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オロナインは日焼け後に効くって本当?炎症を抑える効果やケアの仕方を解説!

オロナインはロングセラーの薬で、どの家庭にも一個は常備してあるのではないでしょうか。そんな家庭の常備薬としての印象が強いオロナインですが、実は日焼け後にも使えるのです。オロナインを使った日焼け後のケアから、目から鱗の活用法まで徹底的に解説していきます。
更新: 2023年11月23日
uoonmoon(うんむ)
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オロナインはどんな薬

オロナインは吹き出物、軽い切り傷やしもやけ、水虫、たむしや軽症のやけどなどの症状を抑える、また痛みやかゆみを抑えるなど幅広い皮膚疾患の治療に使うことができます。皮膚用抗菌軟膏剤とされていますが、ステロイド軟膏のような強い薬ではありません。また防腐剤も使用していないので赤ちゃんからお年寄りまで安心して使うことができます。

60年以上のロングセラー商品

正式名称はオロナインH軟膏といいます。初めて発売されたのは1953年のことですから、もう60年以上も使われ続けています。リーズナブルで痛みやかゆみのある患部にも優しい使い心地、年齢を問わず使える、幅広い疾患の治療に効果があることで愛され続けている商品です。
        
 

 

オロナインに配合されている成分

成分 オロナインH軟膏に入っている成分すべてをご紹介します。 ◎ 有効成分(1g中) クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%):10mg ◎ 添加物 ラウロマクロゴール ポリソルベート80 硫酸Al/K マクロゴール グリセリン オリブ油 ステアリルアルコール サラシミツロウ ワセリン 自己乳化型ステアリン酸グリセリル 香料 精製水 ※ステロイドは入っていません。

症状別の効果とオロナインの有効成分

切り傷などの外傷にはクロルヘキシジングクルコン酸塩液が効きます。この成分は殺菌、消毒作用があります。またグリセリン、オリブ油、サラシミツロウ、ワセリンは保湿効果があるので肌荒れに、硫酸AL/Kは止血成分が含まれているのでひび、あかぎれにも効果を発揮しやすいと言われています。ステアリルアルコールは皮膚を保護する成分です。

                                                                                           

オロナインの使用感

オロナインは軟膏タイプです。サラシミツロウ、ワセリンといった保湿成分にオリブ油(オリーブ油)が入っていて、肌にすーっと気持ちよくのびます。クリーム状で、塗ってもピリピリするといった刺激がないので小さいお子様にも安心です。香りは強くなくほんのりと甘い香りがします。

日焼けに効くオロナイン、日焼け後に使用する

いろいろな皮膚疾患の治療に効果があるオロナイン、実は日焼けの治療にも使えるのです。日焼けはしてしまった後のケアが大切です。簡単、手軽に使えるオロナインでケアをしましょう。まず日焼けしてしまった部分を水に濡らしたタオルや保冷剤などで良く冷やします。皮膚の状態が落ち着いたら患部に軟膏を優しく塗りましょう。かゆみや炎症を抑えることができます。

日焼けに効くオロナイン、日焼け後のケア①


軽度の日焼けの場合、ひどい日焼けと違ってヒリヒリしたり痛みやかゆみがあるといった症状が無い場合が多いのですが、痛みやかゆみが無くてもそのまま放置しないでしっかりケアをしておきましょう。ひどい日焼けは治療が大変ですが、軽度の日焼けは簡単なケアで済みます。軽度の日焼けのケアはまず化粧水などで患部をしっかり潤わせておきます。その後にオロナインを塗っておけばしっかり肌を保湿しながらケアしてくれます。

                                                                                

日焼けに効くオロナイン、日焼け後のケア②

中度の日焼けの場合は傷みなどが出てしまうこともあります。重症化させないように、中度の日焼けをしている時には洗顔料の使用は控えましょう。刺激が強すぎる上に乾燥を招いてしまいますのでぬるま湯だけで汚れを落とします。化粧水などのスキンケア製品を使うのも避けるようにします。ひどい日焼けになる一歩手前なので保冷剤などで炎症部分を最低でも30分は冷やしましょう。その後に軟膏を塗れば症状を抑えることができます。

