香川といえば
うどんのまち・香川
四国に位置する香川県。
香川県といえば全国的にも人気なのがさぬきうどんです。名店と知られるうどん屋が香川県内にちらばっており、うどん巡りを目的とした香川旅行を計画する観光客も絶えません。
幅広い年代に人気の観光地
四国にある88箇所の霊場を巡る四国遍路は江戸時代から庶民に流行したものですが、今でも人気の観光ツアーです。県内には「お遍路さん」と呼ばれる姿で県内を回っている様子もたくさんみられます。
また、金毘羅宮を訪れるこんぴら参りや歴史ある金毘羅歌舞伎も毎年たいへん賑わいを見せており、幅広い年代が訪れる観光地です。
香川の美術館・博物館おすすめ５選
アートが融合する街
そんな昔から幅広い年代に人気の香川県ですが、近年、瀬戸内海に位置する直島をはじめとして展開される地域アートプロジェクトが成功し、続々と新しい美術館・博物館も建設されてきました。
若い年代も楽しめるアート巡りが根付き始め、さらに幅広い層が楽しめる観光地になってきたのです。
美術館・博物館ならここ！
そんな伝統文化と最新アートが融合する香川県のおすすめ美術館・博物館をご紹介いたします。口コミNo.1の人気美術館・博物館から最新ミュージアムに加え、展示内容はもちろん、香川ならではのロケーションがおすすめの美術館・博物館もピックアップしてみました。ぜひお気に入りスポットの発見に役立ててみてくださいね。（※この記事は2018/6/7時点の情報です。）
香川の美術館・博物館おすすめ５選①
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
丸亀市にゆかりのある画家・猪熊弦一郎の美術館として建てられた美術館です。全国的にも珍しいJR丸亀駅のすぐ前にあるというアクセスの良い立地で、２万点にも及ぶ猪熊弦一郎作品を毎回新しい視点で展示する常設展に加え、国内外で話題の現代美術作家による展覧会が開催されています。
話題の展示が楽しめる
現代美術が専門の美術館とあって、地方都市にはなかなかないセンスの良い展覧会が開催されていると口コミでも人気の美術館です。子ども向けの教育イベントや展示作家によるイベントなども充実しています。広いギャラリースペースは居心地が良く、猪熊弦一郎作品のグッズを展開するミュージアムショップもかわいいと評判です。
詳細情報
【住所】香川県丸亀市浜町80-1
【TEL】087-724-7755
【開館時間】 10:00 - 18:00（入館は17:30まで）
【料金】展覧会による
【休館日】年末年始・展示替え等による臨時休館日
【アクセス】JR丸亀駅下車すぐ・駐車場あり
【HP】 http://www.mimoca.org/ja/
香川の美術館・博物館おすすめ５選②
イサム・ノグチ庭園美術館
香川県牟礼町にゆかりのある世界的彫刻家イサム・ノグチの150点にのぼる彫刻作品をはじめ、住居や彫刻庭園がとした敷地全体が大きな作品となっている美術館です。
見学希望日の約10日前までに往復葉書で予約申し込みが必要です。予約制なので、ゆっくりと楽しむことができると評判です。
香川へ行くなら一度はいきたい！
公共交通機関を使用するには少しアクセスが悪くはありますが、足を伸ばしてでも行きたい美術館として口コミ評価が高い場所です。イサム・ノグチが愛した庵治石が採れるこの地で、作家本人の意志を色濃く残した世界観がゆっくりと楽しめると満足度もピカイチの美術館です。周辺には香川の石の魅力を紹介する石の民俗資料館もあります。
詳細情報
【住所】香川県高松市牟礼町牟礼3519
【TEL】087-870-1500
【開館時間】 予約制 10:00／13:00／15:00（約1時間）
【料金】一般2160円／高校生1080円／中学生以下無料
【休館日】月・水・金・日曜日ほか
【アクセス】琴電「八栗駅」より徒歩約20分またはタクシー５分・駐車場あり
【HP】 http://www.isamunoguchi.or.jp
