コールマン・パーティーキャビン
テンマクデザイン・ペポライト
小川(OGAWA)・オーナーロッジタイプ52R/TC
スノーピーク・グランベルクM
快適に過ごせるキャンプギアをご紹介
ロッジ型テントとは
ロッジ型テントとは山小屋(=ロッジ)の形をしたテントの総称です。最近ではドーム型やティピーテント(ワンポールテント)などが主流ですが、1970年代のキャンプ場には数多くのロッジ型テントが並んでいました。
ロッジ型テントのメリットは?
ロッジ型は側面が垂直に立ち上がっていて、天井が高いのが特徴です。敷地を効率的に利用できるのが魅力で、ソロからファミリーまで幅広い層から人気があります。組み立ては鉄の骨組みを作り、上から幕をかぶせるだけなので初心者でも簡単にできるでしょう。
また、最近ではそのレトロなデザインがおしゃれと評判で、インスタグラムでは「ロッジ型テント」のハッシュタグが付いた数多くの投稿を確認できます。
ロッジ型テントのデメリットは?
多くの利点がある一方、ロッジ型テントにはデメリットもあります。ティピーテントなどと比べると鉄製ポールの数が多いため重くなりがちです。また、パーツが多く生地も大きめのため、比較的高価な商品が多いのもデメリットになっています。
ロッジ型テントの種類は豊富
ロッジ型テントはサイズや素材の違いがあり、構造やアレンジ方法もさまざまなです。以下では種類や選び方について解説し、おすすめのロッジ型テントを価格帯別でご紹介していきます。本記事は2022年7月7日の情報をもとにしました。ご購入の際は再度商品情報のご確認をお願いします。
ロッジ型テントの種類&選び方
1.1サイズ大きめの製品を選ぼう
テントの定員は隙間なく入った場合の人数で表記されています。空間に余裕をもって過ごすなら1・2名をプラスした定員のサイズを選ぶのがおすすめです。
ちなみにロッジ型テントは3・4人以上が定員の製品が多く、ファミリーやグループでのキャンプに向いています。ソロで利用する場合は空間をゆったりと利用できるのが魅力ですが、1人で組み立てられることを確認してから購入しましょう。
2.用途に応じて素材を選定しよう
テントの主な素材はポリエステルやコットン、その両方の性質を備えたポリコットン(TC)の3種類あります。気軽に試してみたいならリーズナブルで軽量なポリエステル製がおすすめです。コットンは保温性が高く結露しにくい素材ですが、比較的価格が高いというデメリットがあります。
なお、ポリエステルは耐熱性が低く火の粉で穴が空く心配があるので、焚き火を頻繁にするならコットンやポリコットン製を購入しましょう。
5万円未満のロッジ型テント2選
1.コールマン・パーティーキャビン
コールマン・パーティーキャビン
サイズ | 300ⅽmx300ⅽmx250ⅽm |
---|---|
重量 | 16.5kg |
人気アウトドアブランドのコールマンから2021年に発売された新しい製品です。シェードとインナーテントがセットになっていて、昼はシェード単体で日よけとして、夜はインナーテントを組み立てて就寝室として利用できます。
4・5人用とありますが、荷物も含めると大人2人と子供2人のファミリーで過ごすのにちょうどよいサイズです。カーキとグリーンの2トーンカラーで、価格は40000円ほどとリーズナブルです。
多彩な過ごし方ができるコスパのよいアイテム
パーティーキャビンのシェードの設営方法は簡単で、折りたたまれているフレームを広げ、屋根を取り付けるだけです。生地はポリエステルで1500mmの耐水圧があるので、タープのように日よけと雨よけを兼用することができます。
インナーテントはシェードの中央から吊り下げ、地面の4点にペグで固定するスタイルです。入口のほか側面にも2か所の窓があり、全てメッシュに切り替えられるので、夏でも快適に過ごせるでしょう。
2.テンマクデザイン・ペポライト
テンマクデザイン・ペポライト
サイズ | 240cm×220cm×140cm |
---|---|
重量 | 8kg |
アウトドアショップ「WILD-1」が手がけるテンマクデザインというブランドから販売されているテントです。ソロから3人程度までのサイズで、軽量なので持ち運びもしやすいでしょう。
本体の素材はポリコットンで焚き火の用途にも適しています。また、耐水圧は1500mmと防水性も十分です。カーキをベースにグリーンまたはオレンジのワンポイント入りで、44000円ほどで販売されています。
