電車で楽しむ新潟観光
電車旅の魅力とは?
電車旅は車旅では味わうことのできない大きな魅力があります。車窓からゆっくりと景色を眺めるだけでも十分に旅気分を味わえますし、何よりも運転手役が必要でないため同行者全員が同じ条件で観光を楽しむことが可能です。
おつまみと一緒に地酒を味わったり、駅弁を購入して食べながら移動したりできるのは電車旅ならでは。いつも車で観光を楽しんでいる人も、たまには電車に乗り換えてお出かけしてみてはいかがでしょうか。
車なしでも観光が楽しめる新潟
新潟県は関越自動車道や磐越自動車道、北陸自動車道など高速道路網が充実していますが、鉄道網も他県と比較して充実しています。1982年に上越新幹線が開業してからは、他県から新潟県へのアクセスがより便利になりました。
JRの在来線はもちろんのこと、北越急行が運行する「ほくほく線」、えちごトキめき鉄道が運行する「日本海ひすいライン」や「妙高はねうまライン」など、現在は全部で14路線が新潟県内を走っています。
レンタサイクルもおすすめ!
すべてのエリアではありませんが、観光スポットを巡る際に自転車を活用する手もあります。駅や大きな観光施設ではレンタサイクルを用意しているところがあるので、それを利用すれば効率的に観光スポットを巡ることが可能です。
駅から離れた観光スポットや路線バスでアクセスできない観光スポットを訪れる際には特に有用な交通手段となります。天候が良好であることが条件となりますが、ぜひレンタサイクルを活用してみてはいかがでしょうか。
新潟観光のモデルコースをご紹介!
それではこれから新潟観光でおすすめのモデルコースをご紹介しましょう。今回は車ではなく、電車などの公共交通機関を利用したモデルコースとなっています。セレクトしたのは「新潟市エリア」、「越後湯沢エリア」、「燕三条エリア」の3つのモデルコースです。
日帰りで1日たっぷりと観光を楽しめる内容になっていますが、ホテルや旅館を予約して1泊2日のプランを立てれば、ご紹介するモデルコースを組み合わせて楽しむことも可能でしょう。
新潟市エリアを巡るモデルコース
新潟市エリアの特徴や見どころ
初めて新潟観光を楽しむなら新潟市エリアを巡るモデルコースをチョイスしてみてはいかがでしょうか。新潟県最大の都市である新潟市は、電車の駅だけでなく港や空港も整備されています。そのため県外からのアクセスが良好で、初めての新潟観光には最適と言えるでしょう。
名所や穴場の観光スポット、グルメスポットが非常にたくさんあるため、家族旅行やひとり旅、女子旅など旅のスタイルを選ばない魅力を備えるエリアとなっています。
新潟の定番スポットが目白押しのコース
最初に新潟駅構内にある「ぽんしゅ館新潟驛店」でワンコインで唎酒を楽しむのがおすすめ。次に女子旅などで人気のある「沼垂テラス商店街」に移動して昭和レトロな街並みを歩きながら買い物などを楽しみましょう。
ランチでは飲食店が集まる「ピアBandai」に移動して美味しいグルメランチを満喫。グルメを味わったなら国指定重要文化財の「萬代橋」に移動して周辺を散策します。観光の最後は萬台橋近くに建つ「朱鷺メッセ」で絶景を堪能するというモデルコースです。
萬代橋は外せない注目スポット
初めて新潟市エリアを観光するなら必ず訪れてみたいのが萬代橋です。市内中心部を流れる信濃川に架かる石造りのアーチ橋は新潟市のシンボル的存在となっています。明治19年に初代萬代橋が建設され現在の橋は三代目です。
また最後に訪れる朱鷺メッセもおすすめで、地上125メートルの展望室からは日本海の夕日の絶景を堪能できます。朱鷺メッセにはホテルもあるので、日帰りではなく1泊2日のプランを立てればより楽しめるに違いありません。
萬代橋の詳細情報
萬代橋
- 住所〒950-0088
新潟県新潟市中央区万代2-4 - 電話番号025-283-1188
朱鷺メッセの詳細情報
朱鷺メッセ
- 住所〒950-0078
新潟県新潟市中央区万代島6-1 - 電話番号025-246-8400
越後湯沢エリアを巡るモデルコース
越後湯沢エリアの特徴や見どころ
越後湯沢エリアは東京から70分で行ける雪国として人気があります。上越新幹線を利用して手軽にアクセスできるため、東京方面から初めて新潟県を訪れるならこちらのエリアがおすすめです。
越後湯沢といえばウィンタースポーツというイメージがありますが、魅力的な観光スポットも多数あるため1年を通じて楽しめるエリアとなっています。ホテルや旅館、ペンションなど宿泊施設が充実しているのも越後湯沢エリアの魅力でしょう。
