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リュウビンタイの育て方講座!植え替え方法や枯れる原因など、鉢植えのコツを解説!

リュウビンタイは、シダ科の植物で大きな葉が特徴的で、鉢植えにすることで室内のインテリアとしても重宝する植物として人気があります。今回は、そんなリュウビンタイの植え替え方法や鉢植え方法などの育て方を詳しく紹介して行きます。
2021年6月24日
bambi
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目次

リュウビンタイとは

リュウビンタイは、シダ科の植物で大型に成長します。主に暖かい地域に自生しており、日本でも地域によっては自生しているリュウタイビンを見ることができるでしょう。

リュウビンタイという名前は、株元にある黒い塊が龍のウロコのように見えることや、脈が龍のヒゲのようにも見えることから名づけられました。別名「龍鱗」とも言います。つまり龍によく似た様を表すためにリュウビンタイという名前が使われるようになったと言えるでしょう。

リュウビンタイの種類

リュウビンタイの種類には2種類存在します。1つ目の種類がナンヨウリュウビンタイで、通常のリュウビンタイよりも一回り大きい種類です。葉の筋が中心まで伸びているのも違いになります。

もう1つの種類がリュウビンタイモドキです。リュウビンタイと見た目はよく似ている種類ですが、葉の裏の胞子がリュウビンタイよりも大きいのが特徴です。どちらの種類も通常のリュウビンタイとよく似ているので、種類を知りたい場合は、細かいチェックが必要になります。

リュウビンタイの葉

リュウビンタイは何と言っても大きな葉が特徴的です。大きい物で一枚の葉の大きさが2メートルに成長します。さらに左右にどんどん広がっていくので、存在感のあるシダ植物として重宝されているのです。

また、葉は左右対称につくのでバランスがよく見た目もおしゃれです。シダ植物であるリュウビンタイは、水分をしっかり含む葉が特徴で、胞子嚢がついています。通常の植物とは違い花や種による増やし方ではなく、胞子による増やし方をするのも特徴です。

好む環境

自生しているリュウビンタイは、主に山奥の湿気の多い場所に生えています。特に岩場に張り付くような形で見ることができるでしょう。つまり高温多湿を好み、直射日光を苦手とするのです。そのため、山奥のような直射日光が当たらず、やや明るい場所で管理するのがいいでしょう。

自宅で管理する場合は、乾燥しないように注意し、常に高温多湿な状態を保ってあげることも大切です。しかし水が多すぎても根腐れや枯れる原因になるので、注意が必要になります。
 

リュウビンタイの育て方


自宅でリュウビンタイを栽培する際は、鉢植えで栽培するのがおすすめです。リュウビンタイは高温多湿を好むので、置き場所は室内のキッチンやバスルームなどもいいでしょう。

耐寒性が弱い州ビンタイは、5度以上を保つことが大切なので鉢植えの場合は特に冬場な室内で管理してみて下さい。その際もエアコンの風が直接当たる場所や日差しがきつい場所は苦手です。置き場所は、窓越しに日差しがあたる程度の場所を選ぶようにしてみて下さい。

適した用土

リュウビンタイを鉢植えで栽培する際は、土だけではなく水苔やバークチップなどを用土として使うこともできます。用土として水苔を使う場合は、常に湿っていると腐敗して枯れることがあるので、注意が必要です。

また、土で管理する場合は、保水性のある用土を用意します。市販の観葉植物用の用土もいいでしょう。自分で配合する場合は、腐葉土や赤玉土を混ぜて作るといいです。保水性がある土をしっかり使うことで、リュウビンタイはすくすく成長してくれます。

植え付けと植え替え

リュウビンタイはホームセンターや園芸店で購入することができます。植え付けや植え替えをする際は、5月から6月にかけてがおすすめです。リュウビンタイは比較的強い植物なので、この時期を逃しても植え替えが可能になります。

植え替えをする際は、鉢からリュウビンタイを取り出し古い土や根を整え、一回り大きな鉢に植え替えするといいでしょう。だいたい植え替えの頻度は2年に1度ほどで大丈夫です。

適した肥料

リュウビンタイは、基本的に肥料は必要ありません。しかし肥料を与えることで成長をよくすることができます。肥料を与える際は、液肥や緩効性の置き肥を使うのがおすすめです。化成肥料を使ってしまうとコバエが発生してしまうので、注意しましょう。

また、肥料は冬場に与えてしまうと肥料焼けを起こすことがあるので、控えるようにしてみて下さい。基本的にリュウビンタイに適した場所で管理することで、肥料の必要もないのも魅力です。

気を付けたい病虫害

リュウビンタイは耐寒性が弱いだけではなく、病虫害にも注意が必要な植物です。購入する際も、ハダニやアブラムシがリュウビンタイに付着していないかチェックしてから購入するようにしてみて下さい。

気を付けたいのが、ハダニやアブラムシの他にもカイガラムシやナメクジです。管理を行う際に、リュウビンタイの葉や茎をチェックしてみて下さい。病虫害を見つけた場合は、すぐに取り除くか剪定をし、必要であれば専用の薬剤を使うのがいいでしょう。

