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銀杏を封筒に入れて電子レンジでチン?時間は?爆発しない?徹底調査!

秋の味覚、銀杏(ぎんなん)は美味しいのですが、炒る時間や殻を剥くのが面倒なのが難点です。そんな銀杏は、茶封筒に入れて、電子レンジにかけると簡単に食べられる方法が知られています。銀杏の封筒調理の仕方、美味しい食べ方、爆発させない方法などを調べてみました。
更新: 2024年8月10日
蛙屋
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銀杏の封筒調理法とは?

銀杏は茶封筒や紙袋に入れて、電子レンジで温めるという食べ方は、最近メディアなどでも見られます。いったいどういう食べ方なのでしょうか?

殻剥きが楽になる方法

日本中にあるイチョウの木は、秋になると実をつけます。これが銀杏(ぎんなん)で、堅い殻に入っている中身を食べるのですが、この殻がとにかく剥きにくく、料理に使いたくても敬遠しがちです。

でも、秋を感じる食材だし、拾って入手できるのでなんとかしたい。そこで最近登場した知恵が、銀杏を封筒に入れて電子レンジでチンするという方法なのです。

銀杏を食べる前の注意

茶封筒と電子レンジですぐに食べられると評判のこの方法ですが、簡単だからといって食べ過ぎしないよう、最初に警告させてください。銀杏に含まれる4‐MPNという物質は、大量摂取すると有害になり、死亡例も報告されているのです。

いくつ食べたら危険というのは断言できませんが、子供で10個、大人で30個程度にしておきましょう。

銀杏の封筒調理法:やり方

では、銀杏の封筒を使った調理法を順を追って解説してゆきます。

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銀杏を用意する

銀杏の封筒調理はとにかく簡単な方法です。銀杏は秋になるとお店でも売っていますし、落ちた銀杏を拾うこともできます。

銀杏は臭いがきつく、手がかぶれることもあるため、銀杏拾いはマスク、手袋、臭いがついてもいい服が必需品です。銀杏が入手できたら、さっそく調理してみましょう。

封筒・紙袋を準備する

用意するのは紙の封筒、または紙袋です。一般の長3(235×120mm)や長4(205×90mm)サイズの茶封筒で構いません。紙袋もそれほど大きなものでなくてもいいです。厚さは茶封筒くらいのものでじゅうぶん。ただし、中を汚すことがあるので、捨ててもいい封筒や紙袋を使ってください。

レンジで加熱する時間は?

茶封筒長3の大きさで銀杏を10~15個入れるのが目安です。銀杏が重ならなければよく、紙袋ならもっと多めに入れてもいいです。銀杏を入れた封筒の口を2、3度折り、しっかりと口を留めます。それを電子レンジに投入。

時間はだいたい1000ワットで40秒~1分。500ワットで2分。破裂音が3、4回したら取り出せばいいのです。

銀杏の封筒調理法:殻の剥き方


電子レンジが終わったら、問題の殻剥きです。封筒調理法ではこの殻剥きがとても楽になるんです!

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時間が足りないようなら再加熱

レンジから出した銀杏は殻が割れています。ただし、割れ方は運任せなところがあって、中身の銀杏が潰れてしまう失敗もあります。殻が完全に剥けているものか、殻が口を少し開いたようになっていれば成功です。

取り出してみて割れていない銀杏があれば、その銀杏を封筒に入れ直し、もう一度数十秒レンジにかけてみましょう。

きれいな剥き方なら銀杏割り器

殻の残っているものはペンチなどを使って割り、手でも剥けるようになります。きれいな剥き方をしたいのであれば、銀杏割り器を使うといいでしょう。熱いうちに殻と薄皮を剥いてしまうのがポイントです。

時間が経って銀杏が冷めてしまうと殻が剥きにくくなり、せっかくの封筒調理法が無駄になってしまいます。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E8%B2%9D%E5%8D%B0-kai-%E9%8A%80%E6%9D%8F%E5%89%B2%E3%82%8A-Cookfile-DH-2232/dp/B007JS16AO/ref=sr_1_fkmr2_3?ie=UTF8&qid=1534414324&sr=8-3-fkmr2&keywords=%E9%8A%80%E6%9D%8F%E5%89%A5%E3%81%8D%E5%99%A8

銀杏の封筒調理法:爆発しない?

銀杏の封筒調理でよく聞くのが「爆発」です。このやり方では避けては通れませんから、知っておきましょう。

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大きな音、爆発もあり

レンジにかけている時間は、封筒の中で銀杏が破裂します。殻が割れる音で、かなり大きな音なので最初は驚くかもしれません。そして、封筒まで跳ね上がったり、破けてしまうのが爆発です。

けっこう多くの人が経験していますね。殻が割れるのはいいが、爆発は避けたいところ。どうすればいいのでしょうか?

