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投げサビキの初心者入門!仕掛けの理解と基本的な釣り方をご紹介!

投げサビキの初心者の方に必要な道具と釣り方をご紹介します。投げサビキの道具も使いやすい物を中心に分かりやすく説明していきます。初心者でもサビキ仕掛けを投げるだけで大きな魚が釣れてしまうんです。これを読んでぜひ大きな魚を釣ってください!
更新: 2021年5月4日
がんちゃん
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サビキ釣りとは?

投げサビキの説明をする前に、簡単に足元に垂らすだけのサビキ釣りの説明をします。サビキ釣りの釣り方を知っておくと、投げサビキのやり方も理解しやすくなります。

初心者にオススメ!

釣りの初心者の方におすすめしたい釣りがサビキ釣りです。釣りをしてみたいけど、やり方がわからない、難しそうと感じている人が多いと思いますが、手軽に始められるのがサビキ釣りです。テレビ番組や雑誌を見ても詳しく説明が載っていないほど簡単にできる釣りなので、ぜひここで勉強してください。

子どもでも簡単

小さな子どもでも簡単に釣りを楽しむことができる釣り方がサビキ釣りです。サオさえ持つことができれば釣りを楽しめます。子どもが初めて釣りを経験するなら釣りの楽しさを実感できます。魚に触れ合えるので水族館に行くより楽しいです。いきなり投げサビキに挑戦する前に、サオの扱い方やリールの操作方法をサビキ釣りで慣れておくと、投げサビキを始めることも簡単になります。

ファミリーフィッシングにも最適

子どもから大人まで、簡単な道具しか使わないのでみんなで楽しく釣りを楽しめます。サビキ釣りの道具を1セット揃えても金額も低いので、初心者が多くても高額な出費にならずにお財布の中身を気にしなくてみんなで楽しむことができます。1人1セットを用意して海に行きましょう。

女性でも安心

女性の釣りに対する意見として、虫がを触るのが嫌だ!とよく聞きます。しかし、サビキ釣りであれば虫を使わずに釣りができます。使うエサは小さなエビしか使いません。女性がメンバーにいる場合に、虫を触る心配が無く釣りを楽しんでもらえるのがサビキ釣りのよい所です。女性の心配な点としてトイレの問題もあります。探せば漁港に隣接した公園があったり、船釣りの漁船が多く停泊している漁港だと、公衆トイレが完備されている場所もあるので、そのような場所で釣りをすればトイレ問題も解決です。

馴染みのある魚が釣れる

普段食べる機会の多い、「アジ」「イワシ」「サバ」がメインに釣れるのがサビキ釣りです。それ以外にも、見たこともない魚が釣れることもあるので、みんなで「この魚は何?」なんて会話も楽しいですよ!普段の買い物でスーパーの魚売り場に行ったときに、家族でと「この前釣ったね!」と言うような会話も楽しめるでしょう。 もっとサビキ釣りについて知りたい方は下記のリンクからどうぞ!

投げサビキとは?

サビキ釣りの釣り方は理解して頂けましたか?ここからは、投げサビキの説明をしていきます。垂らすだけのサビキ釣りが理解できたら投げサビキも簡単に感じることができます。

サビキ釣りの応用編

サビキ釣りで使う仕掛けを前方の海へ投げる釣りを「投げサビキ」と呼びます。サビキ釣りの仕掛けを投げるだけだと仕掛けが海中に沈むだけになってしまうので、ウキを付けて海面に漂わせて釣りをする必要があります。ちょい投げや遠投などの種類があり、投げる距離で釣れる魚の大きさにに違いが出てくる場合が多いです。

投げる意味

垂らすだけのサビキ釣りでは、岸に寄った魚だけを狙った釣りになるので、どうしても小さな魚しか釣れません。それは、岸壁にいるプランクトンなどの小さなエサを食べるので小型の魚が多くなってしまいます。沖には大きな魚がたくさん泳いでいます。その大きな魚を釣るためには、沖に仕掛けを投げる必要があります。沖に飛ばせば飛ばすほど、大きな魚が釣れるチャンスが増えます。釣りをするなら大きな魚が釣りたいのが釣り人の心理ですよね!その願望を叶えてくれる釣り方が「投げサビキ」なのです。