香川の美術館・博物館おすすめ５選③
香川県立東山魁夷せとうち美術館
瀬戸大橋のふもとにある美術館で、作品とともに瀬戸内の美しさも楽しめる美術館です。落ち着いたギャラリースペースには坂出市にゆかりのある東山魁夷の版画作品が常設展示されています。近くには瀬戸大橋記念公園があり、子ども連れでも1日ゆったりと楽しめると口コミでも人気です。
気持ち良いロケーションが人気！
テラスやカフェからは瀬戸内海と瀬戸大橋が一望できる、ロケーション抜群の美術館です。谷口吉生設計のすっきりした建築が瀬戸内にもよく映えます。ギャラリースペースとは別にカフェ利用のみ（入館料金不要）も楽しめるので、瀬戸大橋を利用するなら一度ここでゆっくり眺めてからいくのもおすすめです。
詳細情報
【住所】香川県坂出市沙弥島字南通224-13
【TEL】087-741-1333
【開館時間】 9:00 - 17:00（入館は16:30まで）
【料金】展覧会による
【休館日】月曜日・年末年始
【アクセス】JR坂出駅下車 車で20分（バス等あり）・駐車場あり
【HP】 http://www.pref.kagawa.jp/higashiyama
香川の美術館・博物館おすすめ５選④
高松市塩江美術館
香川の温泉地・塩江にあるこじんまりとした美術館です。香川県ゆかりの作家の作品を収蔵しています。山間にある美術館でギャラリースペースはあまり大きくないですが、地元ゆかりの作家を中心に地域に根付いた展覧会やイベントを開催しています。
イベントやワークショップも
温泉宿や日帰り温泉施設などが立ち並ぶ静かな地域で、ゆっくり温泉を堪能しながら寄るのにおすすめの美術館です。定期的に行われているコンサートイベントや子ども向けイベントはロケーションの良さが人気。時期が合えばホタルが飛び交う美しい景色も楽しめます。
詳細情報
【住所】香川県高松市塩江町安原上602
【TEL】087-893-1800
【開館時間】 9:00 - 17:00（入館は16:30まで）
【料金】一般300円／大学生150円／高校生以下無料ほか
【休館日】月曜日・年末年始
【アクセス】「塩江バスターミナル」下車 徒歩10分・駐車場あり
【HP】 http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/shionoe
香川の美術館・博物館おすすめ５選⑤
瀬戸内海歴史民俗資料館
瀬戸内海地方の歴史・民俗資料を集め、主に瀬戸内の海の暮らしや漁業の研究を行なっている博物館です。ギャラリースペースでは船や漁具などの常設展示に加え、香川の民俗資料を元にしたテーマ展示が行われています。展示品はボリューム満点で、歴史民俗がお好きな方にはぜひおすすめしたい博物館です。
景色と建築も見もの！
この博物館は瀬戸内海の絶景ポイントでもある五色台という高台に建てられており、眺めが最高で穴場の博物館だと口コミで評判です。また、公共建築百選に選ばれた博物館でもあり、海賊の城をイメージして設計された石積みの建築が見もの。どこか外国に迷い込んだようなロケーションを楽しめます。
詳細情報
【住所】高松市亀水町1412-2（五色台山上）
【TEL】087-881-4707
【開館時間】 9:00 - 17:00（入館は16:30まで）
【料金】無料
【休館日】月曜日・年末年始
【アクセス】JR高松駅から車で約25分・駐車場あり
【HP】 http://www.pref.kagawa.jp/setorekishi
香川の美術館・博物館おすすめ！島編
島にも美術館・博物館がいっぱい！
直島をはじめとするアートプロジェクトが毎年盛況な瀬戸内界隈は、今や直島だけでなくたくさんの美術館・博物館が建てられています。島ならではの絶景が楽しめる上に、現代美術を中心とした展示はどれも見応えばっちり。香川から世界に誇れるアートシーンを生み出しています。
香川アート巡りは島にも行こう！
