はじめに
鹿児島といえば桜島を始め霧島連山、開聞岳などに代表される山々や、屋久島や奄美大島など島や海、川や滝などの自然も豊かで、また内之浦ロケット発射場など宇宙の新しい技術が集積された宇宙センターなど子供や若者向けからシニアー向けののんびりできる場所まで、おすすめの人気観光スポットがたくさんありますが、今回はそんな鹿児島の人気のおすすめの観光スポットを厳選してランキング形式でご紹介していきます。
鹿児島観光の人気スポットランキング15位
おすすめの見どころ：池田湖
池田湖は、薩摩半島にある直径が約3.5kmで周囲が約15kmある、上から見るとほぼ円形のカルデラ湖で、九州でも最大の湖となっています。深さは233mで湖底には高さ約150mの湖底火山があり、藍色の水が湛えられた湖面には近くの開聞岳が映えて美しい景観を作っています。
イッシ―に会えるかも！
湖の周囲にはチューリップやリビングストンデージーなどたくさんの草花が植えられ、春、夏、秋、冬、四季を通して綺麗な花々をのんびり楽しむことができ、１月には黄色の菜の花が満開となり、これに合わせて「菜の花マラソン」が開催され、さらにジョギングやサイクリングに多くの人が訪れます。また湖には体長が2mにもなるオオウナギが生息し、市の天然記念物に指定されており、これとは別に昔から巨大な水棲生物が棲息している言い伝えがあり、ネス湖のネッシーになぞらえて「イッシー」と呼ばれ、その発見が待たれています。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県指宿市池田
【連絡先】0993-22-2111
鹿児島観光の人気スポットランキング14位
おすすめの見どころ：尚古集成館（しょうこしゅうせいかん）
時は幕末、薩摩藩主であった島津斉彬（しまづ なりあきら）は、当時の西欧列強のアジア進出に対応するために、軍事面に加えて産業の発展に尽力し、富国強兵に力を入れました。その為の事業の行うために「集成館」と呼ばれ工場を別邸内に建設し、1865年に操業を開始しました。現在この工場は「重要文化財」に指定され、現在は当時の生産の様子や島津家の歴史や文化を展示する博物館「尚古集成館」として多くの人が訪れています。
当時の産業育成の足跡が見られる！
館内には、当時の製鉄に活躍した反射炉の模型や旋盤などの機械類、印刷器具、銀板写真などが展示され、その他にも島津家ゆかりの歴史や文化を語り継ぐ太刀や鎧、装束・弓馬具類などが展示されており、また薩摩特産のガラス切子細工の見学などもでき、人気となっています。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県鹿児島市吉野町9698-1
【連絡先】099-247-1511
鹿児島観光の人気スポットランキング13位
おすすめの見どころ：長崎鼻（ながさきばな）
長崎鼻は薩摩半島の最南端に突き出た岬で、この西側には長くのびた弓なりの砂浜が続き、その先には端正な円錐形をした開聞岳がそびえ立って、長崎鼻との美しいコントラストを作っています。「長崎鼻」と言う地名は長崎県を始めにして全国に何か所かあり、岬の付け根の部分が三角状に広がって鼻のように見えることから名前が付けられているようです。
のんびりした牛の姿に癒される！
長崎鼻からは美しい景観が広がり、天気が良い日には遥か南の海上に屋久島や黒島、竹島を眺めながらのんびりでき癒されます。またこの辺りには古くから龍宮伝説が言い伝えられ、浜辺の近くには龍宮神社が建っており、しばし物語の世界にひたることができます。さらに海岸の近くの草原には牛が放牧されており、地面に寝そべったりのんびり草を食む姿に癒されます。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県指宿市山川岡児ケ水長崎鼻
【連絡先】0993-22-2111
鹿児島観光の人気スポットランキング12位
おすすめの見どころ：大川の滝（おおこのたき）
屋久島にはたくさんの滝がありますが、その中でも最大規模の滝が「大川の滝」で「日本の滝100選」にも選ばれています。「大川の滝」と書いてこの地方では「おおこのたき」読み、島の西側に位置して堆積岩で形成された照葉樹林の中を、高さ88ｍから轟々と流れ落ちる滝は豪快で、滝つぼ近くの人の大きさと比較すると滝の高さや大きさが分かります。
マイナスイオンがいっぱいの滝つぼ！