投げサビキはウキを使う

沖に投げた仕掛けが、海面に浮かぶように投げサビキ釣りでは仕掛けにウキを取り付けます。ウキを付けることで、沖合で一定のタナを狙った釣りができるようになります。また、ウキの位置を移動させることも可能なので、タナを探ることもできるようになります。いろいろなタイプのウキが販売されていて、飛ばすことを考慮された形状のウキも販売されています。また、夜釣りに最適なウキ自体が光るタイプも販売されているので、昼だけではなく夜でも存分に釣りを楽しめます。

投げサビキはコマセカゴを使う

垂らすだけのサビキ釣りでは、コマセ袋を使用して仕掛けの上側か下側に取り付けていましたが、投げサビキでは、ウキと仕掛けの間に挟むように取り付けます。投げることを考えて、空気抵抗を軽減するための工夫も施されています。

投げサビキができる場所

漁港

ファミリーフィッシングを楽しみたい人におすすめの場所です。手軽に釣りを楽しみたいのであれば漁港がよいでしょう。釣りをする場所として人気なのでとても多くの釣り人で賑わいます。投げサビキの初心者でもやりやすいのでよく行く場所ですが、投げる動作にまだ慣れていないので、周りの人に注意して釣りをしてください。海底に住むカレイやキスを狙った釣りの「投げ釣り」をしている人もいて、見えない場所の海中にラインがある場合があります。ほかの釣り人の仕掛けに絡ませてしまうことが無いように、周囲の釣り人がどんな釣りをしているのか確認して迷惑を掛けない場所で投げましょう。

防波堤

漁港から沖に伸びた堤防は、投げサビキを楽しむ最適な場所です。漁港内では狙えない大きな魚が釣れる確率が上がります。沖合に向けて投げてみましょう。漁港から伸びている堤防では、漁港の内側の船が通る場所は海底が深くなっているので、そこは魚の通り道になっており、たくさんの魚が釣れる確率が上がる場所です。沖合に投げても釣れない場合には狙ってみる価値があります。

磯にはエサとなるエビやカニが多く生息していて、それを食べに来た小さな魚を狙って、大きな魚が小さな魚を食べに泳いできます。釣り人も比較的少ないので快適に釣りが楽しめます。波を被ったり、海藻が付着していて滑りやすいので足元には十分注意して釣りをしてください。初心者への注意点として、地上から見えない部分の海中にも岩があるので投げる場合に注意してください。またリールを巻いてくる途中に岩があると根がかりして仕掛けが壊れてしまいます。投げる前に、仕掛けを回収するルートも考えて投げましょう。

潮通しがよい場所

投げサビキをする場合には、沖合に面している場所から投げることを特におすすめします。漁港など海水が滞留する場所よりも、常に海水の動きがある所に大きな魚が多く泳いでいます。漁港から伸びている堤防の先端がおすすめです。漁港の出入り口は海水の流れが速いので、小魚が流れて来るのを待ち受けた大きな魚が潜んでいる場合もあります。テトラポッドがある場所は、海水の流れが強く当たる場所なので、テトラポッドから釣りをしてもよいでしょう。その場合には足元に十分注意して、必ずライフジャケットを着用しましょう。

投げサビキで釣れる魚


アジ

温暖な地域では一年を通して釣りが楽しめます。私のホームグラウンドである千葉県の房総半島は冬でも数は少なくなりますが、釣りを楽しむことができます。サビキ釣りでは定番のアジですが、垂らすだけのサビキ釣りだと手の平サイズの大きさの魚がたくさん釣れますが、投げサビキであれば、尺クラスと呼ばれる30cmを超える大きなアジが釣れます。船の釣りでは当たり前の大きさのアジが陸上から釣れるのは魅力的ですね。アジは肉食なので、岸に小魚が群れていれば、その小魚を食べに大きなアジが岸に寄ってくるので、尺クラスのアジを釣るチャンスです。

サビキ釣りでアジをたくさん釣る方法を知りたい方は下記のリンクからどうぞ!

サバ

梅雨時期から秋までが良く釣れる時期になります。春あたりから釣れますが、小さいサイズが多く釣れる印象です。夏の一番暑い時期から大きなサイズが釣れ始めます。サバも尺クラスのサイズが釣れます。20cm~40cmの大きさは普通に釣れてしまいます。サバは泳ぎ方が速いので、魚の引きを楽しめます。40cmクラスの大きさになると、リールを巻く操作も苦労するほどの力で泳ぐので、しっかりと気合を入れて魚と勝負しましょう。リールのドラグ機能を利用して、ラインが切れてしまうのを防止しましょう。

サバについてもっと知りたい方は下記のリンクからどうぞ!

