検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

明治神宮のアクセス情報を!最寄り駅はどこ?本殿までの参道のルートは?

東京のほぼ中心にある明治神宮は、初詣のときをはじめ非常に多くの方に参拝されることで知られています。明治神宮にお参りするうえでどのようなアクセス手段があるのでしょうか。参拝するかいのある明治神宮のアクセス方法や最寄り駅、参道などを見ていきます。
2020年8月27日
ナオティ
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

代々木公園にある明治神宮へのアクセスは?

東京の神社でも比較的多くの参拝客でにぎわう明治神宮にアクセスするにはどのようにすればよいのでしょうか?

日本には約3万社に及ぶ神社があるといわれていますが、その中には全国的に知られているものも少なくありません。中でも日本一の初詣客数を例年記録しているのが東京の明治神宮です。お参りにはどのような交通手段や最寄り駅を使うのが便利なのでしょうか。今回は明治神宮へのアクセス方法や参道などについて見ていきます(この記事の情報は2019年3月9日時点のものです)。

明治神宮とは一体どのような神社なのか?

日本で最も多くの初詣客でにぎわう神社

明治神宮といえば毎年正月に日本で最も初詣客が多い神社としても知られています。2018年も316万人も初詣に参拝したという記録です。日本一人口の多い東京都の中心に位置しているうえに利便性が非常によいところが初詣客が非常に多い大きな要因となっています。加えて山手線は大晦日から元旦にかけて頻繁に終日運転をしている点も大きいでしょう。

パワースポット清正井がある場所でも有名

パワースポットとして有名な清正井は明治神宮の穴場スポットの1つです。

明治神宮ならではのスポットに数えられるのがパワースポットとして有名な清正井(きよまさのいど)です。江戸時代初期にこの地にあった熊本藩の屋敷に設置された井戸ですが、猛将で建築の名人として知られた加藤清正でなければ作れないような精緻な見かけから名づけられました。加えて気の流れでご利益があるとされる点が清正井のパワースポットたるゆえんとされています。

清正井は大鳥居横の御苑内に

清正井は境内にある明治神宮御苑の奥にあります。

清正井は南口または北口から参道を通り大鳥居を過ぎた左側に見えてくる神宮御苑の内部にあり、入口の木戸から徒歩5分くらいの場所です。ちなみに御苑に入るには木戸付近の事務所で維持協力金500円を払います。

明治神宮御苑の基本情報

【開園時間】
3月から10月まで:9時から16時半
11月から2月まで:9時から16時
6月のみ:8時から17時(花菖蒲が咲く時期のため)
【御苑維持協力金】500円
【連絡先】03-3379-5511(明治神宮社務所と同じ)

祭神になっているのは明治天皇と昭憲皇太后

明治神宮の本殿付近には明治天皇と昭憲皇太后が残された歌も掲出されています。

1世紀ほど前の1920年に創建された明治神宮の祭神は、第122代天皇の明治天皇とその皇后だった昭憲皇太后です。在位中を通じて日本を欧米列強と肩を並べる近代国家に育て上げた両陛下のご遺徳を讃えてお祀りするために生前のお二人にゆかりのあったこの地に建てられました。本殿付近には両陛下が生前に残された御歌が掲出されています。

明治神宮へのアクセス手段は電車と車が定番

明治神宮へのお参りの際、行き方にはどのような手段をとればよいのでしょうか。最も主要な行き方はやはり電車を利用することです。最寄り駅は最も近い原宿駅をはじめ全部で5駅で、初詣など年中非常に多くの参拝客を集めている要素といえます。遠方から高速道路を使って来る場合は、付近の首都高速代々木インターがおすすめです。さらに境内や周辺には駐車場も多く設置されています。

明治神宮にアクセスできる最寄り駅その1

JR:原宿駅

JR原宿駅は明治神宮へのアクセスで最も定番の最寄り駅です。

明治神宮の最寄り駅で一番知られているのがJR原宿駅です。山手線だけが止まりますが、すぐ隣の明治神宮前駅で地下鉄2路線に接続していることから非常に便利な駅といえます。また山手線は東京や新宿など都内の主要ターミナルをつないでいるため、遠くから電車を使って明治神宮にお参りするうえでも使いやすいです。本殿までは徒歩でおよそ12分程度とあまり時間はかかりません。

