エステー 米唐番(こめとうばん)
KINCHO お米に虫コナーズ
本格 炭のチカラ [米びつ用防虫剤 1個入]
ライスキーパー 桐米びつ10kg 技物専科
タワー 密閉 米びつ 袋ごと
オバケツ ライスストッカー
はじめに
発生の原因と対策を紹介!
「お米に虫が!」梅雨から秋口に掛けて常温で米を保管しているときに虫が発生する可能性が高まります。米に虫が発生する原因と対策を解説し、米に虫を近づけないための対策おすすめを6選して紹介します。対策1つだけでも虫除け効果がありますが、必要であれば組み合わせるとより効果が高まります。
防虫剤の作り方や代用品も解説!
唐辛子を使った自家製防虫剤の作り方を解説します。家にあるものを使って簡単な作り方で虫除け対策ができるのでおすすめです。また、米びつを代用できる容器を解説します。一度にたくさん米を買わない人におすすめできますので、取り入れてみてください。
虫が発生したときの対策も
対策をしていても虫が発生してしまうことがあります。そんな場合は新聞紙を使って虫を追い出すことができます。やり方は簡単なのでもしものときに備えて新聞紙を使った駆除方法も覚えておきましょう。
なぜ米に虫が発生するの?
時期
冬季は虫もあまり活動しないので、対策をしなくても虫が発生しないかもしれません。米に虫が発生する気温は20度以上となり、気温が高まると活発に行動・繁殖します。気温と湿度が上がる梅雨から秋口までの時期に虫がよく発生しますので、梅雨前から虫対策が必要です。
原因
米に虫が発生する原因は主に2つあります。1つは「元々米に虫が混じっていた」ことです。気温が上がり活動を始めるとあっという間に数を増やしてしまいます。2つ目の原因は「後から混じった」ことです。蛾などが飛来し卵を生み付けて条件が揃うと孵化して米を食べだします。
防虫対策が必要
あらかじめ虫が混じっていた場合も後から混じった場合も防虫対策が必要です。昔ながらの米びつを使っている場合は米を継ぎ足しながら使っていることが多く、虫が発生しやすくなっています。
米によく発生する虫の種類
メイガ
メイガは米に限らずあらゆる穀物に飛来し卵を生み付けます。メイガを飛来させないためにも密閉できる米びつや袋に入れ替えるとメイガを物理的に寄せ付けず、虫除け効果があります。
意外な利用法
メイガは農業害虫として嫌われていますが、幼虫は釣り餌として養殖されています。釣り餌用に養殖されたメイガはさなぎにならないように操作されていますので飛来するメイガは自然からきたものと考えられます。
コクゾウムシ
コクゾウムシは米に最初から混ざっており、気温や湿度の状況が整うと大量繁殖します。最近では精米技術が向上し、混ざっていることは非常に稀です。しかし、コクゾウムシもメイガの成虫と同じく飛ぶことができるので後から混じる可能性もありますので注意が必要となります。
虫が発生したら
メイガとコクゾウムシが米によく発生する害虫です。しかし、どちらも米を食害するだけで毒はありませんので発生したからといって全て捨てる必要はありません。新聞紙を使い、虫を取り除く対策をした上で食べられます。
米の虫除け対策が必要!
米を買ったら
米を買った米袋そのままで保管している人もたくさんいると考えられます。しかし、米袋は通気がいいように小さな通気口が開けられており虫が発生しやすい状況に置いておくと侵入されるおそれがあります。
虫除け対策をして正しく保管
家族の人数や家によって保管場所に制限があります。一番いけないのはそのままの状態で置いておくことが虫を引き寄せるので、虫除け対策をして正しく保管しましょう。美味しさを長持ちさせることにもつながります。
状況に合わせて必要な対策を
米袋を買った状態のまま保管する場合でも唐辛子を使って虫除け対策ができます。冷蔵庫に入れられるスペースがなくても自分の状況に合わせて必要な対策をしましょう。できれば袋を入れられる容器に入れるとより虫除け効果があります。
米の虫除け対策おすすめ①米びつ
米びつとは?
昔ながらの米びつは上から米を足すことが多く掃除し切れず虫が発生する温床となります。最近は密閉式の米びつが人気となっており、プラスチックや木などさまざまな材料の米びつが販売されています。
一番いい保管法
米びつを適切な環境に置いておくスペースを用意できるのであれば一番いい保管方法となります。密閉されており虫が後から入らないので防虫効果があります。室内に保管するときは米びつの下に新聞紙を敷いておけば吸湿効果もあります。
代用できる
米びつは100円均一に売っているプラスチック容器などで代用できます。一度にたくさん米を買う必要がない人は米びつとして代用してみてはいかがでしょうか?
