ステンレスハンディーコーヒーミルS UW-3501
フィールドバリスタ ミル CS-116
ポーレックス コーヒーミル2
ユニフレーム UFコーヒーミル
マクロス 電動コーヒーミル MCK-126
UNIQ UQ-ORG2CBK
貝印 コーヒーミル&ドリッパー FP5152
ブルーノ 電動ミルコーヒーメーカー
アウトドア用コーヒーミルの魅力とは
挽きたてのコーヒーを堪能
キャンプなどでのアウトドアでは、早朝や作業の合間などにゆったりとコーヒータイムを楽しむのも楽しみの一つです。特にコーヒーミルを使った挽きたてコーヒーは味も格別で、アウトドアシーンをさらに充実させてくれるでしょう。
キャンプにぴったりの商品が満載
コーヒーミルのなかには軽量・コンパクトで携帯性に優れたアウトドア向けの商品がたくさんあります。また、多少の衝撃を加えても破損しにくい耐久性の高い商品も満載です。以下では詳細な選び方を解説し、アウトドアにおすすめのコーヒーミルを紹介させていただきます(本記事は2023年10月17日の情報をもとに作成しました)。
選び方を解説
1.手動式と電動式の特徴と選び方
手動式はハンドルを使って豆を挽くため、時間はかかりますが挽く音や香りを楽しみたい方に向いています。一方で、自動で豆をカットする電動式は挽き時間が短いため大人数でのキャンプにも重宝するでしょう。
なお、電動タイプには多彩な電源供給方式の商品がありますが、アウトドア用としては電池式やUSB充電式といったコンセントが不要な商品がおすすめです。
2.容量の目安や選び方
コーヒー1杯を入れるために必要な豆の量は10g程度が目安となります。各商品には一回で挽ける豆の量や、粉受けカップの容量などが掲載されていますので、アウトドアに参加する人数に応じたサイズの商品を選びましょう。
3.刃の素材による違いを理解して選ぼう
コーヒーミルの刃の素材としては主にセラミックと金属の2種類があります。前者はにおい移りがなく豆本来の味や香りを損ないません。また、水洗いしてもさびる心配がないのでメンテナンスも簡単にできます。一方で後者は鋭い刃により均一に粉を挽けるため、安定した味を楽しめるのが魅力です。
ソロやデュオに適した小型の手動ミル2選
1.キャプテンスタッグ・18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS
ステンレスハンディーコーヒーミルS UW-3501
重量 | 219g |
---|---|
サイズ | 本体のみ:直径4.6ⅽm×高さ13.5ⅽm、ハンドル:2.8ⅽm×11.3ⅽm×高さ3.5ⅽm |
国内の有名アウトドアブランド・キャプテンスタッグのコーヒーミルです。豆の容量は17gとソロキャンプにぴったりの小型の商品となります。軽量で携帯もしやすく価格も3,600円前後とコスパが高いのも魅力です。
アウトドアで本格的なコーヒーを満喫
ミルの本体はクロムとニッケルを含むステンレス製でさびにくく耐久性が高いのが特徴です。また、セラミックの刃を備えているためにおい移りもなく、コーヒー本来の味を楽しめるでしょう。なお、挽いた豆の粗さは調節ネジを用いて簡単に調節できます。
取り扱いやメンテナンスも簡単
ハンドルの取っ手は熱に強い樹脂製で握りやすい大きさです。加えてハンドルは取り外して本体のすべり止めベルトに挟めるので、持ち運びもスムーズにできるでしょう。また、セラミック刃なども分解して丸洗いができるため、長く清潔さを保てます。
2.スノーピーク・フィールドバリスタ・ミル
フィールドバリスタ ミル CS-116
重量 | 225g |
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サイズ | 16ⅽm×4.8ⅽm×16ⅽm |
アウトドアブランド・スノーピークが提供する手動コーヒーミルです。価格は11,220円ほどと少し高級ですが、本体は老舗金属メーカーらしい頑丈なステンレス製、ハンドルのつまみには手によくなじむ天然木を採用するなどデザインにもこだわりがあります。
ハンドルとふたが一体型のコンパクトな構造
