アルコール度数の高いお酒
ワインやビール、ラム酒といったリキュール類など世界にはさまざまな種類のお酒があります。それぞれの土地で取れる原料を使ったお酒が多く、日本でいえば日本酒がそれにあたります。
また、お酒によってアルコール度数はさなざまで、アルコール度数が一ケタのものもあれば100%に近いお酒もあります。
アルコール度数の高いお酒といえばテキーラやウォッカなどが有名ですが、それ以外にもたくさんの種類の種類があります。
世界中のアルコールの強いお酒をランキング形式で紹介
アルコール度数の高いお酒は生産の段階で蒸留されてアルコール濃度を高められたお酒が多く、その他にも酒精強化が行われるお酒もアルコール度数の高いお酒の中にはあります。今回はそんなアルコール度数の強いお酒をランキング形式で紹介していきます。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング12位
スタッグJr.
【アルコール度数】最高67度
【生産国】アメリカ
出回っている数が少ないプレミアムバーボン
スタッグJr.は高級バーボンウイスキーの銘柄の中でも価格が抑えめに設定された商品です。しかし、プレマイムバーボンに変わりはないため、価格は1万円以上します。
スタッグJr.樽で熟成した後、加水調整しないまま瓶詰めを行うため毎年アルコール度数が微妙に変化します。それでもアルコール度数はテキーラよりもかなり高いです。
おすすめの飲み方一覧
水割り
アルコールる度数を下げつつ、スタッグJr.本来の風味を味わうなら水割りが一番おすすめです。ウイスキーの水割りを作るときはウイスキーと水を1:2の割合で作りますが、お酒が苦手な人はウイスキーの量を減らしミスの量を増やすと飲みやすくなります。
ハイボール
居酒屋でも定番のハイボールもおすすめの飲み方の一つです。基本的にはウイスキーをソーダ水で1:3の割合で割って作りますが、ソーダ水をコーラやジンジャーエールといった炭酸系の飲み物で作ってもおいしいです。
強く混ぜてしまうとせっかくの口当たりが損なわれてしまうため、優しく混ぜ合わせることが重要です。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング11位
アブサン・グリーンツリー
【アルコール度数】最高70度
【生産国】チェコ
独特な味わいのリキュール
アブサン・グリーンツリーはチェコで生産されているアブサンというリキュールのブランドの一つです。アブサンはニガヨモギをはじめとしたハーブ類を原料に作られるリキュールの一種で、独特な味わいがありハーブ由来の薬っぽさの中にほどよい甘さがあります。
おすすめの飲み方一覧
ロック
アブサン・グリーンツリーのおすすめの飲み方一つ目は氷を入れてロックで飲む飲み方です。独特な風味を味わうのに適した飲み方で、テキーラやシャンパンアドよりもアルコール度数が高いためアルコールに強い人におすすめです。
アブサンスプーンを使って飲む
ニガヨモギを使ったリキュール、アブサンの独特な飲み方としてアブサンスプーンを使った飲み方があります。独特な形をスプーンに角砂糖を乗せてアブサンを注いだグラスの上に置きます。
そしたら砂糖を溶かすように水を注いで水割りを作ってい苦だけです。やや面倒ですが、アブサンの主流な飲み方になります。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング10位
ロンリコ151
【アルコール度数】最高75度
【生産国】プエルトリコ
テキーラよりも度数の高いラム酒のブランドの一つ
ロンリコ151はテキーラやシャンパンなどよりもアルコール度数がかなり高いラム酒のブランドの一つです。プエルトリコ原産のブランドで、通常ラム酒は甘い香りが特徴なあ酒ですが、ロンリコ151はアルコール度数が高いためアルコール臭のほうが先に来ます。
飲用だけではなく、お菓子の風味づけに使われることもあります。
おすすめの飲み方一覧
コーラで割る
アルコール度数の高いロンリコ151をおいしく飲むためにおすすめな飲み方の一つが、ロンリコ151をコーラで割って飲む飲み方です。
ラム酒とコーラは一般的な組み合わせですが、コーラを多めに加えることによってアルコール度数が下がるだけではなく、甘みが増して飲みやすくなります。ロンリコ151とコーラを混ぜるだけのため家庭でも簡単に作れます。
トニックウォーターで割る
コーラで飲み方もおすすめですが、トニックウォーターで割って飲む飲み方もおすすめです。ライムやレモンを絞り入れることによってよりすっきりとした味わいになります。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング9位
