鍋料理のしめとは
具材を追加するだけで美味しいアレンジ料理に
日本には辛い味のキムチ鍋だけではなく、塩味や味噌味、醤油ベースといろいろな鍋料理があります。
どの鍋料理も美味しいですが、さらにいろいろな具材を足すだけでリゾットなどを作ることができるのでアレンジの幅が広いです。
さらに難しいレシピが不要なところも鍋料理のしめの長所で、詳しいレシピや作り方がわからなくてもラーメン、うどんなどの麺類、ご飯はいれるだけで簡単にアレンジできるのでおすすめです。
キムチ鍋の作り方
市販のキムチ鍋のスープでも美味しい鍋を作ることができますが、家族で食べる場合はしめまで楽しむとなるとスープの量が多いほうが便利です。こういう時はキムチ鍋を自作してしまいましょう。
あらかじめ合わせておいた水やだし汁を沸騰させ、そこへごま油で炒めたキムチを入れるだけです。コチジャンでも辛さを調整することができます。
キムチ鍋のしめでよく使われる具材
キムチ鍋はチーズで辛さをマイルドにできる
市販されているキムチ鍋のスープも自作して作るキムチ鍋のスープどちらも辛味があります。辛いものが苦手な方は具材にチーズを追加して鍋料理のしめを作ると辛さが抑えられてマイルドになるので食べやすくなります。
そのためリゾットなどのアレンジレシピでよく使われる具材です。またチーズと辛いものは相性がよくおすすめです。
鍋料理のしめの定番、うどん
うどんはいろいろな鍋料理のしめとして使われる具材で、キムチ鍋のしめに使うと辛味のあるスープがほどよく絡んで美味しいです。アレンジレシピがたくんさんある食材でうどんと一緒に卵を入れたりネギを追加したりと作り方はたくさんあります。
冷凍のものでも生麺でもどちらでも大丈夫です。煮込む時間が長ければ鍋焼きうどんのように海老などを入れても美味しいでしょう。
キムチ鍋に合うラーメン
インスタント、半生、生麺といろいろな種類のラーメンがありますがどのラーメンもキムチ鍋と合います。この具材も子供から大人まで鍋料理のしめとして人気の具材で、追加の具材としてチーズ入れるアレンジレシピもあります。
ただしインスタントラーメンを使う場合の注意点としてインスタントラーメン自体にスープの味がついているタイプは味が変わったり濃くなりすぎてしまい美味しくなくなります。
ご飯
キムチ鍋のしめとしてそのまま入れて雑炊にしたり、トマトとチーズ追加してリゾットにしても美味しいです。スープを吸うのでスープが少なくなる前に作るといいでしょう。
また大きくなるので、お茶碗に入れる量より少なめに入れるとちょうどいいぐらいの量になります。ご飯は冷やご飯でも炊飯器で保温されたもでもどちらでも大丈夫なので使いやすく少量からでも作れるので便利です。
キムチ鍋に使われる豆乳
キムチ鍋のしめで使われることはあまりないですが、キムチ鍋のバリエーションとして豆乳キムチ鍋があります。通常のキムチ鍋と比べると豆乳の甘みが加わるのでマイルドでコクのあるスープになっているため辛いものが苦手な方でも食べやすくなります。
うどんとの相性が良いです。
キムチ鍋のしめに人気のレシピ1
簡単アレンジレシピ、雑炊
雑炊の作り方はキムチ鍋にご飯を入れるだけで簡単です。前述したようにスープを吸うので残りのスープが少ない場合はキムチ鍋の素と水などをいれて調節しましょう。そのままでも美味しいですがネギや溶き卵をいれて作っても美味しいです。
卵を入れることで残ったキムチ鍋のスープでも辛さをマイルドにしてくれるので食べやすくなりますし、卵自体も雑炊と相性のいい具材なのでそのまま雑炊を作るときより追加することをおすすめします。
納豆でアレンジ
基本の雑炊の作り方はそのままに具材に納豆を追加したキムチ納豆雑炊も美味しいと言われています。作り方は余ったキムチ鍋のスープにご飯、納豆、好みでネギや卵などをいれて混ぜてひと煮立ちさせるだけです。
意外な組み合わせで本当に美味しいか疑問があるかもしれませんが、人気のあるアレンジレシピでレシピサイトにもたくさんの種類の納豆雑炊が投稿されていたり、TV番組で芸能人が紹介したりするのほどです。
キムチ鍋のしめに人気のレシピ2
醤油で味付け
キムチ鍋の余ったスープと人参やもやしなどのビビンバの材料を一緒に煮込み、醤油すこし味付けするとビビンバ風の雑炊を作ることができます。あまりスープを入れすぎないことがポイントですが、入れすぎても美味しいです。
残ったスープを煮立て、レンジ加熱した「たきたてご飯」を加え混ぜ合わせる。 ※にんじん、大豆もやし、ニラ、ほうれん草を少し残しておき、一緒に煮る。 焼き付ける様にし、刻んだキムチ、しょうゆを加えて味を調える。 器に盛り付け、卵黄をのせる。お好みでごま油 or ラー油をかけて召し上がれ。
キムチ鍋のしめに人気のレシピ3
トッポギを追加
通常のキムチ鍋のリゾットに飽きた場合はトッポギを入れてみるのもおすすめです。トッポギは韓国の餅を使った料理一種で日本の餅区と比べると加熱してもあまり伸びず、食感もあります。
日本の餅はもち米を使っていますがトッポギはうるち米を使っているためこのような違いがあります。本来は鍋料理に入れず炒める事が多い具材ですが同じ韓国発祥のキムチとの相性はいいので雑炊の具材として追加しても美味しいです。
トッポギ×チーズ