シンプルな構造で多彩なアレンジを楽しめる
ぺポライトの設営方法も比較的簡単です。最初にグランドシートを敷き、出入口用のポールを組み立てて生地のフックに取り付けましょう。3本のポールで出口・入口の上面を補強し、ペグで4隅を固定します。最後にポールにフライシートを取り付ければ完成です。
出入り口をメッシュにすれば風通しをよくなり、夏でも快適に過ごせます。また、タープを追加して前室をつくれば、キャンプスタイルをさらに広げられるでしょう。
10万円以上の高機能なロッジ型テント2選
1.小川(OGAWA)・オーナーロッジタイプ52R/TC
小川(OGAWA)・オーナーロッジタイプ52R/TC
サイズ | 310cm×260cm×210cm |
---|---|
重量 | 16.9kg |
老舗テントブランドの小川から2020年に発売された製品です。窓をイメージした格子のデザインが特徴で、おしゃれでアットホームな雰囲気と話題になっています。
正面や両サイドはメッシュにもできるので夏でも涼しく過ごせるでしょう。また、保温性の高いTC素材を採用し、防水性能も抜群なので1年を通して活用できます。カラーはサンドベージュとダークブラウンの2トーンで、価格は11万円ほどです。
かわいい外観で設営や変形も簡単
テントは5人が定員となっていますが、ゆったりと過ごすなら4人までのグループやファミリーで利用するのがおすすめです。設営方法は簡単で1人でも張ることができます。骨格を組み上げ、フライシートやインナーを取り付ければ完成します。ポールがたくさんありますが、色分けされているので初心者にも分かりやすいでしょう。
背面パネルは別売りのポールを利用して跳ね上げることが可能で、タープとしても活用することができます。
2.スノーピーク・グランベルクM
スノーピーク・グランベルクM
サイズ | 440cm×680cm×240cm |
---|---|
重量 | 24kg |
スノーピークから2021年に発売されたロッジ型製品で、Mサイズが20万円程度とご紹介するなかでも最高級品です。タープの側面を布で覆ったような独特のデザインで、プライベート感の高いインナールームもセットなので、多彩な使い方ができるでしょう。
ソロキャンプに利用する方もいますが、大型サイズなので4人程度のグループやファミリーでゆったりと過ごすのに向いています。
おしゃれなデザインのテントで自由に過ごそう
グランベルクMは大型ですが設営方法は比較的簡単です。2本のメインポールを生地とともにロープで自立させた後で、センターポール(1本)やサイドポール(4本)を順番に立てていきましょう。
側面の壁はフルオープンやメッシュに切り替えることができて、下にチェアやテーブルを置いて開放的を味わうことができます。また、インナールームで2室に分けられているため、各人が自由に過ごせるのもこちらのテントのおすすめ点です。
開放的な空間でキャンプを満喫しよう
ロッジ型テントは空間を効率的に活用できるのが魅力です。タープを追加したりチェアやコットなどを配置したりと、多彩なアレンジができます。従来と比較して組み立て方法も簡単になり、初心者でも気軽に設営できるのも魅力です。
また、ユニークなデザインの製品が多く、他のキャンパーと被りにくいのもおすすめ点となります。気になる商品がありましたら、お近くのアウトドアショップで実物を確認してみてはいかがでしょう。
ロッジ型テントが気になる方はこちらもチェック!
ロッジ型以外にもテントの種類は豊富にあります。下では初心者向けのおすすめ品や、物ポールタイプ、ワンタッチで設営できるモデルについての特集をリンクしました。こちらも併せてお楽しみください。
【キャンプツーリング】初心者向けテント16選!オススメする魅力もご紹介!
ソロキャンプも人気のあるおすすめのスタイルです。ソロといえばバイクでのキャンプツーリングをされる方が圧倒的に多いですね。テントも軽量でコンパ...
人気簡易テントからおすすめ5選!登山にキャンプにワンタッチテントが活躍!
簡易テント。アウトドアで定番となりつつあるワンタッチの簡易テントのおすすめ。安くておしゃれなテントがたくさんそろっています。キャンプ以外にも...
モノポールテントの魅力とは?おすすめ10選と合わせてご紹介!
夏フェスに、女子キャンに、最近キャンプ場でも見かける人気急上昇中のモノポールテントを徹底解剖!!設営は簡単2ステップ。たためばコンパクトで収...