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気温15度はメンズにとって服装を変える合図
最低気温15度というのは、暖かく感じてくるような時期です。逆に最高気温15度というと、肌寒く感じるような時期でもあります。つまり最高気温15度、最低気温15度というのはいわゆる「季節の変わり目」という時期のことをさします。しかし、この最高および最低気温15度というのは服装を変える時期ではありますが、重すぎても薄すぎても不快に感じてしまうものです。ですが、逆に言えば「気温15度」というのは最高であれ最低であれ共通した服装になりうるともいえるのです。
他人と被りやすい
自身の持つアイテムの中で共通した服装が増える気温15度のコーデは、同時に他人ともかぶりやすくなってしまうことを意味します。コーデにおいて他人と被ってしまうというのは、一番気をつけなければならない点です。しかし、ポイントを抑えておけば防ぐことが可能です。
気温や季節に合わせたコーデ術のポイント
先述のように、気温15度コーデにおいて重要なのは「他人と被らない」事です。派手にしてしまえば被ることは無いですが、派手すぎると周りから浮いてしまいます。ではどうすればよいかというと、「流行」から外れた「定番」を狙うという選択肢があります。例えばデニムオンデニムのように、定番ではありますがあまり誰もしないような所を狙っていくという方法です。あるいはハードなアイテムとソフトなアイテムを組み合わせるといった方法も有効ですね。
気温と服装と体調
最高および最低気温15度というのは、体調管理にもっとも気をつけなければならない気温です。なぜなら日中と夜の寒暖差が激しく、中にはアレルギー症状を発祥する方もいるほどだからです。そのため最高気温が15度であるならば長袖の服装を、最低気温が15度ならば半袖の上に何か羽織れるものを用意する必要があるのです。最高および最低気温15度という気温には注意しながら、天気予報を確認するのもこの時期の服装において重要なポイントです。
気温15度のメンズの服装①
レタードカーディガン＋ドレスシューズのコーデ
気温15度コーデの中でも最も使いやすいオススメアイテムが、レタードカーディガンです。普通のカーディガンに比べると厚手のニットで作られています。そのためTシャツの上から羽織れば気温15度の肌寒さを防ぐことができるのです。そして、気温が15度になると革靴を普段の着こなしに取り入れる時期になります。レタードカーディガンはジーンズのようにカジュアルなアイテムとの着こなしが定番ですが、このように派手目なドレスシューズとの着こなしも映えるのです。
ドレッシーなブーツもオススメ
シューズ以外にも、ドレス感のあるブーツと合わせるのもオススメです。たとえばホワイツから発売されているセミドレスは、まだワークウェアとフォーマルウェアの境が無かった時代から多くの人々に愛されているアイテムで、カジュアルにもスーツにも合います。今回のように、カジュアルの中にフォーマルな印象をあわせられるようなアイテムの組み合わせであれば、相性は抜群です。
気温15度のメンズの服装②
同系色コーデ
気温15度の着こなしの中でも、かなりレベルが高い着こなしがこの「同系色コーデ」です。特にコチラのように、黒やネイビーといった暗い色で纏めると印象も暗くなってしまいます。しかしシャツとブーツを明るめのブラウン系で合わせる事で、それが差し色として機能してくれます。そのため、着こなし自体も明るい印象となるのです。気温15度の着こなしは地味になりがちなので、気温15度の着こなしにおいてこのテクニックは必須といえます。
オーバーオールに技アリ
オーバーオールは、キチンと着用すると上半身の半分以上を侵食します。今回のように同色コーデの隙間から異なる色を見せるという上級テクニックは、たとえばジーンズでやると「同色感」が感じられなくなります。ジーンズはあくまでボトムスなので、ウエスト部分までの範囲が限界ですからね。なので、同色コーデにはオーバーオールがオススメなのです。
気温15度のメンズの服装③
パーカー+ステンカラーコートのコーデ