米の虫除け対策おすすめ②冷蔵庫
鮮度を保てる
米は常温で保管できると言っても食品なので冷蔵庫に入れておくと鮮度を保てます。冷蔵庫で保管する時は温度変化の少ない場所を選んで保管場所にしましょう。
結露に注意
温度変化があると結露しやすく、虫が発生しなくてもカビの温床になります。また水気が出て長時間おいておくと美味しさが損なわれますので注意しましょう。
一度冷蔵庫に入れたら
一度冷蔵庫に入れたら保管場所を常温に戻すのは避けてください。温度変化によって結露が発生し、さらに常温に置いておくことで米が傷む原因となってしまいます。
米の虫除け対策おすすめ③唐辛子
唐辛子は防虫効果あり
唐辛子に含まれる成分は虫が嫌いな香りを発します。他にもわさびやニンニクなども忌避成分を含み虫を寄せ付けない効果がありますが、米に香りが移りやすいので唐辛子を入れましょう。
自作防虫剤の作り方
唐辛子をそのまま入れても虫除け効果がありますが、「唐辛子が混じったらどうしよう?」と思う人もいるかもしれません。そんな場合はティーバックなどに唐辛子を入れてから米の上に置いておきましょう。唐辛子の量の目安は5kgで2〜3本入れてください。
代用品も
生の唐辛子を入れるのに抵抗がある人は製薬会社から販売されている唐辛子やワサビの成分だけを抽出した防虫剤を唐辛子の代用品として入れておきましょう。対応している米の量や効果がある期限をチェックして選びましょう。
米の虫除け対策おすすめ④買う量
季節に応じて
季節に応じて米を美味しく食べられる期限があります。美味しく食べられる目安として春は1ヶ月、夏は2〜3週間、冬は1〜2ヶ月のうちに食べ切れる量を買うようにしましょう。
買い過ぎないように
特売日などで「安く買えるから」と言ってたくさん買い過ぎて味が落ちたり、虫が発生しては安く買った意味がありません。毎日食べる量をざっくりとでも計算して、長く置き過ぎないようにすると虫が発生する確率を下げられます。
小分けの米も便利
毎日米を食べないという人は割高になりますが、1合単位で小分けにされている米を選ぶと無駄がありません。自分の食事内容や食べる量に合わせて上手に活用しましょう。
米の虫除け対策おすすめ⑤密閉容器
米びつの代用品①ペットボトル
密閉容器であれば米びつの代用品として使うことができます。もっとも手軽なのがペットボトルを代用することです。ペットボトルの中身を空けたあとによく水洗いをし、乾かしてからじょうごを使って中に米を入れましょう。
ジュースなどのペットボトルは匂いが移りやすいので、水などの匂いがないペットボトルを使うのがお勧めです。
米びつの代用品②ジッパーバッグ
少量であれば1回に炊く分量ごとにジッパーバッグを使うと米を炊くたびに軽量する手間が省けます。1度に2合や3合までしか炊かない人におすすめです。米をジッパーバッグに入れたらできるだけ空気を抜いてから冷蔵庫に入れるとより虫除け効果があります。
米びつの代用品③ガラス容器
100円均一で販売されている蓋付きガラス容器も米びつの代用品として使用雨できます。パッキンが付いているものなどは密閉性もあり、お手入れがしやすいのでおすすめです。匂いが少ない液体が入っていた空き瓶などもペットボトルと同じように米びつの代用として使えます。
米の虫除け対策おすすめ⑥冷暗所
直射日光はNG
米は直射日光に当たる場所に保管すると早く味が落ちてしまいます。パントリーなどがあればよいのですが、なければなるべく風通しのよい冷暗所に保管しましょう。できれば買った袋のままではなく密閉容器に入れてから保管するようにしてください。
湿度
冷暗所でも湿度が高い場所は虫が発生しやすい環境に近づけてしまいます。住宅環境にもよりますが、出し入れが便利なシンク下などは湿気が溜まりやすいのであまりおすすめしません。どうしても置く場合は除湿剤や新聞紙を下に敷き、湿気対策を行いましょう。
冷蔵庫の野菜室がベスト!
米を保管しておく適切な場所がない場合に一番おすすめする保管場所は冷蔵庫の野菜室となります。冷蔵庫の中でも比較的高い10度程の温度設定になっており、開け閉めの頻度も低くおすすめです。米びつやペットボトルなど野菜室の大きさに合わせて保管しましょう。
米の虫除けポイント
温度
米に虫が発生する時は温度が20度を超えてからとなります。冬などは外気温に近い室内に置いておいても問題ありませんが、初夏から秋に掛けては野菜室や冷暗所を確保してください。必要に応じて自作の唐辛子防虫剤で重ねて対策しましょう。作り方も簡単です。
湿度
梅雨になると米に限らず食品が高い湿度でカビが生えたり、傷みやすくなります。おすすめなのが珪藻土のブロックを米びつに入れておくことです。手で割れるタイプのものであれば米びつのサイズに合わせて大きさの作り方を自由にアレンジできます。
対策を組み合わせよう!