改札の前には開門・閉門時間の案内も

月ごとに異なる開閉門の時間帯の案内が確認できます。

原宿駅の改札前には当神宮の開閉門時間を記した案内も掲げられています。基本的に6時ごろから17時ごろまでお参りできるものの、月によって若干時間が異なるために事前のチェックが欠かせません。仮に事前に見るのを忘れた場合でも駅の案内で確認できるため、その点でも使いやすいでしょう。

初詣で使えた臨時ホームがあったものの…


原宿駅といえば、初詣シーズンだけ利用できる臨時ホームが神宮側にあり、付近に設置された臨時改札を経由して参拝する行き方ができました。しかし2020年の東京オリンピックに合わせて行われている原宿駅改良工事の一環で臨時ホームも普通のホームにする工事が進められています。このためかつてのように初詣で臨時ホームを使う風景は見られなくなる見込みです。

明治神宮にアクセスできる最寄り駅その2

東京メトロ:明治神宮前駅

明治神宮前駅の入口は原宿駅のすぐ隣にあります。

明治神宮前駅は都内の四方に伸びる2路線を利用できるうえ、最寄りの2番出口経由でJR線に乗り換えもできます。参拝のルートは原宿駅よりも神宮の南側入口に近く、所要時間も徒歩1分です。ちなみに本殿までは駅からの合計で11分程度となります。

遠方からアクセスするには最適

副都心線であれば遠く横浜や埼玉方面からも明治神宮にアクセスできます。

当駅に乗り入れている地下鉄は2本とも他路線との相互直通運転を行っていることで知られています。千代田線の場合は2路線、副都心線は大手私鉄など4路線と相互乗り入れしているため、千葉や神奈川、埼玉方面からも乗り換えなしに来られるのが利点です。

明治神宮にアクセスできる最寄り駅その3

JR・都営地下鉄:代々木駅

代々木駅からは明治神宮の北口へのアクセスに便利です。

次にご紹介する最寄り駅がJRと都営地下鉄の代々木駅です。JRは山手線と中央・総武線、都営地下鉄は大江戸線が乗り入れています。どの路線も都内の観光スポットに行きやすいため、お参りしてから都内各所を楽しむうえでおすすめの最寄り駅です。なお本殿までの所要時間は徒歩で15分程度になります。

参拝の前や後に新宿に向かうには便利

代々木駅からは新宿駅が目の前にあるため、新宿からも明治神宮にアクセスしやすいです。

代々木駅は新宿駅に非常に近い場所としても知られています。両駅の距離はわずか600メートル程度で所要時間も2分程度、しかも徒歩でも余裕の近さです。このため運動不足の解消を目的に新宿まで徒歩で移動したり、電車に乗ってすぐ着いたりするという点でも利便性があります。いずれにせよ明治神宮から新宿エリアに移動するうえでうってつけの駅です。

明治神宮にアクセスできる最寄り駅その4

東京メトロ:北参道駅

最寄り駅で4番目が東京メトロの北参道駅です。副都心線が乗り入れている駅で、明治通りに面しています。このため明治通りを新宿方面に歩いた後で目前に見える首都高沿いに左折し道なりに進んで北側入口から参道に進んでいく経路です。北側入口までは6分、本殿に行きつくまで16分程度かかります。

各駅停車ユーザーにはおすすめの駅

北参道駅は副都心線の電車でも各駅停車だけが停車するため、急ぎで急行などを使った場合はその前の新宿三丁目で乗り換える必要があります。このため各駅停車でのんびり出かけたい方に向いているといってよいでしょう。もっとも参拝の時は気持ちを落ち着けた方がよいとも言われているため、各駅停車で当駅まで移動したうえで本殿に向かうのもありです。

明治神宮にアクセスできる最寄り駅その5

小田急:参宮橋駅

小田急線の参宮橋駅は西口に非常に近いです。

最後にとりあげる最寄り駅が小田急線の参宮橋駅です。今まで見てきた最寄り駅とは逆に西側に位置し、一見するとあまり目立たないように見えます。この駅は小田急線でも各駅停車だけが停車しますが、新宿駅から2つ目と非常に行きやすいです。