巡るスポットが少なめでゆったりなコース
最初は越後湯沢駅から苗場スキー場に移動して日本最長を誇るゴンドラ「ドラゴンドラ」で空中散歩。たっぷりと絶景を堪能した後は再び越後湯沢駅へと移動して、駅構内にあるお店「ぽんしゅ館越後湯沢驛店」でワンコインの唎酒を体験しましょう。
ランチはぽんしゅ館にある食事処「雪ん洞(ゆきんと)」で、ご飯4合分の超特大のおにぎりがおすすめ。最後は穴場の秘湯「貝掛温泉」へと移動してゆっくりと日帰り温泉を堪能するコースです。
注目スポットは穴場の温泉宿
越後湯沢といえば温泉地としても知られていますが、貝掛温泉は奥湯沢と呼ばれる奥地にある穴場です。日本三大目の温泉の一つとして知られていて、温泉で目を洗うと眼病や疲れ目などに効能があるとされています。
日帰りも可能ですが、可能なら宿泊してゆっくりと天然温泉を堪能してみてはいかがでしょうか。家族旅行や女子旅など複数人で訪れるのもおすすめですが、鄙びた雰囲気の静かな温泉宿はひとり旅でもおすすめです。
貝掛温泉の詳細情報
貝掛温泉
- 住所〒949-6211
新潟県南魚沼郡湯沢町大字三俣686 - 電話番号025-788-9911
燕三条エリアを巡るモデルコース
燕三条エリアの特徴や見どころ
燕・三条エリアは新潟県のほぼ中央部に位置しており、県内では比較的訪れる人の少ない穴場のエリアとなっています。このエリアの大きな特徴の一つが金属加工の工場が多くあることで、江戸時代に農家の副業として始まった和釘造りが元となって金属加工産業が発達しました。
卓越した職人技が生み出す金属製品は、日本国内だけでなく海外でも高い評価を受けています。実際に職人が作業をしている工場の見学や金属加工の体験が観光客に人気です。
地域産業の歴史を垣間見る魅力のコース
まず最初は燕三条駅から「燕市産業史料館」に移動して、地域の産業について学んだり燕の匠の技に触れてみましょう。次に道の駅にもなっている「燕三条地場センター」に移動して、お土産に洋食器や刃物など燕三条の特産品を選ぶのがおすすめです。
ランチは地場センター前にある「らーめん勝燕三条店」で、名物グルメの燕背脂ラーメンがぴったり。ランチの後は三条市を代表する観光スポット「八木ヶ鼻」にアクセスして、新潟景勝100選にも選ばれている絶景を眺めるコースです。
体験と絶景見物を満喫
女子旅にも人気なのが燕市産業史料館にある体験工房です。銅板を叩いて食器を作ったり、銅製のタンブラーに金鎚を使って鎚目模様を入れる作業が有料で体験できます。新潟観光の思い出になること間違いありません。
また、最後に訪れる八木ヶ鼻も外せない観光スポットで、高さが200メートル以上もある石英粗面岩の壁が清流沿いにそそり立っていて大変ダイナミックです。新緑と紅葉の時期の八木ヶ鼻は特に素晴らしいものがあります。
燕市産業資料館の詳細情報
燕市産業資料館
- 住所〒959-1263
新潟県燕市大曲4330-1 - 電話番号0256-63-7666
八木ヶ鼻の詳細情報
八木ヶ鼻
- 住所〒772-0053
新潟県三条市北五百川38 - 電話番号0256-34-5647
新潟観光に出かけよう!
ここまで新潟観光でおすすめのモデルコースを3コースご紹介してきましたがいかがでしたか?上手に旅行プランを組み立てれば、車なしでも十分に新潟観光を満喫できます。新潟観光と一口に言っても、エリアによってそれぞれに特徴や見どころが異なります。新潟観光を計画する際にはぜひ本記事を参考にして、思い出に残る旅をエンジョイしてみてください。
新潟県のアウトドアスポットが気になる方はこちらもチェック!
新潟県で観光と一緒にアウトドアも楽しみたい方はこちらの記事が参考になるでしょう。新潟県内にあるおすすめのキャンプ場の情報や、アウトドア気分を満喫できるおすすめのコテージや貸別荘の情報が入手できます。ぜひ本記事とあわせてご活用ください。
新潟の海が見えるコテージ&貸別荘おすすめ10選!人気の宿泊施設はココ!
日常の気分を新潟で変えて過ごしませんか。新潟の海がばっちり見える、コテージやログハウスがおすすめです。新潟のコテージや貸別荘の種類は様々。カ...
新潟の人気キャンプ場おすすめランキング11!コテージ情報含めてご紹介!
新潟にはおすすめしたい人気のキャンプ場がたくさんあります。本記事ではランキング形式で、新潟のおすすめのキャンプ場をクローズアップしてみます。...
出典:ライター撮影