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久米島への行き方は?フェリーや飛行機で行く際の料金や時間をご紹介!

フェリーで行ける沖縄の久米島は、はての浜での海水浴、久米島独特な自然の姿など、見て体験したい要素いっぱいの島です。久米島まで行くなら、フェリーでの行き方が人気です。フェリー乗り場の必須情報やアクセスなど、久米島に行く基本からお伝えします。
2020年8月27日
はぐれ猫
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久米島を代表する海辺の名所

沖縄本島から西へ50キロの久米島は、他にどこにもない自然の魅力が詰まっています。フェリーで訪れたなら、まずは海の自然を満喫するのが一番です。

海の楽しみは「はての浜」

久米島の東部の奥武島の沖合から、細長く伸びているはての浜は、久米島を象徴する人気の場所。前の浜(メーヌハマ)、中の浜(ナカヌハマ)、果ての浜(ハティヌハマ)という全長7キロの3つの砂浜を総称して、はての浜と呼ばれます。青い海の中浮かぶ真っ白い砂浜は、海水浴、シュノーケリングの絶好のスポットです。

イーフビーチ

久米島東部で奥武島の近くに伸びている、長さ2キロのイーフビーチと呼ばれる砂浜は、弧を描く真っ白い砂が特徴。日本の渚百選にも選ばれている、人気のバカンススポットです。ビーチの近くはリゾートホテルや、名物車海老が食べられる飲食店も集中しています。

奥武島のバーデハウス久米島

島の東部の奥武島にある、県指定天然記念物の畳石に面した場所のスパリゾート。世界初の海洋深層水を使った温浴施設のバーデプール、深層水スパ・サウナなどでリラックスができます。綺麗なキャンプ施設に宿泊し、レストハウスでは久米島の名物料理を味わって、ウミガメ館ではプールに泳ぐウミガメの姿を間近に見られます。

久米島の訪れるべき各地の名所

久米島には海から離れても、珍しい名所が存在しています。バカンスで久米島に行った時、足を運んでみたい場所はここです。

貴重過ぎる久米島の渓流と湿地

久米島の代表的な自然といえば、2008年からラムサール条約にも登録されている「久米島の渓流と湿地」が挙げられます。標高310メートルの宇江城岳で見られる255ヘクタールの渓流と湿地は、古来よりの原風景が残されているだけでなく、絶滅危惧種キクザトサワヘビが生息する場所でもあります。

ヤジヤーガマ

久米島空港の近くには、全長800メートルの規模を持つ、ヤジヤーガマと言う鍾乳洞があります。内部は奇妙な鍾乳石が無数に垂れ下がり、風葬された昔の人骨と骨壷の姿が見られます。単なる自然の凄さを実感できるだけでなく、恐ろしげな印象を持っている場所なので、肝試しもしてみませんか。

県立自然公園 五枝の松園地

久米島空港の近くで、国指定天然記念物である五枝の松が見られる公園です。沖縄では2大名松の1つであり、五枝の松の樹齢は250年もあります。くねくねとした枝を四方に長く伸ばしている姿が、たいへん珍しく貴重であるとされています。

久米島のフェリーの魅力

久米島バカンスに行くなら、飛行機乗るよりフェリーがおすすめです。何故ならば、久米島行きのフェリーは幾度も乗ってみたくなる、爽快な魅力を秘めているからです。

沖縄の青い海を走るフェリー


水平線がどこまでも続く、沖縄の青く広大な海の上を、船で通ったことがありますか。海の風を切って久米島に向かえば、青い海と緑の島の、素晴らしい景色を目の当たりにできます。まさにフェリーを使うからこそ、久米島にやってきたという実感が湧いて来るのです。

久米商船の「フェリー琉球」

そんな沖縄の海を航行するのは、那覇市の泊港から出向する「フェリー琉球」。久米商船の管理する2艘のうちの1つです。フェリー琉球は旅客定員が350名、総トン数1,188トンと大型なサイズを持っている、真っ白い船体です。19ノットの速度で走り、久米島までは直行便なら2時間50分でアクセス、渡名喜島経由ならば3時間20分でアクセスします。