実は本殿まで最短距離でアクセスできる駅

地図上では最も遠く見える当駅ですが、実は本殿に最も最短距離で到達できる駅です。「明治神宮下車駅」である点をアピールポイントにしているくらいで、所要時間も徒歩9分と他の最寄り駅以上に短い時間でたどり着けます。

車でアクセスするには

首都高速道路:新宿線代々木インター


遠方から車でアクセスするには首都高速道路の代々木インターが最寄りです。

遠方から車で来る場合は、首都高速の代々木インターが最寄りです。中央道方面からの出口と都心方面への入口が設けられているため、特に東京以外から車で来る場合に利用しやすいでしょう。なお明治神宮の駐車場へはいったん渋谷方面に走った後で左折し、原宿駅付近で再び北上するのが一般的なルートです。

明治神宮にアクセスできる駐車場その1

明治神宮第2駐車場(挙式・披露宴の参列者・関係者のみ)

本殿に比較的近いところにある駐車場です。

境内には「お宮参りや七五三などの参拝者用」と「挙式・披露宴の参列者・関係者用」の駐車場が用意されています。
こちらの第2駐車場は「挙式・披露宴の参列者・関係者用」となります。約30台分のスペースが用意されているうえ、専用駐車場となりますので、混んでいたり、駐車場を探す手間が省けますね。また、本殿や社務所などに行きやすい利点があります。行き方は参道東側の線路脇に伸びる車道を走ったところに案内が出されているため、そこで左折すれば到着です。

場所は参集殿のすぐ近く

参集殿前の広場が第2駐車場になっています。

この駐車場は参集殿前の広場をそのまま活用する形で設けられています。このため車の停め方は、スペースを囲うようにして車を置くやり方です。ただし周りには参道に通じる道もあるため、その道をふさぐ形で止めないように心がけましょう。

本殿や社務所などに比較的近い

明治神宮第2駐車場の近くには本殿に至る脇道もあります。

さらに第2駐車場からは参道を挟んで本殿に至る脇道が続いています。言い換えれば本殿への最短経路でもあるため、車両を止めたらそこから最短距離で本殿に行ける場所です。ほかにも大鳥居や社務所にも近くなっています。

※お宮参りや七五三などの参拝者はこちらの第2駐車場には駐車しないようお願いします。

明治神宮にアクセスできる駐車場その1

明治神宮第3駐車場(お宮参りや七五三など)

明治神宮の北口にほど近いところに明治神宮第3駐車場があります。

第2駐車場よりもう少し北寄りにあるのが第3駐車場です。第2駐車場と同じく約30台の車両を止められるうえ、こちらは区画がきちんと決められているため場所選びでも心配はいりません。同時に観光バスなど大型車両も止められるため、マイクロバスを貸し切ってのお参りでも十分対応できます。

神宮会館へのアクセスにおすすめ

第3駐車場は明治神宮境内でも結婚式や成人式を執り行える神宮会館が目前です。境内で神式の儀式を行う際にとても使い勝手に優れた駐車場といえるでしょう。ただ第2駐車場よりも北寄りのため、拝殿や社務所へは少し所要時間を要する点は注意すべきです。

あくまでも、第3駐車場は「お宮参りや七五三などの参拝者用」となりますので、挙式などの方は以外は第2駐車場には駐車しないようにしましょう。

第1駐車場の場所は?

第2・第3駐車場を見てきましたが、第1駐車場の存在が気がかりな方は多いでしょう。実は第1駐車場もつい最近まで存在していました。しかし第1駐車場近辺で2019年秋にオープンする明治神宮ミュージアムを建設中で、現在は閉鎖中につき使えません。周辺にはほかにもたくさんの駐車場がありますので、地図などで情報収集のうえご利用ください。

明治神宮に参拝する際の入口その1

南口(原宿口)

南口はいわば明治神宮のメインゲートといえます。

境内に続く入口は3ヶ所で、うちいちばん主な場所といえるのが南口こと原宿口です。名前の通り原宿駅から1、2分程度の所要時間で達せられるうえ、いちばん知名度があって明治神宮のメインゲートというべき存在でしょう。

