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コーヒーのカフェイン摂取量が気になる!1日何杯が適量?こわい中毒性も解説!

日常的に飲むことの多いコーヒーですが、カフェインの量を考えたり、あるいはカフェインの効果を利用して飲む人というのは少ないかと思います。そこで今回は、コーヒーに含まれるカフェインの量やその効果を利用した付き合い方について書いていきます。
2020年8月27日
木下雄太
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コーヒーを飲む量とカフェインの量

眠気が襲ってきたときにブラック缶コーヒーをグビッと飲む、経験があるかと思います。ブラック缶コーヒーを飲むと、そのカフェインによって目が覚めますからね。ブラック缶コーヒーは、一本で大体200ml程度で、これが一回飲む適量です。コーヒー100mlに対してカフェインの含有量は40~60mgとなります。その為ブラック缶コーヒーのカフェイン含有量は多くても120mgになり、一回の摂取量や適量もそれくらいになります。このカフェインの含有量から算出される摂取量は、コーヒーの摂取量の適量を見る目安となります。この適量を知らずに飲むと危険です。

インスタントとドリップのカフェイン量

インスタントコーヒーとドリップコーヒーだとカフェイン含有量や適量、カフェインの摂取量はどうでしょう。ドリップコーヒーのカフェイン含有量は、ドリップコーヒー粉10gにつき150mlのコーヒーを作った場合60mgです。ブラック缶コーヒーの含有量や摂取量が多いですね。一方インスタントコーヒーのカフェイン含有量は2gにつき84mgとなり、このあたりが摂取量としては適量とされています。インスタントコーヒーはドリップコーヒーとは違い自分で分量を見るわけなので、このカフェイン含有量から算出される摂取量を知ることが適量を知る上で重要です。

コーヒーに含まれるカフェインの効果

毎日缶コーヒーを飲むという人もいますが、その缶コーヒーにはどのような効果があるのでしょう。もっともポピュラーなのがカフェインの覚醒効果、端的にいうと「目が覚める」効果ですね。缶コーヒーのカフェイン含有量で、大体数時間は効果が持続します。この含有量を考えずに摂取量が増えてしまうと適量を超え、健康に悪いです。なのでカフェイン含有量から摂取量を考え、適量に留める必要があるのです。飲みすぎることなく、含有量と摂取量から適量を確認して利用しましょう。

カフェインの量を間違えなければ安全

コーヒーに含まれるカフェインは、摂取量が多すぎると確かに危険です。ですが、先述の含有量を考慮の上、適量を見出せば健康に問題はありません。また、コーヒーに含まれるカフェインの効果も知っておくといっそう良いです。例えば、コーヒー程度の含有量でしたら食事の後に飲むと仕事の能率が上がります。カフェインによって眠気が飛ぶだけでなく、やる気も沸いてくるからです。しかし摂取量やカフェインの含有量を考えずに、適量以上に飲みすぎると、今度は夜に眠れなくなってしまいます。なので、摂取量は適量でなければなりません。

コーヒーでカフェイン中毒!?

コーヒーを1日一杯以上飲む場合、カフェインの量や飲むタイミングによっては中毒になってしまう可能性があります。コーヒーによるカフェイン中毒でもっとも有名なのが、吐き気です。空腹時にコーヒーを飲むと胃が荒れてしまい、カフェイン中毒の症状が現れるのです。しかし、例えば1日の一杯目は少量を朝食と一緒に飲んだり、1日一杯以上飲むのであればミルクの量を増やすことでカフェイン中毒を避けることが出来ます。

カフェイン中毒の恐怖

コーヒーによるカフェイン中毒はあまり聞きませんが、コーヒー以上にカフェインを含んでいるエナジードリンクを1日一杯どころか何杯も飲んでいると、重度のカフェイン中毒に陥る可能性があります。どのような中毒症状かというと、動悸が早くなったりあるいは心拍数が上昇し最悪の場合心不全で死んでしまうこともあります。なので、エナジードリンクは1日一杯が良いです。コーヒーに含まれる量であれば重度なカフェイン中毒になることはありませんが、1日一杯以上飲まないと落ち着かないなどの依存症に陥る可能性は大いにあります。

コーヒーで尿の量が増える?