イナダ

10月から11月が良く釣れる時期になります。成長していくと呼び名が変わる出世魚でブリを指します。60cmまでをイナダと呼びます。ブリが釣れるの?と思ってしまいますが釣れてしまうんです。青物なので泳ぐ力が非常に強い魚です。2017年の秋の房総半島は、黒潮大蛇行の影響で、イナダの爆釣を体験できた人が多くいました。私は体験できなかったので悔しい思いをしました。

投げサビキで使う道具

ちょい投げの場合と、遠距離に飛ばす場合で使う道具が変わります。初心者は近距離に飛ばすことに慣れてから、遠投に適した道具を揃えていきましょう。

「投げサビキ」サオ

ちょい投げで使うサオ

10m程度の距離を投げるのであれば、垂らすだけのサビキ釣りの道具で十分対応できます。全長4m程度のコンパクトや振出投げ竿があれば投げられます。初心者に向けたウキがセットになっている商品が釣り道具屋で販売されているので、それを使っても十分に楽しめます。

ちょい投げで使うサオの探し方は下記のリンクからどうぞ!

遠投で使うサオ

4~5mの遠投用のサオを使用しましょう。長ければよいと言うわけではないので購入する際は注意してください。遠投専用のサオには専用のガイドが付属されているので、ラインとガイドの抵抗が少なくなり、仕掛けを遠くに飛ばすことを可能にしています。カーボン製品を使用したほうが軽量で、耐久性もあるので投げる動作を続けても疲れを軽減してくれます。

遠投用のサオの選び方がわからない方は下記のリンクからどうぞ!

「投げサビキ」リール

ハイギアタイプがおすすめ!

2500~3000番のリールを選ぶと扱いやすいでしょう。ちょい投げでは、垂らすだけのサビキ釣りで使うリールでも十分対応できます。遠投する場合には、リールに対する負荷が多く掛かるので、金属製の丈夫なリールを用意しましょう。ハイギアタイプを使用すれば、ハンドル1回転でラインを巻ける長さが多く取れるので、速く仕掛けを手元に回収できます。遠投すると、仕掛けを回収して、コマセを詰めて投げる一連の作業に時間が掛かるので、入れ食い状況になった場合に、時間をロスする事になってしまいます。ハイギアタイプを使用すれば仕掛けの回収を素早くできます。これから始める初心者にはハイギアタイプで、耐久性のあるリールを購入することをおすすめします。

「投げサビキ」ライン

ナイロンライン

ダイワ(Daiwa) ナイロンライン ジャストロン DPLS 500m 4号 クリアー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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初心者には4号のナイロンラインが扱いやすいです。低価格で購入できるのでお財布にやさしいラインです。デメリットとして伸びやすい特徴があります。遠投で使用を続けると先端の仕掛けを結んだ側から伸びていき、ラインが切れてしまう可能性があります。仕掛けを作る前に、ラインが伸びていないか確認して、伸びている場合は先端から10mほど切って捨てましょう。

PEライン

釣りの世界で人気が高まっているPEラインも使用できます。投げサビキには2号のPEラインが適しています。ナイロンラインと比較すると、極細の糸を編み込んで作られているので伸びてしまう危険が非常に少なくなります。細くても耐久性が高く空気抵抗が低くなるので遠投性能が上がります。弱点は、擦れに弱く、堤防の角や磯のゴツゴツした部分に擦れると切れてしまいます。価格が数千円からなのでとても高価なラインです。初心者の方には手が出しにくいですが、使ってみるとナイロンラインと仕掛けの飛び方が違うのでびっくりします。

「投げサビキ」ウキ

ちょい投げで使うウキ

釣り道具屋に行くとたくさんのウキが販売されています。どれを選べばよいのか悩んでしまいますが、「サビキウキ」という名前で販売されているので分かりやすくなっています。初心者に方に便利なウキと仕掛けがセットになった物が販売されているので、それを選ぶと使いやすいでしょう。

遠投で使うウキ

「遠投カゴウキ」と呼ばれるウキの上部に羽のようなものが付いているウキを選びます。この形状は、空気抵抗を減らして遠投できるように工夫されています。また、沖合で波の影響で視認性が悪くなりますが、羽の長さがあるので、陸上から見えやすくなります。赤色が主流でしたが、黄色や緑色のウキも販売されていてカラフルになりました。遠投すると、ほかの釣り人のウキと見分けが付かなくなるので、珍しい色のウキを選ぶと自分のウキを目視しやすくなります。


遠投かご釣りについてもっと知りたい方は下記のリンクからどうぞ!