明治神宮の参拝客が最もアクセスしやすい

原宿駅から神宮橋を渡ってすぐのところに明治神宮の原宿口があります。

南口は原宿駅や明治神宮前駅から簡単かつ短い所要時間で行けるため、ほぼ迷うことなしにたどり着きます。具体的な行き方は原宿駅や明治神宮前駅からすぐ近くの神宮橋を渡るだけです。渡り切ったところで原宿口を示す鳥居が望めるでしょう。なおその先は参道へと続き、本殿への行き方は真ん中付近の左側に大鳥居が見えるところで左折します。原宿口から本殿への所要時間は徒歩で約10分程度と見込みましょう。

明治神宮に参拝する際の入口その2

北口(代々木口)


代々木駅側に近い入口が明治神宮の北口です。

北口は代々木駅がいちばん近い最寄り駅です。行き方は駅前を左右に走る道路を左にまっすぐ進みます。そして北参道入口交差点を右へそのまま行けば代々木口にたどり着く経路です。ここまでの所要時間は6分ほど要します。本殿への行き方は、鳥居をくぐって参道を直進すると右手に大鳥居が望めるので、右に曲がってまっすぐ進みましょう。代々木口から本殿までの所要時間は10分を要します。

明治神宮に参拝する際に入口その3

西口(参宮橋口)

参宮橋駅からほど近く、徒歩でかつ地図なしで来やすいのが明治神宮の西口です。

境内北西側に建っているのが西口(参宮橋口)です。文字通り小田急線の参宮橋駅からとても近く、行き方もとても簡単で地図はほとんどいりません。行き方は参宮橋駅から右に曲がり突き当りの幅広の道路で再び右折します。その後直進すれば参宮橋口に到着で所要時間は徒歩およそ5分です。参宮橋口より先も行き方が簡単で奥に続く参道を進むと、本殿の西神門に達します。なお参宮橋口から本殿までの所要時間は徒歩約4分です。

宝物殿見学の際に一番アクセスしやすい

明治神宮ゆかりの宝物殿にも立ち寄りたいのであれば明治神宮の西口がおすすめです。

参宮橋口は境内でも宝物殿が特に行き方の面で簡単です。宝物殿は2019年3月現在、耐震工事で閉館中ですが、明治天皇と昭憲皇太后の御物が展示・保管してある博物館で知られています。展示品は2019年秋から明治神宮ミュージアムで展示されますが、再び宝物殿が再開したときは参宮橋口から立ち寄ってみてください。

明治神宮境内の地図設置場所

基本的に各入口の脇に

明治神宮の各入口の脇には境内の地図が設置されています。

当神宮の敷地はとても広く、初めてお参りした方の中には道に迷った方もいるでしょう。入口の横に地図が設置されているため、スマホなどのカメラで地図の写真を残し、迷いそうになったら現在地を確認するとよいでしょう。

入口のほか宝物殿入口の脇にも

宝物殿入口の脇にもこのように明治神宮境内の地図が設置されています。

それぞれの入口以外にも、宝物殿横にも地図が設置されています。西口などからほど近いうえ、本殿からもとても離れている位置ですが、この区域に地図があるために迷っても現在地を把握できるでしょう。加えて宝物殿前にはベンチがいくつか設置されているため、地図と合わせて集合場所や待ち合わせ場所としてもうまく使えます。

まとめ

電車でも車でもアクセスしやすい明治神宮にぜひともお越しください。

明治神宮界隈にはたくさんの最寄り駅から出かけられ、駐車場も境内内外に造られているため、とてもアクセスのよい環境といえます。ただ車よりも電車や地下鉄を使った方がお参りしやすいです。またどの入口からも徒歩10分くらいで本殿にたどり着けるため、疲れ知らずの状態で祈願ができるでしょう。

お守りなどが気になる方はこちらもチェック!

明治神宮ではご利益が期待できるお守りや御朱印がたくさん扱われています。もしお守りや御朱印のことを知りたいのであれば、この下のリンクに貼ってある各記事もチェックしてみてください。いいご利益がもたらされることを切に願っています。