チューリップ つぎつぎ咲くミックス
ムスカリ アルメニアカム
クラピア花苗 K7 白花
ローズマリー マリンブルー
ジャスミン ホワイトプリンセス
ウルメールムンスター
ディスタント ドラムス
ピエールドゥロンサール
クリサンセマム ノースポール
アジュガ チョコレートチップ
サルビア メドーセージ
エリゲロン カルビンスキアヌス
コレオプシス ゼスティ・ジンジャー
ミニバラ マンダリナコルダナ
ガーデニング初心者におすすめの花とは
ガーデニング初心者にとって、肥料や水やりのタイミング、植え付ける場所などは、すべて悩みの種です。寒い季節には屋内に取り込まないといけなかったり、真夏の直射日光を避けるため日陰に移動したり…こまめな気配りが大切なガーデニング。少しでも作業を簡単にしたいものです。
簡単!花壇に植えるだけ
ガーデニング初心者におすすめの花は、花壇に植えるだけでOK!の、育て方の簡単な多年草です。育てやすいことは、継続や楽しさにつながります。ぜひご自宅の花壇に「植えっぱなしOK」の植物を取り入れてみてください。
毎年咲く多年草
植物の中で、種まきや植え付けの後、花が咲き実をつけるサイクルを、2年以上くりかえすのが多年草です。「多年生植物」ともいいます。植えっぱなしで毎年咲くので、簡単ガーデニングを好む初心者のかたにおすすめです。
春植えの球根
秋植えの球根
秋植えの球根は、春に花が咲きます。チューリップやムスカリ、水仙、スノードロップ、クロッカス、シラーなど、種類も豊富。春の花壇を色鮮やかに彩る球根生まれの花たちは、一度植えると後は植物の持つ力で勝手に育ちますので、ガーデニング初心者の方におすすめです。
ガーデニング初心者におすすめの花①チューリップ
チューリップ つぎつぎ咲くミックス
チューリップの魅力は、その花色の豊かさもさることながら、植えっぱなしでも丈夫に育つところです。特に地植えの場合、特別なお世話が要らないので、初心者の方でも簡単に育てられます。お気に入りの品種を見つけて植えるだけで、毎年春に花を楽しめますよ。
植えるだけで毎年咲く!秋植えの球根
〇植え時:10月上旬から12月下旬
〇植える場所:屋外の日当たりと水はけのよい場所がおすすめ
〇植える土:一般的な培養土
〇植え方:約5cmの深さの穴を掘り、球根の上下に気を付けて植えていきます。球根の間隔は3~5cmぐらいがよいです。
〇肥料:植え付け時に化成肥料を少量、土に混ぜて与えます。
〇水やり:植え付けから数日中に発根するので、土の中が乾かないよう冬でも水はたっぷりと与えます。
開花後の球根の処理はどうするの?
チューリップを購入すると、育て方のタグが付いており、そこには、「花が終わった後、茎葉が3分の2ぐらい枯れたら掘り上げ、秋まで日の当たらない風通しのよい場所で保管します」と書かれています。
球根は植えっぱなしでOK!
一度掘り上げた球根は、十分乾燥させたつもりでも、内部に水分が残っていると、カビが発生したり腐ってしまうことがあります。おすすめの方法は、地上部の茎は根元から切り落とし、葉は残し、球根は土の中にそのまま眠らせておくことです。この方法で球根を保存すると、翌年もまた美しいチューリップが咲きます。
ガーデニング初心者におすすめの花②ムスカリ
ムスカリ アルメニアカム
住まう人が引っ越した後でも、その庭で春が来ると毎年咲くムスカリ。その美しい立ち姿と濃い青色が、多くの人を魅了しています。花壇に植えるだけで育つ、簡単ガーデニングにおすすめの花です。植えっぱなしにしておくと、勝手に数が増えるので、増えすぎて困ることもあるほど。
植えるだけで毎年咲く!秋植えの球根
植える時期は、9月から12月の秋植えです。秋になると、ホームセンターや園芸コーナーで、ムスカリの球根が出始めます。育て方(植え方や水やりの方法)については、ほぼチューリップと同じで、ガーデニング初心者の方でも簡単です。
球根は植えっぱなしでOK!
