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チューリップの花を翌年も綺麗に咲かせたい!球根の正しい保存・掘り上げ方法を解説!

チューリップの球根の正しい保存方法を知っていますか?正しい保存方法で保存することによって、翌年も花を咲かせてくれるようになります。そんなチューリップの球根の保存方法や堀り上げ方についてご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
更新: 2021年4月12日
naru
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チューリップは球根の保存方法が大切!

チューリップは、球根をうまく堀り上げて保存することによって、翌年も花を咲かせてくれるようになります。しかし、掘り上げ後に、きちんとした方法で保存してあげなければ、翌年芽が出るだけで花が咲かなくなってしまいます。チューリップの球根の寿命は、2年ほどです。しかし、球根の手入れと正しい保存方法で保存することによって4年ほど花を咲かせてくれるようになります。

きちんと保存しておくためには、手入れや管理場所などが大切です。花を楽しんだ後も、球根のためにお世話してあげましょう。これから、チューリップの球根の掘り上げや保存方法についてご紹介します。

チューリップの球根を掘り上げるタイミング

チューリップの球根を掘り上げるタイミングについて説明します。チューリップの球根は、花が咲き終えた時期に栄養を蓄えます。なので、花が咲き終えて葉も枯れたら堀り上げのタイミングです。花がない状態で育てる時間が長ければ長いほど球根が栄養を蓄えることができます。


球根は、乾燥させて保存します。なので、しばらくは栄養がない状態が続きます。翌年花をしっかり咲かせるためにも、この期間はとても重要なものです。葉の状態でもしっかり水やりを忘れずに与えてあげましょう。もちろん、液体肥料も与えなければいけません。1週間に1回のペースで液体肥料を与えて、球根を大きくしていきましょう。

チューリップの球根の堀り上げ方法

チューリップの花が咲き終わり、葉が枯れてきたらいよいよ球根の堀り上げを行います。掘り上げ方法について説明しますね。まず、すべての球根を土から取り出して、球根のすぐ上で茎を切ります。この時、球根があまりにも小さくなっているものは、翌年花を咲かせることができないため捨ててしまいましょう。掘り上げた球根は、水洗いして土をきれいに取り除いていきます。きれいになったらネットに入れておきましょう。このとき、品種別に分けたり、花色別に分けておくと植え付けるときに便利です。

チューリップの球根の保存方法

掘り上げた球根の保存方法と保存場所について説明していきます。ネットに入れた球根は、風通しのいい日陰で乾燥させておきます。秋になって植え付けを始めるまで、風通しのいい場所で管理し、乾燥させておきましょう。球根に傷がついてしまうと芽が出なくなってしまいます。なので、球根に傷がついてしまわないためにも落とさないように気を付けておきましょう。


保存後の球根の植え付け方

秋まで保存したチューリップの球根の植え付け方についてご紹介します。植え付けの時期は、10月~11月です。植え付けの前に球根を消毒液に15分~20分ほど付けておきます。消毒をすることによって、サビダニの予防になります。前年に使った土は使わないようにしましょう。庭に植え付ける場合は、去年とは別の場所へ植え付けましょう。鉢植えの場合は、すべて新しい土に変えてあげてください。

植え付けの時に、土に肥料を混ぜておきます。植え付ける深さは、地植えの場合で球根2個分の深さです、鉢植えは、地面から2cm下に植え付けていきます。植え付けた後は、しっかり水やりを行ってください。土が乾燥してしまわないように注意しましょう。上手に育てることができれば、2月頃に芽が出てきます。鉢植えの場合は、芽が出るまでは屋外の日陰へ、芽が出てからは日向へ移動させてあげましょう。3月~4月の春頃になると、花を咲かせてくれます。

チューリップの球根の増やし方

チューリップの球根の増やし方について説明します。チューリップの球根の増やし方は簡単です。なぜかというと、チューリップの球根は、勝手に増えてくれるからです。そのため、自分で増やしていかなくても増えていきます。

子球を回収する

チューリップの球根は、子球を作っていきます。初めに植え付けた親球は自然に消えていきます。子球がいくつかできてくるので、丁寧に1つずつばらばらにしていきます。子球ですので、親球にように確実に花が咲くという保証はありません。あまりにも小さな球根は花が咲かないことが多いので捨てておきましょう。


「捨てる球根」と「捨てない球根」

この増やし方で増やした後の、「捨てる球根」と「捨てない球根」の違いについて説明します。まず、チューリップの球根の状態がいい場合の条件について説明します。「捨てない球根」の条件は、重くて大きいもの、球根の表面に傷がついていない、皮がつやつやであることが条件です。「捨てる球根」の条件は、あまりにも小さくて軽いもの、傷がついているもの、腐っているものです。この条件をチェックして、「捨てる球根」と「捨てない球根」を分けていきましょう。

球根を保存して来年も楽しもう!

チューリップの球根を掘り上げて、しっかり保存しておくことで来年もチューリップの花を楽しむことができます。チューリップの花を楽しむために、堀り上げた後の球根をしっかり乾燥させて風通しのいい場所で保存してあげましょう。ポイントをしっかり守れば、来年も花を咲かせてくれること間違いありません。チューリップをこれから栽培しようと考えている人は、ぜひ球根の手入れ方法や保存方法も参考にしてみてください。