冬のキャンプを満喫できる服装をご紹介
空気が澄んでいる冬は景色や星空がきれいに見える季節で、焚き火で暖まりながら特別なキャンプ体験ができます。ですが、場所によっては気温が零下になる場合もあり、寒さ対策用のアウターが必需品です。
以下では冬キャンプにおすすめの防寒用アウターの選び方を解説し、多機能でおしゃれな商品を男女別にして紹介していきます（本記事は2022年11月9日の情報をもとにしました）。
アウターの種類や選び方＆注意点
1．冬キャンプに適したアウターの種類は
冬のアウトドア用のアウターにはダウンジャケットやハードシェルなどが用いられます。ハードシェルは、雪山登山などの行動着に使われるアウターです。防水・防風性に優れていますが、シェル自体の保温性は低いため、インナーにフリースなどを重ね着する必要があります。
冬キャンプにはダウンタイプがおすすめ
一方、ダウンジャケットはたっぷりの羽毛で空気層を用いて断熱をするアウターです。ハードシェルと比べて保温性が高く、運動量の少ない冬キャンプの服装として適しています。また、Tシャツなどの普段着の上からも着用できるので、冬キャンプの初心者も活用しやすいでしょう。
2．機能をチェック
冬キャンプ用のアウターには、防水性や透湿性を備えた快適に過ごせる商品を選びましょう。また、冬キャンプの醍醐味である焚き火では火の粉が飛んでくる場面も少なくありません。そのため、難燃性であることも重要なポイントになります。
ほかにも、キャンプでは小物を入れておく収納があると何かと便利です。ポケットの位置や数についてもチェックしておきましょう。
3．人気のブランドから選ぶ
冬キャンプ用アウターの定番はノースフェイスやモンベル、パタゴニアといったアウトドアブランドの商品です。有名ブランドの商品は品質に信頼性があり、初心者にもおすすめできます。
また、ナンガやカナダグース、モンクレールといったダウン用品の専門ブランドの商品も防寒性能が高くおすすめです。ほかにも、ワークマンやユニクロからも、最新の技術を取り入れたコスパのよい商品が出ているので、チェックしてみましょう。
4．冬キャンプで寝るときの注意点
寝袋の中ではアウターを着たままのほうが温かく、快適に眠れると思われがちです。ところが、着たままだと上半身の熱がアウターで断熱されてしまい、寝袋まで伝わりません。そのため、寝袋の中が温まらず、厚着をしていない下半身が冷えてしまう傾向にあります。
寝袋の機能を活かすためには、寝るときにアウターは着用せず、保温性の高いインナーとフリースなどを重ね着して着脱しながら体温を調整するのがおすすめです。
メンズアウターのおすすめ2選
1．パタゴニア・メンズ・ダウンドリフト・ジャケット
環境に優しいものづくりで有名なパタゴニアから2021年にリリースされたアウターです。リサイクルされた600フィルパワーものダック＆グースのダウンが入っていて、万全の寒さ対策ができます。
表面素材は「ネットプラス」という海洋に廃棄された漁網を再利用したナイロン素材で、頑丈にできているのが特徴です。価格は44,000円ほどで、カラーはグリーンやブラック、ゴールドなど豊富で、コーデもしやすいでしょう。
クラシックなデザインで機能が豊富
ダウンドリフト・ジャケットは飽きのこないシンプルなデザインのため、長く使用したいキャンプ初心者にもおすすめです。横幅はワイドで丈は短めのため動きやすく、耐久性の高いはっ水コーティングが施されているので、多少の雨や雪にも対応できます。
フロント左右にはそれぞれ2種類のポケットがあり、ジッパー付きもあるので貴重品の収納にも便利です。前立てが付いたフードも備え、首回りの防寒もしっかりとしてくれるでしょう。
2．ナンガ・タキビダウンジャケット（メンズ）
ナンガ タキビ ダウンジャケット メンズ
| サイズ | S～XL |
|---|---|
| カラー | カーキ/ネイビー/コヨーテ/ダークブラウン/ベージュ |
ダウン素材の服や寝具の大手・ナンガのダウンジャケットです。「タキビダウンジャケット」の名前の通り、ポリエステル主体の生地に、耐熱性の高いデュポン社・アラミドという素材を混合することで燃えにくくしています。
