ナンガ シュラフ レベル8-13 オーロラライト
ナンガ シュラフ レベル8-20UDDBAG
ナンガ シュラフ オーロラライト450SPDX
ナンガ シュラフ オーロラスクエアフット800STD
冬のシュラフはナンガにおまかせ!
ナンガってどんなブランド?
ナンガはダウンへのこだわりが強いブランドです。そのこだわりはダウンの素材に流行性ウイルスの影響も受けにくい立地で、最新設備も完備しているスペイン産を選んだところからも見て取れます。
最近ではユーズドの羽毛商品を回収し、ナンガの技術で生まれ変わらせるなどのエコ活動にも積極的に取り組み始めました。
ナンガは国内加工でアフターケアも充実
ダウン加工では、微細なごみでも付着していると劣化を早める原因にもなります。そのためダウン加工では洗浄が重要です。粒子が細かく高浸透圧な超軟水での洗浄によって羽毛の隅々まで洗浄できることに着目し、ナンガは国内の超軟水でダウンを洗浄しています。
また、ナンガのシュラフであれば無期限で修理をしてくれる永久保証が受けられます。アフターケアが充実しているところもナンガが選ばれる理由でしょう。
ナンガのシュラフは冬用としても人気
夏と違い保温性の高いシュラフが必須になる寒い冬のシーズンで、ナンガのシュラフは冬登山も乗り切れると人気です。冬のシチュエーションならではの問題点に、生地加工技術やこだわりの防寒構造などあらゆる視点から研究しています。(なおこの記事は2023/1/6時点の情報をもとに作成されています。)
ナンガが冬におすすめの理由
ナンガの本気度が分かる研究機関
ナンガでは自社で独自に研究所を設立しています。「NML(NANGA MOUNTAIN LABOLATORY)」と呼ばれるその研究所では、これまでのテクノロジーを隅々まで研究しより暖かくするために工夫を凝らすことで、極寒にも耐えうるシリーズを生み出しています。
冬山などの過酷な中で使う製品をより良くするために研究所まで作る、スタッフの熱い心がナンガのシュラフをより一層暖かくしているのでしょう。
研究成果は細かいところにも宿る!
ナンガの研究所自慢のシリーズ「レベル8」でこだわるのは生地やダウンの質だけではありません。ファスナーは底冷え対策で胸寄りに付けられ、ファスナー部分の裏にあるチューブはファスナーの隙間から冷気が入るのを防ぎます。
寝返りでのダウンの偏りを阻止する背面縦バッフル、足の冷え対策でダウンを仕込めるように広めに作られた足元、スースーしがちな肩を包むチューブなどの構造も、ナンガの研究の果てに完成した構造です。
種類が豊富でシチュエーションごとに選べる
ナンガのシュラフは3種類の羽毛と数種類の加工法を組み合わせ、それぞれのニーズの違いに応えているのも魅力です。ひとくちに冬用と言っても使用シーンによって選び方が変わります。
ナンガなら登山に便利な重さを抑えたもの、あるいはは冬にも使えて形を変えれば3シーズン通して使えるものなど、自分の欲しいシュラフに出会えるでしょう。
冬用シュラフの選び方
保温性に関わるポイントで選ぶ
冬用シュラフはいかに寒さに耐えられるかを重点に選びましょう。高機能な種類はそれだけ価格も高くなりますが、適当に購入して冬キャンプに耐えきれず使わなくなるよりも結果的にコスパがよいでしょう。
保温性能の高さが分かるポイントは、ずばり断熱や保温に特化した生地かどうか、ダウンの質と量です。寒い冬でも保温できるナイロン素材もおすすめですが、ダウンは質を表す数値を確認すると暖かさが視覚化できます。
羽毛の質を表す「フィルパワー」で暖かさが分かる
「フィルパワー(FP)」はダウンの質を表す重要な指針です。羽毛30gが2.54㎝立方の中でどれくらいの体積に膨らむかで測定する数値で、良く膨らむ質の高い羽毛ほど暖かくFPの数値が大きくなっています。
生地とダウン以外に比較すべきこと
冬のシュラフ選びで重要な保温性は生地の種類とダウンの質で大体選ぶことができますが、より自分にフィットしたものを選ぶにはよりシュラフの個性を比較して選びましょう。
いつも足元が寒くなるならその対策を取っているもの、ハードな登山だから軽いものなど、自分に合った形や自分の使うシーンで活躍する特性を持つものだと、より満足感を得られます。こうした違いはナンガのホームページやオンラインショップで比較することができます。
極寒におすすめのシュラフ2選
①レベル8-13オーロラライト
こちらはナンガのシュラフの中でも冬山登山などの極寒に耐える力を持っている「レベル8」シリーズの1つです。
透湿性と防水性を兼備したオーロラテックス採用生地と通気性に優れた超撥水加工のUDDダウンを使用しています。暖かさだけでなく、通気性がずば抜けているためテント内で暖を取って結露をしたとしても気にせず使える、まさに寒い季節の強い味方です。
ナンガ シュラフ レベル8-13 オーロラライト
ダウン情報 | UDDDX:スペイン産ダックダウン90-10%(770FP) |
---|---|
ダウン量 | 590g |
総重量 | 1260g |
快適使用温度/下限温度 | -8℃/-13℃ |
レベル8シリーズ×オーロラテックス!
