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モヒートのミントを育てて見よう!お酒にあう種類と簡単で楽しい栽培方法を解説!

モヒートのミントの育て方をご存知でしょうか?モヒートは大人気のカクテルですが、実はご家庭で作ることが出来ます。しかし、肝心のミントの育て方に不安がある方も多いですよね。そこで今回はモヒートのミントの育て方・作り方をご紹介します!
2020年8月27日
T・S
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モヒートのミントの栽培方法・育て方は?

モヒートはとても美味しいカクテルとして大人気ですよね。そんなモヒート、実はご家庭で作ることが出来ます。材料も大したものは必要ありませんので、案外気軽に作れるのですが、唯一用意しづらいのがミントかもしれません。市販でミントの葉っぱは販売されていますが、日常的にご家庭で飲むのであればミントの育て方・栽培方法を知り育てておきたいですよね。今回はそんなモヒートのミントの育て方・栽培方法を解説します。

モヒートのミントとは?

モヒートはカクテルの一種

あまり詳しくない方もおられるはずですので、まずはモヒートについて知っていきましょう!これはラムをベースとしたカクテルの一つで、バーはもちろん、カフェなどでも出される人気のお酒です。おしゃれな雰囲気もあり、味も飲みやすく、女性もよく注文しますよね。ここ数年ほどでよく聞くようになったお酒ですが、本場であるキューバでは昔から飲まれてきたお酒です。色々なアレンジが出来ることもあり人気が高まっています。

本場と日本の違い

実は日本のものと本場のものとでは少し違いがあります。日本で頂くものはミントの葉っぱが使われているのですが、本場であるキューバのものはミントではなく、イエルバ・ブエナというハーブを使うのです。イエルバ・ブエナもミントとして捉えられないことも無いのですが、少しだけ違いがあるのですね。ただ、日本でもよく育てられているスペアミントなどは、このハーブとよく似た風合いがあり、よく使われているのです。

モヒートのミントの種類

種類①スペアミント

日本のバーなどで出てくるものによく使われているのが、このスペアミントです。こちらは葉っぱが大きく、香りが少し甘めであるのが特徴。また本場のものと似た香りが出ることもスペアミントがよく使われる理由です。お酒以外にも、お菓子や料理、歯磨き粉などによく使われ、私たちの生活に欠かせないものとして扱われていますよね。非常に育てやすく、お酒にも使えますので、後述して育て方・栽培方法を解説していきます。

種類②ペパーミント

スペアミントの次に人気なのが「ペパーミント」です。こちらは葉が少し細めでギザギザしているのが特徴。香りはより強く、野性味があります。こちらの方が爽快感がありますので、より刺激的なものを飲みたい方はペパーミントの葉っぱを使いましょう。

種類③クールミント

3つ目が「クールミント」です。クールと名前はついていますが、香りは少し優しく甘さが強めの種類ですね。刺激的なものが良い方にはおすすめではありませんが、不慣れな方はこちらの方が飲みやすいはず。はじめて飲む女性には特におすすめです。

種類④パイナップルミント

4つ目の種類がパイナップルミントです。見た目も名前も可愛らしい種類ですが、こちらはアップルミントと呼ばれる品種の変種で、まるでりんごのような香りがするのが特徴。こちらも女性に人気のミントですね。優しいお味が良い方は育ててみましょう!

モヒートの家庭での楽しみ方・飲み方①

楽しみ方・飲み方①ラムを選ぶ

育て方・栽培方法の前に、気になる飲み方をご紹介していきます。まずは使用するラムを選んでいきましょう!日本では画像の「バカルディ」のものを使うのが定番です。こちらは世界最大のラムメーカーで、定番の味とされていますね。しかし、実は本場ではバカルディではなく、ハバナクラブのラムを使うのが定番です。ハバナクラブのお酒の方が個性があり、人を少し選びますので、まずはバカルディから作ってみることをおすすめします。