「投げサビキ」使う電気ウキ

夜に釣りを楽しむための必需品です。夜でも魚は釣れるので持っておきたいですね。

ちょい投げで使う電気ウキ

サビキウキの棒状の部分に電球が内蔵されていて、電池を入れると明るく光ります。夜の暗い状況でもウキの動きがはっきり見えるので、魚が掛かった時がわかりやすくなります。魚が掛かると海中に沈んだ時に、海面がボヤっと広い範囲が光るのでアタリがはっきり確認できます。電池を入れたり、LEDが内蔵されていますが、重量は普通のウキと気になるほど変わらないので、私は電気ウキタイプを昼間でも使用しています。

遠投で使う電気ウキ

形状は、普通の「遠投カゴウキ」と変わりません。遠投するので羽の部分にLEDが内蔵されたタイプを使いましょう。発光する部分が大きいタイプを選ぶと、遠投した時の視認性が上がります。昔は赤色しかありませんでしたが、今は黄色や青に光るタイプも販売されているので、赤色以外を持って行くと、ほかの釣り人の仕掛けと迷うことがなくなります。

電気ウキで使う電池

電気ウキに必要な電池は、特殊な形状をしていて、街中の電気屋では取り扱いはありません。釣り道具屋でしか販売されていないので、必ず釣るに行く前に光るか確認してから釣りに出掛けましょう。予備で何個か持っておくと急な電池切れに怯えなくて済みます。釣りを終えたらウキから出して保管してください。海水の影響で電池が使えなくなる恐れがあります。

「投げサビキ」遊動スイベル

デュエル YO−ZURI くびふりスイベル

出典:楽天

ウキとラインを接続するために必要な道具です。スナップ部分にウキを取り付けます。ワンタッチでウキの取り換えができるので、ちょい投げでも遠投でも使うことができます。ちょい投げで釣れない場合に遠投タイプのウキを付けて遠投サビキ釣りに作戦を変えるなど臨機応変に釣りを楽しめます。大きさも各種揃えてあるので、使用するウキに合った物を購入してください。ラインを通す部品は、ラインと常に接触して動くので削れて行きます。繰り返し使えるものですが、仕掛けを作るときに確認して、削れている物は早めの交換をおすすめします。投げる時にこの部分が壊れてウキだけ飛んで行ってしまいます。

「投げサビキ」ウキ止め

遊動スイベルは穴にラインを通すだけなので、ウキがラインを滑るように動いてしまいます。その動きを止めるために使うのがウキ止めです。ウキを中心に、サオ側と仕掛け側にウキを挟む形で取り付けます。ウキが動く範囲を制限してタナを固定するために重要な部品です。ウキ止めは繰り返し使用することができなくて使い捨てになります。

ウキ止め糸

ラインに結び付けてウキの動く範囲を固定させます。ラインの結び方に慣れている人であれば簡単に使えますが、初心者には扱いが難しいでしょう。風が強い状況や夜に釣りをする場合には、仕掛けを作る作業にイライラしてしまいます。タナを変える場合も結びなおす手間があります。

ウキ止めゴム

ラインに通すだけで簡単に装着できるので、初心者には扱いやすいでしょう。私もこのウキ止めゴムが扱いやすいので好んで使用しています。購入する場合は、使用するラインの太さに合ったウキ止めゴムを購入します。私の経験として、ラインに合った大きさのウキ止めゴムを付けても、投げるときの衝撃でゴムの位置が移動してしまい、タナが大きく変化してしまいます。4号のラインを使用するなら、ウキ止めゴムは3号対応を使用するとゴムが動いてしまう事が少なくなります。タナを変えたい場合も簡単で、ウキ止めゴムを摘まんで動かせば簡単にタナを変える事ができます。

種類が豊富なウキ止めをもっと知りたい方は下記のリンクからどうぞ!

