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ウイスキーとコーラで「コークハイ」を作ろう!美味しい作り方や割合を解説!

お酒が苦手な人でもスイスイ呑めるカクテルがあります。それは、ウイスキーとコーラを使った「コークハイ」です。度数の高いウイスキーを馴染み深いソフトドリンクであるコーラで割った簡単カクテルで、今回はレシピなども紹介します。
更新: 2021年3月9日
木下雄太
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ウイスキーとコーラが有れば誰でも出来る!

お酒が苦手な人でも、なじみのある飲み物と合わせてしまうと非常に飲みやすくなります。例えばコーラを用いたカクテルです。おすすめが、ウイスキーとコーラを合わせるコークハイです。

作り方は単純にウイスキーとコーラを合わせるだけですが、レシピによってはコーラとウイスキーの割合や割り方、またはウイスキーの銘柄指定もあったりしますね。

有名銘柄が飲みやすくなる

例えば、コーラとジャックダニエルというウイスキーを使ったジャックコーラなんかが定番です。ジャックダニエルは度数が40度前後と高いですが、そんなウイスキーを炭酸系の飲み物で割って呑むハイボールの中でも、子供の頃から親しみあるコーラを用いることでよりウイスキーを馴染み深くしたものであるといえます。
 

ハイボールとは違うの?

ハイボールとは、ウイスキーを炭酸で割ったものを指します。ですのでコーラという炭酸飲料を用いたコークハイのようなものも、ハイボールといえます。言ってみればハイボールは名称であると同時に、カクテルの種類を指しているといえるのです。

そしてコークハイは、ハイボール系のカクテルというわけです。ちなみに日本人にとって馴染み深い酎ハイは、焼酎を炭酸で割ったものを指します。ですので当然、ウイスキーで無く焼酎をコーラで割っても美味しいですし、ウイスキーより度数が低いので飲みやすいです。

ウイスキー定番銘柄・コークハイ用その1

ジャックダニエル

コークハイに用いるウイスキーやバーボンの中でも最も一般的でおすすめな銘柄が、ジャックダニエルというウイスキーです。ジャックダニエルで作るコークハイは「ジャックコーラ」とも呼ばれておりバーではコークハイとは別にジャックコーラを提供していることも多いです。

用いるコーラは、やはりコカコーラでしょう。

作り方自体は家でも簡単に出来ますしハイコークと同じレシピでよいです。しかし、同じジャックダニエルでも度数が50度近くまであるものもあるので、割合はそのウイスキーの度数を見てコーラを多めで割りましょう。

ジャックダニエルの歴史とコーラ

ジャックダニエルというウイスキーを語る上で欠かせないのが「禁酒法」です。もともと1863年に蒸留所を譲られたジャックダニエル(当時わずか13歳)が3年後の1966年に販売を始め成功を治めるのですが、1919年、アメリカで禁酒法が施行されます。

その当時はマフィアが裏でウィスキー製造法を安値で酒蔵から買取り、粗悪品を販売していたのですがジャックダニエルは禁酒法が撤廃されるまで、ウイスキー蒸留所が事実上の閉鎖に追い込まれるわけです。

ジャックコーラの誕生

この頃に一般の人たちがお酒を楽しむためにとった行動が、普通の飲み物と混ぜて隠れて酒を飲むというものであったという話があります。その中でも自由の象徴であるコーラと、アメリカを代表するジャックダニエルを合わせるという行為は誰でも思いつくというものです。

ウイスキー定番銘柄・コークハイ用その2

ジムビーム


バーボン初心者でもおすすめできる銘柄といえば、このジムビームです。ウイスキーの中でもバーボンは香りがあっさりとしていて、非常に飲みやすいです。そのためコーラとの相性も良いです。

バーボンは作り方に規定があり、大麦やとうもろこし、ライ麦や小麦と大麦などが割合51%以上のレシピで無いとバーボンウイスキーを名乗ることが出来ません。コークハイにするとより一層飲みやすくなります。

ジャックコーラとバーボンコーラに違いはある?

