全国の川下り・ライン下り体験のおすすめをご紹介!
全国にある人気な川下りやライン下りの体験スポットを特徴含めてランキング形式で発表します。どれも素晴らしい体験ができるスポットばかりですので、ランキングにとらわれすぎずにご覧いただけると嬉しいです。 それでは早速ランキングを発表いたします。楽しい川下り体験をしたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第1位
保津川下り 京都府亀岡市
川下りランキングの一位は、こちらの保津川下り。世界的な人気の観光都市京都にあります。新幹線駅から列車で20分くらいのところにある亀岡から嵯峨野・嵐山までの渓谷16kmの渓流を下る川下り。京都から近いのに本格的に激しい川下り・ラフティングが選べて楽しめるという、ツアーのプランにも日帰りレジャーにも最適なスポット。京都旅行の日程に簡単に加えられます。
川下りとラフティングの両方が楽しめ、トロッコ列車と言う楽しみも
保津川下りは、通常の川下りの他ラフティングもあり、また貸切船と色々な種類が選べます。基本的に予約不要で、先着順に乗船できるシステムです。その上この川下りと並行してトロッコ列車が運行しているので、行きをトロッコ列車で移動して、帰りに川下りを使って京都の嵯峨野に戻ることもできます。川下り以外の様々な観光が味わえる観光名所京都ならではの川下り。おすすめです。
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川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第2位
天竜川下り 長野県飯田市
全国の川下りランキングで常時トップ争いに名を連ねている大人気の名所天竜川下り。場所は長野県南部で、将来リニア中央新幹線が走る飯田市にあります。天竜川の激しい渓流6kmを30分かけて下ります。旅行や日帰りレジャーに訪れた人でにぎわっているツアースポット。通常の川下り以外にもラフティングもあり、川下りの種類も選ぶことができます。
事前予約がおすすめ。各種イベントやセットプランも豊富
川下りは事前予約がおすすめです。運行は春から秋にかけては1日6便。冬季は1日2便になります。船乗り場までのアクセスは、高速バスで飯田ICからタクシーを使うことになります。鉄道なら伊那八幡駅が一番近いですが、それでも船着場まで1km以上あります。(ラフティングの場合は6km上流にある阿島橋からスタート)川下りには各種イベントやお得なセットプランも豊富です。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第3位
北山川観光筏下り 和歌山県東牟婁郡北山村
和歌山県の山奥、周囲が奈良県と三重県に囲まれて飛び地となっている北山村の川下りは、日本で唯一筏(いかだ)で行います。屋根もなければ、横に何もなく立ったまま激しい渓流を下る筏下りは、通常の川下りでは味わえないスリルがあります。日帰りがやや困難な山奥にある川下り。普通のレジャーやツアーに飽きたなら、このスポットにぜひ挑戦してみてはどうでしょうか?
種類は選べないけど、予約必須の人気の川下り
この川下りは、予約必須で5月から9月までの期間限定(5・6月は土日祝のみ)で、1日2便運航されています。アクセスは最寄駅(熊野市駅)から村営バスが1日2便しかなく、車なら日帰りも可能ですが、せっかくの山奥の大自然にまみれる機会なので、宿泊を兼ねた旅行がおすすめです。(村内には温泉宿泊施設があります)この北山川では筏下りとは別にラフティングもあります。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第4位
鬼怒川ライン下り 栃木県日光市
関東で人気の観光名所「日光・鬼怒川」ここは日光東照宮や鬼怒川温泉といったツアー客の多く、観光の種類も豊富なスポットですが、その中にあるこの鬼怒川ライン下りは、大自然の渓谷美が美しくも激しい渓流「鬼怒川」での川下りで、レジャー旅行には欠かせない存在。川下りの楽しさと、渓谷の怪石・奇岩が織りなす造形の妙が楽しめます。
1日12便運航日帰りも可能な絶景川下り
この川下りは、4月中旬から11月下旬まで無休で行われます。便数が1日12便と豊富にあります。予約は3日後以降ならネットでの受付。(当日空席があれば予約なしでも利用可)鬼怒川温泉ロープウェイとのセット券もあります(ロープウェイ乗り場とのシャトルバスは無料)アクセスは東京浅草から約2時間の鬼怒川温泉駅から乗船場まで徒歩5分の場所。つまり日帰りが十分可能です。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第5位