水やり

リュウビンタイの育て方の中でも水やりは特に重要な管理の1つです。リュウビンタイは耐寒性が弱いので、寒くなると休眠する植物なので、気温や室温によって水やりが変わってきます。

気温が15度を下回る際は、成長が緩やかになるので、水やりの回数を少なくします。この時は、用土がしっかり乾いてから水やりを行って下さい。乾燥させることで、リュウビンタイが乾燥して樹液の濃度を高めます。そうすることで、耐寒性がアップするのです。


気温が高い時と葉水

リュウビンタイは気温や室温が15度以上ある時は、成長期でもあります。そのため、しっかりと水やりを行う必要があるのです。しかしやりすぎも根腐れの原因になるので注意してみて下さい。

さらに乾燥する際は、葉水を行うのもおすすめです。葉水をすることで、ハダニやアブラムシの予防にもなります。また、観葉植物としてリュウビンタイを楽しむ場合は、葉にホコリが積もってしまうことがあるでしょう。その際は葉水と共に濡れた布などでホコリを拭いてみて下さい。

剪定してみよう

リュウビンタイは、葉が大きく横に広がっていくのも特徴です。置き場所によっては、大きくなって困ってしまうことがあります。そんな時は剪定を行うようにしましょう。

しかし剪定を余り繰り返してしまうと、新芽が出なくなってしまうので、適度な剪定が大切です。剪定を行う際は、枯れた葉を中心に取り除くような剪定にするのがおすすめです。過度な剪定は、枯れる原因や新芽が出ないことにも繋がってしまうので、注意して下さい。

夏越しと冬越しを知ろう

リュウビンタイは耐暑性はありますが、耐寒性が弱いのも特徴です。しかし暑さに強いからと言って管理を怠ると夏バテを起こしてしまうことがあります。リュウビンタイを屋外の暑い場所に置いている場合は、特に注意が必要です。

夏は、夕方から夜にかけて温度が下がってから水やりをするのがいいでしょう。暑い時間帯だとリュウビンタイに負担がかかってしまいます。夏バテを防ぐために活力剤を希釈して水やりの際に混ぜてあげるのもおすすめです。

冬越しの保温とは

冬場がリュウビンタイの成長も緩やかになります。先ほども紹介したように、水やりも用土の表面が乾いてから行いましょう。また、室内で栽培している場合は、10度前後になったら、暖房を使うのがおすすめです。その際も乾燥しすぎてしないように注意してみて下さい。

リュウビンタイは、置き場所を考えて、温度管理と湿度をしっかり管理することで、枯れる心配なく1年中楽しむことができます。リュウビンタイを育てる際は、夏と冬の水やりなどに注意してみて下さい。

リュウビンタイの増やし方

リュウビンタイは、株分けや挿し木、葉挿しという方法による増やし方が可能です。特にリュウビンタイの場合は、鱗片押しという増やし方があります。これは塊茎を気r鶏、水苔に植える方法です。だいたい1か月ほどで発根してきます。発根してから土に植え替えるようにしてみて下さい。

また、シダ植物であるリュウビンタイは胞子を使う増やし方もあります。これは胞子のついた葉を採取して、胞子が落ちたら、バーミュキュラに胞子をまいて管理する増やし方です。

胞子による増やし方の注意点


胞子による増やし方は初心者には難しいです。胞子を発芽させるには直射日光を避けるのが大切になります。だいたい1週間ほどで発芽しますが、液肥を少し混ぜてあげると、発芽しやすくなるでしょう。また、できるだけ水気を切らさないようにすることも発根させるコツになります。

胞子による増やし方の場合も、しっかりの発根してからポットなどに植え替えを行うようにしてみて下さい。リュウビンタイはコツを抑えれば、自分でも増やすことができるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

リュウビンタイが枯れる原因とは

リュウビンタイの育て方の中で枯れる原因として考えられるのが、根腐れや水不足、日光不足、温度の低下です。多湿を好むリュウビンタイは、水やりも大切な育て方の1つになります。しかし水の与えすぎは根腐れになってしまうことがあるので、注意しましょう。

他にも直射日光が当たると葉焼けを起こして枯れる原因になってしまいます。だからと言って日光が不足しても枯れてしまうので、窓際などを置き場所に選ぶようにしてみて下さい。

まとめ

リュウビンタイはシダ植物の一種で、高温多湿を好みます。大きく特徴的な葉は観葉植物として、室内に飾るとインテリアとしても楽しめるのも特徴です。育て方も気温管理や水やりをしっかり行えば育てやすいでしょう。

リュウビンタイは、どんどん大きく成長するので置き場所には注意が必要です。さらに直射日光が苦手なので窓辺など日当たりのよい場所で栽培するのがいいでしょう。キッチンやバスルームと水回りでの栽培も可能なので、いろいろな場所で育て方にチャレンジしてみて下さい。

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