春の行楽シーズンに潮干狩りへ
春になると家族や友人に誘われて潮干狩りに行く機会もありますよね。でも、潮干狩り初心者の方はどんな格好で行くのがいいのか、どんな持ち物が必要なのか悩む場面でもあります。潮干狩りのシーズンは長いので時期によってもおすすめの服装が違います。今回はそんな方々に向けて潮干狩りにぴったりなおすすめの服装を男性編、女性編、子供・幼児編に分けての紹介と、持ち物の紹介をします。
潮干狩りの時期
潮干狩りは、春に大人から子供まで楽しむことができるアクティビティです。あまり知られてはいないですが、潮干狩りは1年中できる場所もあります。潮干狩りスポットは千葉や神奈川、静岡、愛知など多くの場所にあるので春のレジャーとして家族連れだけでなく男性グループや女性グループ、子供連れの方にもピッタリです。
潮干狩りのハイシーズン
春はアサリなどの貝類には産卵のため、栄養が豊富に蓄えられているので、よりおいしいものを取ることができます。そのため、ハイシーズンは4月～5月の2ヵ月間となっています。有料の潮干狩りスポットはだいたい3月中旬から6月の初夏まで開いています。
潮干狩りにおすすめの服装
潮干狩りシーズン始まりの3月はまだ朝晩は寒いですし昼間でもそんなに暖かくなりません。反対に、シーズン終わりの7月は、むしむしとしてかなり暑いです。シーズン中の気温や天気も全く違うので、どんな格好で行くのか迷うところです。その季節にあった服装で行かないと、暑かったり寒かったりで潮干狩りを全力で楽しめませんので、おすすめの服装を行く季節と大人から子供まで、それぞれにあった格好を解説していきます。
潮干狩りおすすめの服装①帽子編
潮干狩りのシーズンがまだ夏になっていない時期だとしても、太陽光の下に何時間もいるのは大変ですよね。４月くらいからはもう紫外線は強くなっていますし日焼けして、あとで痛い思いをするのは嫌なので、大人の方でも必ず帽子は必要です。これは格好ではないですが、日焼け止めも忘れないようにしてください。日焼け止めと帽子はセットで持ってきましょう。
ハット
帽子には、つばが前についているキャップや全方位についてるハット、ハンチング、ベレー帽などいろいろありますが、おすすめはハットです。全部の方向につばが付いているので、機能性がバツグンにいいですし、つばが大きくて軽いものもたくさんあります。特におすすめなのは、後ろの首の部分もガードしてくれるものです。
サーフハット
ハットはサーフハットなどのように、機能性が高いものが多いです。海で使うために開発されているので、汚れにも強いのでおすすめです。UVカット加工もされているので安心できます。幼児用も販売されていますので家族でそろえるのもいいですね。
麦わら帽子
ビジュアルにもこだわりたいと思っている方や写真を撮りたい方、女性の方には麦わら帽子がおすすめです。全部の方向に大きなつばが付いていますし、軽くてデザイン性もいいものがたくさんあります。夏になって海に行くときにも使えるので、一つ持っておくにはいいかもしれません。また、タオルで帽子ではガードできない個所に巻いておくと紫外線対策をさらに効果的になります。
潮干狩りおすすめの服装②トップス編
男性編
ここでは、潮干狩りにあった男性用トップスを紹介します。男性の場合は服装を選ぶ際に、動きやすさが重要になりますので、その点を考えたおすすめのトップスを紹介します。
Tシャツ
男性におすすめはスポーツ用の半そでTシャツや普通のTシャツです。汚れがついてもいいものや汚れが目立ちにくいもの、洗いやすい服装を選びましょう。ただ、日焼け対策は必須なので、羽織れるものでナイロンパーカーも持っていく方がいいです。また、ラッシュガードは子供や幼児といっしょに行く場合は抱っこするときなどに汚れることがありますし、潮干狩りを楽しんでるときに、海水や泥で汚れやすいので、おすすめです。
ナイロンパーカー
羽織るものについてですが、ナイロンパーカーは軽くて薄いので、夏場暑い場所でも着ることができるので、暑い季節にぴったりです。4月は太陽が出れば暑くなりますが、曇っていると少し寒いので、ある程度の撥水性もあり、泥汚れや急な雨にも強いウィンドブレーカーがおすすめです。布地のパーカーでもいいですが、汚れやすいので、その時は汚れが目立たたない色や汚れてもいいものを持って行くといいです。
女性編
女性用のトップスは、日焼け防止や肌を守ることが求められるのでその点を重視して、おすすめのトップスを紹介します。
ラッシュガード
女性にもラッシュガードはおすすめです。UVカットのラッシュガードはたくさん出ていますし、肌を守ってくれます。水着だけで行く方もいらっしょいますが、シーズン中はまだ肌寒いので、あまりおすすめはできません。ラッシュガードは楽天やアマゾンなどで2000円くらいで販売されているので、家族でそろえて買うこともできます。半そでのタイプや前が開くタイプなどたくさん種類がありますので、ご自身の好きなタイプを選んでください。
ウィンドブレーカー
海辺は風が強いので休憩の時は、寒くなります。ウィンドブレーカーやパーカー、カーディガンなどの羽織れるものを1枚持っていきましょう。必須ではないですが、レインコートを持っていくと便利です。小雨程度なら大丈夫ですが、大雨になると役に立ちます。着て濡れないようにするのはもちろん、荷物にかけて荷物が濡れないようにすることもできますし、寒くなってきたときに防寒着としても使用できます。
ネックガード