「投げサビキ」コマセカゴ

コマセ袋

TAKAMIYA(タカミヤ) リングアミトカシ 3個パック SC-240 中

出典:Amazon
出典:Amazon
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ちょい投げならコマセ袋で十分に対応できます。仕掛けの上側、下側どちらに付けても大丈夫です。その時の状況で臨機応変に対応していきましょう。投げたままでは、コマセ袋からコマセが出ないので、投げた後に、ラインをピンと張らせて、サオを振り上げる動作をして、ウキが2、3回海中に沈むように動かします。この動作により、海中でコマセが巻かれて魚を誘うことができます。

ロケットカゴ

私の経験から、ちょい投げでも、遠投でもロケットカゴを使うことをおすすめします。コマセ袋だと、投げる動作をした時に、袋の中に入れたコマセや臭いコマセの汁が周りに飛び散ってしまったり、自分に掛かってしまいます。コマセカゴを使えば、コマセを包む形状をしているので、コマセや汁が飛び散り不愉快な気分になってしまうことを軽減できます。ロケットと言われているように、先端が尖がっていて投げる時に空気抵抗が少なくなって遠くまで飛ばす工夫がされています。カゴの側面に穴が付いていて、海中でコマセが出る量を調整できます。海の状況で出て行く量を調整できるのは利点です。

ロケットカゴの大きさは?

出典: http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/iso_te/jetkago_en/index.html

ロケットカゴの大きさは各種用意されています。大きければたくさんのコマセを入れられて、長時間誘いを入れる事が可能になります。ちょい投げでは手返しがよく、簡単に仕掛けが回収できるので小さいコマセカゴでも可能です。遠投すると回収までの時間が掛かるので、大きいサイズを選びましょう。大きいと重さも稼げるので遠投に適しています。

「投げサビキ」サビキ仕掛け

ウキを使わずに、足元に垂らすサビキ釣りでは、6、7個の針が付いた仕掛けを使いましたが、ちょい投げや遠投では、3個程度の少ない針が付いた仕掛けを使用しましょう。針の数が多いと仕掛けの全長が長くなるので、投げづらくなり、投げた時に、仕掛け自体が絡まりやすくなってしまいます。

仕掛けはたくさん用意する

遠投する場合は、どうしても仕掛けにトラブルが起きてしまいます。サバなどの泳ぎの速い魚が掛かり、暴れて仕掛けが絡んでしまう場合や、掛かった魚が大きすぎて針を切られる場合などです。回避できないトラブルのためにたくさん用意して備えましょう。海や魚の状況によって釣れる仕掛けの種類にも差が出ます。サビキに付いている物がピンクやラメ付きなどの違う種類の仕掛けを用意しておけば、状況に臨機応変に対応でき釣果にも差が出てきます。

仕掛けの作り方

ウキ止め、遊動スイベルを付ける


サオのガイドにラインを通し、ウキ止めを付けます。遊動スイベルをラインに通し、再度ウキ止めを付けます。必ず遊動スイベルを挟むように取り付けてください。サオ側に付けたウキ止めの位置が海面でウキが止まる場所になるので、タナを決める時に重要になります。サビキ仕掛け側のウキ止めは、仕掛けを海から上げた時にウキが降りてくる場所になります。コマセを付けたり仕掛けを点検する場合に操作しやすい場所にウキが止まるように付けてください。サオ側のウキ止めは、投げる時にサオのガイドに入らないように気を付けてください。ガイドに引っかかってしまい、思い通りに投げることができなくなります。

コマセカゴを取り付ける

ラインの先端とコマセカゴに付属しているサルカンを使って接続します。先端が尖った方がサオ側になるので間違えて取り付けないように注意してください。初心者が良くやってしまう間違いなので確認して取り付けましょう。空気抵抗を受けて距離を稼げなくなります。反対側のサルカンにはサビキ仕掛けを取り付けましょう。

サビキ仕掛けを取り付ける

コマセカゴのサルカンにサビキ仕掛けを接続します。パッケージからサオ側のサルカンだけ取り出してサビキカゴに接続します。ハリもパッケージから出してしまうと、仕掛けが絡んでしまう原因になります。サルカンに接続したら、1個づつハリをパッケージからはずします。力を入れてはずすとハリとラインが切れてしまうのでやさしく扱ってください。パッケージから取り出したら、反対側のサルカンにオモリを付けましょう。オモリの大きさはウキの号数と同じ号数のオモリを取り付けましょう。

仕掛けの最終チェック

これで仕掛けは完成しましたか、必ず最終チェックを行いましょう。サルカンに付けたラインを引っ張ってみて緩みが無いか確認します。スナップもしっかり固定されているか確認しましょう。スナップの固定が衝撃で簡単に外れないかも確認しましょう。投げサビキでは、着水した時の衝撃が大きいので、そのショックではずれてしまい仕掛けを紛失してしまう可能性があります。私はウキだけが飛んで行ってしまった経験があるので、入念にチェックをするように心掛けています。