ストロー80オリジナル
【アルコール度数】最高80度
【生産国】オーストリア
オーストリアで生産されるラム酒の銘柄
第10位はオーストリアで生産されているラム酒の銘柄の一つ、ストロー80オリジナルです。お菓子の風味づけによく使われるラム酒ですが、ラム酒は通常アルコール度40%程度です。
それに対しストロー80オリジナルは80度のため、通常のラム酒の倍のアルコール度数があることになります。また、テキーラやシャンパンといったお酒よりもアルコール度数が強いため、飲むときは注意が必要です。
おすすめの飲み方一覧
コーラで割る
同じラム酒の銘柄の一つ、ロンリコ151で紹介したようにコーラで割って飲む飲み方がおすすめです。バーなどではラムコークとして出されるカクテルですが、コーラとラム酒を混ぜるだけ作れるため家庭でも簡単に作れます。コーラで割ることによって甘い風味が加わります。
トニックウォーターで割る
俗にラムトニックと呼ばれるカクテルです。ラム酒にトニックウォーターを注ぎ、レモンやライムの搾り汁を加えて作ります。トニックウォーターで割ることによってアルコール度数が下がるだけではなく、さっぱりとした味わいになり飲みやすくなります。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング8位
ハプスブルグ・アブサン・レッドラベル
【アルコール度数】最高85度
【生産国】ブルガリア
ブルガリアで生産されているアブサン
ハプスブルグ・アブサン・レッドラベルはブルガリアで生産されているアブサンの銘柄の一つです。他のリキュールの一つアブサンと同様にニガヨモギを使っており、薬草のような独特な風味が特徴です。
アブサンはアルコール度数の幅が銘柄によって広く、ハプスブルグ・アブサン・レッドラベルはアルコール度数がかなり高い部類に入ります。
おすすめの飲み方一覧
ロック
氷を入れたグラスにハプスブルグ・アブサン・レッドラベルを注いで飲むというシンプルな飲み方です。
シンプルなだけにお酒本来の味を楽しめますが、ハプスブルグ・アブサン・レッドラベルはアルコール度数が高くアブサンは独特な風味が特徴なため、風味と度数の高いお酒が苦手な人にはおすすめできません。
水割り
アブサン・グリーンツリーで紹介したようにアブサンスプーンを使って水で割る飲み方です。アブサンスプーンに角砂糖をのせて水をかけながらとかして作ります。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング7位
バルカン176ウォッカ
【アルコール度数】最高88度
【生産国】ブルガリア
ブルガリアで生産されるウォッカ
バルカン176ウォッカはバルカン半島にあるブルガリアで生産されているウォッカの銘柄の一つです。ブルガリアの厳選された大麦のみを使い、蒸留を3回行った後にブルガリアの白樺で作られた炭でろ過をしてから瓶詰めされています。
発売されたのは2002年と比較的新しいブランドで、良質なグレーンの旨味を楽しめるとあってウォッカ好きの間では人気の高い銘柄です。
おすすめの飲み方一覧
ハーフロック
バルカン176ウォッカの味を楽しみつつアルコール度数を下げて飲みやすくするおすすめの飲み方です。ロックグラスに氷をいれ、バルカン176ウォッカを注ぎ水で割れば完成です。
アルコール度数の高いスピリッツ系のお酒は柑橘系と相性がいいためレモンやライムなどのしぼり汁を加えてさっぱりさせるのもおすすめです。
ウォッカトニック
ウォッカをトニックウォーターで割って飲む定番のカクテルです。ウォッカをグラスに30㏄程度とライムの果汁を注ぎ、トニックウォーターで満たします。
バルカン176ウォッカで作る場合はアルコール度数が高いため、ウォッカの量を少なめにし、トニックウォーターを多めにしましょう。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング6位
ドーバースピリッツ
【アルコール度数】最高88度
【生産国】日本
スピリタスの次に強い国産ウォッカ
世界一アルコールが強いお酒としてスピリタスは有名ですが、同じウォッカの中でスピリタスの次にアルコール度数が高いドーバースピリッツは日本のドーバー酒造株式会社が製造しています。
世界一のスピリタスよりもアルコール度数は低いですが、それでも88度とかなり強いです。入手も簡単で、基本的にはリキュールのようにカクテルのベースとして使われます。
おすすめの飲み方一覧
スクリュードライバー
