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【寝袋の選び方】押さえておきたい4つのポイントとは?季節別おすすめモデルも紹介!

寝袋はキャンプで快適な睡眠をとるために必要不可欠のアイテムです。しかし寝袋はさまざまなタイプとモデルが発売されているので選び方を間違えると快適な睡眠が得られません。寝袋の種類・特徴や押さえておくべき選び方のポイントや、季節別におすすめのモデルを紹介します。
2022年7月20日
eiji0601
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目次

キャンプの必需品とは

「衣食住」を快適にするアイテム

出典:pixabay.com

「衣食住」は生活の基本で、キャンプでもこの3つが満たされなければ快適に過ごすことができません。キャンプで「衣」はウェアなどの服装、「食」は食料や調理道具、「住」に相当するのがテントやタープに寝袋などのアイテムです。

「衣」の服装は体を守り「食」はエネルギーの源になり「住」は快適な生活環境を作ります。この3つがしっかりして初めて人は一日の疲れをとり、翌日の活力を生み出すのです。

寝袋は快適な睡眠を得る必須アイテム

出典:photo-ac.com

キャンプの疲れをいやし、体力を回復する大切な睡眠をとるための必須アイテムが寝袋です。キャンプ用の寝袋は各メーカーからさまざまなモデルが発売されているので、特に初心者の方はどれを選んでいいか迷うのではないでしょうか。そこで今回は寝袋の種類と特徴に、選び方の4つのポイントや、季節別におすすめのモデルなどを詳しく紹介します。

寝袋の種類と特徴

①ファミリーキャンプ向き封筒型

出典:photo-ac.com

頭から足元までの幅が同じで、名前の通り封筒のような長方形の形をした寝袋です。普段の布団に近い感覚で寝返りが打ちやすく開放感があるので、家族キャンプや夏キャンプに向いています。

2つ繋げればダブルサイズにもなり、ファスナーを完全に開けば布団と同じように使用可能なので、寝相が活発なお子様でもはみ出る心配がなく安心です。ただ密封度にかけるので保温性はマミー型に劣ります。

②すっぽり体を包むマミー型

出典:photo-ac.com

すっぽり体を包み無駄な隙間が少ないので保温性が高く、寒い時期のキャンプや標高が高い環境では欠かせないアイテムです。ただ密着性が高いので寝返りがうちにくく、慣れないうちは寝苦しく感じます。マミー型は軽量タイプが多く収納もコンパクト、1人用に作られていて持ち運びも便利なのでツーリングやソロキャンプにおすすめします。


③足元の保温性が高いエッグ型

卵のように頭部と足元が丸みを帯びた形をしていて、封筒型とマミー型の中間の寝袋です。封筒型のゆったり感を取り入れ頭部と足元を丸く絞ることにより保温性を高めています。

また収納性にも優れ、1人用として設計されているのでマミー型同様にツーリングやソロキャンプにぴったりです。ただし保温性はマミー型ほど高くないので冬キャンプの極寒では機能不足になるので注意してください。

寝袋の選び方4つのポイント

①選び方の基本は身長にあったサイズ

出典:unsplash.com

選び方の基本で特にマミー型は、自分の身長に合った長さを選ぶことが重要です。長さが長すぎれば隙間ができて保温力が落ち、短ければ窮屈になり、どちらも快適な睡眠を妨げます。

お子様はの場合は成長とともに身長が伸び長さが合わなくなるので封筒型をおすすめします。封筒型なら長さによる機能の差があまりないので大きめのサイズを揃えておけば安心です。

②持ち運びと収納性

重量と収納性は持ち運びの便利さを左右するので押さえておきたい選び方の一つです。マミー型は軽量でコンパクトに収納できるので車を使わない場合でも一人で問題なく運べますが、封筒型の寝袋は意外に重量がありかさばるので、車を使うオートキャンプに適しています。移動手段によって適切な重量と収納サイズを確認しましょう。

③使用する季節と快適使用温度

出典:unsplash.com

使用する季節に寝袋の機能がマッチすることも選び方のポイントになります。寝袋は大きく分けて「夏用」と「冬用」に「3シーズン用」のの3種類があり、保温機能により快適使用温度が異なります。快適使用温度の目安は、夏用で5〜10℃、3シーズン用は-5℃〜5℃、冬用は-5℃以下で、この温度より+5℃ほどがベストと言われています。

④中綿の種類も選び方の重要ポイント

寝袋の中綿の種類も選び方の重要なポイントです。中綿は主に化繊とダウン(羽毛)の2種類があり、ダウンは保温性が高く軽くて寝心地がよいのですが、水分に弱くメンテに気をつけないとカビが生えやすく価格も高価です。化繊の保温性はダウンに劣りますが、耐久性があり洗濯やメンテが簡単で価格も手頃なので初心者や家族連れに向いています。

