アウトドアデビュー!あるあるな失敗をご紹介
キャンプを楽しみたいけど……
キャンプデビューする前は、楽しみ過ぎてドキドキしてしまうものです。しかし、準備からキャンプ場での行動、マナーまで覚えておくべきルールはたくさんあります。
何も知らずにキャンプ場へ出かけてしまうと、恥ずかしい失敗をしてしまうかもしれません。このような失敗を防ぐには、よくありがちな失敗例を知っておくことがおすすめです。
失敗しないための対策も!
よくありがちな失敗と併せて、それぞれの対策についても解説します。この記事をチェックすれば、初心者でも堂々とキャンプデビューすることが可能です。キャンプ場へ初めて出かける方は、ぜひ参考にしてみてください!
【準備編】キャンプ初心者の恥ずかしい失敗2選
1.キャンプ場選び
キャンプ場は、自然に囲まれた場所にある場合がほとんどです。そのため、交通アクセスが不便な場所にあると、アウトドア未経験者は行くだけでも疲れてしまうかもしれません。
また、キャンプ場があまり整備されていない場合や家族向けではないなど、初心者が楽しめない環境であるおそれもあります。キャンプ場のことをきちんと調べずに選んでしまった場合に、やりがちな失敗のひとつです。
初心者向けのキャンプ場の特徴
初めてキャンプ場へ訪れる場合、区画サイトがあるフィールドを選ぶとよいでしょう。フリーサイトは、先着順に設営する場所を確保していくため、混雑するとゆとりを持って設営できません。区画サイトであれば、予約した時点で使える場所を確保できます。
また、水回りの清潔さや食事を準備してくれるプランの有無を確認してから訪問先を選ぶようにすると、快適に過ごせるでしょう。
2.荷物を持ちすぎて上手く運べない
キャンプ道具は、コンパクト・軽量なものがたくさんあります。しかし、快適に過ごそうと荷物を持ちすぎてしまうことは、初心者・アウトドア未経験者あるあるのひとつです。このように何も考えずにものを持ちすぎると、以下のような失敗をしてしまいます。
・車に道具を積載するのに手間取る
・現地に着いてもサイトまで上手く運べない
・運搬するだけで疲れてしまう
荷物を簡単に運ぶ方法
荷物の運搬で失敗しないためには、必要最低限の荷物を確認したうえで、積載容量や駐車場からサイトまでの距離をチェックしましょう。また、車に積載できるサイズのアウトドアキャリーを常備しておくこともおすすめです。
【行動編】キャンプ初心者の恥ずかしい失敗2選
1.テントなどの設営ができない
初心者の失敗としてあるあるなのが、テントを始めとした道具の設営ができないことです。
自宅で説明書を読んだり、YouTubeで参考となる動画を見たりして備えたとしても、いざ、現地で包装から出してみると、組み立てられずに途方にくれてしまうこともよくあります。
また、テント以外にもタープや組み立てるのに力がいるコットなどを設営できないことも考えられるかもしれません。
こんな楽しみ方もおすすめ
テントやタープの設営に不安がある場合、いきなりキャンプ場へ出かけるのではなく、グランピングからデビューしてみることもおすすめです。グランピング施設では、あらかじめテントなどアウトドア環境で過ごすための準備が整えられています。設営に関する不安をなくしながらキャンプ気分を満喫することが可能です。
2.火起こしができない
バーベキューや焚き火には、火起こしが欠かせません。「ガストーチがあるから」と着火剤などを準備せずに出かけると、いつまで経っても安定した火力を得られないおそれがあります。
そうすると、バーベキューや焚き火、料理などをいつまで経っても始められません。焦りばかりが募ってキャンプを楽しめないことは、初心者によくある失敗だといえます。
バーベキューをサポートしてくるプランが最適
キャンプ場によっては、バーベキューの食材準備から火起こしまでサポートしてくれるプランが用意されていることがあります。そのようなプランがあれば、手ぶらでキャンプ場へ出かけてバーベキューを楽しむことが可能です。
また、任せているだけではなく、スタッフが揃えるものや火起こし方法などを観察すると、次回以降にバーベキューをするときの参考になります。
【マナー編】キャンプ初心者の恥ずかしい失敗3選
1.大声で騒ぐ
「アウトドアだから」といつもより大声で騒いでしまう初心者も少なからず存在します。特に、グループでお酒を飲んでキャンプを楽しんでいると、いつもより気も声も大きくなってしまうことも考えられるでしょう。
そうなると、周囲の人には怖がられてしまいますし、施設からしても迷惑なお客だと思われてしまいます。また、スピーカーや楽器などを悪気なく使って、周囲に迷惑だと思われる人も少なくありません。
静かなときを楽しむ遊びだと心得る
キャンプは、自然の中で静かな時間を楽しむ遊びだと心得て出かけるようにしましょう。焚き火を眺める・川のせせらぎに耳を傾けるようにすると、日常では経験できない感覚を味わえるかもしれません。もしも、上記のようにお酒を楽しむ場合でも、静かにグラスを傾けて談笑する程度に留めておくことをおすすめします。
2.後片付けをしない
キャンプをすると必ずゴミが発生します。そのゴミをそのままにしてしまうキャンパーは、初心者・ベテランを問わずに少なくありません。
ほかにも、焚き火をした跡や料理したままの状態となっている、ペグをそのまま忘れてしまうことなどが後片付けをしない例として挙げられます。キャンプを楽しんだあとは、最初に訪れたときと同じ状態にして帰ることが基本です。
不安ならスタッフに一声かけよう
後片付けをして、帰る間際に「本当に大丈夫だったかな?」と不安になることも考えられます、その際、スタッフへ一声かけて確認してもらうようにすると安心です。
もしも、不備があれば教えてくれますし、次回以降に気をつけなければならない点も理解できます。このようにして、キャンパーとしての経験値を積むとよいでしょう。
3.他人のサイトに入ってしまう
区画サイトにありがちですが、他人のサイトに入ってしまうことも初心者はによくある失敗です。一般的には、ロープなどでそれぞれのスペースが区切られています。意識しなければ境目がわかりにくいこともありますが、他人のサイトに入るのはマナー違反です。
また、トイレなどへの近道だからといって、他人のサイトを横切ってしまうことも初心者の失敗としてよくあることの一つひとつだといえます。
あいさつとお互い様の心を持つ
キャンプ場では、他人同士が隣り合って時間を過ごします。そのため、設営前にあいさつを交わしておくと、何かあったときにも嫌な印象を与えにくくなるでしょう。
また、こちらが不快感を覚える場合もありますが、多少のことは目を瞑るようにして、お互い様の心を持つようにすることがおすすめです。
しかし、目に余るような行為をしている人がいれば、施設管理者に通報し、直接対応しないように注意しましょう。
自信を持ってキャンプへ出かけよう!
キャンプ初心者がやってしまいがちな失敗とその対策について解説しました。初心者はわからないことが多く、キャンプを楽しみきれないおそれがあります。事前に解説したあるあるな失敗を知って、きちんと対策を立ててキャンプを楽しむようにしましょう。
また「記事を読んだだけでは不安……」と思う人は、ベテランキャンパーと一緒に行く・手ぶらで楽しめるキャンプ場から始めてみるのもおすすめです!
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出典:unsplash.com