缶詰はキャンプ飯におすすめ!
キャンプにも手軽に持って行ける缶詰
持ち運びやすく、味のバリエーションも豊富な缶詰はキャンプにぴったりな食品です。ソロキャンプからファミリーキャンプまで、さまざまなキャンプ料理で缶詰を活用できます。いろいろな缶詰料理のレパートリーを揃えておけば、キャンプ飯の楽しみも増えるでしょう。
缶詰を使ったおいしいキャンプ飯を堪能しよう
本記事では、缶詰を使った簡単でおいしいアレンジレシピを紹介します。ちょっとした工夫でワンランク上の味わいを楽しめる缶詰料理を厳選しました。缶詰を使う時の注意点についても解説しますので、ぜひ役立ててみてください。
ご飯系のおすすめレシピ2選
①:焼き鳥缶の親子丼
キャンプ料理で手軽にお肉を使いたい時は、焼き鳥缶を使うのがおすすめです。生の鶏肉を使うと下処理に時間がかかってしまいますが、焼き鳥缶なら切ったり加熱したりする手間がなく、短時間でもおいしい料理を作れるようになります。
甘辛いタレを使った焼き鳥缶をアレンジするなら、親子丼を作ってみてはいかがでしょうか。こちらのレシピでは万能調理器具として知られるメスティンを活用していますが、蓋つきの鍋でも作れますので気軽に挑戦してみてください。
メスティン1つで簡単に調理可能
研いだお米をメスティンに入れ、取っ手のリベッドの位置まで水を加えたら30分ほど吸水させます。焼き鳥缶をお米に加えた後に、固形燃料を使って炊飯してください。炊飯中は、空いた缶に溶き玉子とめんつゆ、白出汁を入れて混ぜ合わせておきます。
固形燃料の火が消えた後に溶き玉子を回し入れ、再び蓋をした状態で10分蒸らしたら完成です。蒸らし時間を活用することで他に鍋を使わなくても卵に火を通せるため、短時間で親子丼ができあがります。
焼き鳥の缶詰 1
めんつゆ 大さじ2
白出汁 大さじ1
お米 1合
水 200cc
玉子 1
麺つゆ(玉子とじに入れます) 小さじ1
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②:コンビーフキーマカレー
大人から子供まで好きな味わいの料理を作るなら、コンビーフを使ったキーマカレーがおすすめです。コンビーフ缶とトマト缶を使うことで、簡単なのに本格的な味わいのキーマカレーに仕上げられます。
汁気の少ないキーマカレーなら、ホットサンドの具材にアレンジできるのも嬉しいポイントです。1日目の夕飯でご飯と一緒に食べた後に、2日目の朝食で余ったキーマカレーをホットサンドにするのもよいでしょう。汎用性の高いレシピを取り入れたい場合に最適です。
レモンの果汁でメリハリをつけるのがポイント
にんにく、生姜、玉ねぎはみじん切り、他の野菜は1cm角にカットします。スキレットやフライパンにオリーブ油を入れ、弱火でにんにく、生姜、玉ねぎを炒めたら茄子、ゴーヤ、ズッキーニも加えてください。
トマト缶とコンビーフ、コンソメを入れ、ほぐしながら弱火で15分ほど煮込みます。調味料類を入れて味付けし、最後にレモン果汁を回しかけたら完成です。レモンの酸味によってメリハリがつき、最後まで食べ飽きない味わいになります。
コンビーフ缶詰 1缶(100g)
トマト缶(カット) 1缶(400g)
にんにく 2かけ
生姜 1かけ
玉ねぎ 1/2個
ナス 2本
ゴーヤ 1/3本
ズッキーニ 1/3本
オリーブ油 大さじ3
■ 【味付け】
コンソメ顆粒 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
カレー粉 大さじ1.5
ナンプラー 小さじ1
レモン汁 小さじ1
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麺系のおすすめレシピ2選
①:サバ缶のガーリックパスタ
キャンプでおいしいパスタを作りたい場合は、サバ缶を使ってみるとよいでしょう。サバの旨味が詰まっているため、特別なテクニックを使わなくても本格的な味わいを楽しめます。サバ缶以外に、イワシの水煮缶を使うのもおすすめです。
サバを自分で捌くのは面倒ですが、缶詰であれば蓋を開くだけですぐに使えるため、キャンプでも余計な手間をかける必要はありません。また、ニンニクを効かせることでサバ独特の臭みを抑えられるのもレシピのポイントです。
バターでコクがアップ