楽しみ方・飲み方②ライム・砂糖も用意

ミントだけでなく、ライムを入れることでより一層美味しくなります。ライムの量はお酒の量に対して4分の1程度が目安。このライムを他のものに変えてアレンジすることも出来るのですが、はじめての方はまずライムを味わってみましょう。また砂糖も使用するのですが、白砂糖を使うよりも茶色の砂糖の方がコクがあっておすすめです。ラムはサトウキビ原料のお酒ですので、サトウキビも合います。ガムシロップなどでも作ることが出来ます。

モヒートの家庭での楽しみ方・飲み方②


道具を用意①

次に、作るための道具を用意しましょう!ペストルという道具があるのですが、これはつぶすために使われるゴマすりのような道具です。つぶすことが目的ですので、他の道具を使っても構いませんが、専用のものは使いやすいので、継続的にご家庭で飲む場合は最初に購入することをおすすめします。ペストルは画像のようにギザギザした形状をしています。見た目もおしゃれですので、お酒が好きな方は一つ持っておきたいですよね。

道具を用意②

次に、丈夫なグラスを購入しましょう。このグラスの中ですりつぶしたり混ぜ合わせたりしますので、ある程度頑丈で厚手なタンブラーグラスが欲しいところです。ペストルのサイズと合わせて、適切な大きさのものを検討しましょう。グラスにもさまざまなデザインがありますので、よりおしゃれな気分を味わえるものが良いですよね。加えて、かき混ぜるためのマドラーも用意出来れば完璧です。マドラーも合わせておしゃれなものを用意しておきましょう!

モヒートの家庭での作り方・飲み方③

作り方①ライムを下処理

ここからは作り方になります。作り方は簡単ですが、少し注意点がありますので慎重に行いましょう。まずはライムを切るところからです。大体8分の1くらいに切るのですが、グラスが小さめでライムが大きく見えてしまうようであれば更に小さく切って構いません。試しに皮付きのまま飲んでみて、もし苦みがキツイと感じるようであれば次回から皮をむきます。皮があった方がよりらしさを感じられますが、感じ方は個人差があります。

作り方②材料をすりつぶしていく

次に、用意したグラスに、適切な大きさに切ったたライムを入れてすりつぶしていきましょう。この潰し加減が大切で、あまり強く潰してしまうと皮の苦みが強くなり、風味のバランスが悪くなってしまいます。これは経験により加減が分かってくるのですが、はじめは潰しすぎないよう行いましょう。原型がちゃんと残る程度に留めるのがポイントですね。ある程度潰したら砂糖を加え、果汁と砂糖が混ぜていきます。

作り方③ミントも軽くすりつぶす

ライムと砂糖の次にミントを入れます。グラスに入れて、こちらもすりつぶしていきましょう。ミントもすりつぶしすぎるとバランスが悪くなってしまいますので、最初は軽く潰す程度に留めることをおすすめします。また、ミントの分量もバランスを左右するポイントになりますが、最初はどれくらい入れればいいのか分かりづらいかと思いますので、少量、かつ潰しすぎないところからはじめてみて下さい。

モヒートの家庭での作り方・飲み方⑤

全て混ぜてモヒートの完成!

全てをグラス内ですりつぶしたら、あとはお酒とソーダを入れて完成です。作り方は簡単でしたよね!目安として、お酒40mlに対してライムは4分の1、ミントは20枚ほど使用します。しかし、この分量はお好みですので、はじめての方はミントを減らして作るのも良いですね。最後に氷をたっぷりと入れて、しっかり冷やして飲みましょう。飲み方はご自由ですが、キンと冷えるほどおいしく頂けます。また、他の材料もあらかじめ冷やしてから使用するのが美味しい飲み方のポイントです。

モヒートはアレンジも可能!

作り方をご紹介しましたが、作り方に加え飲み方も大切ですよね。飲み方は自由自在で、様々なアレンジが提案されています。アメリカンチェリーを使った飲み方、ブルーベリーを使った飲み方、ブルーキュラソーモヒートというとてもおしゃれなモヒートなどさまざまありますので、定番の作り方に慣れてきたらアレンジにもチャレンジしてみて下さい。味が変わるのはもちろん、見た目が更に華やかになりますので楽しくなりますよ!