ジャックコーラの場合はジャックダニエルの香りが強く残るという人も多く、ジャックコーラが飲めないという人にはバーボンウイスキーで作るコークハイがおすすめです。特にジムビームはバーボンの中でも大体1000円前後で購入することができるのでお勧めです。

バーボンにコーラを合わせるのは無粋なのか

コークハイは、度数の高いウイスキーやバーボンをコーラによって飲みやすくしてくれます。しかし、中には「バーボンはストレートだろう」という人もいます。そのため、バーなどでコークハイを頼みづらいという方も実際に居るようです。

しかし、カクテルの中にはその生まれた時代背景などが深く関わっていることが多々あります。コークハイの場合、先述のウイスキーと禁酒法の話が良い例です。

背景を知ってお酒を楽しむ

歴史を知り呑むというのは、中々に感慨深いものがあります。ですので私としては、「バーボンはストレート」と決め付ける方こそ無粋なのだと思います。そもそもバーではマナーさえ守れば自由です。

その中で自由の象徴であるコーラを用いたカクテルを呑むなんて、非常に粋ではないですか。なので、無理してバーボンウイスキーをストレートで飲まず、遠慮なくバーでコークハイを頼んでみてください。

ウイスキー定番銘柄・コークハイ用その3

ブラックニッカ

まず最初に飲んでいただきたいおすすめ銘柄が、ブラックニッカというウイスキーです。値段が安く、コーラのように手に入りやすいのが嬉しい、家呑みにピッタリなウイスキーです。そしてコーラとの相性も抜群ですよ。

凝った作り方やレシピは必要なく、家呑みコークハイは気取る必要がありません。コーラとウイスキーの割合も「目測で割ります」という方も多いでしょう。

安酒とコークハイ

言い方が悪いですが、安酒で作るコークハイの代表格が、このブラックニッカです。ジャックコーラのような香りは無いのですがだからこそ呑みやすく、度数も35度前後なので低めなのでコーラを多めにしてしまえば低アルコールで楽しめます。

一昔前、ブラックニッカで作るコークハイは学生の家呑みの定番であったというのも頷けます。

ブラックニッカ×コーラの、気取らない美味しさ

先ほどはこのウイスキーを「安酒」と中々にネガティブなことを書いてしまいましたが、しかしそういったチープ感のあるお酒というのも、実は結構美味しいものです。コークハイのようにコーラを使ったカクテルが、その代表例といえます。

しかしブラックニッカというウイスキーは安くともキチンとした行程を踏んで作られたウイスキーなので、多く呑まなければ二日酔いになることがあまりありません。ブラックニッカはコーラと同じく、まさに庶民の味方というわけです。

ウイスキー×コーラの、コークハイの作り方1

グラスに氷を入れ、ウイスキーを注ぐ


ウイスキーより先に、まず氷をグラスに入れておくのがおすすめです。バーでも同じ作り方やレシピが用いられています。なぜかというと、こうすることでグラスが冷えるからです。そしてコーラの状態も重要だといえます。

コーラは冷えたものの方が圧倒的に美味しいですよね。なのでコーラは冷やしておきましょう。これはコーラを用いたカクテル全般、つまりコークハイやジャックコーラに限らず共通して言えることです。

コーラの温度

先ほどもコーラは冷えたものが良いといいましたが、なぜかというと不味くなるからです。コークハイを作る際にぬるいコーラを使ってはいけません。ぬるいコーラが氷を溶かし度数が低くなるばかりかウイスキーが水っぽくなってしまい、さらにコーラの炭酸感も薄まってしまうからです。コークハイを作る際はコーラも大切な材料です。

なので、必ずコーラは冷蔵庫で冷やしましょう。ウイスキーも可能であれば冷蔵庫で保存しておくと、冷たいコーラと合わさってより美味しくなります。

ウイスキー×コーラの、コークハイの作り方2

コーラを注ぐ

ウイスキーにコーラを注いでいくわけですが、コーラはゆっくりと注ぐのをおすすめします。これは別に正式な作り方やレシピ云々というわけで無く、ウイスキーに反応したコーラの泡が上ってくるのを防ぐためです。

炭酸飲料の中でも特にコーラは他の物と反応しやすい事で有名です。おそらく他の炭酸飲料でも泡が上ってくるかと思いますが、スパイスが含まれている分、コーラのほうがその割合は高いのかと思います。

早く飲みたい気持ちを抑えてゆっくりコーラを注ぎ割りましょう。
 

気泡が上りにくくなる注ぎ方は?