コーヒーを飲むと、尿の回数が増え結果的に量も増えます。これは中毒症状というわけではありません。ではなぜコーヒーで尿の量や回数が増えるのか、これもカフェインの効果なのです。カフェインは交感神経を刺激する効果があります。それにより腎臓の血管が広がり、血液をろ過する量が増えるのです。これにより尿の量が増える、カフェインには利尿効果があるのです。コーヒー1日一杯であれば問題ありませんが、コーヒーを1日に一杯以上飲むと、尿意が近づきます。こうなるともはや中毒といえますので、なるべく1日一杯に抑えましょう。

尿の量が増えるという事は

インスタントコーヒーなどにも含まれるカフェインは、実はとある病の予防につながります。それは、肝硬変です。なぜインスタントコーヒーなどに含まれるカフェインが肝硬変の予防になるのかというと、先述の血液ろ過と尿の量に関係します。アルコールは肝臓で分解されますが、この働きをカフェインが活性化してくれるのです。そして利尿効果でアルコールが体外へ排出されるのも早まるので、肝硬変の予防になるというわけです。もちろん、多量に飲みすぎると問題ですが、インスタントコーヒー一杯程度の量なら問題は無いです。

コーヒーの摂取量は1日どれくらいが適切か

1日一杯だけコーヒーを飲むという人もいれば、1日に一杯以上のブラック缶コーヒーやインスタント、あるいはドリップコーヒーを飲むという人もいます。では、このブラック缶コーヒーやインスタント、あるいはドリップコーヒーは1日に何杯であれば適量といえるのでしょう。ブラック缶コーヒーやインスタントコーヒー、そしてドリップコーヒーはそれぞれカフェインの量が異なります。カフェインは健康な人は1日400mg、缶コーヒー二本分が摂取量の目安となります。缶コーヒー以外は、先述のカフェイン含有量で一日の目安を計算できます。

1日の目安量を決めておく


ブラック缶コーヒーのような量が一定のコーヒーでなくインスタントやドリップの場合は「1日一杯だけ」のような目安はあまり意味が無いです。インスタントやドリップだと濃さを調整できますからね。なので、カフェイン量を目安にして1日の量を定める必要があるのです。また、まれにドリップのブラックにインスタントコーヒーを混ぜたブラックを飲む人もいますが、カフェイン量が許容範囲を超えたブラックコーヒーになりやすいのでおすすめしません。インスタントとドリップは、カフェインのことも考えて個別に楽しみましょう。

コーヒーに含まれるカフェインの注意点①

不眠症を引き起こす

仕事中などに眠気を覚ますためにブラック缶コーヒーを飲む人も多いですが、それを多用すると今度は夜に眠れなくなります。ブラック缶コーヒーは手軽ですが、だからこそ缶コーヒーを多用するのは危険です。同じブラックなら、例えばドリップなどにしたほうが良いといえます。特に多用してしまう方ならば、薄めのブラックをドリップで作るとカフェイン量を調整できます。ドリップは、その香りでストレス緩和の効果もあるので仕事中にはおすすめです。

飲む量とタイミングが重要

コーヒーによる不眠症を避けるには、量だけでなくタイミングも重要です。実は、コーヒーは睡眠より前に飲んでおくと寝つきと寝覚めが良くなるという効果があります。コーヒーにはリラックス効果があり、それを良い睡眠を演出してくれます。カフェインは飲んでから1時間ほどで現れるため、寝る一時間前に飲むと良いです。そして起きる頃には、そのカフェインによってスッキリした寝覚めになるというわけです。

コーヒーに含まれるカフェインの注意点②

尿の量だけでなく、回数まで増える

コーヒーを多用すると、尿量だけでなく回数も増えます。コーヒーをしょっちゅう口にしている人の中で「一時間前にもしたのに、またしたくなった」という人もいるかと思います。これが、カフェインの効果です。いわゆる頻尿という症状ですね。頻尿は膀胱炎の原因にもなりますし、注意しなければなりません。

自動車を運転する際は注意

運転時に眠気を覚ますためにブラックコーヒーを飲むという人は少なくありませんが、あまりオススメしません。もし運転中、特に高速道路のような長距離移動時に利用するようなところで尿意を催したら…なかなか怖いですよね。ですので、自動車を運転する際はミントのようなスッキリするガムや、クール性の強いリラクゼーションシートなどを利用しましょう。

コーヒーに含まれるカフェインの注意点③

脱水症状を引き起こす

コーヒーに含まれるカフェインは利尿効果があり、頻尿を引き起こすことは先述のとおりですが、これによって現れるのが「脱水症状」です。尿によって体の水分が放出されるわけですので、脱水に罹るのは無理もありません。ですので、のどが渇いたときなどはカフェイン入りのコーヒーは避けたほうが良いでしょう。

夏場の運動時にコーヒーはNG

運動をした後に休憩中に缶コーヒーを飲んでいる方がいらっしゃいますが、あれも実は危険です。特に夏場は、汗で水分が消費していますからね。汗での脱水とコーヒーのカフェインによる脱水の二重攻撃で、脱水どころか熱中症になってしまう可能性すらあります。その為、夏場の運動後にコーヒーを飲むのは避けたほうが良いのです。