こちらのミルのハンドルはふたと一体型になっているのが特徴です。ハンドルは側面に沿うように収納されていて、使用時にはノブをもって起こすだけで組み立てられます。本体は軽量で収納ケースも付いているのでアウトドアでの携帯にも便利です。
粗さ調整や分解も簡単
コーヒーミルの底部には三角形の粗さ調整ツマミを備え、時計方向に回すとより細挽きになる構造です。また、反時計方向に回しきるとツマミが外れて下刃が分解できます。メンテナンス時には本体側についている上刃の周辺も含めてしっかりと洗浄しましょう。
グループ用にも使える大型の手動ミル2選
1.ポーレックス・コーヒーミル2
ポーレックス コーヒーミル2
重量 | 非公開 |
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サイズ | 直径4.9cm×高さ19.2cm×幅16cm |
セラミック製品などを扱うポーレックスの日本製コーヒーミルです。1回あたり約30gの容量があり、3人分ほどの豆を挽くことができます。価格は7,590円ほどでシルバーを基調とした飽きのこないデザインが施されています。
挽くスピードがアップ&細かい粗さ調整が可能
コーヒーミル2は同社の従来モデルと比較すると、同じ回転数でも約1.3倍の量が挽ける効率の高さが特徴です。また、挽くときのひっかかりが少なく、調節ネジにより粗~細挽きまで19段階もの細かい調整ができます。
持ち運びやすくパーツの清掃も簡単
こちらのコーヒーミルは約300gと軽量のためアウトドアでの携帯がしやすくなっています。また、メンテナンス時には調整ネジを反時計方向に回すことにより簡単に分解ができます。外刃と内刃の両方を取り外せるためしっかりと清掃ができて、毎回雑味のない味を楽しめるでしょう。
2.ユニフレーム・UFコーヒーミル
ユニフレーム UFコーヒーミル
重量 | 430g |
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サイズ | 直径8.4cm×19.2cm |
有名アウトドアブランド・ユニフレームの手動コーヒーミルです。ホッパー(コーヒー豆を入れる場所)の容量は50g(約5人分)、粉受けカップは約10人分のコーヒー粉が保管できる大きめのサイズで7,700円ほどはコスパも高めです。
ステンレスの刃を備えた切れ味抜群のコーヒーミル
UFコーヒーミルの刃はステンレス製のため、切れ味が鋭く均一な挽き上がりが魅力です。また、粗さ調節ナットがミルの上側に付いているためアクセスがしやすくなっています。サイズの割には軽量なので付属する収納袋を使って楽に持ち運べるでしょう。
豆の香りを満喫できるのが魅力
こちらのコーヒーミルは上部にふたが付いていないクラッシックな形状のため、ダイレクトに豆の香りを楽しみながら挽くことができます。ですが、勢いよくハンドルを回すと豆が飛び散ってしまうこともあるので気を付けましょう。
力入らずの電動ミル2選
1.マクロス・電動コーヒーミル
マクロス 電動コーヒーミル MCK-126
重量 | 約580g |
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サイズ | 直径7cm×20.5cm |
東京に本社を置く株式会社マクロスの電動コーヒーミルです。フル充電により最大30分の稼働ができるためアウトドアでも重宝するでしょう。ベージュとカーキなどのカラーラインナップがあり、価格は2,500円前後と電動タイプとしてはリーズナブルです。
使い方が簡単でグループキャンプにもおすすめ
電動モーターとグラインダー(刃のついたパーツ)、粉受けビンの3つの部分からなり、使い方はグラインダーにコーヒー豆を入れて電源スイッチを押すだけです。一度に挽ける量は約15gですが粉受けビンには45g分のコーヒー粉をためられるため、グループでのキャンプにも対応します。
粗さ調整やメンテナンスのしやすさも抜群
こちらのコーヒーミルは調整ツマミをグラインダーの底部に備え、時計回りにするとより細かく挽くことができます。ステンレスの刃やバネといった小さな部品も分解できるため水洗いもしやすく、清潔に保つことができるでしょう。
2.オーシャンリッチ・自動コーヒーミルG2
UNIQ UQ-ORG2CBK
重量 | 約582g |
---|---|