トッポギもチーズとの相性がいいのでキムチ鍋の具材として入ることも多いですが、トッポギだけ入れてしめにする場合はチーズを追加するのもおすすめです。
ご飯と一緒にトッポギとチーズをいれるとリゾット風にアレンジすることもできますが、リゾットふうにするのであればトマトソースを混ぜたほうが美味しいのでトマト缶やトマトがなくてもで簡単にできる作り方を紹介します。
キムチ鍋のしめに人気のレシピ4
ケチャップをたしてリゾット
キムチ鍋にそのままご飯を入れてもリゾットではなく雑炊にあります。リゾットにするにはトマトソースが必要になりますがケチャップを使うことでリゾットにすることもできます。
作り方は余ったキムチ鍋のスープにケチャップを好みに応じて適当にいれよく混ぜてからご飯をいれ弱火でしばらく炊いていきます。一度ご飯は水洗いすると粘りがなくなるので鍋にひっつきにくくなるので洗うときに楽です。最後にチーズをいれて完成です。
トマトがある場合
ケチャップで代用するよりフレッシュトマトやトマト缶のほうが美味しいです。
作り方は適当な大きさにトマトを切ってキムチ鍋にいれて一旦煮ていきます。トマト缶の場合はホールの場合は煮ながら適当に崩していきキムチ鍋のスープ混ぜてからご飯を投入して最後にチーズを入れて完成です。
また通常のキムチ鍋でもチーズが入っているので食べやすくなりますが、辛いものが苦手な方は豆乳キムチ鍋でも美味しいのでおすすめです。
キムチ鍋のしめに人気のレシピ5
キムチ鍋にうどんをいれるだけ
雑炊やリゾットよりも人気があるレシピがうどんです。冷凍のものでも生麺でも作れますが、スープにとろみがつかないほうが好きな方は生麺の場合は一旦洗ったほうがよぶんなほぐれやすく余分なとろみがつきません。
冷凍のうどんの場合は沸騰して5分ほど炊き込み、生麺のタイプは暖かくなれば完成です。入れるだけの簡単な作り方ですが人気のあるレシピです。雑炊と同じように卵などの具材を足して鍋焼きうどん風にするのもおすすめです。
うどん×チーズ
少しいつもと違うキムチ鍋のしめのうどんにしたいのであれば、チーズを追加してみてはいかがでしょうか。チーズは前述のようにキムチの辛味を抑えてマイルドにしてくれますがチーズ自体に旨味もあるのでおいしく相性も悪くありません。
作り方はキムチ鍋にうどんを加えて冷凍なら5分ほど温めていき、生麺ならあたたかくれば好きなとろけるチーズをいれて完成です。たくさんチーズを盛った場合は蓋をして蒸すようにするとチーズが溶けます。
とろみが付いても美味しい
生麺タイプはそのまま入れるととろみが付きますが悪いことではありません。スープとうどんがよく絡んで美味しく食べることができるので好みによってやり方を変えてみてください。
キムチ鍋のしめに人気のレシピ6
インスタントラーメンを入れる
インスタントラーメンをキムチ鍋に入れるだけでも立派なしめになります。
具材の紹介でも説明したように味付きの麺はつかえないので注意しましょう。それ以外であれば四角い袋麺でも大丈夫ですし棒状のラーメンでも入れるだけでキムチラーメンを作ることができます。
インスタントラーメンの場合はあまり煮込みすぎるとすぐにのびてしまうので煮込みす義には注意が必要です。生卵やゆで卵、ニラ、ごまなど好みの具材を追加しても美味しいです。
ラーメンのスープを利用する
そのままでもキムチ鍋のスープは鍋の具材の旨味や脂などが溶け込んで風味が良くなっていますがインスタントラーメンのスープも使う方がいます。好みの問題ですがより味付けのこいしめがほしいときなどはスープも利用してみてください。
辛ラーメンとキムチ鍋
株式会社農心が発売する「辛ラーメン」もキムチ鍋と相性がいいインスタントラーメンです。
他のインスタントラーメンのようにそのまま入れて食べますが、通の方は水でキムチ鍋のスープを少し薄めた上で辛いことで有名な辛ラーメンの粉末スープをいれてしめのラーメンを作る方がいるぐらいです。
生麺タイプの使い方
そのままキムチ鍋のスープに入れず一旦軽く下茹でしてから入れるようにしないと粉が大量についているのでスープの風味が変わったりかなり吸ってしまいます。
キムチ鍋のしめに人気のレシピ7
そうめん・ひやむぎも合う
うどんを入れることが多いキムチ鍋のしめですが、ひやむぎ、そうめんも意外とキムチ鍋似合うのでしめとして美味しく食べることができます。
現在では太さでひやむぎ、そうめんが分類されていますがひやむぎはもともとうどんを更に細く切ったものなので製法は同じものでした。そのため茹でるとスープにとろみが付きますが、よくひやむぎに絡み美味しくなります。
そうめんも昔は途中まで製法が同じでどれも小麦粉からできています。
キムチ鍋のしめまとめ
麺類が美味しくなる
キムチ鍋に限らずいろいろな鍋料理は基本的に麺類が美味しくなりますがキムチ鍋は辛味があるので食欲が進む特徴があります。
また冬にはうどんやラーメン、雑炊やリゾットをして食べると1回で2種類の料理を楽しみながら体もあたたまるのでキムチ鍋はおすすめです。
今回紹介した食べ方はキムチ鍋のしめですがスープを応用してパスタも作ることができるので、しめとしてスープパスタを作っても美味しいかもしれませんね。
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