 

重症で炎症を起こしているひどい日焼けの場合

重症のひどい日焼けは表皮はもちろん真皮にまでダメージが広がっていて、最悪の場合は皮下組織にまで影響を及ぼします。正しい処置を行わないとケロイド状の跡が残ってしまいます。この場合はオロナインで症状を抑えることはできません。さらに重症化しないように、すぐに皮膚科を受診して正しい処置を受けましょう。ひどい日焼けの場合、自己判断でケアをしないことが大切です。

乳児や妊婦の日焼け後のケアに使用できる?

妊婦でもオロナインを使えます。日焼けのケアに、普段のお手入れにといろいろ活用して下さい。ただし、乳幼児の場合は成人に比べると皮膚が弱く薄いので注意が必要です。もちろん乳幼児でもオロナインは安心して使うことができますが、日焼けに関しては炎症やかゆみを起こしたり、刺激が強すぎるなど合わない場合があります。乳幼児専用のケア用品を使いましょう。

オロナインを使った日焼け後のケアの注意点

オロナインは日焼けをして炎症がある肌にも有効です。抗炎症作用で痛みやかゆみなど炎症を起こした肌の症状を抑える効果が期待できます。ただし、使う時に注意したいのは日焼けした肌に直接塗らないようにすることです。必ず患部を冷やして肌が落ち着いた後に使いましょう。直接塗ってしまうと刺激が強すぎることがあります。

 

日焼け後に効くオロナイン、日焼けは防げる?

日焼けに効くオロナインですが、あくまでも日焼けをした後のケアに使います。日焼けに効きますが日焼け止めとしての効果はありません。日焼けをしないように専用の日焼け止め製品を使いましょう。まれにオロナインを塗って太陽を浴びるとシミになったりアレルギーになったりする恐れがありますので注意します。

オロナインを使った日焼け後のスペシャルケア

オロナインを使って日焼けが治まったら、その後の日常のお手入れも手を抜かず綺麗な肌を保つようにしましょう。日焼け後のお手入れにももちろん、オロナインをフルに活用します。オロナインを使ったスペシャルケアをご紹介します。

オロナインを使ったスペシャルケアの方法①


日焼けをした後の肌は乾燥しがちです。肌に水分をたっぷり届けて潤いのある健康的な肌をキープしましょう。お風呂上がりなどに手のひらにオロナインを適量取り、水を3、4滴たらしてオロナインをのばします。このオロナインを顔や体の気になる所に馴染ませるように塗っていきます。薄めたオロナインで膜を貼っていくようなイメージで優しく肌にのばしていきましょう。水の代わりに化粧水も使えます。

オロナインを使ったスペシャルケアの方法②

紫外線でダメージを受けた肌はくすんだり黒ずんだりしてしまいますが、オロナインで美肌を手に入れることもできます。パック代わりに使うと毛穴の黒ずみやくすみが薄くなると評判です。やり方は入浴後、柔らかくなった肌の上にオロナインを厚めに塗ります。そのまま就寝し、朝までそのままにしておきます。起きた時にぬるま湯で洗い流し、化粧水などで整えます。

オロナインを使った肌のケアで注意すること

オロナインは元々医薬品でスキンケア商品ではないので、肌に違和感などを感じたらすぐに使用を止めましょう。しばらく使って肌に改善や効果が見られない場合も使用を控えるようにします。また肌に違和感が無くても毎日連続しての使用は控えましょう。毎日使用すると殺菌成分が強すぎて逆に肌荒れをおこす場合があります。肌への御褒美として一週間に一度くらいの頻度で使用しましょう。

日焼け後以外にも使えるオロナイン

日焼けに効く、日焼け後のケアに使えるオロナインですがそれ以外にも意外な活用法があります。オロナインを徹底的に使いこなして普段の生活に生かしましょう。きっと役に立つはずです。便利なオロナインの目から鱗の活用法を伝授します。