投げサビキの釣り方

仕掛けのバランスチェック

コマセをコマセカゴに入れたら投げる前に、まずは足元の水面に垂らして仕掛けのバランスをチェックしましょう。ウキがしっかり立つか確認してください。ウキの胴体の半分以上が水面から出ていれば大丈夫です。ウキが立たずに倒れてしまう場合は、オモリを重くしましょう。ウキが海中に沈んでしまう場合は、オモリを軽くします。同時にウキ止めの位置を確認してタナを調べましょう。

仕掛けを投げる

投げサビキで一番重要な投げる動作です。投げると言っても全力で投げないように注意してください。力一杯投げる人を見かけますが、疲れてしまう上に仕掛けにダメージを追ってしまいます。右手の人差し指でリールから出たラインを押さえます。リールのベールを左手ではずします。サオを真上に伸ばした状態で、オモリが自分の腰に来るように長さを調整します。振り子をイメージしてオモリに重心を掛けて、体の後ろにサオをしならせます。そのしなりを利用して遠くに仕掛けを飛ばします。サオは縦に振り下ろしてください。斜めに降り下ろしてしまうと、意図しない方向に飛んでいき危険です。初心者の方は慣れるまで意識して投げるようにしましょう。

指を離すタイミングが重要!

サオは地面と垂直に振り抜くと真っすぐ前方に綺麗に飛んでいきます。この飛んでいくときに指をラインから離す時が重要です。サオが水面と45°の時に離すと綺麗な弧を書いて飛んでいきます。初心者は離すタイミングを掴みづらいので意識して動作の練習をしてください。離すタイミングが合わないと、真上に飛んでしまったり、真下の海面に激突してしまいます。このような時には、仕掛けが絡まる場合が多いので確認してから投げなおしましょう。

ワンポイント

仕掛けのバランス

ウキ、コマセカゴ、オモリの海中でのバランスを取ることが重要です。オモリが重いほど、サオが長くて良くしなる物を用意すればかなりの遠投をする事ができます。いろいろな大きさのウキやオモリを用意できれば釣果に差が出てきます。遠くに大きな魚がいる場合と足元に大きな魚がいる場合を考慮して、道具を現地で臨機応変に対応できると釣りを楽しめます。

初心者は周りに注意!

思い通りに仕掛けを投げられるようになるまでは、周りに人がいない場所で練習をしましょう。仕掛けを人に当ててしまったり、コマセを撒き散らして迷惑を掛けてしまいます。安全に楽しく釣りを楽しむ為には重要なポイントです。投げる場合にも要注意です。後ろに人がいないか必ず確認してから投げる動作を始めましょう。堤防など狭い場所は、頻繁に真後ろを人が通るので他人に怪我をさせる危険性が高くなります。

玉網を用意しよう!

投げサビキ釣りでは大きな魚が釣れる場面が多いので、玉網を用意したいですね。そのまま針に魚が付いたままで上げてしまうと、海中から魚を上げて暴れた時に、魚の口からハリが外れてしまう恐れがあります。確実に魚を釣り上げるためには、水面まで魚を寄せてきたら玉網ですくい取りましょう。コツとしては、魚の頭側から網に入れるように操作しましょう。

ウキの選択に注意!

昼間は通常のウキを使用して、暗くなったら電気ウキに付け替える場面があります。この場合には、電気ウキの方が重量があるので、必ず付け替えた後にオモリとのバランスを確認してください。確認しないで投げてしまうとウキが海中に沈んでしまいます。沈んでしまった場合は、着水した海面の広い範囲がぼんやりと光るので見た目で確認できます。このような状況の場合は、軽いオモリに付け替えましょう。

まとめ

いかがでしたか?大きな魚が釣れるサビキ釣りをやってみたくなりますよね。今回は初心者の方に向けた手軽な道具で楽しめるやり方をご紹介しましたが、サビキ釣りは奥が深い上に、これだ!という決まりごとがない釣り方なんです。投げサビキをしているとこんな道具が欲しいな。と思う事もありますが、サビキ釣り以外の道具を流用したりし自分なりの釣り方を発見して実践していくともっと楽しい釣りができますよ!