サイズ | 9ⅽm×9ⅽm×19.5ⅽm |
千葉県に本社のあるオーシャンリッチが提供する7950円ほどの電動コーヒーミルです。USB充電式で、約1.5時間の満充電を済ませておけば10回ほど挽くことができるため、連泊でのキャンプにも利用できます。
使い方が簡単で高速に挽けるアウトドア用ミル
自動コーヒーミルG2の使い方はホッパーに豆を入れてボタンを押すだけと簡単です。豆15gの挽き速度は約1分と高速で、1回につき約3杯分の豆を挽くことができます。また、刃にはセラミックを使用しているためコーヒー本来の香りを楽しめるでしょう。
サイドから粗さ調整が可能&メンテナンスも楽
こちらのコーヒーミルには側面にある粗さ調整リングを用いてスムーズな5段階調整ができます。使い終わった後には電動モーターのある本体とセラミック刃ユニット、ガラスコンテナの3パーツに分解し、本体は付属のブラシを用いて清掃し、ほかの2パーツは水洗いをしましょう。
ドリッパーも付いた一体型ミル2選
1.貝印・KHSコーヒーミル&ドリッパー
貝印 コーヒーミル&ドリッパー FP5152
重量 | 295g |
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サイズ | 18.5ⅽm×16ⅽm×10.3ⅽm |
刃物や調理器具などのメーカー・貝印が提供するミルとドリッパーが一体になった4,400円ほどのコスパ抜群の商品です。ハンドルは簡単に着脱ができる構造で300g以下と軽量のためアウトドアでの携帯性にも優れています。
コーヒーの作り方や挽き具合の調整方法
使い方としてはドリッパーにコーヒーフィルターを敷いておき、ホッパーに豆をのせて手動挽きをするスタイルです。下部には挽き目を調整するダイヤルも付いているのでお好みで調整しましょう。粉が挽けたらドリッパーのみを取り外し、上からお湯を注げばドリップコーヒーが完成します。
特徴やメンテナンスの留意点
こちらのドリッパーは本体に内刃を固定することにより回転する外刃との隙間を安定させる「FIXグラインド機構」を採用し、粉が均一に挽くことができます。なお、内刃は分解できない構造のため、細かい粉を除くためのブラシやブロアーなどを準備しておくとよいでしょう。
2.ブルーノ・電動ミルコーヒーメーカー
ブルーノ 電動ミルコーヒーメーカー
重量 | 600g |
---|---|
サイズ | 7.5ⅽm×高さ23.4ⅽm×7.5ⅽm |
東京都に本社を置くブルーノが提供するミルとドリッパー、真空カップの一体型電動コーヒーミルです。一度に挽けるコーヒー豆の量は10~15gのためソロキャンプに向いています。約4時間のフル充電で15回の連続使用が可能で価格は6,380円ほどとリーズナブルです。
使い方が簡単なオールインワン商品
こちらのミルはセラミック刃を採用し、ドリッパーには最初からステンレス製のメッシュフィルターが付いているのも特徴です。使い方としてはホッパーにコーヒー豆を入れて電源ボタンを押すと豆挽きが開始。挽いた後にドリッパーの耳を立ててお湯を注ぐとカップの中においしいコーヒーが注がれます。
メンテナンスも簡単
メンテナンス時にはモーター部とコーヒーミル、ドリッパー、カップの4つのパーツに分解します。モーター部の水洗いはNGとなっていますが、他の部分は中性洗剤を使って水洗いをしたあとでよく乾かしておきましょう。
コーヒーミルを活用してアウトドアを満喫
コーヒーミルはアウトドアシーンを本格コーヒーが飲める喫茶店のような雰囲気に変えてくれます。携帯しやすいことはもちろん、おしゃれな商品や一体型の便利な商品などバリエーションも豊富です。気になる商品がありましたら、お近くのアウトドアショップなどに立ち寄り、実物を比較してみてはいかがでしょうか。
アウトドア用のコーヒーミルが気になる方はこちらもチェック!
下にはポーレックスやハリオ、カリタといった有名ブランドのアウトドア用コーヒーミルの記事をリンクしています。コーヒーミルの使い方や注意点についての解説もありますので、こちらもご参考にしてみてください。
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出典:unsplash.com