３年に１度開催される瀬戸内芸術祭では、たくさんの島々が会場となり多くの観光客が集まります。さらに瀬戸内芸術祭の時期に合わせられなくてもその雰囲気を楽しめるのが、島の美術館・博物館たちです。芸術祭期間以外に香川旅行をお考えの方でも、ぜひルートに島をひとつ取り入れてみては。
香川の美術館・博物館おすすめ！島編1：直島
代表格の直島
日本における地域アートプロジェクトは今やたくさんありますが、その草分けともなったのが直島。芸術祭期間以外に来ても、島中がアートに溢れていて楽しめると口コミでも大人気の島です。島アート巡りで迷ったらここがおすすめです。
アート・建築・島の融合
直島には、ホテルとギャラリースペースが併設される中核施設のベネッセミュージアム、建物の大半が地中に埋められた安藤忠雄建築の地中美術館を中心に、ここでしか見られない現代アートの展示が行われています。島のロケーションならではの景色と計算された建築に融合する作品たちをぜひ五感で鑑賞してみてくださいね。
直島へ行くには
【住所】香川県香川郡直島町
【TEL】087-892-2299（直島町観光協会）
【開館時間】 各美術館・施設による
【料金】各美術館・施設による
【休館日】月曜日（ベネッセハウスミュージアムのみ年中無休）
【アクセス】岡山 宇野港よりフェリーで20分
香川 高松港よりフェリーで50分
【HP】 http://www.naoshima.net
香川の美術館・博物館おすすめ！島編2：豊島
広がる島プロジェクト
瀬戸内芸術祭が回を重ねるごとに直島以外の島にも範囲を広げ、さまざまなミュージアムが設立されたり、島ならではの作品展示が行われてきました。オリーブで有名な小豆島の横に位置する豊島（てしま）も、そんな島のひとつです。
豊島の美術館
2010年開催の瀬戸内芸術祭にあわせて開館した豊島美術館は、彫刻家内藤礼の作品と西沢立衛の建築が融合した自然と一体になった美術館です。また、美術家横尾忠則の作品が展示される豊島横尾館は、民家を改修したギャラリースペースが特徴の美術館。日本を代表する現代美術を存分に満喫できると評判です。
周りやすい規模が人気
豊島では２つの美術館のほかに、ホテルやレストラン・公民館などでもたくさんの作品展示を鑑賞することができます。豊島はレンタサイクルや町営バスを使っても周りやすい規模の島ですが、その中に展示された作品の数々は見応え満点だと評判です。
豊島へ行くには
【住所】香川県小豆郡土庄町豊島
【TEL】0879-68-3135（豊島観光協会）
【開館時間】 各美術館・施設による
【料金】各美術館・施設による
【休館日】各美術館・施設による
【アクセス】岡山 宇野港よりフェリーで25分
香川 高松港よりフェリーで35分
【HP】 http://www.teshima-web.jp
人気美術館・博物館が盛りだくさん！
建築も楽しめる
全国でも美術館・博物館の数が上位に入る香川県ですが、有名近代建築家の建物が多いことでも特徴があります。香川県庁はモダニズム建築の巨匠と言われる丹下健三が設計したことでも有名です。美術館・博物館巡りと一緒に、香川の建築・建造物巡りも楽しんでみては。
県立ミュージアムや市美術館も人気
幅広いテーマを扱う香川県立ミュージアムや高松市美術館など、公立美術館・博物館の展覧会も定期的にチェックしてみるのがおすすめです。どちらも高松市街からアクセスが良く、ギャラリースペースの広さも充実しています。子ども向けイベントやコンサートイベントなども開催されており、地域の人々に愛される施設です。
アートとうどんを楽しもう！
香川は面積が小さく、レンタカーなどを借りれば１、２泊の旅行でも十分に県内を楽しめるコンパクトな県です。県内の名店うどんを挟みつつ、香川ならではのロケーションが楽しめる美術館や博物館、最新アート巡りを計画してみてはいかがでしょうか。
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