猊鼻(げいび)渓舟下り 岩手県一関市
奥州・平泉より車で30分のところにある日本百景の名勝、猊鼻(げいび)渓でも川下りが楽しめます。ここは、ラフティングなどの激しい渓流ではなく、高さ50メートルを超える石灰岩の岸壁が連続する景観が美しい名所。人気の観光地として旅行やレジャーで訪れる人も多いスポットです。
水墨画の世界を思わせるダイナミックな渓谷美。バリアフリー船や船上結婚式も
渓谷にそびえ立つ岩を眺めると、あたかも水墨画の世界に迷い込んだような風景がそこに広がり、船は90分かけてその世界を往復します。船の種類の中にバリアフリー船もあって、幅広い年代のツアー客に最適です。さらに船上結婚式も行う事が可能です。アクセスはJR大船渡線「猊鼻渓駅」から近いので、日帰りも可能ですが、ここは平泉観光と共にゆっくりと宿泊したいところです。
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川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第6位
柳川下り 福岡県柳川市
福岡県の南部にあり、北原白秋のふるさとでもある水郷の町「柳川」ここにも人気の川下りがあります。ここは、今から410年ほど前に築城された柳川城のおりに、城下町を形成するために作られた人工的な堀が張り巡らされ、整備されました。この堀を船で巡るのが柳川下りです。ここには激しい渓流はありません。その代り悠久の歴史を感じるツアースポット。旅行にレジャーに最適です。
柳川の町を船の上から探訪。雨の日はレインコート貸し出しも
年中無休で9:00~17:00の間の運航ですが、予約をすれば17:00以降にも対応してもらえます。雨の日はレインコートの貸し出しがありますので安心ですね。冬場は「こたつ船」も運行されます。船頭の舟唄をBGMに白いなまこ壁や赤煉瓦の並倉倉庫群などをゆっくりと眺めることができます。さまざまな種類がある観光名所の中でも、ここはぜひ押さえておきたいところです。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第7位
くま川下り 熊本県人吉市
熊本県南部。鹿児島県との県境にある人吉市には、日本三大急流の1つ球磨(くま)川の川下り「くま川下り」があります。九州一の急流を木船で下り、激しい渓流の川下りを体験できる人気のレジャースポットです。物資輸送船として100年以上前から行われた「伝統」が船頭と後で舵を握る「ともはり」と呼ばれる人の息の合った船さばきを体感。その他ラフティングや木舟で遊覧する「梅花の渡し」もあります。
コースの種類が豊富。旅行プランに合わせやすい。
くま川下りは、コースの種類が豊富です。定番の「ミドルコース」をはじめ、激流体験を重視した「激流コース」にサクッと楽しめる「ショートコース」貸切専門の「ロングコース」冬場には「こたつ船(貸切船)」も登場します。他の観光名所との兼ね合いを見ながらのツアースケジュールに対応しています。なお、乗船には事前予約が必要です。周辺観光も豊富なので日帰りはもったいです。
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川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第8位
釧路川下り 北海道川上郡弟子屈町
北の大地「北海道」の東の大地「釧路」。ここはカヌーを使って川下りを楽しむことができます。釧路川の源流や大自然の名所「釧路湿原」の川下りのコースがあり、その種類も豊富にあります。激しい渓流こそありませんが、静かなゆったりとした時間を味わえる、大自然を満喫できるカヌーでのレジャー。ここはリピーターさんも多い人気のツアースポットです。
「貸切」のみのカヌーは国立公園「釧路湿原」の奥へ。大自然のプチ旅行を体験
こちらはお客様単位の貸切制。気兼ねせずに自由に湿原滞在の時間を満喫できます。(経験豊富なカヌーガイド同乗)早朝5:30分から午後15時まで4つの時間帯でのコースがあります。また季節毎に合わせたコースが用意されていて、国立公園の釧路湿原の奥まで行くことができます。場所柄日帰りは困難ですが、釧路市内にはホテルやペンションが多数ありますので安心です。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第9位
最上川芭蕉ライン下り 山形県最上郡戸沢村