オロナイン活用法①

ぽつぽつ厄介なニキビのケアもオロナインを使ってケアしましょう。オロナインの殺菌成分が治療に有効です。注意するのは全てのニキビに有効ではなくて、赤く炎症を起こした赤ニキビに効果があるという点です。膿を持った重症のニキビの場合も皮膚科を受診することをおすすめします。洗顔をした後の患部に軟膏をつけておきましょう。たくさんつけると毛穴を詰まらせて逆効果になってしまうので少量を使用するようにします。

オロナイン活用法②

ワキガは汗の匂いではなくて雑菌の繁殖が原因ですが、軽度のワキガにもオロナインが使えます。オロナインの殺菌効果が原因となる雑菌の繁殖を抑える効果があります。入浴後に軽く脇の下に塗布しておきます。個人差がありますが、一週間ほどで効果が現れるようです。ワキガ対策は雑菌が繁殖しないようにこまめに汗を拭きとったり、薬用石鹸を使うのも有効です。オロナインと薬用石鹸の組み合わせで使うのが良いようです。
    
                                                              

オロナイン活用法③

巻き爪の炎症を和らげるのにステロイドなどを使う場合がありますが、副作用が強く自己判断で使うのは危険です。オロナインにそのような成分は入っていませんので炎症を起こした皮膚にも安心してオロナインを使うことができます。患部に適量を塗布します。

オロナイン活用法④


オロナインの油分を利用してメイク落としとしても活用することができます。アイブロウペンシルやファンデーションなど落としたい部分にオロナインを塗り、くるくると優しく馴染ませるように落として行きます。コットンなどで軽く拭き取った後は通常通り洗顔します。

オロナイン活用法⑤

ひび割れやガサガサになってしまった足の治療にも使えます。とくにかかとはがさがさになりやすいですが、原因は乾燥か水虫でそのどちらにも有効です。お風呂上がりの柔らかくなったかかとにオロナインをよくすり込みます。そのあとかかとにラップを巻いて靴下をはいて休みます。朝起きた時にはしっとりと柔らかいかかとになっているはずです。かなり重症のひび割れでも一週間ほど続ければなめらかなかかとになっているでしょう。

オロナインの商品の種類

オロナインには2種類のタイプがあります。スリムなデザインのチューブタイプと蓋つきの瓶入りのタイプです。どちらも軟膏タイプですが、チューブ入りの方は携帯に便利でかさばらないのでお出かけの時などに便利です。絞り出して使えるので衛生的です。瓶入りのタイプは容量が大きいタイプがあり、取り出しやすいので広範囲に使いたい場合や、家族全員で使う場合に便利です。

                                                                                            

オロナインの保管の仕方

日焼けに効く、キズやその他の皮膚疾患の治療にと万能薬のオロナイン、保管にも気を付けていつでもベストな状態で使えるようにしたいものです。そのためには直射日光は避けて涼しいところで保管するようにしましょう。使い終わったらしっかり蓋を閉めて密閉しておきます。他の容器などには移し替えたりしないようにしましょう。品質が変わったり、誤用の危険があります。使用期限に注意して期限内に使いきるようにします。

オロナインを使った日焼け後のケアまとめ

日焼けに効くオロナインの使い方について見てきました。軽度から重症のひどい日焼けまでの治療の仕方を紹介しましたが、重症のひどい日焼けの場合は自己判断の治療はしないようにしましょう。オロナインはあくまで炎症やかゆみを抑えるために使用します。また日焼けに効くといっても炎症を起こした肌に直接塗るのは控えます。患部を冷やしてから肌に塗りましょう。オロナインの有効成分が浸透して症状を抑えることができます。

日焼け後のケアについてはこちらもチェックしよう!

日焼け後のケアについてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。うっかりそのままにしておくと後が大変な日焼け、しっかり読んでおけば日焼けのケアも万全です!