米の虫除け対策は1つでも効果がありますが、必要に応じて組み合わせるとより虫除け効果が高まります。特に虫が発生しやすい梅雨から秋口に掛けては冷蔵庫の野菜室に密閉容器に入れて、さらに唐辛子や防虫剤を入れておくとよいでしょう。
米の虫除け対策おすすめグッズ①防虫剤
おすすめ①米唐番
防虫剤のおすすめ①はエステーから販売されている米唐番です。米唐番は唐辛子エキスとアルコールや緑茶ポリフェノールを組み合わせて安全性と防虫効果を兼ねた作り方がされています。効き目はゲルの減りを見てすぐにわかりますので取り替え忘れを防げます。
エステー 米唐番(こめとうばん)
おすすめ②お米に虫コナーズ
防虫剤のおすすめ②はお米に虫コナーズです。お米に虫コナーズは炭と緑茶エキスを組み合わせた作り方をされており、消臭効果と害虫予防効果があります。米びつの裏に貼り付けるだけで半年効果が続き、価格も手頃なためおすすめです。
KINCHO お米に虫コナーズ
おすすめ③本格炭のチカラ
おすすめ③は本格炭の力です。本格炭の力は虫が近く原因となる米の匂いを抑えて、虫除け効果を現します。お米の上に置くだけでなく、米びつの蓋から吊せるように工夫された作り方がされていますので、米の保管方法に合わせて使い方を分けましょう。
本格 炭のチカラ [米びつ用防虫剤 1個入]
米の虫除け対策おすすめグッズ②米びつ
おすすめ①桐製
桐製の米びつは木が呼吸することで湿度の状態を勝手に調整してくれます。冷蔵庫にスペースがなく、常温で保存する方におすすめします。5kgの容量と10kgの容量2つ選択肢がありますので家族の人数に合わせて選びましょう。
ライスキーパー 桐米びつ10kg 技物専科
おすすめ②中身が見える
中身が見えるタイプの米びつは買った米袋をそのまま入れられるので手軽に使えます。軽い米びつなので冷蔵庫に入れたり、パントリーで使ったりと家庭の状況に合わせて幅広く使用できます。
タワー 密閉 米びつ 袋ごと
おすすめ③トタン製
トタン製の米びつは鉄製でとても頑丈な作り方がされており、長期間使えます。蓋にも工夫された作り方が取り入れられており、二重蓋を取り外して防虫剤を入れられる仕組みとなっています。直接米に防虫剤をくっつけたくない人におすすめです。
オバケツ ライスストッカー
虫が発生したときの対策
新聞紙に広げて
もしも虫が発生してしまったときは部屋の外で新聞紙に広げて陰干ししてみましょう。米に発生した虫は光に反応して逃げて行きます。米がダマになっている部分は虫がいるところなので、最初に割り箸で摘んで捨てるとよいでしょう。
新聞紙以外にも
新聞紙以外にも清潔なブルーシートやビニール袋で代用できます。新聞を購読せず、新聞紙が家にない人は代用品を使って陰干ししてください。
注意点
注意点としては長時間、新聞紙の上で陰干ししていると米の味が落ちてしまいます。長くても半日程度を目安に陰干ししてから密閉容器に直してください。
虫を発生させないのが大切
虫が発生する条件で米を保管していると、最初は虫がいない米だったとしても害虫が飛来して卵を産み付ける可能性が高まります。虫を発生させてしまったらこれまでの保管状況を振り返り、置き場所や虫除け対策をしっかりと行って再発させないようにしましょう。
まとめ
虫除け対策をしよう!
私たちが毎日食べている米は虫も大好物です。米は米びつに入れて冷暗所に保存すると美味しさを長持ちさせ、虫除け対策にもなります。唐辛子を使った防虫剤の作り方も解説しましたので、ぜひ試してみて下さい。
また少量のお米を保管するときに米びつの代用品としてペットボトルやジッパーバッグなどに移し変えて冷蔵庫に入れても虫除け効果があります。家族の人数や自宅環境に合わせておすすめグッズを使い、米の虫除け対策をしてみてください!
米の保存法・対策が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは米びつに効果的な虫除け対策方法6選!おすすめの虫除けグッズもご紹介!以外にも米を美味しく保存する対策を紹介した記事を掲載しています。気になる方はチェックしてみてください!

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