SUN UP 強力防水スプレー
キャプテンスタッグ アルミシート
DOD ワイドキャンピングベッド
ノルディスク アスガルド ベル型テント
BUNDOK マミー型 シュラフ BDK-61
雪中キャンプが人気!
静けさを楽しめる雪中キャンプ
キャンプは春から秋に行うイメージがありますが、実は冬の雪中キャンプも密かな人気を集めています。オフシーズンだからこそ人が少なく、静けさを楽しめるのは雪中キャンプならではの魅力でしょう。喧騒から離れて、のんびり過ごしたい時は雪中キャンプをしてみませんか。
雪中キャンプのやり方をチェックしよう
雪中キャンプは、テント設営や防寒対策といった基本のやり方を把握しておくことで快適に過ごせるようになります。そこで、本記事では雪中キャンプのやり方についてまとめました。必須の装備なども紹介しますので、ぜひ役立ててみてください。
テント設営のやり方
雪をならす
通常のテント設営と同様に、雪中キャンプでもなるべく平らな場所を選びます。設営に最適な場所を決めたら、雪を足でならしてください。
そのままの状態でテントを設営すると、後から体重の重みでテントの床が沈み、デコボコになってしまいます。あらかじめしっかり雪ならしておけば床の沈み込みは防げますので、事前の準備をしっかり行っておくのがポイントです。
地面を露出させてペグダウン
インナーテントを広げてからフレームを組み立て、フライシートをかぶせた後にペグダウンを始めます。ここで注意しておきたいのが、雪に直接ペグを打たないということです。雪にペグを打ち込むと次第に雪の中へと沈んでいき、テントが倒れる原因になります。
まずはシャベルなどで雪を掘り、地面を露出させてからペグを打ち込むのが設営の基本です。もし、雪が深くて地面が出てこない場合は、ペグを紐で結んで十字形にした後、雪の中に埋め込んでから踏み固めてください。
防水スプレーをかける
SUN UP 強力防水スプレー
テントを立てた後は、全体に防水スプレーを吹きかけておきましょう。こうしておけば防水スプレー吹きかけておくと雪が積もりにくくなり、結露も防ぎやすくなあります。また、雪中キャンプでは寒さでファスナーについた結露の水滴が凍り、開かなくなることもあるので、ファスナー部分にも防水スプレーをしっかり吹き付け、凍結を防ぐようにしてください。
スカートは内部に折り返して固定
テントにスカートがついている場合は、内側に折り畳み、周りの雪をならて固定してください。通常、スカートは雨が入り込むのを防ぐために外側に出しておきますが、雪中キャンプでは内側に折り畳むことで冷気が入るのを防ぐことができます。
防寒対策のやり方
重ね着で体温調整
冷たい空気に包まれる雪中キャンプでは、体温調整しやすい服装を心がけることが大切です。例えば、保温性の高い肌着・パーカーやダウンベストなどの中間着・ウィンドブレイカーなどの上着を重ね着しておけば、体温に合わせて脱ぎ着しやすくなります。
寒い時は上着まで着込み、料理や焚き火で暖かくなったら上着を脱ぐなど、状況に合わせて体温調整するようにすれば快適な状態をキープできるでしょう。
床にアルミシートを敷く
キャプテンスタッグ アルミシート
テントの床は、最も冷たい空気が入り込みやすい部分です。床からの寒さを抑えるには、アルミシートを使うとよいでしょう。アルミシートのアルミ面を上に向けて床に広げるのが基本的な防寒対策です。アルミが体温の熱を反射して、床からの冷たい空気を遮断しやすくなります。
キャプテンスタッグのアルミシートは耐久性の高いポリエステル素材を使い、長く愛用できるところが魅力です。使わない時は折りたたんでコンパクトサイズにできます。
コットを使って冷たい空気を遮断
DOD ワイドキャンピングベッド
寒さの厳しい雪中キャンプでは、床にアルミシートを敷いても寒さに悩まされることがあります。そんな時は、コットを活用してみてください。コットとは、折り畳み可能な簡易ベッドのことです。コットの上に寝たり座ったりして地面から離れるようにすれば、冷たい空気に直接当たることが少なくなり、快適に過ごせるようになります。