きれいな青紫のブドウのような房状の花が咲きます。開花後、茎の部分を根元から切り落とし、そのまま球根は植えっぱなしでOK!毎年咲く、育てやすい初心者向きの花です。
ガーデニング初心者におすすめの花③クラピア
クラピア花苗 K7 白花
クラピアは、切っても切ってもすぐに伸びてくるほど生命力が強いため、石やコンクリートの上でも、するすると伸びて広がります。土だけの庭を早く緑一面にしたい時、芝よりも成長速度の速いクラピアが簡単でおすすめ。淡いピンクの混ざった白い花も可憐です。
春植えでも秋植えでもOK
最もおすすめの植え込み時期は6・7月です。少し早い春植えでも、遅めの秋植えでも問題はありません。植え付けの後、20日以上連続して気温が15℃以上になるという条件が、うまく根付く秘訣です。一旦根付けばあっという間に繁茂し、一面クラピアに覆いつくされます。
グラウンドカバーとして育てやすい花
クラピアの花は、白くて中心部がほんのりピンク色で愛らしい印象。直径は1cmにも満たないほど小さい花ですが、グラウンドカバーとして地面を覆うほどに成長した後、無数に咲くと星を散りばめたように、見ごたえがあります。踏まれても強く、毎年咲く元気な花です。
ガーデニング初心者におすすめの花④ローズマリー
ローズマリー マリンブルー
ローズマリーは、根付きにくい真夏や真冬を避ければ、春植えも秋植えも可能です。挿し木で増やすこともできますが、初心者の方には「とり木」といって、枝垂れた茎を近くの地面の中に埋めて、発根するまでピンで固定しておくというやり方がおすすめです。
花の色もさまざま
ハーブとして知られるローズマリーは、開花期の長い花です。花の色は、ピンク、ホワイト、淡いブルーとさまざまな種類があり、2月から10月にかけて、小さな花を咲かせます。地植えにしたら自然の雨だけで育つので、水やりはほぼ不要です。
植えるだけで毎年咲く!育てやすいハーブ
ローズマリーは、料理やハーブティーを始め、入浴剤や化粧品、アロマオイルなどにも利用される抗菌性の高いハーブです。基本的に、植えっぱなしで放置するのがよく、肥料や水やりなど、あまり手間をかけない方が丈夫に育ちます。まさに初心者向きの、簡単で育てやすい花なのです。
ガーデニング初心者におすすめの花⑤ジャスミン・ホワイトプリンセス
ジャスミン ホワイトプリンセス
冬になると、葉が枯れたようになり、地上部は茶色くかさかさになりますが、土の中の部分が生きているので大丈夫です。翌年春になり暖かくなってくると、青々とした葉が生い茂り、やがて暑い夏が終わるころ、ようやく白い清楚なつぼみをつけます。
枝垂れるように育つ
地植えでも構わないのですが、枝垂れるように育つため、せっかくの白い花が地表近くで咲くことになります。花壇の一段高い場所や、ハンギングで育てると、よりきれいに演出できるのでおすすめです。
春植えがおすすめ
秋植えすると冬越しができるか心配なので、春植えで育てます。真夏に葉が焼けて茶色くなる恐れがあるため、半日陰に植えるか、鉢の場合は夏に日陰に移動するとよいでしょう。病気にはかかりにくい強健種で、育てやすい花です。
ガーデニング初心者におすすめの花⑥ブルーサルビア
サルビア メドーセージ
ブルーサルビアは、購入時は小さな株ですが、ひとたび花壇に植えると、年々たくましく成長します。周囲に他の植物を植える場合、間隔を空けておく工夫が必要です。6~7月に切り戻しをすると、秋に再び花がよく咲きます。
春植えがおすすめ
秋植えも可能ですが、耐寒性がそれほど強くないので、春植えがおすすめのハーブです。とても背が高くなるため、かなり根元の方から切り戻すことが多いのですが、枯れることはありません。生育旺盛で、夏場になると、背もぐんぐん伸びて育てやすいです。
切り花には不向き
とても花色のきれいなブルーサルビアは、ついつい切り花として飾りたくなるのですが、飾るそばからパラパラと花弁が散っていきます。テーブルが散った花弁だらけになり、見た目も悪く、後始末も大変なので、切り花には向きません。庭で咲く様子を鑑賞しましょう。
ガーデニング初心者におすすめの花⑦だるま菊
ダルマギク
春植え・秋植えどちらも可能です。春以降、茎がぐんぐん伸びて、だらりとした印象になるので、7月までに摘心をして、脇芽の数を増やすように育てましょう。咲き終わった花や、地面に近い部分の黄色く枯れた葉は取り除きます。
植えるだけで毎年咲く!紫の大輪花
真夏の直射日光にも、真冬の寒さや乾燥にも強い多年草です。毎年秋になると、こんもりした薄紫色の花をドーム状に咲かせます。春と秋に肥料をやるほかは、特に大変なお手入れはありませんので、初心者の方でも簡単です。
ガーデニング初心者におすすめの花⑧バラ
マダムヴィオレ
育てるのが難しいと言われているバラですが、基本的な育て方を覚えてしまえば、毎年春に見事な花を咲かせてくれます。四季咲きや返り咲きの品種もありますので、ガーデニングプランに合わせて選びましょう。
植えっぱなしでも毎年咲くつるバラ:ウルメールムンスター
ウルメールムンスター