爆発の危険はなくならない

爆発の理由には、原因があるようです。茶封筒が弱かった、銀杏をたくさん入れすぎた、レンジで加熱する時間をかけすぎた、などです。ただ、これらの理由も確定的なものではなく、爆発は「たまたま」起こったというのが強いでしょう。

いつ起こるかわからないということは覚悟していたほうがいいと思います。

銀杏の封筒調理法:いろいろな裏技

銀杏を封筒に入れるやり方はネットにも情報が多く、たくさんの工夫があります。いくつか紹介します。

殻を割っておく


銀杏の封筒調理は、そのまま茶封筒に入れてできるのですが、その前に殻をペンチなどで潰し、ヒビを入れておくと後の殻剥きが楽になります。このひと手間をすることで、失敗する数を減らす効果があり、効率よく銀杏を食べられることになります。

また、爆発の大きな音も軽減できるのです。

ティッシュの箱を使う

割れ目を入れた銀杏を、封筒ではなくティッシュの箱に入れてレンジにかける方法もあります。ティッシュの取り出し口のビニールを取り除いた箱を使います。ご存知のようにティッシュ箱は意外と頑丈。

この方法だと爆発することはなく、破裂音もほとんどしません。さらに殻だけでなく、薄皮もきれいに剥けるのです。

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水分を含ませる

銀杏、封筒を軽く水で湿らせておくと、電子レンジで蒸したようになり、よりホクホクとした銀杏を味わえるでしょう。注意したいのは濡らしすぎないことです。濡らしすぎると封筒の耐久性が落ち、銀杏が爆発(破裂)したときに破れる危険があるのです。

破れると電子レンジの内部も汚れるので、気をつけてください。

銀杏の封筒調理法:封筒とフライパン比較

銀杏はフライパンで炒るのが一般的。封筒に入れてチンするのと、フライパンで炒るのに違いはあるのでしょうか?

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フライパンでは時間がかかる

フライパンで銀杏を炒る場合、爆発を防ぐためにあらかじめ殻を軽く割っておく作業が必要です。この作業は後の殻の剥き方も楽にしてくれます。弱火から中火で油を引かず、蓋をしてフライパンをゆすりながら銀杏を炒めます。

これは焦げつくのを防ぐためですが、10分ほどもやっていなければならず、大変です。

加工されたフライパンに悪い

フライパンに傷がつくのも欠点でしょう。あの堅い銀杏を転がしているのですから、テフロン加工などをしたフライパンは使いにくいでしょう。さらに銀杏特有の臭いもつくので、フライパンよりも、銀杏専用の炒り器を使うことをおすすめします。

ただ、転がしながら炒るのはフライパンと変わりませんから、疲れることは否定できません。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AB-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A3%BD-%E9%8A%80%E6%9D%8F%E7%85%8E-%E8%B1%86%E7%85%8E%E5%99%A8-001057/dp/B01D40M8IE/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1534415515&sr=8-1&keywords=%E9%8A%80%E6%9D%8F%E7%82%92%E3%82%8A%E5%99%A8

仕上がりはフライパン、手間いらずは封筒

封筒を使う調理法では、電子レンジに入れている間は銀杏の状態が確認できません。なので、出来上がりに差があることも事実です。フライパンは爆発の手前で、様子を見ながらやめることもできますから、失敗は少ないです。

楽という点では封筒が断然上ですが、きれいに仕上げたいときはフライパンも悪くありません。

銀杏の封筒調理法:食べ方とレシピ

レンジと封筒を利用して簡単に殻剥きができた銀杏。是非、いろいろな料理に使ってみましょう。


Photo bytakedahrs

そのまま塩で

レシピも何もない、もっとも簡単かつポピュラーな食べ方です。レンジで殻剥きした銀杏に塩を適量振って、食べるだけです。芸のない食べ方のようですが、銀杏の甘いような苦いような独特の味を楽しむには一番ではないでしょうか。

銀杏の殻を割りながら、それをツマミにゆっくりとお酒を飲む。月のきれいな秋の夜長にぴったりですね。

揚げ銀杏

揚げるのも銀杏の代表的な食べ方です。殻を取った銀杏を、油で揚げて油切りをして、軽く塩をします。これもレシピは特になく、銀杏の量や塩の加減はお好みで構いません。

揚げたものをそのまま食べてもいいのですが、爪楊枝などに3つくらい団子のように刺して出すと、上品さが増すでしょう。

銀杏入り炊き込みご飯

どちらかといえば銀杏は混ぜたり乗せたりして季節を演出する食材です。秋に食べたいのは銀杏入りの炊き込みご飯。レシピは普通の炊き込みご飯に、銀杏を適量加えるだけです。簡単なのは市販の炊き込みご飯の素を使う方法。

炊くときに殻を剥いた銀杏を加えるだけですが、このひと手間で秋らしい炊き込みご飯になります。

銀杏入り茶碗蒸し

こちらも季節感を出した食べ方。茶碗蒸しのレシピはだし汁400㏄に、薄口醤油大1、酒・みりん小1、卵2個で原液を作り、好きな具材を入れて蒸せばいいのです。これも銀杏を加えるだけなので簡単ですね。他の具材は鶏肉やエビ、シイタケ、かまぼこなど、家にあるものなんでもOKです。

Photo by12019

まとめ

画期的な銀杏の封筒調理

殻剥きが面倒で、あまり料理にも使う気になれない銀杏ですが、茶封筒(紙袋)と電子レンジで剥き方も楽になることがわかりました。これなら銀杏も食べやすくなります。爆発など注意することはありますが、一度試してみれば、簡単さに感動するでしょう。

紹介した裏技なども参考にして、自分なりの上手なやり方を探してみましょう。

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