おすすめ飲み方一つ目は、ウォッカベースのカクテルの定番スクリュードライバーです。ウォッカとオレンジジュースを混ぜ合わせて作るため、非常に飲みやすいです。
そのため、飲みすぎと飲むペースには注意が必要になってきます。ドーバースピリッツで作るときはドーバースピリッツを少なめにし、オレンジジュースを多めで作るのがおすすめです。
ウォッカトニック
ウォッカを使った定番のカクテルですが、ウォッカとトニックウォーターを混ぜ合わせて作ります。ドーバースピリッツで作る場合はアルコール度数が高いため、トニックウォーター多めで作るのがおすすめです。
ライムの搾り汁などを加えるとさっぱりします。
スクリュードライバーと同じように、テキーラやシャンパンと比べ物にならないぐらいアルコール度数の高いスピリタスで作る場合、トニックウォーターを多めで作るのがおすすめです。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング5位
ハプスブルグ・アブサン・プレミアム・リザーブ
【アルコール度数】最高89.9度
【生産国】ブルガリア
ハンブルグ・アブサンシリーズの一つ
ニガヨモギを使ったリキュール、アブサンの銘柄の一つです。ブルガリアで生産されているハンブルグ・アブサンシリーズの一つで、第8位で紹介したレッドラベルより上のプレミアム版にあたります。
レッドラベル同様日本でも入手がしやすいのが特徴です。また、ニガヨモギの独特な風味が特徴的です。
おすすめの飲み方一覧
ロック
リキュールは基本的にカクテルのベースに使われますが、アブサンのニガヨモギの独特な風味を味わうならロックがおすすめです。
ただし、ハプスブルグ・アブサン・エクストラ・ストロングはアルコール度数がテキーラの倍以上あるため、ハーフロックにするのも一つの手です。
水割り
ニガヨモギを使ったリキュール、アブサンといったらやはりアブサンスポーンを使った水割りです。グラスにアブサンを注ぎ、その上にアブサンスプーンを置きその上に角砂糖を乗せて水を注ぎながらとかしていきます。
アブサンの定番の飲み方ですが、ロックよりも飲みやすくなるためおすすめです。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング4位
ノッキーン・ポーチン
【アルコール度数】最高90度
【生産国】アイルランド
アルコール度数が低い商品も
ノッキーン・ポーチンはアイルランドで生産されてる麦芽や大麦、カラス麦を原料とする蒸留酒で、素朴な味わいでほのかに甘いお酒です。アルコール度数はシャンパンやテキーラとけた違いな90度あります。
また、商品によっては70度や60度程度のアルコール度数が低めのものもあります。
アルコール度数が90度もありますが、これでもまだ世界一ではありません。
おすすめの飲み方一覧
水割り
アイルランドではチャレンジでショットで飲むような人もいますが、やはり世界一でないですがシャンパンやテキーラと比べると圧倒的なアルコール度数のノッキーン・ポーチンはストレートで飲むのはおすすめできません。
基本的には何かノンアルコールのドリンクで割って飲むのが基本になりますが、水割りは気軽に作れるためおすすめです。
ソーダ割り
ノッキーン・ポーチンの持つ本来の味を楽しみつつ、シャンパンやテキーラよりも強いアルコール度数を下げて飲む飲み方として水割りと同じようにソーダ割りもおすすめです。
お酒が甘めのため、ソーダはできるだけ甘さ控えめのものを使うのがおすすめです。テキーラやシャンパンなどと比べてアルコール度数が高いため、ノッキーン・ボーチンを少なめに作るのがおすすめです。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング3位
ゴッチェ インペリアル
【アルコール度数】最高92度
【生産国】イタリア
皇帝の滴という意味のあるイタリアお酒
ゴッチェ インペリアルはイタリアで生産されている皇帝の滴という意味のあるお酒です。黄色い色をしており、これは製造の過程の中でサフランを使っていることによるものです。
イタリアの北部、ミラノの近くにあるパヴィア市にある修道院の修道士たちが生産しているという珍しいお酒でもあります。
アルコール度数はテキーラやシャンパンよりも高い92度もありますが、これでもまだ世界一の高さではありません。
おすすめの飲み方一覧
水割り
イタリアの現地の人は消化を助ける目的で食後酒として飲むことが多いですが、アルコール度数が高いため他の飲み物と割って飲むのが基本です。水割りは比較的簡単に作れるため、おすすめです。
カフェコレット