また、中綿はご紹介する中でも最強の770フィルパワーのスパニッシュダックダウンです。さらに、ダウン自体に「DX・UDD」なる超はっ水加工を施しているため、多少の雨でも保温効果を持続するでしょう。
焚き火を楽しめる収納豊富なアウター
価格は66000円ほどで、カラーはカーキやネイビーなどから選べます。裏生地には40デニールの薄手のナイロンタフタを採用しているので、袖通しがよく着心地も抜群です。
また、全部で9つものポケットを備えているのも魅力で、ジッパーやフラップ付きや、裏起毛の入った手を温めるのに最適な収納もあります。フードを着脱可能すればスタンドカラーのジャケットになるので、さまざまなコーデを楽しむことができるでしょう。
レディースアウターのおすすめ2選
1．ワークマン・レディース洗えるフュージョンダウンジャケット
ワークマン レディース洗えるフュージョンダウンジャケット
| サイズ | M～LL |
|---|---|
| カラー | ベージュ/ブラウン/ラベンダー/ ネイビー |
ワークマンの今年（2022年）秋冬の新作です。天然のダウンに、ポリエステルなどの化学繊維を混合した「フュージョンダウン」なる素材を用いることで、保温性を確保しながら、洗濯機での丸洗いもできるようになっています。
上記に掲載したワークマンの公式サイトで仕様の確認はできますが、現在のところオンライン販売はしていないのでご注意ください。ワークマン女子をはじめ、全国の実店舗で実物を見てから購入しましょう。
新技術搭載のコスパ最強のアウター
速報‼️入荷‼️
— ワークマンプラスさいたま丸ヶ崎店 (@workman_saitama) October 9, 2022
レディース✨
【リペアテック洗えるフュージョンダウンジャケット】
M〜LL 3900円税込
カラー：ラベンダー、ベージュ、ブラウン、ネイビー
撥水加工
裏地はブラックアルミで保温
お尻が隠れる丈感です🙋♀️#フュージョンダウン #ワークマン#さいたま市#さいたま丸ヶ崎 pic.twitter.com/C2pTA0LXon
価格は3,900円ほどと初心者にも購入しやすい商品ですが、はっ水加工が施され、自己修復機能のあるリペアテックという独自の技術が採用されるなど、品質にも定評があります。
また、フロントはファスナーとボタンの2重構造なので、防風性能も高いでしょう。ラベンダーなど女子うけのよい4色を展開し、コーデがしやすいのも魅力。動きやすいすっきりとしたシルエットで、収納も豊富なので冬キャンプにも重宝するでしょう。
2．ザ・ノースフェイス・ショートヌプシジャケット（レディース）
ノースフェイスを代表する「ヌプシジャケット」をショート丈にしたモデルです。ドローコードで裾幅が調整できて、かわいいシルエットは女子からも人気があります。
表面の生地は頑丈な50デニールのリップストップナイロンで、はっ水加工も施されているので、キャンプ場での突然の雨にも対応可能です。価格は37,400円ほどで、ラベンダーからブラックまで色彩も豊富にあり、さまざまなボトムスとのコーデを楽しめるでしょう。
保温性の高いおしゃれなアウター
ショートヌプシの中綿にはリサイクルダウンがたっぷり使用されていて、冬の寒さ対策に適しています。また、リュックを着用した時に干渉しやすい肩の部分を、厚手のナイロンで補強するなど、アウトドアでの使用に配慮した構造です。
フロント両サイドや内側にはジッパーポケットを備えているので、貴重品などの保管場所にも困りません。保温性の高いフードは取り外しが可能なので、2WAYのスタイルでおしゃれを楽しめるでしょう。
暖かい服装で快適な冬キャンプを
冬のキャンプ場は他の季節と比べて混雑が少ないため、寒さ対策さえしっかりしていれば初心者でも楽しむことが可能です。必需品の筆頭にあげられる防寒アウターも機能が豊富になり、リーズナブルな商品も多くなっています。
また、女子からも評判のおしゃれな商品も多く、キャンプ場から街中まで幅広く活用できるのも魅力です。気になる商品をゲットして、冬キャンプデビューをしてみてはいかがでしょうか？
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