例えばスプーンなどを用いた方法があります。コップにスプーンをセットしておき、スプーンにコーラをゆっくりと垂らすようにウイスキーにコーラを注いで割ります。ジントニックやラムコーラ、ハイボールなどのように、炭酸を用いたカクテルにも用いられています。

これはスプーンに含まれている金属にコーラの炭酸が反応し、気泡がスプーンに付着するからです。特にコーラは炭酸が強いので、スプーンを用いるこの裏技は最適なのです。

ウイスキー×コーラの、コークハイの作り方3

柑橘を絞る

この行程は省いても問題ありませんが、レモンなどを絞ると一層美味しくなるのでおすすめです。バーのレシピによって使う柑橘はさまざまですが、今回はカボスを使用してみました。

これから旬になるカボスはレモンなどに比べると販売しているお店の割合も多くなりますし、なにより国産でコーラとの相性も良いです。コーラやウイスキーの銘柄によっては匂いが強すぎるので、ジャックコーラでなくブラックニッカなどでコークハイを作るときに試してみてください。
 

ウイスキー×コーラの、コークハイの作り方4

ステア

ステアとは、混ぜる行程を意味します。画像のようなバースプーンを用意する必要はありませんが、1本持っておくと何かと便利なのでおすすめです。コークハイは作り方自体はコーラとウイスキーを合わせるだけなので簡単ですが、バーによってコーラとウイスキーの割合や割り方などレシピが異なってくるので、実は非常に奥深いのです。

コーラとの割合一つ見ても度数や風味が異なってきます。実際に店でコークハイやジャックコーラを飲んで、そのレシピをまねてみましょう。

ステアの時の注意点


ステアは、手首のスナップだけで混ぜるのが基本です。「たかがコーラとウイスキーを割り混ぜるだけ」と思われるかもしれませんが、こうすることでコーラとウイスキーがきれいに混ざり合い、非常に美味しくなるのです。

特に一般的なコカコーラでなく、スパイスなどが配合されたコーラを用いるときはこのように丁寧に作ると一層美味しいです。これはコーラを用いたカクテルだけでなくハイボールなど他のステア・カクテルでもいえることなのでぜひお試しください。

ウイスキー&コーラ!コークハイに合うおつまみ

粉もん全般

ここで、コークハイに合う最高のおつまみをお教えしたいと思います。おすすめはなんといっても「粉もん」です。特にたこ焼きは、最高の人気を誇っているといっても過言ではありません。我々大阪人は、夏の炎天下の中であっても熱々のたこ焼きを外で頬張ります。このときのお供が、未成年の時分であればコーラです。

大阪人の、青春の味

たこ焼きは大阪が誇るジャンクフードです。ジャンクフードとコーラ、最高の組み合わせですよね。上あごがやけどし、のども熱さで限界というところに流し込むキンキンに冷えたコーラは、まさに至福の一言です。

大人になった今でも、たこ焼きとコーラの組み合わせを楽しむ人は多いですが、酒を飲むようになったらコーラとウイスキーを合わせたコークハイで、当時の青春を思い出しながら呑むのが楽しいのです。

まとめ

コーラとウイスキーを割り呑む「コークハイ」は、カクテルの中でもポピュラーなものです。慣れ親しんだコーラの味がウイスキーと合わさり、コーラの力で誰でもウイスキーを飲めるようにしてくれます。

コーラは酒屋さんやディスカウントショップ、あるいはコンビニなどで買うことが出来ます。これはコーラに限らずウイスキーも同じことが言えますね。もし興味のある人は、コーラとウイスキーをコンビニで購入して試してみてください。

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