鎌倉の七福神巡り!
由緒ある神社やお寺が点在する鎌倉。七つの幸福にあやかれると言われる民間信仰である七福神巡りは、全国でも見られますが、鎌倉の七福神巡りは江戸時代からお正月の行事の一つとして庶民の間に浸透していました。現在はお正月と限らずに、一年を通じて七福神を参拝するためにたくさんの参拝者が足を運ぶ鎌倉です。七つの神様にそれぞれご利益があり、御朱印巡りの中でも人気です。日帰りで巡れるおすすめのルートや所要時間などをガイドいたします。
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鎌倉七福神巡りのおすすめルート
鎌倉の七福神巡りを上手なルートで計画すると、一日でそれぞれのご利益を持つ七福神を巡ることが出来ます。七福神の巡り方には順番はありません。おすすめのルートは鎌倉の北にある浄智寺から御霊神社に向かうルートで七福神巡りのルートを計画すると、一日でそれぞれのご利益を持つ七福神を巡ることができます。ルートの出発点である浄智寺はJR横須賀線、北鎌倉駅で下車徒歩6分でアクセスできます。
鎌倉七福神巡り①
浄智寺
浄智寺は1283(弘安6)年に北条時宗が創建したお寺です。北条一族の絶え間ない争いの中で、時宗を唯一支えた弟の宗政の死を悲しみ宗政のために創建した禅寺です。こじんまりとした境内ですが、北鎌倉の山に溶けあう緑の美しいお寺です。どの時期でも山門へ続く階段にはコケが茂り、何とも不思議な風情を感じます。
七福神布袋尊のご利益
境内の一番奥に祀られている布袋尊が浄智寺が祀る七福神です。ご利益は家庭円満、笑門来福、子宝に恵まれるご利益に深い神様です。宝物がたくさん入っていると言われる大きな袋を担ぎ、可愛い太鼓腹が特徴です。
七福神の布袋尊は中国に実在した僧侶だと伝えられ、弥勒菩薩の化身と言われています。立看板に「お腹をなでると元気がもらえます」と書いてあり、鎌倉浄智寺の七福人の布袋尊は参拝者にたくさんなでられお腹がテカテカです。
所要時間
拝観時間は午前9時から午後4時30分。七福神巡りに期間はありません。こじんまりとした境内の拝観の所要時間はおよそ30分です。七福神の布袋尊を拝観できない期間というのは特にありません。コケが魅力の石段を上がり、拝観口で入場の料金を支払って鐘楼門をくぐります。
立派なイチョウの元にあるご本尊
立派なイチョウの木があるところに浄智寺のご本尊である阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒菩薩が祀られているお堂が建っています。ご本尊をお参りし、境内奥へさらに進むと小さなトンネルがあり、その先で浄智寺の七福神である布袋尊を拝むことができます。御朱印及び色紙は本殿社務所でいただきます。
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鎌倉七福神巡り②
鶴岡八幡宮
浄智寺から徒歩20分に位置する鎌倉の鶴岡八幡宮は、1063(康平6)年、源頼義が奥州の戦いから鎌倉に戻り源氏の氏神として出陣の際に祈願した、京都の石清水八幡宮を鎌倉の由比ガ浜に祀ったのが始まりです。
三柱の御祭神
御祭神は応神天皇、比売神、神功皇后の三柱です。源氏ゆかりの鎌倉の鶴岡八幡宮は、鎌倉武士の守護神で、武門の神、勝利の神として崇拝されています。鎌倉の中心に鎮座し、鎌倉の山を背にして建つ朱色の神殿は堂々たる佇まいで、美しくまた力強さを感じます。桜に時期はお花見の観光客でもいっぱいです。
七福神弁財天のご利益
鎌倉の鶴岡八幡宮の七福神は弁財天。鶴岡八幡宮の境内の中にある源氏池の中の一つの島に建てられている旗上弁財天社の中に祀られています。源氏池は鶴岡八幡宮の鳥居をくぐり本堂に向かい右手にあります。
