MSR「アルパイン DX キッチンセット」
キャンプ飯なら缶詰レシピがおすすめ!
アウトドアを楽しんだ後のキャンプでは、本格的な料理で盛り上げたいものです。しかし、料理が苦手な方やキャンプではゆっくりと過ごしたいという方は、何を作ったらいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。そんなときに重宝するのが缶詰レシピです。どんなタイプの料理であれ、缶詰を上手に使えば手軽に調理することができます。
今回はそんなキャンプ飯で活躍する缶詰を使った簡単レシピについてご紹介します。どんなタイプのキャンプ飯を楽しみたいのかに応じてぜひ活用してください。
キャンプ飯で缶詰レシピを使うメリットはたくさん
アウトドアでのキャンプシーンでは缶詰を使うメリットはいろいろあります。まず、缶詰はコンビニなどで手軽に購入でき、持ち運びが楽ため、無理なくキャンプが楽しめるという点です。また、すでに調理済みである缶詰は、そのまま利用することができるため、手軽にキャンプ料理に活用することができます。
そして何よりも、缶詰を使ったレシピは手をかけて調理する必要がないため、キャンプ初心者の方や料理が苦手な方でもおいしく調理することが可能なのです。
簡単な調理具からさっそくキャンプ飯をはじめてみよう
MSR「アルパイン DX キッチンセット」
キャンプ道具がまだそろっていない初心者の方は、本格的な道具を購入しなくても、気軽に購入できる基本のセットからはじめてみてはいかがでしょうか。缶詰を使ったキャンプ飯レシピは時短料理でもあるため、多くの道具を必要としません。
キャンプに凝りはじめたら、必要な道具を少しずつ買い集めていくと、それぞれのキャンプシーンで必要な調理具がそろっていきます。無理せずにある道具からキャンプをはじめていきたいです。
キャンプで缶詰を使った朝ごはんレシピ3選
朝からアウトドアで元気よく遊ぶ日は、しっかりと朝食をいただきたいものです。だからといって、朝から張り切って料理を作る気にはなれないという方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、パンをベースにしたトーストやサンドイッチが作りやすくておすすめです。また、朝はごはん派という方は、残りのごはんやスープに、缶詰の具材を混ぜるだけでもおいしく作ることができます。
①ツナの缶詰を使ったトーストレシピ
材料 (2人分)
ツナ缶1缶
コーン35g
マヨネーズ大さじ3
とろけるチーズ1枚
パセリお好み
ツナの缶詰にコーンとマヨネーズを合わせて、チーズを添えればできあがりの朝ごはんレシピがこちらです。朝から火を使うのが面倒な方はそのままいただいてもよし、とろけるチーズを味わいたい方はフライパンで温めていただくのもよし、好みでパセリをのせれば彩りもきれいなトーストになります。
朝から元気よくアウトドアを満喫するためにしっかりと食べたい方におすすめのレシピです。
②コンビーフ缶詰のライスレシピ
材料 (4〜5人分)
お米3合
コンビーフ1缶
コーン缶145g
パセリ適量
粗挽き塩胡椒お好み
前の日のごはんがあまっていたら、コンビーフの缶詰を使ってコンビーフライスレシピはいかがでしょうか。朝からしっかりと調理したい方は、たまねぎやコーンなどの具材を炒めて、コンビーフとごはんと混ぜると、さらにおいしいレシピとなります。好みでパセリを散らせば彩りもきれいです。
調味料は好みで味つけしていきます。朝からガッツリ食べるのはちょっとという方は、おにぎりにするとお腹が空いたときに手軽に食べることが可能です。
③サバの缶詰のトマトスープレシピ
材料 (2〜3人分)
セロリ(薄切り)1本
玉ねぎ(薄切り)1個