山形県最上川中流域にある峡谷「最上峡」日本三大急流の一つにも数えられた、ここにも素晴らしい川下り「最上峡芭蕉ライン」があります。松尾芭蕉が「奥の細道」で一句を呼んだ場所。治水事業が進んだため、激しい渓流はありませんが、ゆっくりとした12kmの船のツアーを1時間かけて楽しむことができる人気のレジャースポットです。
定期船は365日営業の予約不要。船内で食事も楽しめます
こちらの川下りは、定期船と予約が必要な2種類の川下りがあります。定期船は、あらかじめ時刻が決まっていて乗客が1人でも運行されます。またこれは予約が必要ですが、船内で「船内食」を注文して食べることができます。屋根のついた船で船頭の舟唄をBGMに聞きながら最上峡の雄大な風景をのんびり眺めていると、芭蕉のように何か一句浮かんできそうな気がします。
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川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第10位
くらしき川舟流し 岡山県倉敷市
美観地区で有名な人気の名所「倉敷美観地区」ここにも川下りのレジャースポット「くらしき川舟流し」があります。激しい渓流タイプではありませんが、かつて倉敷川では川舟が物資を積みこみその往来でにぎわいました。その時代の風情を味わう事ができるこの川下りは、倉敷旅行の一コマを飾ることは間違いないでしょう。予約不要で乗り込めるのもうれしいですね。
大人500円で乗船できる気軽な川下り
当日購入のみの「くらしき川舟流し」は、午前9:30から17:00の間、30分おきに運航。料金は大人500円 子ども250円(5歳未満無料)と、他の川下りと比べると格段に安く乗船できます。これは気軽に旅行のプランに組み込めますし、日帰りでサクッと遊びに来たときでも気楽に乗船できます。お土産に川舟キリエのうちわを販売。またウェディングの貸切利用もできますよ。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第11位
荒川・長瀞ライン下り 埼玉県秩父郡長瀞町
埼玉県の秩父にある「荒川・長瀞(ながとろ)ライン下り」は日帰りで気軽に利用できるレジャースポットです。実は同じ場所で2つの運営会社があり、「荒川ライン」がウォーターパーク長瀞で、「長瀞ライン」は秩父鉄道です。ただどちらも秩父鉄道「長瀞駅」を拠点としていて、料金も同じ(6kmコース3000円)ですから、あまり深く気にする必要はないようです。(競合他社がある方がサービスは良さそう)
3kmと6kmの2種類。川下り周辺もツアースポットが満載
こちらは、激しい渓流を楽しむことができる川下りで、2つの区間に分かれている3kmコースと両方楽しめる6kmコースに分かれています。ここのおすすめとして、周辺にも楽しい観光地があり、風景を一望できるロープウェイや日帰り温泉施設。自然の滝や石畳、フィッシングやバーベキューの川遊び。さらに博物館もあります。ここに来れば日帰り小旅行で1日中遊べますね。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第12位
四万十川屋形船川下り 高知県四万十市
高知県の西部を流れる日本最後の清流「四万十川」この人気の名所での川下りのおすすめは「屋形船コース」。激しい渓流ではなく、大自然の静かな清流の上を1時間かけてゆっくり下っていきます。予約不要なので、気軽な旅行での利用も可能。大自然が満喫できるレジャースポットです。船内では前日までの予約で食事が可能。豪華なコース料理から気軽な「おにぎり」まで幅広いメニューがあります。
貸切船は飲食の持ち込み可能。四万十川伝統漁法やホタルの見学ツアーも
屋形船の種類には予約制の貸切船のコースもあります。これは船上にて四万十川で捕れたての「うなぎ」や「あゆ」などを炭火で焼いて食べることができます。また、お料理やお飲み物の持ち込み可能と言う事で、これは嬉しいですね。その他WEB・季節限定コースとして四万十川の伝統漁法を間近で見られるコースやホタルの鑑賞船コースなどもあります。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第13位
大聖寺流し舟 石川県加賀市
北陸の「加賀百万石」金沢の西、福井県との県境近くにあった十万石の町「大聖寺(だいしょうじ)」この町を流れる旧大聖寺川にも川下りスポットがあります。元城下町の場所を船頭による手こぎでゆっくり進む川下り。激しい渓流こそないものの、のんびり楽しめるツアースポット。料金は45分コース1000円なので、本格的な旅行でなくとも日帰りレジャーで気楽に行けます。
温泉と一緒に楽しめる10万石の街歩きと舟下り
