ポータブル電源を購入!でも実は・・?
防災だけでなく、アウトドアアイテムとしても人気のポータブル電源。
そんなポータブル電源ですが、実は「購入する前に知っておけば良かった...」といった購入した後のトラブルや失敗談も少なくありません。
ポータブル電源を購入する前に、どのような観点を踏まえて選ぶべきかを整理し、最適な製品選びに役立てていきましょう!
ポータブル電源について、ユーザーさんの実際の口コミや質問事項
定格出力と消費電力について
ポータブル電源選びに悩んでいます。
冬の管釣りキャンプに向け、以下の点を踏まえてどこの物が良いかアドバイスいただけたらと思います。(大人2人、テント泊)
①電気毛布は ・定格電圧 100V ・定格消費電力 55W (50/60Hz) これを2枚使用。稼働時間は8時間目安。
②携帯電話の充電もしたい(Android型2台)
③管釣り場の最低気温は-5℃の予測(昨年の気温から判断)
④なるべく1台にしたいが、利便性や値段と重さで2台にすることも考えている。
初めての購入で色んなまとめサイトやオススメ、評価を見て分かんなくなってしましました。 体験談とかもいただけると嬉しいです。宜しくお願いいたします。
これからポータブル電源の購入を検討されている方に一番多い悩みとして「どのようなスペックのポータブル電源を買えば良いかがわからない」こちらの悩みが多いのではないでしょうか。
特にアウトドアでの使用を検討している方には、使用したいアイテムは決まっているものの、具体的にどのスペックを購入すべきかが分からないなんてことも。
まずはポータブル電源を選ぶ際に大事なポイントの一つ目として、定格出力>消費電力 (消費電力よりも定格出力が上回っている)かどうかを確認する事が大切です。
消費電力:家電製品等を動かすために必要な電力量
定格出力:ポータブル電源が安定して出力できる電力量
例えばですが、500Wの消費電力を必要とする家電製品を定格出力300Wのポータブル電源に接続しても使用ができません。
瞬間最大出力について
Q.自分が今使っている定格500W瞬間最大1000Wのポータブル電源で消費電力600Wの家電製品は使えるのは使えるのですがずっと使用し続けるのはポータブル電源に何らかの影響がありますか?
A.定格500wなので、500w以上は安全装置が働きます。働かなかった場合は良くないです。
瞬間最大というのは起動電力の事で、消費電力400wの機械でも、電源入れた瞬間的に800Wに上がる物もあります。それらの為に瞬間最大があるのであって、定格を超えての使用はポータブル電源の中のインバーターに負担がかかり痛めます。
ポータブル電源を選ぶ際に必要な知識として、「定格出力>消費電力 (消費電力よりも定格出力が上回っている)」がありますが、選び方のポイントの二つ目として、瞬間最大出力よりも定格出力を基準にポータブル電源の製品を選ぶ、という事が大切です。
一部の電気機器は、起動時に消費電力が1.1倍〜5倍になる現象(起動電力)が起こります。
その起動電力にも、一時的にだけであれば耐えられるようにポータブル電源には瞬間最大出力が設けられています。
つまり、瞬間最大出力>消費電力だから使用できるという判断では無く、あくまで定格出力>消費電力を基準にスペックを選ぶことが大切です。
ポータブル電源の充電について
こちらの動画では、バッテリーが0%のポータブル電源を車で充電した場合、100%の充電までに何時間かかるのかを測定した動画になります。
動画内では、業界でも充電速度の速さに定評のあるEcoFlowのポータブル電源を使用し検証しています。(※EcoFlow RIVER600を使用)
結果は2時間30分でフル充電が完了しました。
ただ、注意すべきポイントとして2点あります。
①購入を検討しているポータブル電源の充電方法について
メーカーやモデルによっては、AC電源でしかポータブル電源を充電できないモデルもあり、車内で充電ができない可能性があります。車内での充電を検討している場合は、ソケットの使用ができるかを確認しましょう。
②フル充電時間について
車中泊や車内での充電を検討している場合、ポータブル電源のフル充電までにどのくらいの時間を要するのか確認をしましょう。業界の平均充電時間は8時間と言われています。
そのため、いざ車内で充電を行ったもののほとんど充電がされなかった・・とならないように製品ごとの充電速度を比較することが大切です。
ポータブル電源の電力容量とは?