弁財天は七福神の紅一点
七福神の中で唯一女性の姿をした七福神で、福徳、財宝をもたらす女神として信仰が厚い神様です。鎌倉の七福神の中で金運アップ、商売繁盛にご利益が深いか女神様です。弁財天はもとはヒンンドゥー教のサラスヴァーティーという水の女神様。美しい女性の形をしていて、琵琶を弾いている姿が特徴です。
所要時間
拝観時間は午前6時から午後9時。七福神巡りに期間はありません。鎌倉の中心に位置する鶴岡八幡宮の境内は広い敷地をほこり、境内をすべて巡り七福人の弁財天を拝見する所要時間はおよそ1時間。本殿で御祭神を拝み、そして弁財天だけを巡るのであるなら、所要時間は30分ほどです。
2つの池の先にある本宮
観光客が行き交う鎌倉の若宮大路の三ノ鳥居が鶴岡八幡宮の境内の入り口です。そこに立つと右手に弁財天が祀られている源氏池と左手が平家池。その先の石段の上に本宮があります。源氏池から旗上弁財天社までは細い小径で通じています。御朱印及び色紙は源氏池の隣の建物でいただきます。
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鎌倉七福神巡り③
宝戒寺
鶴岡八幡宮から徒歩5分の位置する宝戒寺。もとは鎌倉幕府の執権を握っていた北条氏のお屋敷でしたが、鎌倉幕府が滅亡後、相手方の後醍醐天皇が足利尊氏に命じ、北条一族の魂を弔うために創建した天台宗のお寺です。
ご本尊は地蔵菩薩
座ったままの姿が珍しい地蔵尊です。境内には200株もの白萩が植えられており、「萩の寺」などとも呼ばれています。9月中旬の時期は白萩の見頃の時期である、四季折々色々な花が見事な自然豊かなお寺です。
七福神毘沙門天のご利益
宝戒寺の七福神は毘沙門天。本堂に向かって左手の方に祀られています。七福神の中で唯一武将の姿をしていて、右手に宝棒、左手に宝塔、そして邪鬼天の邪鬼を踏みつけている姿が特徴です。
融通招福の神様
毘沙門天は別名、多聞天ともいい、仏教を守る四天王の一人です。融通招福の神様として信仰が深い神様です。病魔退散、家内安全、財宝富貴、商売繁盛、交通安全、勝運来福などのご利益があります。
所要時間
参道の入り口は狭いですが、奥行きの広いお寺です。本堂を参拝し、毘沙門天を拝んでも、おおよその所要時間は20分もあれば十分見学できます。鎌倉の七福神巡りは江戸時代の頃はお正月の期間の行事でしたが、現代は七福神巡りの期間というのは特になく、通年期間にこだわらず七福神巡りが可能です。御朱印及び色紙は本殿社務所でいただきます。
鎌倉七福神巡り④
妙隆寺
宝戒寺から徒歩5分に位置する妙隆寺。宝戒寺を出発して、鶴岡八南宮に続くメインストリートである若宮大路を道なりに海岸に向かう右手に位置する小さなお寺です。住宅街に位置し、わかりずらいので、「七福神巡りをしています」と、ここに足を運ぶ前に参拝した宝戒寺で場所を聞くとわかりやすく案内してもらえます。
別名千葉屋敷
妙隆寺の周辺は鎌倉幕府の有力御家人だった千葉常胤の子孫・ 胤貞の別邸の跡地と伝えられており、「千葉屋敷」とも呼ばれいます。妙隆寺の境内はとても小さなエリアですが、夏の時期はサルスベリやフヨウがきれいに咲きほこっています。
七福神寿老人のご利益
妙隆寺の七福審は寿老人。妙隆寺の境内の小さなお堂に祀られています。鎌倉の妙隆寺の寿老人はケヤキの木で作られているため、鎌倉の山に生息する動物にいたずらされてしまわないように、お蔵の扉はほとんど締められています。
長寿の神様
七福神の寿老人とは中国の道教が起源の長寿の神様です。見た目は背が小さく長い顔と長いひげが特徴で右手に杖を持ち、シカを連れている姿が特徴です。長寿延命の神様として信仰が深い七福神の一人の神様です。