にんにく(厚めの薄切り)2かけ
オリーブオイル(サラダ油でも可)大さじ1杯
トマト缶1缶
サバ缶(内容総量:160g)2缶
●水600ml
●塩胡椒適量(多め)
●砂糖小さじ1杯
黒胡椒お好み
前日の夜に作ったスープが残っていたら、ぜひレシピに加えたいのがこちらのトマトスープです。好みの具材を炒めて、トマトの缶詰と合わせる簡単レシピのスープに、サバの缶詰を加えます。具材もたくさん入っていて食べやすく腹持ちのいいスープです。
調味料を持って行くのが面倒な方は、コンソメスープなどでも代用できます。季節によって冷たいスープとしてもおいしいです。手が込んだ料理に見えますが、簡単に作れるスープのレシピとなっています。
キャンプで缶詰を使った昼ごはんレシピ3選
キャンプでのランチでは、登山やアクティビティなどのために調理する時間が取れない場合、手軽に作れて食べられるおにぎりがおすすめです。また、アウトドアを満喫しながらキャンプ料理を楽しみたい方も、缶詰を使ったレシピを利用すれば、失敗せずにおいしい料理を味わうことができます。アウトドア時間の中でうまく利用していきたいです。
①さば缶で簡単アヒージョ
材料 (2人分)
さばの水煮缶1缶
エリンギ1本
ミニトマト3個
にんにく2片
輪切り唐辛子ふたつまみ
九鬼金白純正胡麻油適量
塩適量
パセリ適量
サバの缶詰を使ったランチレシピがこちらです。このレシピではエリンギを使っていますが、マッシュルームの缶詰などでも代用できます。ミニトマトは半分にカットし、にんにくは薄切りにして、サバの缶詰といっしょにごま油で炒めていくのがポイントです。唐辛子は、子どもがいる家庭の場合、大人の分だけ加えるなどの工夫が必須となります。
最後に塩で味を調えてからパセリをふりかけてできあがりです。ごはんと合わせてもパンに汁を浸しながらいただいても美味のレシピとなります。
②チキンラーメンとトマト缶でイタリアン風
材料 (1人分)
チキンラーメン1袋
トマト缶200cc
水300cc
温泉玉子1コ
ピザ用チーズたっぷり
バジルお好みで
タバスコお好みで
粗挽きコショウお好みで
こちらは料理が苦手な方でもチキンラーメンとトマトの缶詰で簡単にできるイタリアンレシピです。トマトの缶詰を水と合わせて煮立て、チキンラーメンを加えて3分ほど煮ます。ピザ用のチーズなどを載せ、好みでバジルなどを加えるほか、野菜などの具材でトッピングすればできあがりです。
キャンプでラーメンばかりでは飽きてしまったという方におすすめのアレンジレシピとなっています。簡単にできて美味と評判の高いレシピです。
③スパムの缶詰でおにぎりレシピ
材料 (2人分)
スパム
4切れ
焼き海苔
2枚
ご飯
適当
マヨネーズ
適当
人気のスパムのランチョンミートの缶詰を使ったおにぎりは、登山などアクティブなアウトドアのランチタイムにおすすめです。作り方は簡単で、1cm幅にカットしたスパムのポーク、玉子焼きを具材として敷いた海苔に載せていきます。ラップに包んでおくと、手軽に食べやすいおにぎりが完成です。
なお、季節の野菜などもいっしょにはさむと、さらにヘルシーになります。ほかの缶詰の具などでアレンジして作っておくと非常食としても活用することが可能です。
キャンプで缶詰を使った夜ごはんレシピ3選
キャンプで過ごす夜は時間をかけたキャンプ飯をぜひ満喫したいものです。缶詰の味わいを活用した炊き込みごはん、ボリュームたっぷりの肉料理など、手がかかりそうだと思われがちなレシピも、缶詰を使えば意外と簡単に調理することができます。ソロキャンプ、ファミリーキャンプ、仲間とのキャンプなど、それぞれのキャンプシーンに合わせたレシピをチョイスしたいです。
①焼き鳥缶詰炊き込みご飯
