LODGE トリベット L8DOT3
薪ストーブで作る料理が美味しい!
料理にも活用できる薪ストーブ
冬キャンプの暖房として人気の薪ストーブですが、調理道具としても活用できます。薪ストーブの熱を活用して煮込み料理やオーブン料理を作れば、ワンランク上の味わいを楽しめるでしょう。寒い冬の人も、熱々の薪ストーブで作った料理を食べることで体の芯から温まってみませんか。
薪ストーブで調理を楽しもう
本記事では、おすすめの薪ストーブレシピを紹介します。みんなが喜ぶメイン料理や食べ応えのある主食まで、バリエーション豊かなレシピを集めました。また、薪ストーブで調理をする時に必要なコツについても解説しますので役立ててみてください。
おすすめのメイン料理レシピ2選
①:ポトフ
薪ストーブは、じっくりと時間をかけて煮込み料理を作れるのが魅力です。コトコト煮込むことで素材の旨みが引き出され、簡単なのに美味しい煮込み料理を作れます。
冬に体の温まるメイン料理を作るなら、ポトフのレシピを取り入れてみませんか。じゃがいもや人参などの野菜の他に豚肉を入れれば、しっかりとした食べ応えのあるメイン料理になります。調理に特別なテクニックは必要なく、初心者でも簡単に作れるのも嬉しいポイントです。
時間をかけて煮込むだけのシンプルな調理方法
キャベツやじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ニンニク、塩豚は食べやすい大きさにカットします。大ぶりにカットすれば野菜のゴロゴロ感を楽しめるでしょう。カットした野菜を鍋に入れ、水と塩、ローリエを入れたらストーブトップに乗せます。そのまま1時間以上じっくり煮込んでください。
塩豚を加えて味を調整し、さらに軽く煮込んだら完成です。お好みでケチャップや粒マスタードを添えると風味豊かな味わいを堪能できます。
キャベツ(芯をつけたまま1/8〜9カット) 1/4個
じゃがいも(約5cm角) 1〜2個
人参(拍子切り風) 1本
玉ねぎ(芯を残したくし切り) 1個
セロリ(短冊切り) 1/2本
にんにく(ザク切り) 2片
水 約1.5L
塩豚 約150g
ローリエ 2〜3枚
天然塩 小さじ1/2〜
有機ケチャップ お好みで
粒マスタード お好みで
黒胡椒 お好みで
さらに詳しいレシピはこちら
②:ローストチキン
薪ストーブの炉内はオーブンのような役割を持っているため、簡単にローストチキンを作れます。電気オーブンではなく直火を使う薪ストーブだからこそ、外側はパリッと中はジューシーなローストチキンに仕上がるのが魅力です。
ローストチキンを焼く時は、鶏の中に詰め物をするのがポイントとなります。いろいろな食材を詰めておくことで鶏に旨みが移り、深い味わいのローストチキンに仕上がるでしょう。中に入れる詰め物にもこだわってローストチキン作りを楽しんでみてください。
スパイスご飯が味の決め手
最初に、スパイスご飯の材料を混ぜ合わせておきます。スパイスご飯に入れたクミンが味のアクセントとなり、お店で食べるような本格的な味わいになるのがポイントです。鶏を洗ってから水気を拭き取った後、スパイスご飯を詰めます。
薪ストーブ用の天板に鶏を乗せたら、食べやすい大きさにカットしたさつまいもと玉ねぎを周りに乗せ、フェンネルシード・白胡椒・塩を混ぜたオリーブオイルを回しかけてください。薪ストーブの炉内で30分ほど焼いたら完成です。
丸鶏 1羽(約1キロ)
オリーブ油 大匙3
フェンネルシード 大匙1
ニンニク 2カケ
白コショウ 小匙1
塩 小匙1
玉ねぎ小 4個
さつまいも 1本(300~400g)
ローズマリー 適量
■ スパイスご飯の材料
ご飯 150g
クミンパウダー(カレー粉) 小匙1/2
塩 少々
バター 5g
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おすすめの主食レシピ2選
①:フォカッチャ
薪ストーブを使って主食を作るなら、フォカッチャが最適です。必要な材料は身近にあるものばかりのため、思い立った時に手軽に作れるでしょう。薪ストーブの焼き立てフォカッチャを食べれば、冬の寒い日も心身共に温まるのではないでしょうか。
また、薪ストーブで作ったポトフにフォカッチャを添えて食べるのもおすすめです。ストーブトップでポトフを煮込み、炉内でフォカッチャを焼けば効率的に調理できます。薪ストーブをフルに活用して料理作りを楽しんでみてください。
生地をこねて焼くだけで完成