コーヒーに含まれるカフェインの注意点④

歯への着色

コーヒーを愛飲している人の中で、歯が黄ばんでいる方もいるかと思います。その原因が、コーヒーに含まれるステインによるものです。これは染み付いてしまうと歯磨き程度では完全に取れる事は無く、気になる場合は歯医者でホワイトニングをしなければなりません。費用もバカに成りませんし、予防のためにもコーヒーを飲む回数を減らしたり、あるいは飲んだ後は歯磨きをするなどを心がけましょう。


インスタントは量を考えて

特にインスタントコーヒーは手軽すぎるので、量を多くしてしまいがちです。多くなるとカフェインだけでなくステインも多くなってしまいます。なので、白い歯を保つためにも特にインスタントコーヒーは適量を見極めて楽しみましょう。

コーヒーに含まれるカフェインの注意点⑤

胃が荒れる

コーヒーに含まれるカフェインは、胃の粘膜を傷つけてしまうことがあります。それに加え利尿効果からくる脱水で胃の水分が減り、いっそう胃が荒れてしまうのです。ですので、胃の調子が悪いときはコーヒーを避けたほうが良いでしょう。

牛乳の量を多めにすると効果的

胃の調子が悪いがどうしてもコーヒーが飲みたい、という方はカフェオレがオススメです。牛乳は胃の粘膜に付着し、胃の荒れを抑える効果があるのです。目を覚ましたいけれど胃が荒れていてコーヒーは避けたいという方は、牛乳大めのカフェオレを試してみましょう。

コーヒーに含まれるカフェインの利用法①

利尿効果で健康に

コーヒーの利尿効果は、利用方法によっては健康に良いです。尿はそもそも、体内の毒を排除する役割があります。これはデトックスといっても過言ではありません。先述のように、肝硬変の予防にもなりますからね。適量を見極めて飲めば、この利尿効果は健康を助けてくれるのです。

痛風や結石の予防に

そして、この利尿効果は肝硬変だけでなくほかの症状も予防してくれます。それは、痛風と結石です。これらの病に共通するのは、尿量が少ないという点です。体内にたまった物が結晶化して起こる病なので、結晶化する前に体外に出してあげれば良いというわけです。ただし、コーヒーだけを多用すると脱水によりこれらの病が引き起こされる可能性もあるので、水も一緒に摂取しましょう。

コーヒーに含まれるカフェインの利用法②

便秘解消にも利用できる

コーヒーに含まれるカフェインは、腸の動きを活性化する働きがあります。つまり、便通が良くなるというわけです。あまり濃いコーヒーですと脱水により便が硬くなり便秘がひどくなる可能性もありますが、適切な濃さであればむしろ便秘解消に役立つのです。

量が多すぎると腹痛に

あまりに濃いコーヒーだと脱水により便秘が深刻化するのは先述のとおりですが、これに加えてカフェインの効果で腸の動きが活発になりすぎてしまい、腹痛に見舞われるという可能性もあります。便秘の上におなかが痛い、最悪の状況ですね。こうならないためにも、適量を守って飲みましょう。

コーヒーに含まれるカフェインの利用法③

目を覚まさせる


そして皆さんご存知のように、コーヒーには目を覚まさせてくれる効果があります。カフェインの効果が脳に働きかけ、眠気を覚まさせるだけでなくやる気も引き出してくれるのですからありがたいです。仕事中などに愛飲する人が多いのも、このためです。また、カフェインにはストレスをやわらげてくれる効果もあるので、仕事中にはおすすめなのです。

カフェイン摂取量に注意

しかしあまりにも多飲すると、夜に眠れなくなるというのは先述のとおりです。これにより「夜に眠れない→仕事中に眠くなる→コーヒーを多飲→夜に眠れない」という最悪のメカニズムが生まれ、カフェイン中毒になってしまいますので注意が必要です。

コーヒーに含まれるカフェインの利用法④

昼寝前に飲む

寝る前に飲むと良質な睡眠が得られるのは先述しましたが、この効果を利用して昼寝をすると、仕事の能率が格段に上がります。昼寝をすることで脳が休まり、更にカフェインの効果で目が覚めるわけですからね。

飲む量と時間を考える

飲む量は缶コーヒー一本ぐらいが良いです。そしてタイミングは、昼寝の1時間前がベストです。例えば昼休み30分ほど前にコーヒーを飲んでおきランチを楽しみ、その後30分ほど昼寝をする、といった具合です。

コーヒーとカフェインのまとめ

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出典:Amazon

今回はコーヒーについて書かせていただきました。身近にある飲料ゆえに、普段はあまり気にすることが無かったコーヒーの様々な効果やリスクについて、この記事で知っていただければ幸いです。

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