DODのコットは体格が大きめの人でもゆったりと寝転がれるワイドサイズです。組み立ても簡単にでき、初心者でも気軽に扱えるでしょう。
持って行きたい!必須の装備2選
①:冬用のテント
ノルディスク アスガルド ベル型テント
雪中キャンプに欠かせない装備として挙げられるのが冬用のテントです。テントにもさまざまな種類がありますが、雪中キャンプで使うなら結露ができにくく、保温性も高いコットンテントを取り入れるとよいでしょう。
ノルディスクのベル型テントは上質なコットン素材を使用し、冬の寒さから守ってくれるのが魅力です。通常コットンテントは重くなりがちですが、独自の技術を開発することで軽量化に成功し、簡単に持ち運べるようになっています。
結露の影響を受けにくい撥水加工
テントの表面には撥水加工が施されていますので、結露が起きたとしてもテント内に水が染み込むのを防げます。また、メッシュドアや窓によって効率的に換気を行い、結露の発生を抑えられるのも嬉しいポイントです。中央と入り口のポールを設置するだけで簡単に設営でき、初めてでも簡単にテントを立てられるでしょう。
②:冬用の寝袋
BUNDOK マミー型 シュラフ BDK-61
冬用の寝袋も、雪中キャンプに欠かせない道具の1つです。雪中キャンプなら保温性の高いマミー型を選ぶとよいでしょう。バンドックのマミー型寝袋は、雪中キャンプにも対応できる適応温度-5℃の寝袋として人気を集めています。1540gの中綿が体をしっかりと温め、寒さを和らげてくれるのが嬉しいポイントです。
冬に気をつけたいこと
暖房器具を使うときは一酸化炭素中毒に注意
雪中キャンプでは寒さを凌ぐためにテント内で暖房を使うことがありますが、一酸化炭素中毒には注意してください。換気が不十分な空間で暖房を使うことで一酸化炭素濃度が高まり、中毒によって体調不良を引き起こす危険性があります。
定期的にテント内の換気を行うのはもちろんのこと、一酸化炭素チェッカーで一酸化炭素濃度を確認するのがおすすめです。
低温やけど対策を忘れずに
カイロで体を温める時は、肌に直接貼り付けないようにしてください。カイロが長時間体に触れ続けることで、低温やけどの恐れがあります。カイロを貼り付ける時は肌着の上からにして、低温やけど対策を行うことが重要です。
また、湯たんぽを使う時も同様に低温やけどに注意しておくとよいでしょう。湯たんぽを剥き出しのまま用いるのではなく、袋に入れた状態で使えば低温やけどを防げます。
大雪なら無理をしない
雪の中で静かに過ごせるのが雪中キャンプのよいところですが、大雪の時は無理をせず中止することも重要です。キャンプはあくまでも娯楽のために行うものであり、危険を伴ってまで行う必要はありません。天気予報で大雪が降りそうなのであれば、中止してください。他の日程で改めてスケジュールを組むようにしましょう。
安全に雪中キャンプを満喫しよう!
雪に囲まれ、のんびりとした時間を過ごせる雪中キャンプは、テント設営や防寒対策のやり方にこだわるのがポイントです。テントを立てる時は雪をならし、ペグはなるべく地面を露出させた上で打つようにしてください。
重ね着で体温調整しやすい状態を作り、アルミマットやコットで冷たい空気を遮断することも重要です。冬用のテントや寝袋など必須の道具も用意しておけば、快適性を確保できるでしょう。万全の準備を整えて、雪中キャンプに出かけてみてはいかがでしょうか。
雪中キャンプのやり方が気になる方はこちらもチェック!
雪中キャンプを楽しむためには、基本的な知識をしっかりと身につけておくことが大切です。関連記事では冬キャンプの対策について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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