モヒートのミントの栽培方法・育て方①

スペアミントについて

ここからはミントを家庭で育てる方法を解説します。今回解説するのは、定番の葉っぱである「スペアミント」です。ミントの種類自体は1000種類以上あるのですが、中でも食用に使いやすく万人に愛されているのがこちらの種類。育てやすく、お庭に放っておくだけで爆発的に増えることも珍しくありません。また、ミントの育て方は結構似ていますので、他のミントもほぼ同様に育てられることが多いですね。

スペアミントは鉢で育てるのがおすすめ

スペアミントは水耕栽培、庭植え、鉢植え、どの形態でも育てることが出来ますが、おすすめなのは鉢植えです。庭植えでもしっかり育つのですが、放っておくと爆発的に増えて管理しきれなくなったり、また病害虫にさらされるというデメリットもあります。モヒートに使うという目的であれば鉢植えが適切ですね。ただし、沢山収穫したいという方は広い場所で庭植えするのも良いでしょう。もちろん、鉢植えでも増やしていくことは可能です。

生育環境

非常に丈夫な植物ですので、日当たりの良い場所で育てるイメージがあるかもしれませんが、実は直射日光があたりすぎると葉っぱが枯れることがあります。ですので、一日の半分は日陰となるような半日陰の場所が適しています。また風通しも大切な条件となりますので、家庭内で風通しがある場所を探して鉢を置きましょう。風通しが多少悪くとも、葉っぱを適切に管理すればちゃんと育ちます。温度は15度~20度が適温となります。

モヒートのミントの栽培方法・育て方②

スペアミントの用土


使用する用土ですが、ホームセンターなどでハーブ用の用土がよく販売されていますので、そちらを使用するのがおすすめです。ハーブ用がなければ野菜用のもので構いません。そもそも頑丈な植物ですので、あまり用土にこだわりは無いのです。ある程度保水性があることだけが大切ですので、市販のものであれば安心ですね。

スペアミントの植え付け

ホームセンターなどで苗を購入したら植え付けをしましょう。植え付けの適期は春か秋の温暖な時期です。真夏は体力が落ちていますのでおすすめしません。苗が入るくらいの穴を開け、普通に植え付けしましょう。植え付けしたら、根が土に活着するよう水やりをして完了です。

種から育てる場合は?

はじめて育てる際は苗から育てることをおすすめしますが、種から育てるという場合もありますよね。種まきは4月~6月にしましょう。用土に先に水やりをして、その上に種をばらまきます。ばらまいたら種を軽く指で押してなじませ、あとは乾燥しないよう霧吹きで管理をします。画像のように、土以外のものを使っても構いません。

モヒートのミントの栽培方法・育て方③

スペアミントへの水やり

庭植えした場合は雨水がありますので、あまり水やりはしなくても大丈夫です。鉢植えにした場合は定期的に水やりをしましょう。水の与えすぎに注意で、葉っぱが少し垂れるまで待つのがおすすめです。葉っぱが垂れ下がるのを目安に水やりをすれば、与えすぎになることはありません。

スペアミントへの肥料

ミントは生命力が非常に強い植物ですので、肥料をあまり必要としません。ですので、肥料を与えなくても構わないのですが、元気よく育てたい、早く増やしたい場合はほんの少し、液体肥料を与えるのも良いでしょう。ただし、肥料の与えすぎは香りの低下に繋がりますので、少量に留めておくのが大切です。

モヒートのミントの栽培方法・育て方④

スペアミントの植え替え

まったく収穫をせずに育てていると、どんどん大きく、もさもさとしてきます。根も伸ばしていきますので、鉢植えであれば1年に1回植え替えをした方が良いでしょう。時期はいつでも構わないのですが、真夏は避けた方が良いですね。1回り大きな鉢に植え替えても良いですし、増やしたい方は株分けをしても構いません。