所要時間
本殿を参拝して妙隆寺の七福神である寿老人をお参りしても、所要時間は10分ほどです。花々が咲きほころ期間はそれを写メに納める方もいらっしゃるかと思いますので、花が咲き誇る期間は余裕をもって足をお運びください。
鎌倉七福神巡り⑤
本覚寺
妙隆寺から徒歩5分。鎌倉の本覚寺は日蓮宗のお寺です。1436(永享8)年に創建されました。ご本尊は釈迦三尊像です。室町時代の将軍、足利持氏が鎌倉の夷堂があった場所に寺を建てて寄進したお寺です。毎年お正月の期間は七福神の恵比寿天の祭り「初えびす」でにぎわうお寺です。
数多くの人が訪れる人気のお寺
二代目住職が日朝上人であったことから「日朝さま」という名でも親しまれています。境内は本堂、夷堂、鐘楼、分骨堂が拝観できます。1月10日の鎌倉えびす期間、および10月第一日曜日の人形供養の期間は公衆トイレが設置されるほどの賑わいです。
七福神恵比寿天のご利益
本覚寺の七福神の恵比寿天は夷天、もしくは恵比須天という字で表現します。七福神の中で唯一、日本生まれの神様です。鯛を抱えている姿は日本でも馴染みのある姿です。ご利益では商売繁盛、五穀豊穣、家運隆盛に信仰が深い神様として知られており、縁結びの神様としてもご利益があります。
所要時間
拝観時間は午前9時から午後4時までです。拝観の料金は無料です。本覚寺の山門から裏門、もしくは裏門から山門は地元民が通り抜けていく姿がよく見受けら、「ここは通行路の一つなのか」と思う光景を目にします。
そのためか拝観の料金は無料となっているのかもしれません。本堂を参拝して、本覚寺に祀られている七福神である恵比寿天を拝むまでの所要時間はおよそ15分です。御朱印は夷堂および社務所でいただけます。
鎌倉七福神巡り⑥
長谷寺
本覚寺から鎌倉駅に戻り江ノ電に乗車して長谷駅で下車。徒歩5分で長谷寺に到着します。長谷駅から路地裏の石畳みの小径の先にあります。鎌倉の古いお寺の一つ。浄土宗系統の単立寺院です。
ご本尊は十一面観音
存在感のある観音様で、その姿に神々しいものを感じます。鎌倉の山を切り開いた境内からは、相模湾と鎌倉の町が一望できるエリアがある古刹です。紫陽花が咲く期間は紫陽花が綺麗なお寺だと有名です。
七福神大黒天のご利益
鎌倉の長谷寺の七福神は大黒天。出世や商売繁盛、五穀豊作の神様として信仰が厚い神様です。大黒天はふくよかな体型をしていて、米俵の上にのり、小槌に大きな袋を携えているのが特徴です。
長谷寺の七福神の大黒天は弁天窟の手前にある大黒堂に祀られます。大黒堂は境内の階下にあります。本殿に行き着く前に目に入りますが、まずは本殿のご本尊様を拝み、それから七福神の大黒天を拝むのがおすすめです。
神奈川で最も古い大黒様を持つ寺
1412年に作られたという神奈川県で最も古い大黒天を持つ長谷寺。残念なことに現在、その大黒天は宝物館に保存されています。しかしその代わりに表情豊かなさわり大黒天たるものが、大黒堂の中に祀られています。
所要時間
長谷寺の拝観時間は時期によって異なります。3月から9月までの期間は午前8時から午後5時30分。10月から2月までの期間は午前8時から午後5時までです。長谷寺を参拝する所要時間はおよそ15分。ただ紫陽花の咲く時期には紫陽花が綺麗な寺としても有名なので参拝見学時間は様々です。御朱印は境内入ってすぐ左手の朱印所で頂けます。
鎌倉七福神巡り⑦
御霊神社
長谷寺から徒歩5分に位置する鎌倉の坂ノ下の御霊神社。平安時代に鎌倉や湘南地域一帯を領地としていた鎌倉の勇敢な武将であった鎌倉権五郎景正を御祭神祀る神社です。別名 鎌倉権五郎神社ともいいます。閑静で広い境内はほっとする癒しの空気を感じます。