屋久島は一年中雨の多い島としても知られ、そのため滝を流れ落ちる水量も豊富で、特に梅雨の時期には水の量が一層増えて豪快に滝つぼに流れ落ちていきます。また滝つぼまでは足場となる岩場が続いており容易に行くことができ、滝つぼを間近に眺めていると、体の中の活性酸素を消す健康に良いと言われるマイナスイオンをたくさん浴びている感じがしてのんびりでき癒されます。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生
【連絡先】0997-42-0100
鹿児島観光の人気スポットランキング11位
おすすめの見どころ：あやまる岬
あやまる岬は、奄美大島の最北端にある太平洋につき出た岬で「奄美十景」や「新鹿児島百景」にも選ばれており、ここからは太平洋のアクアブルーの大パノラマが広がり、東に目をやると水平線上には「喜界島」、また北には「笠利崎灯台」を望んでのんびりでき、岬の回りにはサンゴ礁が広がり、生い茂るソテツジャングルが亜熱帯の島の雰囲気を醸し出しています。
奄美の海を満喫！
「あやまる岬」の名前の由来は、岬が広がる地がこんもりと丸い地形になっており、島の娘たちが刺繍した綾織りで作る「まり」に似ていることから付けられたとのことで、「あやまる」の表示板の前では「あやまる」を「謝る」にかけて頭を垂れている様子の映像を撮って、SNSなどに若者向けにアップする人も多いようです。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県奄美市笠利町大字須野
【連絡先】0997-52-1111
鹿児島観光の人気スポットランキング10位
おすすめの見どころ：知覧（ちらん）特攻平和会館
知覧特攻平和会館は、太平洋戦争末期の特攻作戦にかかわり多くの若者が飛び立っていった陸軍飛行場があった知覧の地に建つ施設で、「零戦」や「疾風」の実機や「隼」のレプリカなどが置かれ、戦争に関する多くの資料、若くして亡くなった特攻隊員の遺書や遺品などが展示されています。
現在の若者向けのメッセージを発信！
この平和会館は、当時戦闘機に爆弾を装着し往路だけの燃料を積み敵の艦船に体当たりをするという特攻作戦によって散って行った多くの若者たちの尊い命を鎮魂し、再び同じ悲劇を繰り返してはならないという思いで開館され、多くの方々が訪れて展示に触れて、知覧の悲しい歴史から改めて平和や命の尊さについて考える場所になっているようです。またこの史実を現在の若い人にも知って貰いたいという子供や若者向けのメッセージを発信しています。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県南九州市知覧町郡17881
【連絡先】0993-83-2525
鹿児島観光の人気スポットランキング9位
おすすめの見どころ：いおワールドかごしま水族館
「いおワールドかごしま水族館」は、鹿児島湾に面した市立の水族館で建物の外観はエイをイメージして建てられています。館内は広く五階から地下二階まであり、黒潮の海のゾーンには「黒潮大水槽」があり、ジンベエザメがのんびり泳ぎ、他にも鮫やクロマグロ、カツオなどが大きな水槽の中を泳ぐ姿を下から見上げると迫力があります。
子供から大人まで楽しめる水族館！
また世界最大の淡水魚ぼ「ピラルクー」やかわいいラッコを見ているとのんびりでき、またイルカプールでは利口なバンドウイルカのショ―が行われ、子供から大人まで家族連れや若者向け、またシニアーも楽しめるエリアになっています。さらに水族館から錦江湾意に続く水路ではイルカのトレーニングや餌やりなども見ることができこちらも見ていると楽しく興味深いです。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県鹿児島市本港新町３−１
【連絡先】099-226-2233
鹿児島観光の人気スポットランキング8位
最新のグルメスポット：石蕗（つわぶき）
鹿児島の最新スポットとしてはグルメの「薩摩料理 石蕗（つわぶき）」があり、市内の天文館からも近い場所にオープンし、鹿児島の旬の食材を使って、家庭的な薩摩の郷土料理が楽しめます。特に黒豚のしゃぶしゃぶやきびなごに加え、日替わりおすすめ料理も絶品で一度行ったらまた行きたくなるグルメ店です。
薩摩の郷土風の家庭料理の味を楽しむ！