ウルメールムンスターはつるバラですので、オベリスクなどの支柱を立てて、それに巻き付けるように誘引して育てます。最初は、買ってきた鉢のまま育てるのですが、成長してきたら、ひと回り大きめの鉢に植え替えるのがポイントです。
花壇に植える場合は、オベリスク仕立てか、フェンス際に植えてフェンスに誘引するようにします。
植えっぱなしでも毎年咲くつるバラ:つるアイスバーグ
つるアイスバーグ
花の色は純白、5月に咲き乱れる様子は、花嫁のウェディングベールのよう。つるアイスバーグは、花芯の部分まで真っ白なバラです。成長も速く、2年ほどで3mを超えます。フェンスやトレリスなどを利用して、枝を真横へ誘引してあげると、新しい枝が出やすくなり、花数も増えるのでおすすめ。
植えっぱなしでも毎年咲くバラ:ディスタント・ドラムス
ディスタント ドラムス
耐病性に優れ、そだてやすいバラの品種です。木立性のバラで、背丈は約1mほどになります。9月頃一度秋剪定をおこない、全体の3分の2ほどに切りそろえてあげると、秋にたくさん花が咲くのでおすすめです。
植えっぱなしでも毎年咲くバラ:バラ苗 つるバラ ピエールドゥロンサール
ピエールドゥロンサール
広い範囲に広がりを進める、つるバラです。狭い場所などは向きません。誘引については広がりやすいフェンスや、大きなオベリスクで育てると、よさが引き立ちます。購入当初50cmほどの新苗でしたが、2年経つと見上げるほどの高さに成長しました。5m位は伸びる樹勢があります。病気などの心配も少なく、植えっぱなしOKの夢のようなバラです。
植えっぱなしでも毎年咲くミニバラ:ミニバラ マンダリナコルダナ
ミニバラ マンダリナコルダナ
毎年咲くだけでなく、どんどん成長し大きくなるミニバラ マンダリナコルダナ。植え替えの際、株分けをするとよいでしょう。鉢植えに仕立ててお友だちにプレゼントしても、喜ばれます。地植えの場合は、原肥を施しておけば、ほとんど植えっぱなしでOK!簡単で育てやすいタイプのミニバラです。
ガーデニング初心者におすすめの花⑨クリサンセマム・スノーポール
クリサンセマム ノースポール
クリサンセマム・マウイは、冬になると葉も枯れたようになり、どこが葉かわからなくなるほどですが、春になると必ず復活し、たくさんのピンク色の花をつけます。キク科の花だけに、花弁の形やほっそりとしなやかな茎は、マーガレットにそっくり。
植えるだけで毎年咲く!耐寒性多年草
クリサンセマム・スノーポールは、屋外の花壇で越冬できる耐寒性多年草です。常緑性なので、花壇の彩りを損ないません。花期は4~6月で、草丈は20~30cmほどになります。日当たりのよい場所を選んだら、後は植えっぱなしで毎年咲く花です。
ガーデニング初心者におすすめの花⑩コレオプシス
コレオプシス ゼスティ・ジンジャー
コレオプシスは、生命力が強い耐寒性多年草で、育てやすい品種です。寒さに強いので、庭の花壇に植える場合でも越冬します。花数を増やしたい時は、開花期の前に置き肥をするとよいでしょう。花色もさまざまあり、春植え、秋植え、どちらでも構いません。
ガーデニング初心者におすすめの花⑪ネメシア
ネメシア ブルー
年間を通して咲きますが、真夏は花が咲きません。切り戻すことで何度も咲くタイプです。背はそれほど高くなりませんので、花壇の全面やハンギングバスケットなどに植えるとよいでしょう。独特な香水に似た甘い芳香が特徴の多年草です。
ガーデニング初心者におすすめの花⑫エリゲロン・カルビンスキアヌス
エリゲロン カルビンスキアヌス
野の花のような風情で、一年中花を楽しみたい方に一番におすすめしたいのが、このエリゲロン・カルビンスキアヌス。開花期間が非常に長く、冬以外は庭が花に包まれます。背はあまり高くならず、横に広がる花ですので、グラウンドカバーとしてもおすすめです。
春植えでも秋植えでもOK
植える時期は、春でも秋でもよいです。横へ広がっていくことを考え、周囲には他の植物は植えないようにしましょう。バラや樹木の足元を覆うように咲かせるのも素敵です。寒さにも強いため特に、冬を越すために手をかける必要は有りません。
ガーデニング初心者におすすめの花⑬アジュガ・チョコレートチップ
アジュガ チョコレートチップ
アジュガ・チョコレートチップは、春以外の季節は、独特の色合いの葉を楽しみます。葉はとてもつやがあり、イチゴのようにランナーで増えるためグラウンドカバー向きです。春になると穂状の青紫の花が毎年咲く、とても育てやすい多年草です。
春植えでも秋植えでもOK
春と秋は、植え付け、植え替えに最適のシーズンです。増やしたい時は、ほふく状の茎が伸びて根付いたところを、隣りの株と分けるように切り離します。放っておくとどんどん広がるので、時々株分けするとよいでしょう。
まとめ
初心者の方は、なるべく植え替えなどの手間が少ない多年草や球根植物がおすすめです。育てやすいうえ、毎年咲く喜びがあります。春植え・秋植えなど植える時期には気を付けて、簡単ガーデニングを楽しんでください。
難しいように思われる植物でも、一度コツをつかめば、1年を通して同じ作業の繰り返しになるので、2年目からはもうガーデニング初心者卒業です!
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