ダウンのフィルパワー(FP)値

出典:unsplash.com


フィルパワー値とは羽毛が空気を含む度合いを表す単位で、数値が高いほど軽量・コンパクトで保温性が高く肌触りもソフトですが、その分高価になります。ダウンの寝袋を購入する場合はフィルパワー値も合わせて確認しましょう。

選び方の目安になる寝心地を向上する方法

①マットと併用する

出典:photo-ac.com

寝袋には保温性がありますが、地面の凹凸や直接伝わる冷たさは防ぐことができません。寝袋とマットを併用すればゴツゴツ感や冷たさも和らぎ快適な寝心地が得られます。

マットには厚みとクッション性があるタイプと空気で膨らませるインフレーターマットがあります。厚みもタイプにより異なるので確認しましょう。5cm〜8cmが安心して眠れる目安と言われています。

②インナーシュラフを使う

インナーシュラフとは寝袋の内側に入れて肌触りと保温性を高める便利なアイテムです。寝袋の生地が肌に触れる違和感を和らげ、保温性がアップするので冬場でも安心して3シーズン用で眠ることができます。夏キャンプではインナーシュラフだけで寝ることも可能なので、寝袋を何種類も揃える必要がなくなり経済的です。

季節別おすすめのモデル

①夏に最適な「ロゴスROSY 丸洗い寝袋」

出典:amazon.co.jp

寝汗などの水分を外部に放出する「モイスチャーマネジメント」を採用し、さらりとした裏地と独自のデザインにより通気性抜群の夏キャンプにぴったりの封筒型寝袋です。同じモデルを簡単に連結できるのでお子様連れの家族キャンプにおすすめします。また洗濯機で丸洗いができメンテが便利で、いつも清潔で快適な睡眠を実現できます。

ロゴスROSY 丸洗い寝袋

出典:楽天
サイズ(約)幅75×長さ185㎝、収納時:(約)直径24×長さ39㎝
重量約950g
快適使用温度15℃
素材[表素材]モイスポリ[肌面素材]モイスポリ[中綿]ダイナチューブファイバー

②冬山でも開放感ある「モンベル ダウンハガー650」

出典:amazon.co.jp

この商品は650フィルパワーのダウンを封入していて3000m級の冬山でも問題なく使用可能で、マミー型なのに窮屈感がなく快適な寝心地を実現するモデルです。

独自のシステムで抜群のストレッチ性があり、隙間のないフィット感と開放感という相反する2つの要素を同時に兼ね備えているので、寝袋内での体の動きを妨げません。極寒の中でも快適な寝心地を求める方におすすめします。


モンベル ダウンハガー650

出典:楽天
サイズR/ZIP:右ジッパー、L/ZIP:左ジッパー【収納サイズ】φ20×40cm
重量1485g
使用温度(適正温度)-7℃、(限界温度)-14℃
素材表地:40デニール・スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]、中綿:650フィルパワー ダウン

③水濡れに強い3シーズン用「ナンガ オーロラライト 450 DX」

出典:amazon.co.jp

防水透湿性に優れたオーロラテックスを表地に採用した水濡れに強い3シーズンモデルです。上面はチタンスパッタリング材のボックスキルト構造にして保温性を高め、下面をシングルキルトにすることで合理的な軽量化を図っています。

3シーズン用ですが限界使用温度が-5℃あるので、低山の冬キャンプなら使用可能。インナーシュラフを併用すれば極寒にも対応できる汎用性が高いモデルです。

ナンガ オーロラライト 450 DX

出典:楽天
サイズー/収納サイズ:直径14×30cm
重量865g
使用温度(適正温度)0℃(限界温度)-5℃
素材表地:15dn オーロラテックス/裏地:15dn リップストップナイロン、中綿:750フィルパワーダウン450g

シーンに最適のモデルで快適な睡眠を!

出典:photo-ac.com

寝袋は快適な睡眠を得るためのキャンプで欠かせない必須アイテムです。ここまで紹介した寝袋の種類と特徴や選び方のポイント、おすすめのモデルなどを参考にしてシーンや自分にあった最適の寝袋で快適な睡眠を実現してください。

寝袋のギアが気になる方はこちらをチェック!

当サイトでは寝袋に関する記事をたくさん掲載しています。これから寝袋を購入または買い替えを予定している方や、季節やメーカーのギアが気になる方はぜひ参考にしてください。