アディダス クライミングシューズ ファイブテン BTM57
ブラックダイヤモンド クラッググローブ
Azarxis クライミングハーネス
アルパインクライミングに注目!
難易度の高い登山スタイル
アルパインクライミングとは、山岳で頂上を目指すために岩壁を登ることを意味します。通常の登山とは異なり、頂上に達するためにはクラミングの技術が必要とされるため難易度が高く、装備を揃えていないと事故に繋がりますので注意が必要です。
アルパインクライミングの始め方をチェックしよう
アルパインクライミングは、しっかりとした準備を整え、安全を確保できることが確認された時点で挑戦を検討するのがおすすめです。本記事では、アルパインクライミングの始め方を紹介しますので、参考にしてみてください。
おすすめの始め方
ジムで体力を鍛える
岩壁をよじのぼるアルパインクライミングでは、十分な体力を備えている必要があります。筋力や持久力がないと、頂上まで達することができないだけでなく事故の危険性が高まるでしょう。
そのため、まずはジムで体作りをするのがおすすめです。筋力トレーニングをするのはもちろんのこと、クライミング設備の整ったジムでクライミングの練習を積むようにしてください。クライミングの基礎を把握していれば、実践で役立てられます。
プロガイドの講習を受ける
ある程度の体力がつき、クライミングのノウハウを習得できたら実際に岩壁を登るためのレッスンを受けるとよいでしょう。例えば、アウトドアショップやツアー会社などが主催するプロガイドの講習がおすすめです。
高度な登山技術を備えたプロのガイドが直接教えてくれますので、安全を確保しながらアルパインクライミングについて学べます。専門書やインターネットで調べるだけではわからないアルパインクライミングの最新技術を身につけられるのが嬉しいポイントです。
費用がかかる場合がある
プロのガイドを利用する際に注意しておきたいのが費用です。一般的に、技術講習会は1万円、アルパインルートのガイドでは4万円ほどの費用がかかると言われています。あらかじめ費用を確保した上でガイドの利用を検討してはいかがでしょうか。
山岳会に入る
山岳会に入り、ベテランの会員からアルパインクライミングについて学ぶ方法もあります。山岳会なら5,000円程度の年会費で気軽に入会できるため、プロガイドの講習会にかかる費用を節約したい時にもよいでしょう。ただし、山岳会には昔から続く規則やルールが設けられている場合がありますので、きちんと守ることが大切です。
身に付けておきたい!必要な技術
スタカット
安全に岩場を登るためには、最低限備えておきたい技術があります。必要な技術の1つとして挙げられるのがスタカットです。スタカットとは、リードクライマーとフォロークライマーが1人2組になって岩場を登る方法のことを指します
滑落に備え、リードが中間支点を作りながらクライミングをするのが基本です。支点には、立ち木やボルトなどが使われます。
チームプレイが重要
まずは、フォロークライマーが立ち木やボルトで安全確保のための支点(ビレイ)を固定し、リードは中間でビレイを作りながら登っていきます。到達点に着いたら、リードはフォローにビレイ解除の合図を出してください。
フォローがビレイを解除した後、リードは新たなビレイを準備し、ビレイOKの合図を出します。フォロークライマーはビレイを解除しながら登り、到達点を目指すのがポイントです。互いに合図を掛け合いながら登りますので、チームプレイが重要視されます。
懸垂下降
アルパインクライミングでは、登る時だけでなく降る時にもしっかりと安全を確保しなければなりません。場合によっては降る時の方が難易度が上がることもありますので、懸垂下降と呼ばれる技術を備えておく必要があります。
懸垂下降とは、ロープを使って高いところから下降する方法です。支点にロープを固定したら下降を始め、次の支点を目指します。支点に着いたら再び次の下降の準備をする、という手順を繰り返すのが基本です。
トラブルに意識的になる必要がある
懸垂下降は、クライミングの中でもトラブルが起きやすいと言われています。ロープが木に絡まったり、支点のバランスが崩れたりといった危険性も考えられるため、何が起きても冷静に対処できる心構えを整えておくことが重要です。
安全を確保するための装備3選
①:クライミングシューズ
アディダス クライミングシューズ ファイブテン BTM57
岩場を安全に登るためには、クライミングシューズが欠かせません。岩場を登るための機能を備えていますので、アルパインクライミング中の事故を防ぐのに役立ちます。
こちらのクライミングシューズは、クライミング界のレジェンド、フレッド・ニコル氏の意見を元にデザインされた人気アイテムです。つま先をやや下向きにすることでコントロール性を高め、初心者でも履きやすい形に仕上げています。
②:クライミンググローブ
ブラックダイヤモンド クラッググローブ
専用のグローブも、クライミングを行うために必要不可欠な道具です。岩場を登る際の手の怪我を防ぐため、強度の高いグローブをクライミング用の道具リストに入れるようにしてください。
こちらのグローブは、手のひらや人差し指・親指の股部分に合皮を使用することで強度を高めているのが特徴です。難易度の高い岩場でもしっかりと安全を確保できるでしょう。
③:ハーネス
Azarxis クライミングハーネス
ハーネスは、ロープを繋いで体を固定するために必要な道具です。耐久性の高いハーネスがあれば、不安定な岩場でもバランスを崩すことなくクライミングを続けられます。
こちらのハーネスは、高強度ポリエステルを使用し、耐荷重500kgを誇るのが魅力です。また、バックルを使えば簡単にサイズも調整できます。
意識すべき注意点
ハーネスの状態を確認する
まずは、ハーネスとロープがきちんと固定されている確認してください。ハーネスは、クライミング中の命を守るための重要なポイントです。ロープが固定できていないと岩場を登っている最中に滑落する危険性が高まります。
二重バックルが緩んでいないか、ウェビング末端の長さは十分に確保できているか、ロープが正しい方法で結び付けられているかなどをクライミング前にチェックすることが重要です。
落下物に意識的になる
自然の中では、突然何が起きるかわかりません。安全だと思っていても、石が落ちてくる可能性はゼロではないと考えられます。そのため、クライミング中は落下物に意識的になるのもポイントです。何かが落ちる気配がしたら、自分の安全確保だけでなく、下で登っている人にも落下物があることを知らせてください。
天候が悪い日は延期を
アルパインクライミングは、とても難易度の高い登山スタイルです。天候が悪い中で行うものではないため、雨や強風、雷などの予報がある場合は延期をしてください。悪天候で強行すると事故の可能性が高まりますので、天候の安定した日に予定を立てることが大切です。
アルパインクライミングに挑戦!
アルパインクライミングには体力と技術が必要となりますので、まずはジムで体作りから始めるようにしてください。クライミングの基礎技術を身につけ、十分な体力を備えたら、プロガイドの講習や山岳会などに参加して実践経験を積むのがおすすめです。
また、クライミングの際には道具や技術を準備する必要もあります。不足するものがあると事故につながりかねませんので、何が必要とされるのか十分に確認した上でクライミングに挑戦するとよいでしょう。
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アルパインクライミングを始めるためには、基本的な知識や技術、体力をしっかりと備えておくことが重要です。関連記事でもアルパインクライミングについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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