PONTAPES(ポンタペス)PAA-850
出典:Amazon帽子ではガードしきれない首を守るためにネックガードを使うのも有効です。UVカットの物を用意しましょう。ネックガードは、首をガードするだけではなくマスクとしても使えますし、用途がいろいろあるので便利です。
潮干狩りおすすめの服装③パンツ編
男性編
男性へはスポーツ用の短パンや水着をおすすめします。男性の方で長ズボンをまくってる方もいますが、動きにくくなりますし、ずり落ちて濡れて重くなるのでお勧めはできません。もし、長ズボンを履いていくようであれば、長靴とセットにすると裾が汚れないので便利です。浜辺を歩いていると、泥はねで短パンでも汚れますので、トップスと同じく汚れが目立ちにくい色や洗いやすさを重視して選ぶのがおすすめです。
女性編
女性は、短パンや7分丈のパンツなどがおすすめです。でも、短パンだと日焼けが気になる方も多いと思うので、マリントレンカと合わせるのがいいです。パンツの場合は、しゃがんでいることが多くなるのでストレッチ素材のものをおすすめします。
潮干狩りおすすめの服装④靴編
男性・女性共通編
男性・女性とも靴は、足を守ることはもちろん、脱げにくいことや動きやすいこと、水に強いことが求められるので、その点からおすすめの靴を紹介します。
マリンシューズ
靴はクロックスやマリンシューズのような足全体を保護してくれるシューズをおすすめします。砂浜には、貝殻ら小さな木の破片などが流れてきたり、埋まっていて踏んでしまうことがあるので、そこがしっかりしていて横もガードできる靴にしましょう。ビーチサンダルはすぐ脱げてしまうのと側面を保護することができないから避けた方がいいです。
長靴
長靴は便利なので潮干狩りに履いていくのはアリです。雨の日用のくるぶしまでの長靴もありますが、潮干狩りでは役に立ちません。なので、長靴はすねのあたりまである長いタイプをおすすめします。ただ、長靴は慣れていないと歩きにくくなるのとサイズが合っていないと足を上げたときに脱げてしまい、コケることや靴下が汚れるということが良くありますので注意してください。長靴を選ぶ際は、サイズと履き心地に注意してください。長靴を長い時間はいていると意外と疲れます。
潮干狩りおすすめの服装⑤子供・幼児編
トップス・パンツ編
子供や幼児の服装は水着にだけでもいいですが、日焼けも心配なので、水着の上からTシャツやジャージを着せるといいですね。ハイシーズンになると、たくさんの人が来るので迷子になるかもしれません。水着の色や靴の色は目立ちやすいものがいいでしょう。
帽子・靴編
会場には貝殻の破片が落ちているので、脱げにくいマリンシューズをおすすめします。子供・幼児の場合は邪魔になると自分で取ってしまいますので、帽子は必ずサーフハットのような全部の方向につばが付いていて、顎ひもが付いているタイプにしましょう。
潮干狩りに必要な持ち物
着替え
大人の方も子供・幼児連れの方も潮干狩りに向かう時は、そのまま潮干狩りができる服装でもいいのですが、帰りは汚れていますので公共交通機関を利用する場合は着替えを持ってきましょう。大人は転ばない限り、ビショビショになることはないとは思いますが、子供はその場に座ったりするので着替え一式を持っていく方がいいです。
軍手
アサリを獲るときに手をケガすることもありますので、必ず大人用の軍手と子供・幼児用の軍手を持っていきましょう。軍手にもたくさん種類がありますが、ホームセンターで売っている使い捨てのもので十分です。
タオル
タオルや手ぬぐいを思っていくと便利です。濡れた時に拭くのはもちろん、首にかければ日焼け防止にもなりますし、頭から垂らして、帽子をかぶればひさしの代わりにもなります。おすすめは、速乾性のタオルや手ぬぐいです。速乾性であれば絞って何度も使うことができるので便利です。手ぬぐいは、軽くて小さいので、持ち運びしやすいですし簡単に乾きます。
デイバック
潮干狩りは、熊手やバケツなどの道具が多いのでその道具入れと着替えやタオルを入れるデイバックがあると便利です。着替えたものは汚れたり濡れてたりするので、何枚かビニール袋も持っていきましょう。
服装を決めるのに大事なこと
格好を選ぶ点で大切なのは、快適性や日焼け対策になること、洗いやすい・汚れが落ちやすいことです。潮干狩りのハイシーズンは4月と5月ですが、早いところで3月からオープンして初夏までやっています。普段過ごしていても3月の服装と7月の服装は違います。なので、動きやい格好や行くときの日にち・天候、日差しや海風、汚れること、濡れることを考えて、服装を選びましょう。
最後に
春の行楽シーズンに潮干狩りをして、獲ってきたものをみんなで食べるのは楽しいですよね。ただ、ハイシーズンには多くの人でにぎわうので、子供や幼児の方が迷子になることや熊手などの道具でケガをすることもありますので、しっかりとした格好で安全に楽しんでください。今回紹介した服装とおすすめの持ち物は、ご家族連れで子供や幼児のいる方に潮干狩りを楽しむのを想定していますので、ご自身にあった服装を選んでください。
潮干狩りができる場所・服装・持ち物が気になる方はこちらをチェック！
今回はおすすめの格好をメインに紹介しました。どんな道具が必要なのかやどこでできるのかも気になると思います。暮らし～のでは潮干狩りについて他の記事でも紹介していますのでチェックしてください。
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