タイダイスターターキット
ニトリル手袋 ニトリルグローブ
タイダイ染めでおしゃれなTシャツをDIY
模様はどう作るの?染め方・絞り方を知りたい!
タイダイは、独特の模様が出る繊維の染め方のひとつです。タイとは国のタイではなくて、ネクタイのタイ。絞るという意味です。日本語に訳すと「絞り染め」となります。でも、日本の絞り染めとはまたちょっと違ったおもむきがある染め方です。タイダイ染めを自宅で作るのに必要な材料、マーブル模様を作るための絞り方をご紹介していきます。
タイダイ染めをするには
染料を用意する
タイダイスターターキット
まずは、タイダイ染めをするための染料を用意しましょう。タイダイ染めといえば、一般的には多色を用いてカラフルなマーブル模様になるのが特徴。
染料を自分で必要なだけ買い揃えても良いですが、あらかじめ数色セットになったものを買うと、材料を買い揃える手間がはぶけておすすめです。もちろん、この他に染める対象となるTシャツなど布を用意しましょう。
その他に必要なもの
タイダイ染めのセットの他に用意したいのが次の材料・道具です。1.輪ゴムやタコ紐など染める布を留めるもの、2.ソースなどを入れるプラスチックボトル、3.洗剤、4.大きめのボウルやたらい、5.4に乗る大きさの網、6.染めるものが入る大きさのビニール袋、7.ゴム手袋とエプロン(汚れ防止のため)です。
タイダイ染めの作り方①
ソーピング剤などが入っているキットの場合
タイダイといえば、Tシャツを染める場合が多いですね。ここでは、Tシャツ3枚をいろんな絞り方で冷めている動画から作り方をご説明します。こちらで使っているキットには、ソーピング剤など、染料を洗い流し、定着する薬剤も入っているので簡単に染めることができます。
Tシャツを絞って染料をかける
まずは、使用する白いTシャツを好きな絞り方で丸くまとめます。絞り方(クシュクシュするやり方)によって色柄が変わってきます。(詳しい絞り方と柄の対応は、後述でご紹介しますのでそちらも見てくださいね。)絞って丸めてTシャツは、輪ゴムやタコ紐などで留めて、その上からお好きな色の染料をかけます。
この時、100均などで売っているソースボトルに各色の染料を入れてかけると直接染料やTシャツを触らずにすむので汚れにくいです。染める時は、染料がついてもいいようなたらいなどの上に網を置き、その上にTシャツを乗せて染料をソースボトルで好きなように、かけていきます。
しばらく放置してソーピング剤に漬ける
染料をかけたTシャツは1時間~8時間程度、染料のパッケージに合わせた時間放置して、繊維に染み込ませます。この時、ビニールをかけておくのをお忘れなく。
動画の中で使用しているキットには、余分な染料を落とし、染料を定着させる「ソーピング剤」というものが入っていました。これを適量お湯に溶いて軽く染料を流水で落としたTシャツを漬け込みます。よく水洗いして洗濯、干したらできあがりです。とっても簡単ですね!