ここのコース料理の「だれやめセット」や「つわぶきコース」、「郷土おまかせセット」なども人気となっており、最初の「だれやめ」とは当地の方言で、焼酎を飲む晩酌のことで「だれ＝疲れ」を’やめる’と’とる’などの意味で、まずは地元焼酎で疲れをとり、その後本格的な郷土料理を楽しみます。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県鹿児島市千日町14-5
【連絡先】099-222-7522
鹿児島観光の人気スポットランキング7位
おすすめの見どころ：内之浦宇宙空間観測所
「内之浦宇宙空間観測所」は、鹿児島県・大隅半島の旧内之浦町にある海際の丘陵地帯に建つ宇宙観測やロケットの打ち上げ基地であり、これまで観測や科学ロケットの打ち上げや宇宙の科学データ分析など数々の実績を上げてきており、管轄は宇宙航空研究開発機構（JAXA）が行っています。
日本の最先端宇宙開発基地！
ここの基地からは1970年に日本で初めての人工衛星「おおすみ」が打ち上げられたのに続き、その後大小合わせて四百機にも及ぶ科学観測ロケットや科学衛星の打ち上げが行われ、最近では小惑星「イトカワ」からサンプルを採取し戻ってくるというミッションの小惑星探査機「はやぶさ」や「かぐや」の発射基地ともなっており、データ分析も行っている日本の宇宙開発の最先端テクノロジーの基地となっていて、実際のロケットのモデルなどが特に子供や若者向けとして人気となっているようです。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県肝属郡肝付町南方1791-13
【連絡先】050-3362-3111
鹿児島観光の人気スポットランキング6位
おすすめの見どころ：開聞岳（かいもんだけ）
開聞岳は、薩摩半島の南端にある標高924mの活火山で「霧島屋久国立公園」の中にあり、円錐形の整った形の山はどこから見ても美しく「日本百名山」や「新日本百名山」、「九州百名山」にも選ばれており、また「薩摩富士」とも呼ばれ地元指宿の人のみならず多くの観光客に愛され、眺めていると心身共にのんびりして癒されます。
どこから見ても美しい山！
開聞岳は登山することも可能で、山にはゆるいらせん状の登山道が整備されており、約3時間程で頂上に着くことができ、子供連れのファミリーや若者向けのコースにもなっており多くの人がここの登山を楽しんでいます。頂上からの眺めは素晴らしく南には太平洋の海原が広がり、眼下の池田湖のキラキラと光る水面や遠く指宿の街並みを見ていると、登山でかいた汗もスーッと引いていきます。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県指宿市開聞十町
【連絡先】0993-32-5566
鹿児島観光の人気スポットランキング5位
おすすめの見どころ：出水麓（いずみふもと）武家屋敷群
江戸時代に島津藩では鹿児島市内に築かれた鶴丸城を本城として、薩摩の地方の領地内に外城（とじょう）と呼ばれる百以上の管轄地域を設け、その統治の中核地を麓（ふもと）と呼び行政を行っていました。それら中でも出水麓の外城は、隣国・肥後との国境にあり薩摩の守備の重要拠点として最大規模の外城となっていました。
江戸の昔を彷彿とさせる街並！
外城の中には領内を統治する武士たちの武家屋敷が並び、その街並みの景観は三百年以上経った現在でも変わらず、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定さており、真っ直ぐに伸びる街路やそれに沿った土塀や丸石を積んだ苔むした石垣や高い生垣、長期間に渡って風雪に晒されてきた武家門やまたその中に佇む屋敷は江戸の昔を今に伝えています。また2017年には「出水麓歴史館」がオープンし、昔から伝わる鎧や太刀、古文書などが展示され、見る人を魅了しています。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県出水市麓町10
【連絡先】0996-62-5505
鹿児島観光の人気スポットランキング4位
おすすめの見どころ：指宿温泉（いぶすきおんせん）
指宿温泉は、指宿市の鹿児島湾に面した温泉郷で、500を超す泉源があり、砂蒸し温泉や海の見える露天風呂などでのんびりくつろぐことができ、アクセスも良く日帰りも可能で最近では国内のみならず海外からの観光客も多く訪れてる人気の温泉街になっています。また観光用の他にも温泉の産業への利用も盛んで農業や魚の養殖への利用も行われています。