久米商船の「ニューくめしま」

久米商船のもう一つのフェリーの名前は、「ニュー久米島」。こちらも白い船体で、旅客定員が337名、総トン数は680トン、フェリー琉球に次ぐ大きさです。速度は16.5ノットで沖縄の海上を航行します。久米島までの直行便は3時間15分でアクセスでき、渡名喜島を経由する場合はアクセスに4時間要します。

フェリー上での過ごし方

フェリーの内部では、飛行機のように座席にずっと固定されず、エコノミークラス症候群の心配もなし。やたら広い船内を自由に動き回ったり、ごろんと横になって、だらけモードで移動もできます。通常の客室、ソファのある部屋のほか、仮眠が取れる座敷、ペット同伴室、自動販売機室もあります。デッキの上に出て、風に当たりつつ海を眺めて過ごすのも良いですね。

久米島までのフェリーでの行き方①

那覇のフェリーターミナル「とまりん」へ

久米島までの行き方では、まず那覇市の泊港に接するフェリー乗り場、フェリーターミナルとまりんへ向かいます。とまりんは遠くからでも目立つ高層の建物で、久米島行きのフェリー乗り場の拠点なだけでなく、座間味島や大東島など各離島へアクセスするフェリー乗り場も大集合していて、沖縄県のフェリーの一大拠点です。

とまりんまでのアクセス

出典: http://www.citigroup.jp/jp/about/access-okinawa.html

とまりんは那覇市の沖縄県庁の北、1.2キロの地点にあります。那覇空港からモノレールのゆいレールで移動する場合、沖縄県庁駅で下車、駅前から沖縄バスで沖縄療育園行きに乗り、泊高橋バス停で下車します。または最寄りとなる美栄橋駅から徒歩10分程度で、とまりんまでアクセスできます。

那覇市周辺のバスマップ

とまりんのおすすめサービス

泊港のとまりんは、実はフェリー乗り場があるだけの施設ではありません。シティホテルの沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハが入居していて、おとまり目的でとまりんを検討することができます。レストランは沖縄郷土料理の龍潭、ファッションのお店、コンビニ、お土産屋もあります。2・3階のデッキやホテルは、眺望が良いと評判です。

久米島までのフェリーでの行き方②

フェリーの時間を決めよう

フェリーターミナルとまりんからフェリーで久米島までは、1年を通じて渡航できます。フェリーは1日の間に、午前と午後の2便だけです。フェリー琉球、ニューくめしまのどちらかに乗り込みます。第一便は8:30に出発、渡名喜島を経由して久米島に到着します。第二便は14:00出発で、久米島までの直行便です。

とまりんで乗船券を買う


出典: http://www.shimanavi.com/specials/tomarin/

とまりんの1階に、久米商船の乗船券売り場があります。窓口からの購入となっていますので、希望する時間帯、久米島直行か渡名喜島経由か、片道か往復か、大人・子ども・障害者であるかを伝えて、乗船券を購入してください。

久米島までのフェリーでの行き方③

久米島フェリーの乗船料金

久米島までの片道料金は、大人3,390円、子ども1,700です。往復の場合は割引が適用され、大人6,450円、子ども3,060円となります。さらに障害者の場合、料金はかなり低額です。乗船券は1ヶ月前から購入と予約が可能です。往復券は有効期限が1ヶ月なのでご注意ください。なお、キャンセルは出港の直前までなら払戻が可能です。

自動車の運送料金

フェリーなので、乗り場では自動車を乗せることができます。自動車の長さによって、久米島までの運賃が違ってきます。長さ3メートル未満の軽自動車ならば、およそ12,000円程度です。全長5メートルまでの普通乗用車なら、2万円ほどの料金になります。事前予約と、当日の早めの行動、乗船申込書の記入が必要です。レンタカーを乗せて久米島ドライブ、行ってみますか。

自転車やバイクの運送料金

フェリーには二輪も乗せることができます。自転車を乗せるなら1,190円、50cc以下バイクなら2,360円、50cc以上は3,550円です。久米島に自家用の2輪を持ち込んで、ぐるっと回ってみてはいかがですか?

