プノンペンについて
プノンペンの基本情報
カンボジアの行政・経済から文化にいたるまでの中心を担うのが、カンボジアの首都「プノンペン」です。いにしえのフランス植民地時代の街並みが美しく観光地としても有名で、旅行者からの人気も高いといえます。プノンペンの場所は、カンボジアの南部に位置し、有名なメコン川とトンレサップ川、バサック川の合流地点付近です。1月の季節でも平均最低気温が20℃以上もある暖かい気候で、旅行観光地としてもおすすめだといえるでしょう。
プノンペンの特徴
カンボジア首都であるプノンペンは、都市計画が進んでおり道路区画かわかりやすいのが特徴です。ポル・ポト政権下や内紛などで荒廃した街を1993年に誕生した新生カンボジアを率いるシアヌーク殿下により目覚ましい再建をはたします。ただし、旅行先によっては治安面で不安な場所もあるため、有名な観光地や名所など目的を絞って旅行することがおすすめです。
プノンペンのおすすめ観光スポット10選をご紹介
カンボジアの首都プノンペンは、カンボジアの中でも発展を遂げている場所だといえます。観光地や歴史的価値のある名所なども多く旅行者からも人気です。日本との時差も2時間ほどで、旅行観光地としては行きやすいといます。そんなプノンペンの観光地や名所の中からおすすめのスポットをいろいろと10カ所ご紹介していきましょう。
プノンペンのおすすめ観光スポット1/10【カンボジア王宮】
アクセス
カンボジアの首都プノンペンにあるトンレサップ川に面したシソワット・キー通りからソティアロス通りに入り、アンティークから近代アートまで楽しめる通称アートショップ通りを抜けるとプノンペンの王宮です。王宮への入り口は、ソティアロス通りに面したところにあります。
見どころ
カンボジアの首都プノンペンにある王宮は、観光地としても旅行者から人気です。ただし、今もなお国王が済む場所として使われているため入場にはドレスコードがあるので注意しておきましょう。プノンペン王宮は、1870年に木造の建物として建てられたのが歴史の始まりです。その後、1919年にフランスの建築家により現在の美しい建物に生まれ変わりました。王宮でひときわ目を引くのが、「即位殿」です。入場は出来ませんが、黄金色の瓦屋根と60m近い塔に飾られた仏頭の美しさは観光旅行者に感動を与えてくれるでしょう。
プノンペンのおすすめ観光スポット2/10【シルバーパゴダ】
アクセス
王宮からナポレオン三世の館を通り過ぎたところに「シルバーパゴダ」があります。王宮からも徒歩圏内なので、王宮を訪れた際にはぜひ行ってみたい観光名所ですね。
見どころ
首都の観光名所としても有名な王宮に比べると少し小振りな印象ですが、その姿は王宮に匹敵するほどの美しさと歴史的価値を感じさせます。シルバーパゴタの正式な名前は、「ウォアット・プレアハ・カエウ・モロコット」といい「エメラルド仏の寺院」という意味です。おもに王室の仏教行事が執り行われる場所として建設されました。その他にも、歴史的にも評価を受ける高価な宝石をちりばめた仏具など様々な宝物が収められているのが特徴です。
プノンペンのおすすめ観光スポット3/10【キリング・フィールド】
アクセス
キリング・フィールドは、首都プノンペンの市内から少し離れた場所にあります。アクセス方法としては、タクシーかトゥクトゥクを使うとよいでしょう。ただし、タクシーは、台数が少ないのでトゥクトゥクを使うのがおすすめです。
見どころ
キリング・フィールドは、カンボジアの首都プノンペンの負の遺産といえる有名な場所です。歴史的に悪名の高いポル・ポト政権下で大量虐殺が行われたことで有名になりました。今も人骨が落ちているといわれる歴史的惨劇を思い起こさせる名所です。現在では、美しい風景を保っていますが、歴史的には悲しい場所だといえます。
プノンペンのおすすめ観光スポット4/10【プノン・チソール】
アクセス
カンボジアの中央部にあるヒンズー教のお寺「プノン・チソール」は、首都プノンペンから南へ50~60kmほどのところにあります。標高133mの小高い丘の上にある観光名所です。アンコールワットほど有名とは言えませんが、プチアンコールワットとして有名です。おもなアクセスは、車やバスになります。バスの場合、バス停からタクシーなどの利用が必要です。できれば、現地オプションツアーなどを利用することをおすすめします。
見どころ
観光名所として日本でもよく知られているアンコールワットより約半世紀も前に建てられたのが、プノン・チソールです。ヒンドゥー教のシヴァ神とヴィシュヌ神を祀る寺院だといわれています。首都プノンペンからも日帰りで行ける便利な観光地です。大きな石積の門の彫刻やアンコール時代の歴史を満喫できる場所だといえるでしょう。天気の良い日には、美しい田園風景を丘の上から楽しむこともできます。
プノンペンのおすすめ観光スポット5/10【独立記念塔】
アクセス
独立記念塔は、首都プノンペンの中心部に位置します。プノンペンの中心にあるノロドム通りとシアヌーク通りの交差点が、独立記念塔の場所です。プノンペン市内ならアクセスも便利で、訪れやすい場所だといえます。
見どころ
