねぎなどをのせるとぐっと味が引き締まります。

作り方

エリンギの根元に包丁で切れ目を縦に2~3本入れます。(この工程は省いてもいいです)

エリンギを根元から縦に裂きます。包丁で切ってもいいですが、手で裂いた方が味が染みやすく、食感がいいです。

トースターなどの耐熱バットに並べて、エリンギの裂いた面にお好みのソースを塗ります。

お好みでチーズをのせます。粉チーズやパン粉でもおいしくできます。トースターで10~15分焼いて出来上がりです。


エリンギのおすすめレシピ⑤

エリンギのピカタ

通常は肉や魚で作るピカタをエリンギで作ると、罪悪感のないダイエッター向きのレシピになります。日持ち(賞味期限)は2日ほどですので、こちらもお弁当に入れてもおいしいです。

材料

材料は、エリンギ(どの保存法のものでもOK、ここでは上のピザと同じように生のエリンギを手で裂いています)と、卵1個、牛乳大さじ1、パン粉と粉チーズ大さじ2ずつ、胡椒です。

エリンギ以外の材料をお皿(カレー皿のような少し深さのあるお皿がやりやすいです)に入れてフォークなどでかき混ぜて、ピカタ液を作ります。

エリンギをピカタ液にまぶします。付きが悪くても大丈夫です。

多めの油を引いて温めたフライパンに、ピカタ液ごとエリンギを入れます。中火で3分ほど焼きます。(この時エリンギをいじらないようにしましょう。水が出てびちょびちょした食感になってしまいます。)

ひっくり返して裏側も焼きます。2~3分焼いたら出来上がりです。この時もエリンギをいじらないようにじっくり焼きましょう。油が気になる方はクッキングシートの上にしばらく上げておくといいでしょう。色取りにパセリやバジルなどを散らしてもきれいです。ボリュームがあるので、メインにも。

エリンギの保存方法まとめ

「エリンギの保存方法や賞味期限は?おすすめのレシピも合わせてご紹介!」、いかがでしたでしょうか。保存期間が長く置ける乾燥エリンギを作る方法、手軽で比較的日持ちのいい冷凍保存、意外と手間のかかる冷蔵保存など保存方法や、腐るタイミングをご紹介いたしました。また、簡単なレシピもご紹介しました。お財布にも体にも優しいエリンギを使って夕食を作ってみませんか。みなさんのお好みのレシピは見つかりましたでしょうか。安くておいしいエリンギをどうぞ食卓へ!

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