検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

クライミングの種類の違いは?各種目の特徴や比較的始めやすい種目をご紹介!

ロッククライミングの一種であるスポーツクライミングには、3種類の種目が存在しています。今回の記事では、その3種類であるスピード・ボルダリング・リードについてそれぞれチェックしていきましょう。また、始めやすい種目とその理由についても解説いたします。
更新: 2022年7月28日
奏咲
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

クライミングの種類って何があるの?

もはや身近な存在になったと言えるクライミング

Photo by mathiasbaert

オリンピックでも競技として採用された「スポーツクライミング」。3種目の複合競技として大きな話題と注目を集めました。「クライミング」と聞くとあまりピンと来ないかもしれませんが、日本国内ではボルダリングが特に人気を集めています。

各地に小規模なものから大規模なものまで、大小さまざまなボルダリングジムが営業しており、多くの人が比較的気軽に挑戦できる環境が整っていると言えるでしょう。もはやクライミングは身近なスポーツになっていると言えます。

クライミングの種類をご紹介!

今回の記事では、クライミングの種類を紹介いたします。オリンピックにも「スポーツクライミング」として採用された3種目について、それぞれが持つ基本的な情報や特徴を1種目ずつ紹介いたします。

ちなみに、本記事で扱う3種目は「コンバインドクライミング」という採点方式で競技されることもあることを頭に留めておくといいでしょう。クライミングに興味がある方はぜひご覧ください。なお、本記事は2022年7月28日時点の情報をもとに作成されています。

文字通り速さを競う「スピードクライミング」

登る速さを競う種目!


Photo by leerobertnixon

スポーツクライミングの種目の1つ・スピードクライミングは、「スピード」を競う種目です。壁をいかに速く登れるかが勝負となる、見ていて分かりやすい種目だと言えるでしょう。選手たちには事前にコースが知らされるため、予め練習をしてから挑戦できるという特徴があります。

選手たちがどのようにコースを攻略していくのかが見ものだと言えるでしょう。加えて、ロープをゴール地点から吊るした状態から行うというのも特徴になっています。

施設が少ないので挑戦ハードルが高い

日本国内において、スピードクライミングは施設が少ないという現状にあります。そのため、挑戦ハードルが高いというネックを抱えています。もちろん全くないというわけではありません。東京には葛飾区に1件、JMSCA公認のスピードウォールが存在します。

他にも各地にポツポツとではありますが、スピードウォールが点在しています。下記リンクから所在地がチェックできますので、スピードクライミングに興味がある方はぜひお確かめください。

JMSCA公認スピードウォール

代名詞とも呼べる「ボルダリング」

命綱なしで挑む高難易度コース

Photo by leerobertnixon

最も知名度が高いであろうボルダリングは、非常に難易度が高いコースに命綱なしで挑む種目です。高さは4〜5mほどで、制限時間内に何回完登できたか、ゾーンを獲得できたか、その回数の少なさなどで競います。

決められたホールドを使って登る課題をいくつこなせるかの勝負で、スポーツクライミングの中でも特にダイナミックでアクロバティックなムーブを楽しめる種目になっています。迫力満点の光景を見られるでしょう。

ジムが豊富に存在するので始めやすい

競技としてのボルダリングは非常に難易度が高いものの、スポーツ・趣味としてのボルダリングは非常に始めやすい環境にあると言えるでしょう。というのも、「ボルダリングジム」と呼ばれる施設が各地で営業しているからです。

初体験の方にはボルダリングについて丁寧にレクチャーしてくれるジムも多いため、誰でも始めやすいというメリットがあります。各ジムそれぞれが定めたグレード(難易度)も初心者向けから上級者向けのものまで幅広いので、多くの人が楽しめます。

クライマーが高さを競う「リード」

「高さ」を競う種目!

Photo by EfrénCD

最後にご紹介するスピードクライミングの種目が「リード」です。こちらは「高さ」を競うクライミング競技で、落下した時点の到達点が各クライマーの記録になります。高さ12m以上の壁をフリークライミングしていき、最も優れた高度を記録したクライマーが勝者となります。選手は他の選手の競技姿を見ることができません。

中級者以上向けの種目


リードは、今回紹介してきた種目の中でも高さがある分初心者向けとは言い難い種目です。ボルダリングなどに頻繁に取り組んでおり、クライミングに慣れている中級者以上のクライマーが適したスポーツだと言えるでしょう。

クライミングの種類を知ってもっと楽しく!

今回の記事では、クライミングの種類について1つずつ紹介してきました。スピード・ボルダリング・リード、それぞれが全く異なる特徴と魅力を持っているスポーツです。観戦の際は、それぞれのスピードや高さなど異なる見どころを意識しながら見てみてくださいね!

また、もし初心者の方が実際に体験してみるなら各地で大小さまざまなジムが営業しているボルダリングがおすすめです。初心者でも安心して挑戦ができる環境が整っています!

クライミングの種類が気になる方はこちらもチェック!

本サイトでは、他にもクライミング・ボルダリングに関する情報を扱っている記事が多数掲載中です。クライミング入門の方が挑戦するのにおすすめの「ボルダリング」を実際に楽しめるジムを各地域ごとに紹介している記事なども掲載されているので、ぜひ本記事と併せてチェックしてみてくださいね!