那覇から久米島までの運賃・切符売り場

久米島までのフェリーでの行き方④

フェリーに乗り込む

フェリー出発の前になると、早めの時間からフェリー琉球とニューくめじまは乗船を開始します。乗り場へと足を進めて、フェリーの入り口で乗船券を渡して乗り込んでください。

久米島の兼城港へ

フェリーがとまりんを出発すると、最終的な目的地は久米島南部の兼城港です。ここは現在、久米島で唯一のフェリーターミナルが設置されている港です。兼城港に到着したら、荷物を忘れないで久米島に降り立ち、いよいよバカンスを楽しむ時です。

那覇までのフェリーでの行き方

久米島でのバカンスを満喫したならば、帰りもフェリーがおすすめです。那覇の泊港までの手順と料金なども確認してください。

久米島の兼城港で乗船券を買う

兼城港のフェリー乗り場(ターミナル)には、久米商船の久米島支店が置かれています。ここで沖縄本島那覇行きの乗船券を購入できます。基本的な乗船料金、車や二輪の運搬料は那覇のとまりんと同様で、大人が3,390円、子どもが1,700円などとなっています。なお、往復券を持っているなら購入の必要はありません。

フェリーに乗る時間(秋・冬)

秋から冬にかけて(11月1日~12月31日および1月1日~3月31日)の期間は、第一便が8:30発で、渡名喜島を経由して久米島行き、第二便が14:00発で、久米島までの直行便です。フェリー琉球かニューくめしま、どちらかに乗り込みます。

フェリーに乗る時間(春・夏)

春から秋(4月1日~10月31日)にかけては、第一便は同様ですが、第二便のスケジュールが異なります。この季節、第二便は月曜・金曜は直行便を利用することができません。また、久米島発渡名喜島経由那覇行きは、金曜日のみとなっていますのでご注意ください。

飛行機での行き方①


飛行機で久米島にアクセスすることも可能です。とにかく時間がない人や、時間をかけをかけずに久米島に到着したい人なら、利用してみてください。

那覇空港からの行き方

那覇空港からはJALグループの琉球エアコミュータ(RAC)と日本トランスオーシャン航空(JTA)からの旅客機が利用できます。RACは1日6便、JTAは1日1便があります。那覇空港と久米島空港の間は、片道で40分で結ばれています。最も早い飛行機は朝の7時台、最終便は18時となります。

那覇空港~久米島空港までの料金

この路線の飛行機の通常料金は12,000円ですが、JALの往復割引ならば8,500円です。スカイチケットを利用するなら、最安で3,900円から高くても7,000円台になります。フェリーに比べて割高ですが、直ぐに到着を臨む人なら那覇空港からです。

飛行機での行き方②

東京からも、久米島まで直行する飛行機があるって知ってましたか?しかしこちらは期間限定的なようです。

羽田空港からの行き方

毎年7月~9月までの期間限定なお話になりますが、東京の羽田空港からは、久米島空港にアクセスできるJALの飛行機が出ています。他の空港から久米島へ直行する飛行機は存在していないので貴重です。夏季のシーズンだったら、東京から飛行機で久米島を目指してみてもいいでしょう。

羽田空港~久米島空港までの料金

スカイチケットで飛行機の旅券を購入する場合、7月ならばおおむね大人片道で2万円以下の激安で求めることができます。しかし人々のバカンスもピークを迎える8月の夏休みシーズンは、大人片道2~4万円台と、やや高額な料金で変動します。

久米島へフェリーで行こう

久米島までのフェリーを使った移動の魅力や行き方が、これで把握できましたか。フェリーに乗ってじっくりじっくり時間をかけて久米島を訪れることの良さがあるのです。久米島は海に囲まれた自然の宝庫で、小さな島ながら名所に恵まれています。今度はフェリーも含め、久米島での観光をエンジョイしてみてください。

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