気温が15度になるとコートをクローゼットから引っ張り出す時期になります。昨年からチェスターコートが流行してはいますが、あまりにも流行りすぎて見渡すと誰もが着ているように見えてきます。なので、あえて間逆のアイテムといえるステンカラーコートを選んでみましょう。ロング丈のものにパーカーを合わせる、チェスターコートでも良く見られる着こなしですがステンカラーコートを選ぶことで周りとの差別化をはかることができるのです。
被らないパーカーとは
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チェスターコートはかなり被りやすいアイテムですが、ある意味ではパーカーも注意しないと被ってしまう可能性があります。なぜなら定番中の定番ですし、ブランドが違っていても柄があまり変わらないということは良くありますからね。特にグレーや黒などはいっそう被りやすいでしょう。ではどうすればよいのかというと、ユーズド加工されているパーカーを選ぶのがオススメです。こういった加工はランダムなので、柄そのものが被ってしまっても雰囲気はまったく異なりますので被るということがめったにありません。
気温15度のメンズの服装④
カバーオールでワークなコーデ
カバーオールに白Tシャツ、このシンプルなワークスタイルは男性なら一度はやってみたいものです。カバーオールは、比較的アメカジ寄りのアイテムですよね。ですがジャケットやコートの中間点としての要素が強く、使い勝手が非常に良いです。ですがあえて白のTシャツというシンプルなアイテムと組み合わせるのも面白いです。もちろん、ボタンダウンシャツやスウェットなどと合わせてみるのも良いでしょう。気温15度の中でも大いに活躍してくれます。
気温15度でも問題ナシ！？超ヘビーな白Tシャツ
メンズアイテムの中でも、いわゆる最終兵器といっても過言ではないのが白の無地Tシャツです。白の無地Tシャツにジーンズを合わせるだけでも、オシャレな人はオシャレに見えます。「しかし、さすがに気温15度なのに半袖のTシャツは着れないでしょ」と思う方も多いかと思います。実は、肌寒い日でも着ることのできるヘビーオンスTシャツが存在します。それが画像にあるキャンバーというブランドのTシャツで。なんと9オンスという、下手をするとジーンズくらいの厚さなんです。これさえあれば上に1枚羽織るだけで春や秋なら十分です。
気温15度のメンズの服装⑤
カバーオールでデニムオンデニムコーデ
デニムオンデニムというスタイルは、本来はジーンズにジージャンというイメージがあります。しかし、これは体型が痩せ型の方のみのスタイルです。少しおなかが出ていると、ジージャンの下からおなかの肉が覗いてしまいだらしない印象となってしまいます。しかし、ジージャンではなくカバーオールにすることで、それを防ぐことができます。更に、ジージャンに比べると丈が長いのでフォーマルな装いを演出することもできるのです。気温15度の着こなしに、ぜひ取り入れてみてください。
デニムオンデニムをするときは、同じブランドで固める
デニムオンデニムは実際のところ、かなり敷居が高いように感じる方がほとんどでしょう。しかし、同じブランドで固めると不自然さは一気になくなります。なぜなら、ブランド自体がセットアップを想定してジーンズとデニムジャケットを製造しているからです。今期はワークアイテムにも注目が集まっているため、ジーンズ以外にもペインターパンツとカバーオールをあわせてみるのも面白いです。
気温15度のメンズの服装⑥
ダブルライダース＋シャツのコーデ
ライダースジャケットは、かなりハードなイメージのあるアイテムです。それに加えて濃い目の色合いのジーンズやワークブーツと合わせると、よりいっそうハードなイメージは固まっていきます。しかしここに、シンプルなシャツを合わせることで一気に柔らかなイメージへと変わり、誰でも着こなしやすくなるのです。ライダースジャケット、とりわけダブルライダースはかなり敷居の高いイメージがありますが、このようにあえてひとつのアイテムでハズしてみると収まりがつきます。
シングルライダースでシンプルにまとめる