もともとフランスの植民地だったカンボジアは、1953年に念願の独立をはたします。この独立を祝して1958年に立てられたのが、「独立記念塔」です。カンボジアの首都プノンペンの中心を飾るこの塔は、今もプノンペンのシンボル的存在だといえます。「ナーガ」といわれる蛇の姿をした神が塔を取り囲んで守っているのが特徴的です。夜は、ライトアップされるので、地元のデートスポットとしても人気を集めています。
プノンペンのおすすめ観光スポット6/10【ワット・プノン】
アクセス
首都プノンペンの市街地にあるので、アクセスも良く訪れやすい場所です。ワット・プノンは、トンレサップ川沿いの小高い丘の上にあります。プノンペン市内の観光地の定番ともいえるお寺です。地図の上では、川沿いの丸い形状が目立っているのでわかりやすいといえるでしょう。プノンペン王宮からも車で5分程度の距離なので、効率よく観光できますね。
見どころ
街を守護する寺院として今も丘の上からプノンペンの街を守っているのが、ワット・プノンです。ワット・プノンは、大昔にペン夫人という人が洪水で流されてきた仏像をこの地に安置したのが始まりだといわれています。プノンペンの由来とも言われる「ペンの丘」は、このペン夫人からきたという説があるようです。ワット・プノンは、何度かの再建を経て1927年に現在の姿になっています。この寺院のシンボル的な白い仏塔は、夜にライトアップされるようなので幻想的な美しさを体感することができるでしょう。
プノンペンのおすすめ観光スポット7/10【国立博物館】
アクセス
プノンペン駅からは、車あるいはバイク利用で約10~15分程度です。プノンペン王宮やシルバーパゴダからも近く、徒歩圏内で訪れることができます。トンレサップ川沿いで、目の前にはアートショップ通りがあり絵画や石版、石仏などを楽しむことができる場所です。
見どころ
カンボジア国立博物館は、1920年からの歴史を誇る博物館です。もともとは、海外に流出する遺跡の保護を目的に作られたといわれています。大規模な博物館とは言えませんが、多くの貴重なカンボジアの美術品が収められているのが特徴です。建物もクメール様式の屋根や独特の装飾が美しく、カーディナルレッドと呼ばれる赤い建物の姿が印象的だといえます。
プノンペンのおすすめ観光スポット8/10【トゥールスレン博物館】
アクセス
プノンペン王宮から車で約8分程度のところにあります。プノンペンの市内に宿泊する場合は、アクセスも良くカンボジアの歴史を知るうえでも、ぜひ訪れてみたい場所ですね。プノンペン駅からも車で15~16分程度でいけます。
見どころ
ポル・ポト政権下の負の遺産として忘れてはならないのが、トゥールスレン博物館です。もともとは、政治犯を収容しておく刑務所として使われていました。当時は、この刑務所に数万人が収容されていたようです。刑務所とはいえ、一度この地に送られたものは二度と生還することが出来ない場所として恐れられていた場所でもあります。カンボジアにおける悲しい歴史を刻む場所として、今は博物館とに姿を変えカンボジアの歴史を語り継いでいる場所です。
プノンペンのおすすめ観光スポット9/10【トンレサップ川】
アクセス
カンボジアレイルウェイステイションから徒歩で20分程度のところにあるフェリーターミナルからトンレサップ川のクルーズ船が出ています。少し距離があるので、トゥクトゥクやタクシーを利用すると迷わずに安心ですね。近くには、ワット・プノンもあり効率的に観光することができるでしょう。
見どころ
トンレサップ川のクルーズは、1時間5ドル程度とお手頃価格で楽しめるのが魅力です。おしゃれなカフェやホテルが立ち並ぶシンワット・キーに沿って運航するクルーズは、プノンペンの美しい街を船上から楽しむことができます。それから王宮前を通過し、メコン川へと合流した後折り返すコースです。全体の所要時間は、約1時間程度になります。船上からの街並みは、また違ったプノンペンの趣を感じさせてくれるでしょう。
プノンペンのおすすめ観光スポット10/10【ワットウナロム】
アクセス
プノンペンの市街地から東へトンレサップ川に沿って歩いていくとワットウナロムの姿を見ることができます。プノンペン王宮からも近く、プロンペン市内の観光コースに加えておくとよいでしょう。プノンペンの中心部からトゥクトゥクやバイタクを利用すれば、短い時間で移動できます。
見どころ
ワットウナロムは、カンボジア仏教でも中心的役割を担う寺院の1つです。カンボジアの「マハ ニカーヤ派」の総本山として知られています。かつて、500人の僧侶を要したといわれるこの寺院には、3万冊を超える書籍が収められていました。しかし、戦乱の中でほとんどが消失されたといわれています。その後、建物が修復され現在も美しい姿を保っています。
まとめ
美しい街並みが魅力のカンボジアの首都プノンペン
寺院などの美しい建物が立ち並び歴史を感じさせるカンボジアの首都プノンペンは、海外旅行の観光地としても人気が高くなってきています。治安も以前に比べると落ち着いてきているので、現地の情報に気を付けながら安全な観光地を巡るとよいでしょう。歴史的に価値を感じさせる建物や美しい街並みがプノンペンの魅力です。時差も少なく日本からも訪れやすい観光地としてこれから人気が高くなる街だとえいるでしょう。
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