ジャクリ ポータブル電源 400
Coleman フリース スリーピングバッグ
山善 一人用 こたつ
一酸化炭素チェッカー
折りたたみスコップ
スナグパック スペシャルフォースコンプリート
DOD バッグインベッド
冬のアウトドアならではの魅力とは
冬キャンプは自然が楽しめる
冬のソロキャンプは夏のソロキャンプでは体験できない自然を体験できます。例えば夏よりも澄んだ空気や星空は冬季でしか体験できません。また、冬季はキャンプ場がシーズンオフになるため夏よりも静かに自分だけの時間が過ごせます。
夏には蛾や蚊などの害虫が発生しやすく、場合によっては病院で手当を受けなければならない蜂やブユなどの危険な虫に遭遇することもあります。しかし、冬は害虫が少なく快適です。
焚き火が快適に楽しめる
夏でも焚き火はできますが気温が高く、焚き火により汗だくになるためあまり快適に楽しめません。焚き火だけではなくキャンプファイヤーも同じように向いていない時期になります。
一方、冬は気温が低いため汗ばむことが少なく、快適に焚き火やキャンプファイヤーを楽しめる時期です。冬は防寒対策として焚き火をすることが多く、長時間焚き火をする方もいます。
寒さが楽しみに
冬は低い気温自体が楽しみになります。気温が低いため暖かい鍋料理や辛い料理も思いっきり楽しめます。のんびり時間を掛けて楽しむ煮込み料理や暖かいお酒とおつまみをゆっくりと味わうのが好きな方おすすめの季節です。さらに、気温が低いと温泉も心ゆくまで楽しめるのも冬だけの魅力です。
ソロキャンプに必須の装備3選
冬でも使いやすいテント
ソロベースEX
普通のテントも冬のソロキャンプはできるため、冬に使いやすいテントは絶対に必要な装備ではありません。しかし、初心者の冬キャンプでは必須のアイテムとなるのがスカート付きのテントやコットン素材のテントです。
スカート付きのテントだと冷気の侵入を遮断しやすく、コットン素材のテントは冬でも暖かく結露の発生も抑制できるため初心者でも冬キャンプがしやすくなります。
冬に対応した寝袋は必須
スナグパック スペシャルフォースコンプリート
寝袋は快適に使用できる温度が決まっているため、冬キャンプには冬用の寝袋が必須です。寝袋を対応外の温度で使用すると低体温症を引き起こす原因になります。例えばスナグパックのスペシャルフォースの上位モデルは快適使用温度-15度のため冬でも使いやすい寝袋です。
一方、使用最低温度しか表記されている場合は最低温度より5~10度ほど足した温度を目安にしましょう。例えば最低温度が-10度だと快適温度が0度程度になります。
断熱効果の高いマットとコット
DOD バッグインベッド
コットとはキャンプ用の簡易ベッドのことを指します。コットを使用すると床から冷えを緩和できますが、高価なため無理に買い揃えなくても大丈夫です。一方、マットは床からの冷えを抑える重要な道具です。必須の装備となるためマットは用意しておきましょう。コットと併用すると断熱効果が高くなります。
ソロキャンプに必要な道具3選
焚き火台
薪グリル ソロ
冬のソロキャンプでは焚き火台も重要な要素になります。前述したように冬キャンプでは焚き火で暖をとることが極めて多く、寝るまでの暖房の代わりとして活用します。基本的に好きな焚き火台でいいのですが、かまど型の焚き火台だと熱が反射して暖かくなるため、冬のソロキャンプには特にかまど型がおすすめです。
ランタンと予備の燃料・電池
DOD ランタン
冬は暗くなるのが早いためランタンは必須の道具となります。また、暗い時間が長く、夏よりも長時間ランタンを運用するため予備の燃料や電池なども用意しておくといいでしょう。
ランタンは初心者ならガスや燃料を使うタイプよりも扱いやすく便利な充電式または、電池式のLEDランタンがおすすめ。ガスは冬のように気温が低いと不安定になりやすく、燃料を使用するランタンは明るいですが、メンテナンスや取り扱い方などの知識が必要です。