セックスピストルズは、パンクロックの元祖ともいえるバンドです。そんなバンドのTシャツにライダースジャケットをあわせるというのはパンクファッションの王道ともいえます。そのため、これもまた着こなしのイメージが固まりやすいハードな印象が強いのです。しかし、合わせるライダースをシングルライダースにしてみると、とたんにアメカジっぽくなります。同じライダースジャケットでも、使う種類を変えるだけでここまで違ってくるのです。
気温15度のメンズの服装⑦
カデットパーカー＋ストールのコーデ
カデットパーカーは、アメリカの士官学校で支給されるアウターです。そういった背景もあるからか、実はこういったアメリカンなアイテムと非常に相性が良いのです。バンダナやアメリカンなテイストのストールを首元に巻くというのには結構勇気が要りますが、このようにシンプルなコートであるカデットパーカーと合わせると良いワンポイントになります。ここにもうひとつ加えるのであれば、白と紺のボーダー柄のカットソーやニットとあわせるとマリンテイストを楽しめます。
カデットパーカーはヴィンテージを楽しむ
60年代製 US NAVAL ACADEMY USNA カデットコート ミリタリー
カデットパーカーは、先述のようにアメリカの士官学校で支給されます。そのため、日本のヴィンテージ市場にも多く出回っており比較的手に入りやすいアイテムなのです。大体2万円～3万円ほどで販売されていることが多く、気軽に本格的なミリタリーを楽しむことができるのでオススメです。
気温15度のメンズの服装に最適なグッズ①
レタードカーディガン
チェスウィック Cheswick カーディガン カレッジ レタード CH90392
レタードカーディガンは、厚手のニットにアルファベットやナンバーなどのワッペンが施されたものです。厚手であるため最高気温15度という肌寒い時期でも対応でき、逆にカーディガンであるため最低気温15度という日中は暖かい時期でもちょうど良いのです。また、このワッペンがアメリカンカジュアルやアイビールックとの相性が最高によく、ドレスシャツなどデザインを最低限に抑えたシンプルなシャツとも相性が良いです。ですので、レタードカーディガンは最高および最低気温15度の時期にオススメなのです。
スクールテイストを楽しむ
レタードカーディガンは、もともとアメフトやラグビーなどスポーツテイストの強いアイテムです。当時はやはり最低気温が15度など暖かくなってきた時期にも着用されていたようです。その証拠に、古着屋なんかではアメリカの大学のワッペンが施されているものが多数あります。最高のウールで作られていて、最低でも10年以上経っていたとしても、虫食いなど最低限あるようなダメージも無いので最高にタフといえます。私が見た中では、最高ですと40年以上経過したものもありますが、それでも目だったダメージはなく抜群のコンディションでした。
気温15度のメンズの服装に最適なグッズ②
パーカー
秋に入ると晴れの日よりも曇りが多くなり、最高気温も15度前後と寒くなってきます。また、雨も多いです。春は最低気温が15度と暖かくになってきますが、晴れの日が増え熱中症の対策が必要です。春と秋、この間逆な気候で活躍するのがパーカーです。スウェット地のパーカーは最高気温15度という肌寒い秋を感じさせることはありません。そして最低気温15度という春の陽気の中、更に晴れた日の日光をフードが防いでくれます。パーカーは春と秋、両方の季節の中を晴れやかな気持ちを演出するためのアイテムといえます。
ジップパーカーならアウターとしても
春の晴れた日に、厚手をするのは億劫ですよね。それは秋口の気温が高く晴れた日にも同じことが言えます。そういったときに、簡単に羽織ることが出来るジップパーカーがあると便利です。春の晴れた陽気な日であっても、夜になると春であっても肌寒いです。秋口は気温も高いですが、半ばを過ぎると秋は日中でも肌寒く感じてきます。そんなときに、カバンにジップパーカーを忍ばせておくと大変便利なアウターとして活躍します。
気温15度のメンズの服装に最適なグッズ③
カバーオール
春と秋ともに困るのが「コートは必要かどうか」では無いでしょうか。最低気温が15度という春の晴れた日であっても、夜は多少寒く感じます。逆に秋は、最高気温が15度で昼間の晴れた日でも寒く感じてくるものです。春の最低気温15度の日と、秋の最高気温15度の日の両方に使用できるコートがカバーオールです。春の晴れた日ならスプリングコートとして、秋の肌寒い日には薄手のコートとして使用することができます。