Q.ポータブル電源で、容量140000mAhや500Whとか表記ありますが、例えば消費電力500Wのホットカーペットを使用した場合、何時間使用可能か単純計算出来るものでしょうか?
A.500Whのポータブル電源って事は、最大出力が、300w位じゃないですか?500w使えないはずです。
たとえ使えたとした場合、内部バッテリーDCからACに変換する時にロスが発生します。変換効率70%とします。
500Wh×70%=350Wh
350Wh÷500W=0.7時間
0.7時間×60分(1時間)=42分
単純計算で42分使用可能です。
ポータブル電源で表記されるWh(ワットアワー)とは、電力容量を指し、ポータブル電源にどのくらいのバッテリーがあるのかを示す指標となります。
(実際には、変換効率の概念があるため電力容量の80%ほどしか使用ができません)
ポータブル電源の電力容量と電化製品の消費電力を計算すると「その家電をポータブル電源で何時間使用できるのか」を求める事ができます。
消費電力100Wの液晶テレビを2時間使用する場合の消費電力は、100W×2時間=200Whとなります。
EcoFlow社の「DELTA Max1600」というポータブル電源の場合、バッテリー容量は1,612Whですので、(1,612×0.8)÷200=6.448
約6時間ほど使用が可能です。
特に、車中泊や冬のアウトドアでポータブル電源の使用を想定されている方は、暖房家電が何時間使用可能なのかを十分に考慮の上、スペックを選ぶ事が大切です。
電力容量の大きいポータブル電源を選んだ際の見落としがちな点
容量の大きいポータブル電源だと大きさや重さもあります。車内は狭いので、置き場にも困ることがよくあります。
最後に意外に見落としがちな点として、電力容量と重さの関係があります。
アウトドアや防災で使用するポータブル電源は、調理器具や家電などの使用を想定しているため、電力容量の大きなモデルを選ぶ傾向にあるかと思います。
ただ、電力容量の大きなポータブル電源はサイズも大きく重いため、普段使いでは使用しづらい点があります。
メーカーによっては、ポータブル電源の使用用途に合わせて外部バッテリーの着脱が可能なモデルもあるため、購入の際には、収納や重さなどの普段使いの点も検討すると良いでしょう。
製品選びのポイントまとめ
ポータブル電源の購入を検討する際のポイントをご紹介!
①どんな場面での使用を想定しているか
ポータブル電源は、使用用途によって選ぶべきサイズや容量が変わってきます。
・家の庭でバーベキュー等の使用
・キャンプ場での使用
・車中泊での使用
・災害時の電力としての使用
主にこの4つのどのシーンでポータブル電源を使用するのか整理してみるのがおすすめです。
シーン毎に使用する目的や、実際に接続する電気機器は異なるため、シーンに合わせた容量やサイズを選ぶことがポイントです。
②実際に使用する人・収納について
ポータブル電源は、容量が大きくなるほどサイズと重さが比例します。
容量が大きいほど重くなり、普段の生活時には使用しづらくなるため、特に女性や子供が使用をする際にはサイズや重さも考慮して検討すると良いでしょう。
また、アウトドアでの使用時に持ち運びをする際にも、家族分のキャンプギアに加えてポータブル電源を車に積めるスペースがあるのかなども検討しておくと良いです。
③ポータブル電源のスペック・オプションについて
ポータブル電源はメーカーによって、以下の項目が異なります。
・ポータブル電源本体の充電方法
・ポータブル電源本体の充電速度
・AC出力ポートの個数
・外部バッテリーの着脱機能の有無
・定格容量のブースト機能
使用を想定しているシーンに合わせて上記の項目の必要性を検討するのが良いですが、上記の項目を全て網羅しているに越したことは無いため、メーカー選びの際に上記のオプションやスペックを比較してみてはいかがでしょうか。
ポータブル電源をお得に購入するタイミングとは?