食後に消化を助けるために飲まれるエスプレッソにゴッチェインペリアルを加えてカフェコレットにするの飲み方もあります。通常はエスプレッソにグラッパやブランデーを数滴加えて作りますが、ゴッチェ インペリアルを数滴加えるだけで作れます。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング2位
エバークリア
【アルコール度数】最高95度
【生産国】アメリカ
アメリカの多くの州で販売禁止のお酒
エバークリアは生産されているアメリカの一部の州で販売が禁止されているほどアルコール度数が強いお酒です。基本的には田舎に住む貧乏学生が、少しでも安く酔うために飲むことが多いです。
味はゴムのような独特の風味があるため、実際のところはそこまで美味しくないです。また、アルコール度数は95度と通常のテキーラと比べて2倍ありますが、これでも世界一ではありません。
おすすめの飲み方一覧
水割り
アメリカへ旅行などで訪れたときにエバークリアを飲むときは、シャンパンやテキーラよりもアルコール度数が高いため他の飲み物と割って飲むことが基本になってきます。水割りであれば簡単に作れるためおすすめです。
ジュース割り
シャンパンやテキーラなどよりもけた違いなアルコール度数のエバークリアですが、ゴムのような独特な風味を消すために水よりも、味のあるジュースのほうが飲みやすくなります。オレンジジュースなどで割って飲むのがおすすめです。
世界のアルコール度数が高いお酒ランキング1位
スピリタス
【アルコール度数】最高96度
【生産国】ポーランド
世界一のアルコール度数スピリタス
世界で一番アルコールが強いお酒がスピリタスです。世界一強いスピリタスはポーランドで生産されているウォッカの銘柄で、アルコール度数は96度あります。
そのため、スピリタスを扱うときは簡単に火がついてしまうため、火気は厳禁です。ポーランドの人でもそのまま飲むことはなく、基本的には何かと割って飲むか消毒用のアルコールとしても使われています。
おすすめの飲み方一覧
モスコーミュール
モスコミュールもウォッカベースの定番カクテルです。ウォッカとジンジャーエールを混ぜ合わせ、ライムの搾り汁を加えます。ライムを使っているためさわやかな味わいですが、オレンジジュースで割って作るスクリュードライバーと比べると強めのカクテルです。
世界一度数が強いスピリタスで作る場合はスピリタスの量を減らし、ジンジャーエールの量を増やすのがおすすめです。
スクリュードライバー
ウォッカをベースにした定番のカクテルです。ウォッカとオレンジジュースと混ぜ合わせて作るカクテルで、比較的飲みやすいです、そのため、飲みすぎには注意が必要です。
スピリタスを作る場合、普通のウォッカで作るよりもスピリタスを少なめにし、オレンジジュースを多めにして作るのがおすすめです。
ルールを守ってお酒を楽しもう
お酒に含まれているアルコールには体に対していい影響も悪い影響も与えますそのため、法律などのルールを守って楽しむ必要があります。
お酒は20歳になってから
日本の法律では飲酒は20歳以上でないとできない決まりになっています。それは未成年者が飲酒を行うと成長に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
また、アルコールを摂取することによって判断能力が鈍ってしまうため、飲酒によって他者に対して迷惑をかけても自分で責任を取れないということも挙げられます。
どんなお酒でも20歳になるまでは飲んではいけません。
お酒を飲んだ後の車の運転はNG
当たり前のことですが、お酒を飲んだ後は決して車を運転してはいけません。アルコールを摂取することによって判断能力が落ち、交通事故の原因にもなります。
過去に飲酒運転による痛ましい死亡事故が起こっています。
飲酒運転で事故を起こすと通常の自己よりも厳しい罰を受けることになります。アルコール度数関係なくお酒を飲んだ後は車の運転は避けましょう。
アルコールに弱い人は要注意
今回はアルコール度数の高い世界中のお酒を紹介しました。世界一強いスピリタスなどの90%以上のものは簡単に火がついてしまうため飲むときだけではお酒を扱うときは火気に注意する必要があります。
アルコールの強いお酒を楽しむときは一気に飲んだりして急性アルコール中毒にならないよう安全に注意して楽しみましょう。
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今回はテキーラやリキュールなど世界のアルコール度数の高いお酒を紹介してきましたが、そのほかにもお酒について知りたい人はこちらもチェックしてみてください。
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