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鶏足寺の紅葉を見に行こう!見どころや気になる時期/アクセス情報などをご紹介!

滋賀県奥びわ湖エリアに佇む鶏足寺(けいそくじ)。関西エリア屈指の紅葉の名所として人気を集めています。今年の紅葉はどこで見よう?と毎年紅葉を楽しみにしている方、インスタ映え紅葉スポットをお探しの方、鶏足寺の見どころや気になる紅葉のベストシーズンを紹介します。
2020年8月27日
bandtakesu
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はじめに

鶏足寺(けいそくじ)の魅力と見どころをご紹介!

季節が秋へと移り変わり、山々が色味を帯びてくる季節。緑の木々が黄色や赤へ、鮮やかな色に移り変わっていく風景は毎年見ていても飽きません。お寺と紅葉の組み合わせは、日本の誇るべき美しい景色です。今回はそんなお寺と紅葉の組み合わせが美しいことで有名な、"鶏足寺(けいそくじ)"の魅力と見どころを紹介したいと思います(当記事は2019年3月20日時点の情報をもとに作成されています)。

鶏足寺の概要について

鶏足寺ってどこにあるの?

鶏足寺は滋賀県の長浜市にあります。琵琶湖の北東部にある乙高山(こだかみやま)の中に静かに佇むお寺です。

鶏足寺の名前の由来

鶏足(にわとりのあし)と書いて「鶏足寺(けいそくじ)」。最初に見たとき、ん?と二度見した方も多いはず。そもそもどうしてこんなに珍しい名前が付いたのでしょう?

延暦寺を開いた伝教大師「最澄」

遡るは奈良時代。近江の国(滋賀県)の鬼門にあたる己高山に常楽寺というお寺が建てられました。その後時を経て、比叡山延暦寺を開いた伝教大師「最澄」が行基菩薩の聖跡を募って己高山まで来られた時、不思議な鳥の鳴き声とその足あとに導かれて進むと、朽ちたお寺の跡に十一面観音像を見つけたのだそう。鶏足寺とは最澄が導かれた鳥の声と足あとから名付けられたのです。

飯福寺に移転

最澄の発見によりよみがえりを見せた鶏足寺ですが、そこは己高山の山頂付近にあり江戸幕府の終焉とともに衰微しました。その後廃寺となり、己高山のふもとにある別院「飯福寺」に移され、本尊(十一面観音立像)は国の指定文化財として地元住民の手によって大切に管理されています。このような経緯を経て、鶏足寺(旧飯福寺)と表記されています。

鶏足寺の基本情報(料金・営業時間)

料金

紅葉散策協力金として、200円(高校生以上)徴収しています。この協力金は主にシャトルバス、仮設トイレ、紅葉の景観維持などの整備費に充てられるものです。紅葉散策協力金が開始される日は毎年異なるので、公式HPを確認してから出かけましょう。
※紅葉以外のシーズンで訪れる場合は無料です。

鶏足寺(旧飯福寺) | [長浜・米原・奥びわ湖]を楽しむ観光情報サイト
長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト。琵琶湖の観光をもっと楽しく。長浜・米原を中心に北びわ湖の観光情報が満載です。

営業時間

営業時間は朝9:00から夕方16:00までです。最終入場時間は15:30頃を推奨しています。暗くなってからの入山は危険なので、遅くても15:30までには入山しましょう。定休日はないので、平日休日ともに綺麗な紅葉をお楽しみいただけます。

鶏足寺の紅葉ベストシーズン

鶏足寺にはもみじやイチョウの他にも様々な落葉樹が数百本植えられており、紅葉のシーズンになると沢山の人で賑わう滋賀県を代表する観光地です。人気旅行情報サイトの「人気紅葉名所ランキング2018(関西)」では第9位に選ばれています。紅葉の名所である鶏足寺へは、どのタイミングで行くのがベストなのか紹介します。


ずばり11月中旬が見ごろ

鶏足寺の紅葉のベストシーズンは11月の中旬から下旬にかけて。17日を過ぎたあたりから見どころを迎え、12月には落葉し始めます。なので真ん中あたりの“11月20日~25日頃”が一番の紅葉の魅力を迎える見どころの時期だといえます。

