焚き火で作る焼き芋の作り方をマスターしよう!
調理方法を確認してみよう
キャンプ中の楽しみといえば、焚き火での調理が挙げられるのではないでしょうか。初めて焚き火での調理にチャレンジするなら、比較的簡単にできる焼き芋作りがおすすめです。しかし、初めてで失敗が心配という人もいるでしょう。
そこで今回は、キャンプやアウトドアで役立つ焼き芋の作り方について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
必要な食材をご紹介
焼き芋用の薩摩芋
焚き火で焼き芋をする際には、まず焼き芋を用意しましょう。このときの材料の選び方が、キャンプでの焼き芋が成功するか、失敗するかを左右するといっても過言ではありません。
そもそも薩摩芋には様々な品種がありますが、ねっとりした美味しい焼き芋にしたいなら安納芋や紅はるか、ほくほくさせたいなら紅あずまがおすすめです。悩むときは、ご自身が美味しいと思う品種を用意すると、アウトドアで好みの焼き芋が食べられるでしょう。
塩
キャンプの焚き火で焼き芋を調理する際は、味付け用の塩を用意しましょう。塩は材料の甘みを引き立ててくれて、より美味しい焼き芋に近づけてくれます。
なお時間に余裕があるときには、薩摩芋を1時間以上塩水で付けておくと、お店で購入したような焼き芋ができあがるため、試してみてください。このように塩で一手間掛けることで、簡単に美味しい焼き芋ができあがります。
役立つ便利なアイテム4選
焼き芋に使うアルミホイル
アルミホイルは、焚き火をする際に薩摩芋を包むときに必要なアイテムです。キャンプをする人数分の焼き芋が包めるだけの長さを、用意しておきましょう。
初めて焼き芋作りをする人やキャンプの焼き芋作りで絶対に失敗したくない人は、焦げにくい焼き芋用のアルミホイルがおすすめです。スーパーやオンラインショップで販売されているため、チェックしてみてください。
濡れ新聞紙
濡れ新聞紙はアルミホイルで薩摩芋を包む前に材料が焦げないようにする役割があり、用意しておきましょう。濡れ新聞がないときは、キッチンペーパーで代用できます。
濡れ新聞紙やキッチンペーパーで材料を包むことで、できたてがほくほくした蒸し焼きの焼き芋が簡単にできます。なお実際に作る際には、炭や焚き火で新聞が燃えないよう少し離れた場所におくといった置き場所には十分に注意してください。
竹串やトング
竹串やトングは、焼き具合をチェックしたり、焼き芋をひっくり返したりする際に必要です。焼き芋に直接触ろうとすると火傷するかもしれないため、竹串やトングを忘れないようにしましょう。
竹串はなるべく長いサイズを選ぶと太い材料の火加減を確認しやすいです。さらにトングは焼き芋以外にも、アウトドアで調理する際に活躍します。トングも様々な種類があるため、使う人の手のサイズに合った大きさや形のものを用意しておくとよいでしょう。
軍手や皮の手袋
完成した焼き芋を触る際には、火傷対策に軍手や皮の手袋を利用してください。軍手や手袋は火傷から手を守り、できたての焼き芋をそのまま食べる際に大活躍してくれます。
なお焼き芋用の軍手を選ぶときには、キャンプやバーベキュー用の耐熱性や断熱性に優れたものを選ぶようにしましょう。調理中の火傷から手を守ってくれます。
初めてでも失敗しにくい作り方
①焚き火の用意をする
まずは、調理用の焚き火を用意します。キャンプ場で焚き火する際は、焚き火が可能な場所やルールを調べておきましょう。というのも、キャンプサイトでも意外に焚き火は禁止されている箇所が多くあるからです。
また周囲の燃えやすい落ち葉や草を取り除き、燃え広がった火を消す用の水が入ったバケツを準備しておくと万が一の際に安心です。焼き芋を作るタイミングで、中火になるように準備すると待ち時間が少なくてスムーズです。
②薩摩芋を濡れ新聞で包む
次に、薩摩芋を濡れた新聞紙で包みます。濡れ新聞紙で包むことにより、焚き火の中に入れても薩摩芋が焦げにくくなる効果があります。
失敗しにくいポイントとしては新聞紙を濡らす際に、全体が濡れるようにしてみてください。薩摩芋全体が、濡れ新聞紙で包まれるように気を配りましょう。これで、材料の下準備は終了です。
③薩摩芋を焚き火に並べる
焚き火の加減をみながら、薩摩芋を並べていきます。調理方法は簡単で、後は材料が焼き上がるまで待ちます。時間が何分かは、薩摩芋の種類や焚き火の強さに左右されますが、1時間が目安です。片面を30分ずつ、調理していきましょう。
その後串で刺してみて火が通ったら完成ですので、火傷に注意しながら慎重に取り出してみてください。非常に簡単なレシピですが、美味しい焼き芋の完成です。
成功するコツを紹介
火力に注意する
焚き火の火力が強すぎると、アルミホイルを貫通して材料が焦げる可能性があります。わざわざ用意した材料が焦げて失敗してしまうことは避けたいところです。
焚き火をイメージすると火が強い方が良く焼ける印象があるかもしれませんが、焦げたり火傷したりするリスクがあります。そのため、炎を上げない芯の部分が赤くなった熾火と呼ばれる状態に炭がなるまで待ってみてください。
ダッチオーブンを使う
焚き火の火加減が難しいときは、ダッチオーブンを利用する方法をおすすめします。フタ付きの鋳鉄鍋であるダッチオーブンを使うと、材料を鍋に入れて焼くだけでできるため、比較的容易にできあがります。
ダッチオーブンを使う際、材料の下に直接石を敷き詰めて焼き芋をすると簡単に石焼き芋ができます。より甘い焼き芋ができるため、ぜひチャレンジしてみてください。
焚き火で作った焼き芋で楽しい時間を!
今回は、焚き火で作る焼き芋について紹介しました。焼き芋は、簡単なレシピでできるアウトドアにおすすめの料理です。実際に調理する際には火加減に注意すると、失敗する心配も少ないでしょう。熱々の美味しい焼き芋で、素敵な時間を過ごしてみてください。
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