経年変化も楽しめる
カバーオールは、デニム生地で作られています。春と秋両方の季節に利用できるのもそのためです。デニム生地の特徴は、経年変化を楽しめるという点です。ジーンズが良い例でしょう。春と秋という季節は、晴れていたと思ったらとたんに雨が降ってきてしまうということも少なくありません。この天気が変わりやすい春と秋に、カバーオールがオススメです。晴れの日の日光や雨の雫によってダメージを受け、経年変化によって顔が変わります。コートというと晴れの日は良いですが雨だとしみなどの原因になってしまうものですが、カバーオールであればそのダメージが楽しみになるのです。
気温15度のメンズの服装に最適なグッズ④
ライダースジャケット
気温15度という気候になると、レザー系のアウターをコーデ加えたファッションに切り替える人も多いです。そんなレザー系アウターの中でももっともポピュラーなのが、ライダースジャケットです。度派手なパンクファッションなコーデをイメージしてしまう人も多いですが、近年ではドレスシャツとあわせたりとコーデの幅がかなり広がったファッションアイテムなのです。気温15度のコーデにおいてはアウターの中でも最高額の部類で、中には15万～20万円のラインで販売しているブランドもあります。
初心者はシングルから
ライダースをアウターとしてコーデに取り入れると聞くと、いわゆるダブルライダースを思い浮かべる人がほとんどでしょう。もしダブルはアウターとして使いづらいとお思いであれば、シングルライダースをコーデに取り入れましょう。シングルはセンターにジップが通っているのみの、非常にシンプルなアウターです。そのためどんなファッションにも使いやすく、コーデしやすいのです。そのためファッションアイテムとしても万能で、1着あると様々なファッションに取り入れることができます。
気温15度のメンズの服装に最適なグッズ⑤
カデットパーカー
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気温15度コーデの中でも、一風変わったファッションアイテムをご紹介します。それは、カデットパーカーです。パーカーというと上記でご紹介したスウェットのものを想像しますが、これはメルトンウールによって作られたアウターです。同じ系統のアウターとしては、Ｐコートなんかが有名でしょう。そしてこのパーカーはフードにもジップがついており、ファッション性が高く個性的な気温15度コーデを演出してくれるアウターです。そしてメルトンウールのアウターなので気温が15度未満と肌寒い日のコーデには最適のファッションアイテムです。
コート代わりにも使える万能アウター
メルトンウールはコートにも用いられる素材です。そのためカデットパーカーはコートとしてコーデに取り入れることができる、使い方が幅広いアウターなのです。ファッションの系列としては、実はミリタリー系アウターです。しかし見た感じはそんなにゴツい感じは無く、むしろやわらかい雰囲気のあるファッションアイテムです。そのためTシャツやスウェットのアウターとしてコーデしても自然ですし、ファッション性の高いアイテムとのコーデにも合います。
気温15度のメンズの服装まとめ
今回は、気温15度をテーマにしたアイテムや着こなしをご紹介してまいりました。秋から春にかけて使えるものを用意してご紹介しましたので、比較的多くのシーズンで活用できるかと思います。昨日まで寒いと思っていたら、急に暖かくなったりと気温差の激しい日もありますので、そんなときは今回ご紹介させていただいたアイテムや着こなしを、ぜひご活用くださればうれしいです。
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気温によって使い分ける必要があるアイテムと、実は共通して使用できるアイテムもあります。今回の記事と見比べてみると面白いかもしれません。
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