紅葉情報をしっかりチェックしよう

11月20日~25日頃が紅葉のピーク!とはいえ、紅葉はその年の気候天候によって前後する可能性が十分にあり得るので、しっかり紅葉の進み具合をチェックしてから出かけましょう10月頃より、滋賀県の長浜・米原・奥びわ湖エリアの紅葉進み具合を観光HPで確認することができるので、お出かけ前にこちらのHPを活用していきましょう。

鶏足寺(旧飯福寺) | [長浜・米原・奥びわ湖]を楽しむ観光情報サイト
長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト。琵琶湖の観光をもっと楽しく。長浜・米原を中心に北びわ湖の観光情報が満載です。

鶏足寺の中でも特に紅葉がきれいなスポット

石畳の遊歩道

ふもとにある世代閣(よしろかく)から鶏足寺までは石段でできた長い参道が続いており、ここからみる紅葉のトンネルは見るものすべてを圧倒させます。この参道からの眺めは、鶏足寺を象徴する最も有名な景色で、そこはまるでレッドカーペットのよう。鶏足寺の中で最も人気なインスタ映えスポットで、魅力的な赤い絨毯の景観を堪能してください。

石道寺

鶏足寺の周りにはお堂やお寺が点在しており、そのうちの一つが石道寺(しゃくどうじ)。お寺と紅葉の魅力的な美しい景観に、ため息が漏れるはずです。

己高閣と世代閣で文化財を見よう

己高閣(ここうかく)と世代閣(よしろうかく)は、己高山に建てられた寺々の寺宝を納めるために造られた、文化財を収蔵する倉です。国の重要文化財である本尊(十一面観音)や滋賀県の指定文化財である薬師如来立像をはじめ、仏像仏画や、古文書類といった貴重な文化財が数多く収納されています。ここからは紅葉で色づいた綺麗な山々を眺めることができます。

己高閣と世代閣の基本情報

【拝観料】己高閣、世代閣両方で500円(20名以上団体は450円)
【営業時間】午前9時~午後4時
【定休日】月曜日・冬期休業

長浜市は実は観音様の聖地

重要文化財である「十一面観音像」は、実は他のお寺でも見ることができます。長浜市の別名は観音の里。観音信仰の聖地でもあるため、鶏足寺周辺のお寺にも十一面観音像がまつられているのです。長浜市の観音様ほかの地域の観音様より美しいといわれています。紅葉巡りとあわせて、周辺のお寺と文化財巡りもおすすめです。

鶏足寺の紅葉シーズンの混雑状況

鶏足寺は紅葉のシーズンになると沢山の人で賑わう滋賀県を代表する観光地です。ですので、この時期に訪れるからにはそれなりの覚悟を持ってお出かけください。とはいえ、観光協会が混雑時期の対策を練っているのでご安心を!混雑ピーク時期には、臨時駐車場に仮設トイレ、シャトルバスが運行されるので安心ですね。

紅葉シーズンの土日祝日はかなりの混雑が予測されますので、できるだけ平日がおすすめです。また平日の午前中からお昼の時間帯も、ツアーの団体客や外国人旅行者も大勢訪れるのでとても混雑しています。なのでおすすめの時間帯は、平日の早朝、もしくはお昼過ぎの14時半以降となります。

紅葉シーズンの混雑を避けるには?

最終入場時間は15:30頃を推奨しているので、混雑を避けたい場合にはその時間までに入場することをおすすめします。日が沈むのが早くなってくる時期なので、写真に夢中になっているとあたりが暗くなってきてしまうこともあります。薄暗い山道は危険なので、帰る時間には十分気を付けましょう。


鶏足寺の紅葉シーズンの気温・トイレ事情

鶏足寺の紅葉シーズンの気温

紅葉を観に出かけるとき、どれくらい着込んだ方がいいかな?と悩みますよね。特に遠方から訪れる方はその地域の気温を知らない方がほとんどだと思います。ここではピーク時期の11月と12月の気温を紹介します。

具体的な最高気温と最低気温の例は?

【11月】最高気温は15度/最低気温は7度
【12月】最高気温10度/最低気温は2度
【備考】また紅葉シーズンは、1年を通し最も雨の降る日が少ない季節ですが、年の為雨具も持っていきましょう。

知っておきたいトイレ情報

紅葉観光は主に外。そうなると気になるのがトイレ事情鶏足寺は廃寺なので、トイレはありません。なのでトイレが心配な方は、鶏足寺へ行くまでに済ませておくとよいでしょう。紅葉シーズン中は町中にいくつか仮設トイレが設置されるので、事前に設置場所を確認しておきましょう。

鶏足寺(旧飯福寺) | [長浜・米原・奥びわ湖]を楽しむ観光情報サイト
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鶏足寺へのアクセス①:電車でお越しの場合

鶏足寺の最寄り駅は?