小麦粉とドライイースト、水、塩をボウルに入れたら混ぜ合わせ、表面が滑らかになるまでこねます。油を塗ったトレイの上に乗せた後、ラップをして30分ほど寝かせてください。
30分後、膨らんだ生地を軽くガス抜きしてから生地に等間隔に穴を作り、オリーブやトマト、ローズマリーなど好みのトッピングを乗せます。ボリューム感を出したい時はベーコンなどのお肉系のトッピングを乗せるのもよいでしょう。薪ストーブの炉内で15分ほど焼いたら完成です。
小麦粉 500g
ドライイースト 7g
水 350ml
塩 小さじ
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②:ピザ
ピザも薪ストーブを使った料理の定番です。直火で焼いたピザは、まるでプロが作ったような本格的な味わいになるでしょう。特別な道具を必要とすることなく簡単にピザ生地を作れるため、子供と一緒に作るのもおすすめです。お好みのトッピングを取り入れて、オリジナルピザ作りを楽しんでみませんか。
しっかりこねて美味しいピザ生地に
薄力粉やドライイースト、砂糖、塩、オリーブオイル、水をボウルに入れて混ぜ合わせ、まとまってきたら台の上でこねます。表面がツルッとした状態になるまでこねたらラップをかけて30分ほど寝かせてください。しっかりこねることで、もっちりとした美味しいピザ生地になるのがポイントです。
生地を伸ばしたら、トマトソースを塗ります。オレガノやモッツァレラチーズなどのお好みのトッピングを乗せ、炉内でチーズがとろけて生地がこんがりするまで焼いたら完成です。
◎ナポリ風のピザ生地(6枚分)
強力粉 500g
ドライイースト 1~2g
塩 15g
水 約300g
※ 強力粉(打ち粉用) 適量
◎トッピング
トマトソース(トマト缶に塩を混ぜたもの) 適量
オレガノ・ガーリック お好みで少々
トマト(薄切り)
フレッシュバジル
モッツァレラチーズ(手でちぎる)
オリーブオイル
他・お好みの具材
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知っておきたい調理のコツ
弱火で煮込む時はトリベットを使う
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ポトフやシチューなどをじっくりコトコト煮込みたい場合、鍋をそのままストーブトップに乗せると温度が高すぎてしまうことがあるため、トリペットという道具で調節をするのがコツです。トリペットとは、ストーブトップの上に鍋を置いて調理をする時の温度調整に使う鋳物製の鍋敷きを指します。
ロッジのトリペットは耐久性が高く、長く愛用できるアイテムとして人気を集めています。鍋底に置いておけば適度な弱火になり、時間をかけてじっくりと煮込めるようになるでしょう。
炉内のオーブンを使う場合は熾火を少なめに
炉内をオーブンとして使う場合、薪が燃えているようだと温度が高すぎてしまいます。初めから薪をたくさん入れないようにして、少量の熾火を作るのがコツです。
少なすぎると感じるくらいの熾火の量でも十分にオーブン調理はできますので、ストーブ用の温度計も活用しながら適温になるよう調整してみてください。また、炉内は通常のオーブンより高温になりますので、料理を出し入れする時は耐熱グローブなどを使うとよいでしょう。
表面に焼き目をつける時は細い枝を投入
炉内でパンやピザなどを焼く場合、最後に焼き色をつけるなら熾火に細い枝を多めに投入してください。細い枝を入れることで瞬間的に強火になり、焼き色がつきやすくなります。ただし、枝を投入してから長時間炉内にパンやピザを入れていると黒焦げになってしまいますので、様子を見て焼き色がついたらすぐ取り出すことが大切です。
薪ストーブで料理を楽しもう!
薪ストーブは、煮込み料理からオーブン料理まで、バリエーション豊かな料理を作れるところが魅力です。直火で時間をかけて煮込んだり、炉内で食材を焼いたりするだけで美味しい料理を作れるため、暖房として使うだけでなく調理道具として活用してみるとよいでしょう。
弱火で煮込む時はトリペットを使うなど、調理のコツを覚えていれば初心者でも簡単に薪ストーブ料理を作れるようになります。冬にぴったりなレシピを取り入れて、体の温まる料理を作ってみませんか。
薪ストーブ料理が気になる方はこちらもチェック!
美味しい薪ストーブ料理を作るには、高機能な薪ストーブを取り入れることも大切です。関連記事ではおすすめの薪ストーブを紹介していますので、参考にしてみてください。
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