砂むし温泉は女性の若者向けに人気！
温泉の中でも地熱を利用した摺ヶ浜温泉の「天然砂むし温泉」が有名で、横たわって体をすっぽりと砂に埋もれていると、体がゆっくり温まりで約10分で全身に汗が吹き出し、血行がよくなり医学的のも効能が高いとされ、また体のシェイプアップにも効果があると特に女性の若者向けに人気となっています。ここの泉質は「ナトリウム-塩化物泉」が主で温度は50から60℃の間で、場所や掘る深度によって塩分濃度や温度が異なり、一日あたりの総湧出量も約12万トンと豊富な湯量を誇っています。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県指宿市湊二丁目5番33号
【連絡先】0993-22-3252
鹿児島観光の人気スポットランキング3位
おすすめの見どころ：霧島神宮(きりしまじんぐう)
霧島神宮は霧島市の奥まった緑に囲まれた場所に建つ歴史の古い神社で、6世紀頃に「高千穂峰」と「火常峰」の間に山岳信仰の神社として社殿が造られたのが始まりとされています。祭神は天照大神の孫とされる「ににぎのみこと」を祀っており、この神は高千穂の峰に鉾を刺したとされそれが現在でも「天の逆鉾」（画像下）として残っています。
古くから霧島の守護神！
当時神社のあった地は火山地帯にあったため噴火の影響を受け火災に遭い何度も移転したとされ、1484年に現在の場所に新たに神社が創建されました。しかしここでも噴火の影響を受けて何度も炎上し、現在の社殿は1715年に島津氏によって奉納され、薩摩の守護神として篤く信仰されてきました。また若者向けとして「結婚式場」としても人気となっています。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
【連絡先】0995-57-0001
鹿児島観光の人気スポットランキング2位
おすすめの見どころ：仙巌園（せんがんえん）
仙巌園は、江戸時代初期に島津藩の藩主・島津光久によって別邸に造られた庭園で、借景技法を基礎に用いて、この地から見える桜島を築山として、また鹿児島湾を池に見立てた景観の美しい広大な庭園となっており、国の名勝にも指定されています。また園内の石灯籠に当時としては珍しいガス管をつないで点火させて灯をともしたことから、日本のガス灯発祥地の一つとしても挙げられています。
昔ながらのイベントも人気！
仙巌園では四季を通じてさまざまな昔ながらの催しが行われ、春には庭園の流れにそっていにしえの装束を着た歌人たちが座り、盃が前を通り過ぎるまでに歌を詠む「曲水の宴」（画像下）や、江戸の時代から伝わる作法による端午の節句、七夕の祭り、初冬には弓矢による狩りに見立てた儀式「草鹿式（くさじししき）」などが行われ多くの人が見学に訪れます。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
【連絡先】099-247-1551
鹿児島観光の人気スポットランキング1位
おすすめの見どころ：桜島
桜島は、鹿児島市の真正面の錦江湾に浮かぶように立つ活火山で、標高が一番高い1117mの北岳をはじめ中岳、南岳の大きな三つの岳から構成される複合の火山で「日本の地質百選」に選定されており、火山の動きを観測する「特定16火山」のひとつに数えられ、そのダイナミックな景観は鹿児島を代表するシンボルにもなっています。
鹿児島を代表するシンボル！
桜島はかつて錦江湾に浮かぶ文字通り島でしたが、1914年（大正3年）の大噴火により、鹿児島市の対岸にある大隅半島と地続きとなりました。火口から3.5kmの場所には「湯之平展望台」があり車で登っていける火口に最も近い展望スポットとして子供や若者向け、シニアーにも人気となっており、ここからはより迫力のある桜島の景観が眺められ、いつも賑わう観光ルートになっています。
鹿児島観光の基本情報
【住所】鹿児島県鹿児島市桜島赤水町
【連絡先】099-245-2550
まとめ
鹿児島の人気観光スポットのご紹介、いかがでしたか？
こうして見てくると鹿児島には豊かな自然やのんびりできる温泉など、またロケット発射場など若者向けのスポットもあり、観光旅行におすすめのスポットがたくさんありますね。今年の後半、新しい令和の年号を迎え、鹿児島への旅行プランを立てて是非訪れてみて下さい。
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