スペアミントの増やし方①

より沢山の葉っぱを収穫したい方は、スペアミントを増やしてみましょう!増やし方はとても簡単です。二つのおすすめの方法があり、一つ目が挿し木です。これは観葉植物の定番の増やし方で、非常に気軽に出来るのがポイント。茎の先端10㎝くらいのところで切り、切った部分を30分ほど水につけて吸水させてから新しい土に挿しておくだけです。根っこが次第に生えてきて、新しい株として成長していきます。

スペアミントの増やし方②

もう一つの方法が「水挿し」です。こちらは土に挿さずに、水に挿して発根させます。水には3節ほどつかるようにし、またつかる部分は葉を取り除いておきましょう。節の部分から根が出てきます。根っこが出てきたら鉢に植え替えをし、適切な環境で育てていきましょう。しっかり根付くと新しい芽が出始めます。

モヒートのミントの栽培方法・育て方⑤

スペアミントは切り戻しをすると健康になる

放っておいても育っていく植物ではありますが、定期的に手入れをすることで蒸れを防ぎ、健康的に育てていくことが出来ます。ミントにとって蒸れは非常にストレスであり、最悪の場合は枯れてしまうことがあります。切り戻しを行うことで蒸れを防ぎ、かつ脇芽が出るようになりますのでこんもりとした形に育っていきます。見た目も可愛らしくなるので、定期的に切り戻しを行いましょう。

切り戻しのやり方


切り戻しのやり方は簡単で、伸びすぎている茎を切っていくだけです。茎の半分くらいか、もしくはもっと短めに切っても構いません。切り戻しをしてしばらく経つと枝分かれを始め、またどんどん成長していきます。

モヒートのミントの栽培方法・育て方⑥

収穫は一年中出来る

収穫はいつ行っても構いません。沢山育つのが春から夏の間ですが、季節関係なく収穫は可能です。家庭でモヒートを飲みたくなった時に収穫すると良いでしょう。葉っぱをとって、ついでに伸びすぎた茎を剪定するのがおすすめです。

花は摘心・切り戻しで

スぺアミントにも花がつきます。花期は夏頃で、画像のような花が咲きます。この花はモヒートに使わないので、花がつきはじめたら摘芯をしてとってしまいましょう。花は放っておくと栄養をとってしまいますので、葉っぱを収穫するのが目的であれば早めにとった方が良いですね。

モヒートのミントの栽培方法・育て方⑦

病害虫について

家庭内で鉢植えをする場合はあまり病害虫がつきませんが、屋外で育てる場合は害虫の被害にあうことがあります。代表的なのはハダニやアブラムシ、バッタ、ヨトウムシ、ナメクジなどです。市販で忌避剤が販売されているので、そういったものを使うと良いですね。葉にかけるタイプの薬剤は、その後食用にすることを考えると使用しない方が良いでしょう。食害を受けた葉っぱは思い切って切ってしまいましょう。

夏と冬の管理について

スペアミントは生命力が強く、夏の暑さ、冬の寒さも乗り越えられます。夏は蒸れに注意し、切り戻しを適切に行って風通しだけ良くしておきましょう。冬に屋外に置いておく場合は、秋頃にバッサリと切り戻しを行い、地表面をスッキリさせておきます。見た目は枯れたようになってしまいますが、春になるとまた新芽が出てきはじめます。

まとめ:モヒートのミントの育て方

今回の「モヒートのミントを育てて見よう!お酒にあう種類と簡単で楽しい栽培方法を解説!」はいかがでしたでしょうか?モヒートの知識、美味しい飲み方・作り方、ミントの栽培方法などを解説させて頂きましたが、育ててみたくなった、作ってみたくなった方も多いかと思います。ミントを育てる際は蒸れと水やりのしすぎにだけ注意して下さい。沢山収穫したい方は鉢を増やして、どんどん育てていきましょう!

モヒートのミントが気になる方はこちらもチェック!

今回はモヒートのミントについて解説させて頂きましたが、他にもミントに関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。