鶏足寺の最寄り駅は、JR北陸本線の「木ノ本駅」です。最寄り駅の木ノ本駅からは金居原行きのバスに乗車して15分。「古橋」のバス停で下車し、鶏足寺まで歩いて15分となります。

紅葉シーズンは循環バスを利用しよう

紅葉シーズン中は、鶏足寺の最寄り駅の「木ノ本駅」と「己高閣・世代閣の近く」の間を走行する循環バスが運行されます。気になる時刻表や乗車料金は事前に確認しておきましょう。

鶏足寺(旧飯福寺) | [長浜・米原・奥びわ湖]を楽しむ観光情報サイト
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鶏足寺へのアクセス②:車でお越しの場合

車でお越しの場合のアクセスは、北陸自動車道「木ノ本IC」から、国道303号・県道281号を経由し約10分で鶏足寺周辺の駐車場に到着します。

駐車場について

紅葉シーズン中は臨時駐車場が設けられます。駐車場の値段は無料です。駐車場から境内までは15分~20分ほど歩く必要があります。鶏足寺までは車の乗り入れが禁止されているので、必ず近隣の駐車場に止めましょう。

紅葉シーズンはシャトルバスを利用しよう

お寺近隣の駐車場は混雑しているので、北近江リゾート近くの駐車場を利用しそこからシャトルバスを利用するのもおすすめです。北近江リゾートは最寄り駅である「木ノ本駅」から車で5分ほどの距離にあります。紅葉シーズンには、北近江リゾートと総合案内所までを結ぶシャトルバスが無料で運行され、15分間隔で運行されてるので利便性も高いです。年度によって運行開始日が異なるので、事前に確認しましょう。

鶏足寺(旧飯福寺) | [長浜・米原・奥びわ湖]を楽しむ観光情報サイト
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鶏足寺とあわせて行きたい場所


温泉

紅葉の名所を歩き周り、疲れた体を癒すなら温泉ですよね。乙高閣・世代閣から歩いてすぐ、また、鶏足寺からも歩いて15分とアクセスのいい場所にある己高庵(ここうあん)。こちらのお宿では宿泊はもちろん、美味しいお料理に日帰り温泉もあります。綺麗な紅葉を見て、帰りは温泉を浴びる!最高のプランの出来上がりです。
※日帰り温泉を利用される場合、必ず営業時間を確認しましょう。

出典: http://www.kokouan.net/

まだまだある滋賀県の紅葉名所

今回紹介するのは鶏足寺から比較的にアクセスのよい紅葉の名所です。紅葉のはしごも旅のいい思い出になるのではないでしょうか。

紅葉に染まるメタセコイア並木

滋賀県北西部に位置するマキノ町。マキノピックランドを縦貫する県道に、500本のメタセコイアが延長約2.4kmに渡り植えられ、まるで映画のワンシーンの様な魅力的な景観がつづいています。春の芽吹き、夏の深緑、冬の裸樹と四季折々に多様な魅力を放つこの並木道ですが、一番人気の時期は秋の紅葉シーズン。車でドライブ、バイクや自転車でのツーリングと訪れる人々を魅了する、滋賀県を代表する人気観光名所の一つです。

メタセコイアまでのアクセス:電車の最寄り駅

メタセコイア並木まで電車とバスで行く場合の最寄り駅は、JR湖西線「マキノ駅」です。マキノ駅からマキノ高原線バスに乗車し、「マキノピックランド」で下車。また、最寄り駅であるマキノ駅ではレンタサイクルの貸し出しも行っているので、こちらを利用するのもよいでしょう。

まとめ

鶏足寺の紅葉や見どころ、アクセス情報に周辺の魅力的スポットついて紹介しました。紅葉散策の際は普段の道と異なる山道や石段を歩くので、滑りにくく疲れづらい靴で行くことをおすすめします。また紅葉シーズンは沢山の人が訪れ賑わう鶏足寺ですが、ふだんは静かな山郷です。周辺住民の方が管理するお寺なので、マナーを守りつつ観光をお楽しみください。

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