ドラマの舞台にもなる有名なお寺
ドラマなどで度々舞台にもなり、その景色に見覚えがある方も多いかもしれません。御霊神社は紫陽花のきれいな神社だとしても名高く、紫陽花の時期には紫陽花の花見客も多い神社です。
御霊神社の御祭神の命日の9月18日には毎年、「面掛行列」という行事が行われ、十人衆が面をつけて神輿と共に町内を練り歩く行事があります。その面の中に鎌倉の御霊神社の七福神である福禄寿の面もあるのです。
七福神福禄寿のご利益
鎌倉御霊神社の七福神は福禄寿。七福神の中で福禄寿は中国の道教が起源の神様で、長寿の福神として信仰の深い神様です。背が低く頭が長く、長い白いひげをもち、杖に経巻を結び、鶴を従えている見かけをしています。
3つの徳を持ち合わせる神様
中国の道教から伝わる神様で寿老人とともに南極星の化身だとされています。福禄寿は福「幸福」、禄「富貴」、寿「長寿」の3徳を持ち合わせ、長寿延命にご利益があるだけではなく招徳人望のある神様です。
所要時間
拝観時間は午前9から午後5時。社殿を参拝し、続いて宝物庫に祀られている御霊神社の七福神の福禄寿をお参りする所要時間はおおよそ15分。ただし癒しの景色の中で身をゆだねるならもう少し時間が必要かもしれません。御朱印は社務所でいただけますが、土日は混雑する場合がありますので時間に余裕をもってご計画ください。
時間があれが江の島にも出向いてみよう
江島神社にも弁財天が祀られている!
鎌倉の浄智寺を出発して御霊神社までまわると、鎌倉でそれぞれ福をもつ7人の鎌倉の七福神-布袋尊、弁財天、毘沙門天、寿老人、恵比寿天、大黒天、福禄寿を巡ることができます。が、なんと鎌倉のすぐ隣の江の島にも鎌倉の鶴岡八幡宮に祀られている七福神の中で唯一の女性の姿をした女神である弁財天が祀られている神社があります。
鎌倉・江の島七福神巡りには外せない神社
江ノ電長谷駅から藤沢方面へ6駅目(乗車時間18分)の江の島駅下車。江の島まで徒歩20分。江の島に入ったらお土産屋をとおりすぐにある神社です。住所は鎌倉ではありませんが、鎌倉の七福神巡りというと、この江島神社の弁財天も含み、8箇所の七福神が祀られる鎌倉・江の島七福神巡りとガイドされていることが多いです。
江島神社の弁財天
江ノ島は552年頃に大地の変動によってできた島と伝えられています。そしてその頃から神様を祀って信仰していたのが、江島神社の起源です。そもそもの歴史は源頼朝とも関係が深く、江島神社の信仰していた神様が鎌倉七福神の一つに数えられるようになったのです。
頼朝が奉納した弁財天
鎌倉時代に入る頃、源頼朝が幕府を開くにあたり弁財天を奉安したと伝わっています。現在江島神社の弁財天は奉安殿に2体の弁財天が祀られています。一つは頼朝が奉安したと伝わる力強い姿で8つの腕を持つ「八臂弁財天」、もう一つの弁財天は白い肌で柔らかな印象を与える裸の女の姿をした「妙音弁財天」です。
かつては武士たちからの厚い信仰があった神社
江島神社のこの弁財天も、鎌倉七福神のひとつにも数えられています。八臂弁財天は当時、戦いの神様として武士たちに信仰が深い神様でしたが、江戸時代になる頃には芸能上達、知恵、福徳財宝にご利益のある福神として庶民から信仰をされるようになったと伝わっています。現在では恋愛成就にもご利益があると若いカップルの参拝者も多いです。
所要時間
江島神社の拝観時間は午前8時30分から午後5までです。本殿を参拝し江島神社の境内をめぐり七福神の弁財天を拝む所要時間はおよそ2時間。ただし季節や祭事などによって神社内を巡る時間が異なりますので、時間に余裕をもって足を運んでください。御朱印は本殿横の社務所でいただけます。
鎌倉七福神巡りで御朱印を頂く!