レベル8-13オーロラライトは、レベル8シリーズに籠められたナンガのこだわりと、オーロラテックスが施された生地の掛け合わせで実現した、耐寒と結露や汗に強い性能を併せ持つ最強のシュラフです。さらにナンガのレベル8シリーズの中でも新しい構造である「ディファレンシャルボックスキルト構造」をしているため、効率的に膨らんですぐに使えます。
②レベル8-20UDDBAG
超撥水加工のUDDダウンを使用したシュラフです。ダウンが通気性と撥水性を兼ね備えていることもあり、冬山登山や冬キャンプなど快適な睡眠と、湿気や結露対策の両方が必要になるシチュエーションで活躍してくれます。暖かいシュラフは重くなりがちですが、20UDDBAGは軽量化にもこだわり、その重量は1.5kgほど。雪山登山にもバッチリ対応できます。
ナンガ シュラフ レベル8-20UDDBAG
ダウン情報 | DD DX:スペイン産ダックダウン90-10% (770FP) |
---|---|
ダウン量 | 950g |
総重量 | 1540g |
快適使用温度/下限温度 | -11℃/-20℃ |
レベル8-13オーロラライトとの違い
レベル8-13オーロラライトとの違い1つ目は360gほどダウンが多く下限温度が7度ほど違う点でしょう。
2つ目はオーロラテックスを使用したレベル8-13オーロラライトは、防水性と透湿性の2つの性質を持ち合わせるため汗などの蒸れに強い点です。より暖かさが欲しいならレベル8-20UDDBAG、蒸れが気になる方はレベル8-13オーロラライトがより快適でしょう。
冬以外のシーズンでも使えるシュラフ2選
①オーロラライト450SPDX
冬山にも耐えうるシュラフの種類が豊富なナンガですが、シーズン通して無難に使えるものが欲しい方もいるでしょう。そうした方におすすめなのが“3シーズン使える”と謳っているオーロラライト450SPDXです。
極寒対応になると“冬の標高の高い山”などに使える場所が絞てしまいます。450SPDXはそこまでの防寒性はありませんが、-13℃まで耐えられるシュラフのため朝晩が冷える春や秋、冬の平地でのキャンプなら十分でしょう。
ナンガ シュラフ オーロラライト450SPDX
ダウン情報 | ポーリッシュグースダウン93-7% (860FP) |
---|---|
ダウン量 | 450g |
総重量 | 865g |
下限使用温度 | -13℃ |
バランスのいい3シーズンシュラフ
オーロラライト450SPDXは450gのダウンとオーロラテックス加工をした生地、そして効率よく保温可能なボックスキルト構造のシュラフです。
同種類には他にもダウン量が異なるものもありますが、450SPDXは同じく3シーズン対応の350gのものよりも暖かく、4シーズン対応で重量もある600gのものよりも軽いため、そこまで本格的でなくでいい初冬のキャンプなどには丁度いいシュラフです。
②オーロラスクエアフット800STD
多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地であるオーロラテックスを使用しているため、湿気や結露から守ってくれるシュラフです。ナンガでは少ない方のスクエアタイプですが足元が窮屈なのが嫌だという方でものびのびと過ごせるでしょう。
また足先まで開閉することができるため、少し暖かくなった春先のキャンプや寒くなりたての晩就頃にはすべて開いて掛け布団のようにしても使えます。
ナンガ シュラフ オーロラスクエアフット800STD
ダウン情報 | スペイン産ダックダウン 80-20%(650FP) |
---|---|
ダウン量 | 800g |
総重量 | 1586g |
快適使用温度/下限温度 | -6℃/-14℃ |
封筒型でもあったかい
極寒に耐えうるシュラフの形状はマミー型を想像する方も多いでしょう。しかし、ナンガの封筒型のシュラフはきちんと寒さ対策ができる保温性の高いシュラフとなっています。
オーロラスクエアフットは600と800がありますがこれはダウンの量の違いで、800の方がもちろんダウンが多くより暖かいシュラフです。窮屈すぎず広げて使うなど使い道も幅広いため冬用シュラフ初心者にもおすすめできます。
ナンガのシュラフで冬でも快適に過ごそう
ナンガは高価で手が伸びない方も多いのではないでしょうか。確かに丁寧に作りこまれたナンガのシュラフは、冬でも耐えられるものとなると5,6万円~となり高価と捉えることもできます。
しかし冬登山など、過酷な寒さの中でも安眠できる保温性を誇るナンガのシュラフは他と比較しても随一です。寒い冬キャンプのシュラフにナンガのシュラフを選んで、保温性の違いを試してみてはいかがでしょうか?
冬用のシュラフが気になる方はこちらをチェック!
夏場と違い冬のキャンプや登山では就寝時のアイテムには気が抜けません。焚き火をして暖を取ったり、寒いと思ったら着込むといった起きている間にできることが、眠っている間には不可能だからです。
知らないうちに凍えないためにも、冬用のシュラフは比較をしながらより暖かそうなシュラフを選びましょう。いろいろな種類がありますが、ダウンの質の違いを知ったあなたはきっと自分に合った暖かいシュラフに出会えるはずです。
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