小さなお子様がいる家庭は早めの購入を
ポータブル電源は、目的のシーンや家族構成によって必要度が異なりますが、特に幼児がいる場合には防災のために1台備えておくことをおすすめします。
電気毛布などの家電を使用して暖かく過ごすことができ、さらに電気ケトルを使用してお湯を沸かし幼児のミルクを作ることもできます。
また、いざという時に備え常にスマホを充電しておけるのも安心です。
特に小さいお子様や幼児がいるご家庭では、早めに購入して備えることをおすすめします。
セール時を狙う
ポータブル電源を購入するなら、以下の2つのセール時期を狙うのがおすすめです。必要な方は、以下の2つのタイミングで購入しましょう!
防災月間のセール時
9月1日が防災の日であることから、毎年9月は防災月間となります。
1923年の9月に関東大震災が起きたことや、9月に災害が発生しやすいことから防災月間に設定されました。そして、この防災月間が始まる9月1日から、ポータブル電源のメーカー各社ではセールが開催されます。
通常価格の20~30%オフで購入できることも多く、時期が近い際には少し待って購入をするのも良いでしょう!
ECサイトのセール時
Amazonや楽天等のECサイトでも随時セールが開催されていますのでこちらもポータブル電源をお得に購入できるタイミングになります。
ECサイトのセールの場合は、メーカーによってセールのタイミングが異なりますが、秋から年末にかけての時期にチェックをしてみましょう。
防災月間のセール時と同様に、通常価格の20%〜30%オフで購入できるお得なタイミングです!
EcoFlowでは11月14日よりAmazonでセールを開始
ポータブル電源を製造・販売しているEcoFlowでは、11月14日からAmazonでセールが始まります。
EcoFlowは2017年に設立され、深圳・サンフランシスコ・香港・日本に拠点を構えるグローバルメーカーです。独自の研究開発技術を駆使し、従来のポータブル電源の常識を覆す製品を展開するスタートアップという立ち位置のメーカーになります。
2021年には米TIME紙が選ぶ「THE 100 BEST INVENTIONS OF 2021」に選出されるなど、製品開発力・独創力が世界から評価されています。
EcoFlowは「X-boost」「急速充電」この2つが特徴のポータブル電源であり、特に充電速度については業界平均の約5倍の速さで充電が可能です。
※X-boostとはEcoFlowの独自技術の1つで、定格出力を超える家電製品を使用可能にする技術です。家電製品の電力を抑えることで、ポータブル電源の定格出力を超える家電製品を接続した際にも使用することが可能になります。
編集部オススメ!セールの目玉商品は「EcoFlow DELTA Max」
今回のAmazonのセールの中でも特に注目したいモデルが「EcoFlow DELTA Max」です。
特徴①:エクストラバッテリーによる容量の外付けが可能!
電力容量の1,612Whに外付けのエクストラバッテリーを取り付けることで、最大5,644Whまで拡張できるポータブル電源です。
ご家庭のほとんどの電化製品へ給電可能なので、電源が必要な様々なシチュエーションで活躍すること間違いなしの製品です。
さらに、外付けバッテリーにより、大容量に関わらず持ち運びがしやすいことも一押しポイントです!
特徴②:1.7時間で満充電
EcoFlowの特許技術X-Stream充電テクノロジーにより、1.7時間でフル充電される充電速度を実現しています。
特許技術により、ご家庭のACコンセントから1,500Wの急速充電が可能です。さらに、2つの充電方法を組み合わせたデュアル充電で、より早く充電することもできます。
特徴③:15デバイスを同時充電可能
定格2,000W出力でご家庭の電力の99%をサポートし、同時に15台のデバイスを作動することができます。AC出力ポートは6口内蔵に加え、USB-typeCも内蔵。これによりMacbookの充電も可能になるのがDELTA Maxのおすすめポイント。
特徴④:割引率・割引額
今回のセールにより、DELTA Maxが通常の30%OFFにて購入が可能です。
定価:187,000円
セール価格:130,900円(56,100円の割引額)
(※DELTA Maxは11月17日よりセール開始)
タイアップキャンペーン!暮らし〜の限定「Ecoflow DELTA Max」クーポン
暮らし〜の × Ecoflowタイアップ記念!
読者限定クーポンコード:EFKURASHI
※Amazonのお支払い方法選択時のギフトコード画面にて上記のコードを記入ください
◆有効期間:11月14日(月)00:01から12月1日(木) 23:59まで
◆利用条件:2万円以上の会計の際に利用可能
◆割引額:5,000円OFF
※セールの金額(130,900円)から更に5,000円OFFとなります!
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