材料 (1〜2人分)
米1合
ごま油少々
鳥の缶詰1缶
めんつゆ大さじ2
酒大さじ1
みりん大さじ1
しめじ約20g
ニンジン約10g
昆布だし2g
水適量
ネギ適量
キャンプで人気の炊き込みごはんは、やきとりの缶詰など、すでに味がついている缶詰類を活用して作ることができます。こちらの炊き込みごはんは、洗ったお米を水につけ、ごま油を塗って材料をすべて入れて煮込むだけです。
20分以上煮込みますので、燃料の準備はしっかりと行う必要があります。パチパチと音が鳴ったら火を止めて、刻み葱を散らして15~20分ほど蒸したら完了です。
②缶詰3つだけで作るミネストローネ
材料 (1~2)
オイル漬けの鯖缶一つ
ホールトマト缶(カット)一つ
お好きな豆の缶詰め半分
パスタ(アレンジ用)100~200g
こちらは、トマトの缶詰をベースに、豆系の缶詰、サバの缶詰を加えて煮込むだけのミネストローネのレシピです。まず、トマトと豆系の缶詰を温め、サバの缶詰を加えるだけと、簡単にミネストローネができあがります。
必要に応じてスープの素などで味をアレンジすれば好みの風味に仕上げることが可能です。パンでもごはんでも合わせやすく、具材を豊富に活用すれば腹持ちのいい夕食の一品となります。
③ガリバタきのこのポークステーキ
材料
豚ロース(厚切り)2枚
マッシュルーム4個
ぶなしめじ1/2株
バター20g
醤油大さじ1/2
塩コショウ適宜
ニンニク2個
エネルギッシュに遊ぶアウトドアでのキャンプ飯でぜひ活用したいきのこのレシピも、缶詰がとても便利です。こちらのレシピは、きのこと豚肉のガーリックバター炒めとなっています。ポイントは、最初にバターとニンニクを炒めて香りを引き立てることです。その後で、きのこ類を加えて炒めていきます。
きのこの缶詰としては、マッシュルームのほかにも、きのこミックス、なめこなども好みに応じて加えていくこともできます。最後に、豚肉を焼いて、炒めたきのこ類を載せるだけです。
キャンプで缶詰を使ったおつまみレシピ3選
キャンプシーンでは缶詰を使ったおつまみのレシピも重宝します。お酒のつまみにもよし、もう一品なにかほしいときにもよし、簡単に作れるレシピを覚えておくと、ちょっとした材料ですぐに作ることが可能です。人気のコーンバターや魚の缶詰を使ったレシピで、キャンプ飯のひとときを盛り上げることができます。
①簡単コーンバター
材料
コーン缶詰1缶
バター10g〜20g
醤油小さじ2
パセリ少々
子どもから大人まで人気の高いコーンの缶詰を使った簡単なおつまみレシピです。水気を切ったコーンをバターで炒めていきます。はじめは弱火でバターを溶かし、最後に加熱して水分を飛ばし、好みの味つけを加えるだけと作り方も簡単です。最後にパセリを散らすと色味もきれいになります。
なお、コーンの缶詰はさまざまなレシピに加えることができるため重宝します。キャンプでの買い出しでぜひともリストに入れておきたい食材です。
②サバの缶詰のポテトサラダ
材料 (3~4人分)
サヴァ缶(レモンバジル味)1缶
じゃがいも250g
ゆで卵3個
マヨネーズ大さじ3
岩塩お好みで
ゆでた野菜やゆでたまごなどを事前に準備して、サバの缶詰を使って簡単に作るおかずのレシピがこちらです。ゆでた食材を食べやすいサイズにカットし、マヨネーズとサバの缶詰で和えるだけの人気のレシピとなっています。
事前に食材を準備すると、キャンプのときに時短で食事を準備することができます。キャンプ飯ができあがるのを待てない子どもたちなどにサッと用意するレシピとして押さえておくと便利です。
③オイルサーディンねぎマヨ醤油
材料 (2人分)
オイルサーディン缶詰1缶
マヨネーズ大さじ1
醤油小さじ1
ネギお好みで