タイダイ染めの作り方②
染料+家にあるもので作る作り方
タイダイの染料セットにもいろいろあって、何色かの染料しか入っていないものもあります。こちらの動画で使用しているのは、そんなセット。その場合の染め方、染めた後の処理の仕方をご紹介します。
Tシャツを塩水につけて丸める
まずは、白Tシャツを塩水に付けます。これは、染料の定着剤の代用品になるそうです。しばらく塩水につけたTシャツを手で絞り、濡れている状態で染め始めます。丸め方もそれぞれのお好みです。
どんな柄が出るかなと楽しみにしながら、いろいろな絞り方を試しましょう。その後の行程は先程の作り方と同じ。輪ゴムやタコ糸を利用して、染めるTシャツを丸くまとめます。
8時間以上放置する
先程のソーピング剤つきの染料は1時間放置で良かったのですが、定着剤、染料落としが付いていないタイダイキットの場合は、8時間(一晩)を目安に、ビニールに入れてそのまま放置します。その後水洗い、洗剤洗いをして、脱水、乾燥させてできあがりです。
定着剤がついているものと比べて、漬け込む時間が長くかかること、塩水に漬けて濡れたものを染めていくという点が違っていました。タイダイキットを買う時は、どんな行程が必要になるのか、何時間かかるのかチェックしましょう。
タイダイの絞り方
絞り方①ぐるぐる
動画の中でも、3種類ずつ絞り方を変えて柄を作っていましたが、絞り方によっていろんな模様の染め上がりになります。まずは、絞り方1はうずまきのマーブル模様。これはうずまきの中心となる部分をつまんでくるくると回しながら絞っていくことで、こんな模様が出来上がります。
絞り方②斜め
絞り方その2は、斜めに色と白い部分ができる模様の作り方です。これは、Tシャツを右下から左上、または左下から右上へとくしゅくしゅと絞っていきます。長い棒のような形にまとめたら、輪ゴムやタコ糸でとめて、ストライプに染料をかけていきます。
絞り方③縦・横
斜め模様の応用で、縦の模様や横の模様も作れます。やり方はななめと同じ。縦にくしゅくしゅと絞っていくか、横に絞っていくかの違いになります。しぼったTシャツをまとめるために、輪ゴムなどを使って固定したら、こちらもストライプ模様に染料を掛けて放置、水洗いして色を定着させてできあがりです。
絞り方④>の模様
このようなタイダイ模様はどうやって作っているのかというと、白い部分をしっかり絞り、糸で留めて染めています。
その場合は、絞るラインをチャコペン(後で消える手芸用のペン)でラインを書いて、そのラインでくしゅくしゅと細かく絞っていくことによって作ることができます。>の場合は、脇の下のラインでTシャツを半分に折り、絞ることで上下対象な模様になります。
ストライプ模様も糸で絞って染め分けるとパッキリと綺麗な色わけができます。糸で色の変わり目を絞らないと、色が混じってグラデーションの模様ができあがります。
裾を中心とした円の模様
こちらは裾を中心にしてまず脇の長さまでの半径の円を印つけます。そこを中心として細かく丁寧にくしゅくしゅと全体に折りたたみ、適当な間隔を開けて糸で絞っていきます。そのような絞り方をしたものを染めることで、このような模様が出来上がります。
タイダイ染めの注意点
使う素材と前準備
タイダイ染めの染料によっては、綿がよく染まるもの、その他の繊維でも染まるものがあります。Tシャツは綿100%の布だと思っていても、実はポリエステルが入っているというものも多いです。染める前に、染料が染められる材質と、染めるものの材質が合っているか確認しましょう。
染料に注意
ニトリル手袋 ニトリルグローブ
染料を使うときは、手や服についてしまうとなかなか落とすことができなくなってしまいます。染料を扱うとき、染めたTシャツを洗うときは、必ずゴム手袋をしてから触るようにしましょう。服の汚れも気になるなら、エプロンもあると良いでしょう。
すすぎをしっかり
自宅で染め物をした後は、しっかりとすすぎをして、水に色がつかなくなるまで洗いましょう。すすぎが甘いと、他の洗濯物と一緒に洗ったときに、他の洗濯物に色移りしてしまったり、着ているうちに汗をかくと肌に色がついてしまったりと困ったことになります。
水で染料の色がでなくなるまで手洗いしたあと、洗剤を入れて洗濯機で洗って干す。念を入れた仕上げが成功の秘訣です。
まとめ
タイダイで簡単おしゃれなTシャツを作ろう!
いかがでしたでしょうか。タイダイの染め方はとても簡単で、どんな模様が出るのかわからなくて面白いですね。また、色合わせによって雰囲気がガラリと変わるのも楽しい染め物です。
パステルカラーにするとやさしい感じに。カラフルなものにすると、派手な染め物に。またTシャツだけでなく、ハンカチやバッグ、パンツやスカートなどいろんなものにタイダイして、個性的なおしゃれを楽しみましょう。
その他DIYが気になる人はこちらをチェック
タイダイ染めの他にも、自分で作る楽しみDIYの作り方、注意点などご紹介しています。DIYに興味がある方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
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