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アルパインクライミングとは?その魅力と必要な道具をご紹介!

アルパインクライミングはまっすぐに頂上を目指しスピードで岩盤や雪山を登るという登山スタイルです。ヨーロッパでのクライミングという意味で世界に広がりました。垂直の壁面を登って行く姿はスリルと冒険心にあふれ素晴らしいものです。アルパインクライミングの醍醐味をぜひ。
2020年8月27日
ptcpjp
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この記事で紹介しているアイテム

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アルパインクライミングはヨーロッパ発

アルパインクライミングは、もともとヨーロッパアルプスでの山登りという意味があります。フランスのシャモニーのような山でそれは生まれました。人は自由で強い者という考えがあるのかもしれません。桁違いのスケールの山の岩盤を登り本来の自然が持つ雄々しさを感じながらのクライミングはアルピニスト冥利に尽きます。またアラスカの雪山ルートなども世界的に人気があるようです。アルパインクライミングは、なるべく軽装備でスピーディに岩壁や氷雪を登りきって登頂することになっています。途中、落ちても良しとされるフリークライミングとは違いアルパインクライミングは絶対に滑落しないというのが前提です。また大人数でパーティーを組まず、ポーターも必要としませんがそのために自然と対峙する厳しさは、危険も伴って想像以上のものがあります。限界まで体力と気力を使ってのアルパインクライミングは登山の知性と強健な肉体が必要とされます。

アルパインクライミングのザックと靴選び

ザックはスリムで軽量が望ましい

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ポケットなど無駄なものは省いて軽量化。ファブリックはハード面にも耐えられるナイロンを使用。スリムでボディフィットに優れており50リットルまで収容可能。

アルパインクライミングは、いざザックを背負って山を登り始めると次第に疲労がつのってザックの重量感は増してズシンとボディに負荷がかかり、想像以上の重みを感じることになります。結果としてスピードが求められるアルパインクライミングが時間をロスしてしまうことになりかねません。またスリムサイズでないと狭い岩場を通り抜けるのに引っかかってしまい危険度が上がります。そして擦れた時のダメージが少なくてすむようにタフな素材でなければなりません。


靴はプロテクター

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クライミング中に足捌きがよければ、それはスピードアップにつながります。アルパインクライミングを達成する靴というのはかなりの研究とテストをされた高機能です。また特殊性能なので履きこなすためにトレーニングが必要です。足の怪我や凍傷対策として保温性があり、プロテクターとして頑強なものをセレクトしましょう。

アルパインクライミング・クラシックルート 北岳バットレス

日本の数あるルートの中でアルパインクライミングのクラシックルートである北岳バットレス。北岳は山梨県アルプス市に位置する標高3193.2メートルで富士山に次いで日本で2番目に高い山です。その東斜面の高さ600メートルの岩壁は7本の岩稜が伸びていて、第4尾根からスタートするのが主流のようです。

出典: https://www.nttdocomo.co.jp/support/area/mountains/individual/index.html?id=kitadake

北岳へのアクセス


出典: http://katanokoya.com/access.html

登山口の広河原にアクセス方法。 ・マイカーの場合は芦安と奈良田の無料駐車場まで行き、その先はバスか乗合タクシーを使って広河原へ向かいます。 ・新宿西口から、南アルプス登山者バスが広河原まで直通で運行しています。 ・電車は特急かいじが新宿から甲府まで運行しており、そこから山梨交通のバスで広河原まで行くことができます。

アルパインクライミングにひそんでいる危険を回避

出典: http://gahag.net/010944-valley-of-the-ten-peaks/

アルパインクライミングは、誰も行っていないルートを登攀したいという危険と向き合った側面があります。滑落事故が起こらないようにしていてもここはセーフティーなどは存在してないし、いつ何が起きてもおかしくはないという緊張した態度が必要です。装備を怠らずにヘルメットをかぶったり、神経を集中してクライミングに望まなくてはなりません。また装備だけでも決して充分ではありません。しっかりとした基礎体力作りをしておかないといざという時にトラブル回避のレベルが下がることもあります。入門者が特に気をつけたいのが登山中の不慮の事故などをもし起こしてしまったら、という未知のことに対しての対処法を考えておくことが重要です。

トレーニングがスピードと勘を育む

出典: http://www.alpineinstitute.com/catalog/alpinism-2-intermediate-mountaineering/

アルパインクライミングの初心者入門のためにいくつか講習が開かれています。講習に参加してレベルを上げていくやり方もありますし、普段山に行けない入門者はボルダリングジムなどに通って懸垂機能を高めるのもおすすめです。また有酸素運動としてマラソンをするのは持久力をアップするのにつながります。日々トレーニングを続けて、ここが足りないと思ったらメニューに付け加えて補強していくのが本番に備えてやっておく入門者の心得です。アルパインクライミングは奥が深く、やり始めたらキリがないほどやることはたくさん出てきます。上級者になるためには千里の道もまず一歩からです。

ボルダリングとは

シューズと滑り止めのチョークの2点という最低限の装備で、人工的に作られたコンクリ面を指先の力と運動神経などを用いて登るスポーツのことをボルダリングと言います。落下した場合に備えてマットを敷いてあります。垂直や真横を登ったりと、アルパインクライミングの基礎づくりの手助けをしてくれます。

まとめ

出典: http://www.alpineinstitute.com/catalog/alpine-mountaineering-and-technical-leadership,-part-2/

アルパインクライミングの見所は、ハイテクニックを使いスピーディーに一途に山頂まで登り切るという達成感にあると思います。緊張感や困難も乗り越える精神力はアルピニストだけが身につけられる経験です。そこで見た風景がまた鮮明となってさらに難易度の高いルートを模索しようというクリエィティブが山の魅力です。反面、時間短縮を求めるので装備は最軽量のために天候不順などのアクシデントに対する弱さもあります。しかし四季を通じてそれぞれ体感できるものが違い魅力があふれています。