この船下りは、午前中の便は予約不要ですが、午後は事前予約が必要なので、注意が必要です。北陸新幹線が金沢まで開通し、このエリアにも非常に行きやすくなりました。近くには4つの温泉地がある「加賀温泉郷」があります。これらの温泉に通うついでに、まだあまり知られていない十万石の城下町の昔ながらの雰囲気が残る街歩きと川下り。今がおすすめです。
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川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第14位
長良川鵜飼川下り 岐阜県岐阜市
岐阜市内を流れる「長良川」こちらでは5月から10月まで「長良川鵜飼い」が行われます。厳密に「川下り」とは言えないかもしれませんが、船に乗って川から見学する「鵜飼」は1300年以上の歴史と伝統を誇ります。条件が許せばぜひ一度訪れたい観光名所、ツアースポットですね。
並みの弁当と豪華弁当のセットもおすすめ、鵜飼いは夜の川遊び
鵜飼の料金は、大人3,400円(小人1,700円)です。この船料に弁当とお茶1本がセットになったプランがあり、そちらは大人5,000円(小人3,000円)弁当が豪華なプランもあり、それは大人8,000円(小人5,000円)です。鵜の餌になる魚を取る習性を利用した漁「鵜飼い」を弁当を食べながらのんびり楽しめる夜の川遊び。旅行の想い出づくりには最適ですね。
川下り・ライン下り体験のおすすめランキング 第15位
東京水上バス隅田川下り 東京都台東区
ランキングの最後は、首都東京。都心の真ん中を流れる隅田川の川下りです。浅草を出発した水上バスは、大都会の喧騒を忘れることができる川の中をスムーズに航行します。途中船の左右から見ることができる東京の名所、スポットを優雅に眺めながら、最終的には隅田川河口。東京湾まで向かうこのミニツアー意外におすすめです。
松本零士氏デザインの船をはじめとする多彩な船の数々
浅草を出発した水上バスは、浜離宮、日の出桟橋、お台場海浜公園、豊洲と4か所に向けて運航しています。運航している船は、漫画・アニメ界の巨匠・松本零士氏が宇宙船を意識してデザインした「ホタルナ」「ヒミコ」をはじめ、「竜馬」「海舟」「道灌」など豊富な種類があり、船を見るだけでも楽しめます。東京に旅行に来た人はもちろん、東京在住の人も一度乗ってみたいですね。
川下りライン下り体験おすすめランキング 番外編
ライオンアドベンチャー(長野県北安曇郡白馬村、北海道ニセコ町、徳島県三好市)
ランキングには掲載しませんでしたが番外編として、北海道のニセコ、長野県の白馬、四国の吉野川を拠点とした「ライオンアドベンチャー」は、ラフティング、カヌーなどを展開しているアウトドアカンパニーです。2006年4月にセゾンクラブ」から団体取扱部門とアウトドア部門が独立して新会社設立。現在は北海道が完全に別会社に。21世紀の川下りの新しい流れを予感させる団体ですね。
日野川下り 鳥取県日野郡日野町
常設ではないのですが、ランキングで紹介できなかった山陰地方の川下りということで、この日野川の川下りを紹介します。4・5・10月の土日祝に日野川の上流で行っている川下り(ラフティング)のコースで、半日コースと1日コースがあります。定員が限られていますので事前予約が必要です。
淀川舟運川下り 大阪府枚方市
こちらも最近試験的に始まった川下りのコースで、江戸時代に淀川を使って1日約1500人の大阪と京都の間をつないでいた「三十石船」の舟運の一部を復元した川下りです。現在は大阪府の枚方から大阪市内までの航路で、完全予約制です。途中通過する「毛馬閘門(けまこうもん)」で、水位調整の仕組みを間近で体験できます。人気のコースなのでご予約は早い目に。
日本ライン川下り(現在休止中)
最後に、かつて人気だった川下りを紹介します。木曽川の舟下り「日本ライン下り」ヨーロッパ中部を流れるライン川に風景が似ているという理由でつけられたこの場所は、川下りと聞いてて一番最初にその名前が浮かぶほど有名でしたが、21世紀になって経営が悪化。一旦は地元資本が引き継いだものの、利用者減により現在休止。(公式ページも消滅)再開のめどは立ってません。いつか復活してほしいですね。
まとめ
今回「全国の川下りおすすめランキング15選」としましたが、実際どれも素晴らしく、おすすめしたいものばかりです。川下りの内容も地域も異なりますので、正直甲乙つけがたいものをあえて順位づけしました。ランキング外ですが「番外編」で紹介したところもおすすめです。今回の情報を元に川下りの楽しさが伝わり、最適な場所を選んでいただければ幸いです。
作:麦食くま(メディバンペイントを利用)