オイルサーディンの缶詰はおつまみレシピに最適です。こちらはネギといっしょに炒めるレシピとなっています。ネギのほか、キャベツやニンニクなどの野菜のほか、きのこの缶詰などとのコラボもなかなか美味です。本格的なアレンジレシピがいろいろできます。
また、おつまみとしていただくほか、トーストに載せたり、丼やパスタの具に利用したりと使い道もたくさんあります。好みの調味料もキャンプに持っていくと重宝しますので忘れずに準備するようにしましょう。
キャンプで缶詰を使ったデザートレシピ3選
家族連れのキャンプシーンなどでは、デザートの準備もしっかりとしておくと喜ばれます。手の込んだ調理はできなくても、缶詰を使ったアイデアレシピを押さえておけば、みんなに喜ばれるデザートのできあがりです。キャンプでもスイーツは必須という方、好みに応じてぜひ試してみてください。
①ゆであずきの缶詰でおしるこレシピ
材料 (2人分)
ゆであずき缶1缶
水あずき缶内線くらい
塩少々
塩昆布お好みで
切り餅2枚
キャンプシーンで意外と簡単にできる人気のスイーツがおしるこです。ゆであずきの缶詰と切り餅、塩などのちょっとした調味料で手軽に作れるので、手の込んだ準備の必要はありません。調理用の焼き網も、100均などで購入できる上、さまざまなアレンジ料理に使うことができるので、キャンプ用に購入しておくと便利です。
作り方は、網で餅を焼き、ゆであずきの缶を開けて、水や塩などの調味料を加えて餅と合わせるだけと簡単です。冷えた体をしっかりと温めてくれるスイーツのレシピとなっています。
②フィリピン風フルーツサラダ
材料 (5人分)
ミックスフルーツ缶詰1缶
パイナップル缶詰1缶
ナタデココ缶詰1缶
チェリー缶詰1缶
コンデンスミルクチューブ1本
生クリーム100ml
フィリピンチーズ(すりおろす)50g
コンビニやスーパーなどで購入できるフルーツの缶詰を使って、トロピカルなフルーツサラダはいかがでしょうか。こちらは、生クリームやコンデンスミルクと合わせたフルーツサラダで、フィリピンのデザートです。現地で購入したフルーツなども加えることもでき、子どもから大人までおいしく食べられるデザートとなっています。
フルーツ缶詰と炭酸ソーダなどで作るフルーツポンチも美味ですが、一風変わったデザートが食べたいという方におすすめのレシピです。
③ざっくりスイートポテト
材料 (2コ分)
サツマイモ中半分
卵黄1個
バター6g
クリームチーズkiri2コ
砂糖小さじ1
練乳大さじ1
バニラエッセンス少々
メープルシロップお好みで
もう少し手の込んだスイーツをキャンプシーンで作ってみたいという方におすすめのレシピがこちらです。キャンプ用の道具で作るスイートポテトで、サツマイモをゆで、つぶして卵黄やバター、砂糖など、残りの材料を加え、空き缶の底などで作った器に分け入れ、蒸し焼きにします。
火加減がいささかむずかしいものの、意外と手をかけずに作れそうなレシピです。キャンプ飯スイーツが好きな方、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
キャンプで缶詰レシピの本格的なアレンジを
今回は、缶詰を使ったアウトドアで活用できるレシピを、朝、昼、夜、おつまみ、デザートと、キャンプ飯シーン別にご紹介しました。いろいろなタイプの料理を缶詰を使って簡単に作ることができますので、料理が得意な方もキャンプ初心者の方も、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。きっと次のキャンプでの食事シーンで活躍するはずです。
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