御朱印とは
御朱印とは本来、写経を納めた証しとして頂けるものでした。現代では写経を納めなくても参拝の証しとして、誰もがいただけるようになりました。お寺や神社との縁の証しの一つ。通常の御朱印は寺社名、ご本尊名、参拝した日付が、宮司や住職により手書きされ、朱色の押印が押されています。予め寺社名やご本尊名がスタンプされいる御朱印でも日付けは手書きしてもらえます。
七福神の御朱印の頂き方
神社やお寺の御朱印ではなく、七福神の御朱印を頂く場合は、社務所や寺務所で「七福神の御朱印をおねがいします」と申し出てください。神社やお寺によっては色々な種類の御朱印がある場合があります。申し出ることで七福神の御朱印がいただけます。鎌倉の七福神巡りでの七福神の御朱印の料金は300円です。お釣りがないよう小銭を用意して頂くようにしてしましょう。
御朱印帳の購入場所
御朱印を頂くためには、御朱印帳という御朱印専用の帳面があるので御朱印帳を用意します。御朱印帳は神社やお寺の社務所で購入できます。今は文房具店などや神社やお寺の近くの土産物屋でも御朱印帳を購入することもできますが、最初に頂く神社やお寺で御朱印帳を購入する方がおすすめです。
七福神用の御朱印帳を用意する
神社は神道を教えるところです。八百万の神々や特定の人物などを神様と崇拝し神様が住んでいる場所。それに対してお寺(寺院)は仏教を教え、仏陀や大日如来や薬師如来、釈迦如来や不動大名、また仏として崇められた高僧を崇拝し、僧侶が住み勉強する場所です。
神社とお寺で御朱印帳を分けよう
神社もお寺も同じ場所に捉われがちですが、崇拝するものが違う場所なので、普通の御朱印をもらう場合も御朱印帳は神社用の御朱印帳とお寺用の御朱印帳の用意することがおすすめ。また七福神巡りでは、七福神用の御朱印帳を用意するとよいです。
七福神の御朱印は色紙でも頂ける
鎌倉の七福神巡りで、七福神の御朱印は御朱印帳に書いてもらうだけではなく、色紙に書いてもらうこともできます。鎌倉の七福神が祀られている神社やお寺には、七福神用の色紙が用意されています。どの色紙にも中央に7人の七福神がプリントされています。
2種類の色紙
色紙は2種類あり中央に7人の七福神がスタンプされているだけで、それぞれの七福神が祀られている巡った神社やお寺で、祀られている七福神の名前と文字と日付けを手書きしてもらい印を押してもらう色紙。もう一つは中央に7人の七福神がスタンプされているほかその周りに7人の七福神の名前がすでにスタンプされていて、そこに日付を手書きしてもらい印をもらうタイプの色紙です。
色紙の料金
前者は色紙の料金が1000円プラス御朱印の料金300円で計1300円。後者の色紙は、色紙の料金が500円プラス御朱印の料金が300円で計800円です。中央にスタンプされている七福神はカラフルな姿でスタンプされており、それぞれの七福神の名前があらかじめスタンプされている色紙は、七福神の名前が黒い墨に似せた文字でスタンプされています。(2018/8/3現在)
鎌倉七福神巡りでご利益にあやかろう!
鎌倉の七福神巡りのルートは北鎌倉の浄智寺から拝観して巡ると1日で七福神をめぐることが可能です。弁財天は鎌倉の鶴岡八幡宮だけではなく、隣の江の島の江島神社にも祀られており、一般には鎌倉の七福神めぐりというと、江島神社の弁財天を含む8箇所の鎌倉江の島七福神巡りとガイドされています。
江島神社も忘れずに
江島神社は少し離れていますが、長谷寺や御霊神社で利用する江ノ電の下車駅である長谷駅から18分江ノ電に乗車するとすぐです。鎌倉に来たのなら少し足をのばして江島神社もぜひ巡ってみてください。鎌倉の七福神巡りで七福神のご利益にたくさんあやかれますように祈っております。