冬は場合によりスコップが必要に
折りたたみスコップ
上記で紹介した道具と装備は通常のキャンプでも必要なものです。ただし、冬のソロキャンプを意識して使いやすいもの選ぶといいでしょう。一方スコップは春~秋のソロキャンプではめったに使いません。冬キャンプでは雪が積もっている場合があるためスコップが必要です。雪かきしたり、圧雪してテントを張る場所を確保するときに使います。
服装で防寒対策を
装備や道具だけが整っていても意味がない
冬のソロキャンプ向きの道具や装備が整っていても防寒着がないと寒すぎてキャンプを楽しめません。また、冬のアウトドアでは分厚いアウターだけ着ると細かい温度調整が難しくなるため、重ね着(レイアリング)をして状況に応じて脱ぎ着して温度調整をしましょう。
ズボンも同じようにアウターやダウン入りのズボンを用意するなどして、冷えない服装で冬のソロキャンプを楽しみましょう。
ミドルレイヤーとは
ミドルレイヤーとは普段着の上に着る保温性と通気性を合わせもつウェアです。簡単にいうとフリースなどの風を通し、水簡単に染み込む素材できた防寒着になります。フリースのように適度に通気性があることで重ね着をして蒸れにくくなります。ミドルレイヤーは中に着込む服装のため防風性や撥水、防水などの機能性は必要ありません。
アウターについて
アウターとは防水、防風性のある一番外側に着るウェアのことです。保温性もある程度必要ですが風や水を通さないことも重要です。また、冬キャンプでは長時間焚き火をしやすくなることから舞い上がった火の粉で化繊のウェアに穴があきやすくなります。
そのため、アウターに難燃加工が施されていたり、化繊ではなくコットンでできていると穴が開く心配が減ります。
テント内の防寒対策も重要
冬のキャンプは床からの冷え対策必須
ソロキャンプでもファミリーキャンプでも床からの冷え対策が重要になります。冬は地面から冷えないようにラグやマットを重ねて暖かいフロアを作りましょう。例えば銀マットを二重に敷いて、家で普段から使っているラグやカーペットを置くなどして分厚くすることで冷気を遮断して寒くない床を作ります。
毛足の長いラグは暖かいですが、土や砂などの汚れがつくと落としにくい点に注意しましょう。
ホットカーペットが便利
ホットカーペットで暖かい床を確保するのもおすすめです。電源付きサイトを利用することで家電が使えるようになるため初心者でも冬のソロキャンプがやりやすくなります。ホットカーペットだけでは発熱量が低く、気温が寒すぎると暖かさがわからなくなります。
そのため、ホットカーペットを使う場合でもそのままテント内に敷くのではなく銀マットを敷いたり、ブランケットを敷いたりして厚めフロアを作ってその上に敷くようにしましょう。
こたつも有効な手段
山善 一人用 こたつ
近年は1人用のこたつも用ヒーターも発売されているため、ソロキャンプでこたつがやりやすくなっています。また、こたつと冬キャンプはあるレイアウトの一つとなっておりファミリーキャンプや女子キャンプで人気です。
おすすめの防寒対策グッズ3選
ポータブル電源
ジャクリ ポータブル電源 400
近年は充電池が発達したこともあり携帯できる電源も増えてきました。ポータブル電源は発電機と比べ静音性が高くキャンプ場でも使え、電気毛布やホットカーペットなどの家電を電源付きサイト以外の場所でも使えるため、冬キャンプにあると非常に便利なアイテムの一つです。
例えばジャクリのポータブル電源400なら80Wの電気毛布がおよそ5時間使用できます。また、太陽光パネルと組み合わせると現地でも充電できるところも魅力です。
湯たんぽ
湯たんぽ 直火