スキレットやフライパンにオリーブオイルと薄切りにしたニンニクを入れて加熱し、サバ水煮缶も汁ごと入れて身を潰しながら炒めます。バターや醤油、黒胡椒といった調味料で味付けをして少し煮込んだら、硬めに茹でたパスタを加えてください。
最後に、小ネギと鰹節をトッピングしたら完成です。バターを加えてコクを出しているため、サバ缶だけでも食べ応えが出るでしょう。さっぱりといただきたい時は、カボスやスダチを絞って酸味を加えるのがおすすめです。
ニンニク 15g
オリーブオイル 大さじ1
サバ水煮缶 1缶190g
◎バター 20g
◎醤油 大さじ2
◎黒胡椒 少々
パスタ 250g
☆小ネギ 5g
☆かつお節 1握り
かぼす、すだち あれば尚良し
さらに詳しいレシピはこちら
②:焼き鳥缶の豆乳うどん
濃厚な味わいながらもヘルシーなキャンプ飯を楽しみたい時は、豆乳と焼き鳥缶を使ったうどんが最適です。焼き鳥缶の味わいと豆乳がマッチして、食べ応えのあるうどんに仕上がります。ホッとするような優しい味わいは、夕飯だけでなく朝食で作るのにもおすすめです。
また、豆乳なら牛乳や生クリームよりもカロリーを抑えられるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。鍋が1つあれば作れるため、なるべく洗い物を減らしたい場合にも適しています。
野菜も入れて栄養バランスもバッチリ
ピーマンとニンジン、玉ねぎは薄切りにしておきます。鍋にサラダオイルを引いたら野菜を入れ、しんなりとするまで炒めてください。水とうどんを加えてから沸騰させ、少し煮込みます。
煮込んだ後に焼き鳥と豆乳を入れて温め、塩胡椒で味をと整えたら完成です。缶詰やうどんだけでなく野菜も入っているため、栄養バランスも整えられます。コンビニなどで販売されているカット野菜を使えば、さらに簡単に作れるでしょう。
ピーマン 1個
人参 1/5
玉ねぎ 15g
焼き鳥缶詰 1缶
豆乳 200cc
うどん(麺) 1袋
塩、胡椒 お好み
水 100cc
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調理時に意識しておきたい注意点
缶詰を直火にかけない
缶詰料理といえば缶詰を直火にかける様子をイメージする方も多いと思いますが、直火は避けた方がよいと言われています。直火で缶詰を加熱すると、缶の内側に施されたコーティングが溶け出し、人体に悪影響を与える危険性があるからです。
また、缶詰の蓋を開かないまま直火にかけると爆発する恐れもありますので、注意してください。缶詰は、適切な方法で温める必要があります。
別調理道具への入れ替えや湯煎を行おう
缶詰を温めたい場合は、鍋やスキレットなど別の調理道具に入れ替えて加熱してください。もしくは、沸騰させて火から下ろしたお湯の中に缶詰を入れて湯煎をする方法もあります。
湯煎した後の缶詰はとても熱くなっていますので、扱いには十分に注意することが大切です。トングなどを使って取り出し、触れられるくらいの温度まで冷ますと安心でしょう。
開いた後の缶詰で手を切らないようにする
開いた後の缶詰や蓋の縁に触れると、手を切る恐れがあります。特に、子供は危険性を知らずに触れて怪我をするリスクが高いため、開いた後の缶詰の取り扱いには注意してください。万が一のトラブルを考慮に入れて、空いた缶詰は早めにゴミ袋の中に入れておくとよいでしょう。
キャンプで手軽な缶詰料理を楽しもう
保存が効き、味の種類も豊富な缶詰はキャンプ料理の強い味方です。何種類かの缶詰をキャンプに持って行けば、好みの料理に役立てられます。小さめの缶詰なら荷物にもならないため、ソロキャンプでも気軽に持って行けるのも嬉しいポイントです。
今回ご紹介したレシピはどれも簡単に作れるものばかりですので、お好みでアレンジをしてみるのもよいでしょう。自分の好きな味になるように工夫を凝らしながら、缶詰料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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缶詰を使えば、バリエーション豊かでおいしいキャンプ飯を楽しめるようになります。関連記事でもおすすめの缶詰料理を紹介していますので、ぜひソロキャンプやファミリーキャンプなどで取り入れてみてください。
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(こちらの画像はイメージです)