熱湯で保温するシンプルな防寒グッズですが、キャンプでは非常に役立つアイテムです。熱湯を使うだけのため電源がないサイトでも使用でき、寝袋に入れておくと保温できます。湯たんぽは鋼板、銅などのさまざまな種類がありますがどのモデルでも使用可能。
直接肌に何時間も触れると低温やけどを起こす可能性があるため、寝る頃には直接触れない位置に動かすようにして使いましょう。紹介している湯たんぽは直火で暖められるため便利です。
インナーシュラフ
Coleman フリース スリーピングバッグ
インナーシュラフとはシュラフの中に入れる薄手の寝袋。すでに持っている寝袋の保温性を高めてくれるアイテムとなるため冬キャンプにあると非常に便利です。フリースの寝袋はインナーシュラフとしても活用できます。
ストーブの導入と注意点
ストーブは自己責任で
冬のソロキャンプでもストーブを導入する方は多いです。小さな薪ストーブや小さな石油ストーブならソロキャンプ用の小型テントでも導入できます。
テント内にストーブを入れると非常に過ごしやすくなるため人気のスタイルですが危険も多いため自己責任で導入しましょう。ストーブを導入する場合は結露に強いコットンを使用したテントがおすすめです。
ストーブの使用に関する注意点
一酸化炭素チェッカー
石油ストーブ、薪ストーブは燃焼時に空気を消費します。テントのように密閉空間で使用すると酸素が減り、有毒ガスの一酸化炭素が発生する危険性が非常に高まります。このようにストーブの取り扱いを間違えると命に関わるため、最大限注意しましょう。
テント内でストーブを使うときは、入り口を開いたままにしておき一酸化炭素の検知器と一緒にストーブを運用してください。
初心者向きキャンプ場の選び方
キャンプ場選びも立派な防寒対策に
キャンプ場選びも立派な防寒対策になります。冬キャンプがしやすいキャンプ場とは標高が低く暖かい場所と電源付きサイトが充実している場所です。
標高が低くいと単純に気温が暖かくなります。その結果、積雪量も減るため初心者でもソロキャンプがしやすくなります。雪の有無で冬キャンプの難易度は大きく変わるため、初心者の方は雪が積もっていないということも重要です。電源付きサイトはホットカーペットやこたつなどが使用できます。
気温の確認
冬キャンプではキャンプ場を選ぶときに、最低気温もきちんと確認しておきましょう。最低温度を確認して持っている寝袋の快適温度より下回らない場所を選ぶことで過ごしやすくなります。反対に最低温度が寝袋の快適温度より低い場合は装備を見直したほうがいいでしょう。
可能な限りキャンプ場設備も確認
冬は油汚れが落ちにくかったり、凍りついて水道が使えない場合もあります。また、キャンプ場によっては温水に対応している場所もあります。温水だと油汚れが落ちやすく洗い物もつらくありません。このように、キャンプ場により過ごしやすさが異なるため、水道がきちんと冬季でも使えるか温水に対応しているかなど細かく確認しましょう。
冬に対応する装備を整えないと危険
冬のソロキャンプは装備をきちんと整えないと初心者のソロキャンプは危険です。低体温症や一酸化炭素中毒は命にかかわるため事前の準備は春や夏のソロキャンプよりも時間もお金も掛けましょう。初心者でもきちんと寒さ対策、過ごしやすいキャンプ場選びができていると冬だけしか楽しめない魅力あふれるキャンプも可能です。
ただし、石油ストーブや薪ストーブをテント内で使うときは必ず一酸化炭素に注意し自己責任で使いましょう。
冬キャンプが気になる方はこちらもチェック!
冬キャンプは楽しみ方が豊富です。冬キャンプは春や夏の暖かい時期と異なる魅力的なキャンプですが注意点も多々あります。当サイトには冬キャンプに関するさまざまな記事があるためよかったら参考にしてくださいね。
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