DOPPELGANGER| ライダーズワンポールテント T1-442-TN
コールマン)|エクスカーションティピ/325 [3~4人用]
エクスカーションティピーⅡ
CAPTAIN STAG|アルミワンポールテント300UV UA-16
ロゴス|ティピ Tepee ナバホ 300
テンマクデザイン|PANDA[パンダ]アースカラー
ノースイーグ|ワンポールテント フェザーライト200
テンマクデザイン|CIRCUS 440
アスガルド12.6
小川キャンパル|ピルツ15-2 レッド×サンド
モノポールテントを語る前に
さあ、お気に入りのテントを持ってキャンプに出かけよう!! 早速テント選び、でも種類がありすぎてどれがいいのかわからない。そんなあなたに、今日は少しテントの選び方を伝授いたしましょう。 テントには大きく以下のような4種類がありますが、テントをどのような場面で使用したいのでしょうか。ソロキャンプやツーリングなら収納性、登山なら軽量性、ファミリーならくつろげるだけのスペースがあるかどうかが気になりますよね。それぞれの特徴を知ることで、いつものキャンプをもっと盛り上げるテントを手に入れることができます。
モノポールテントだけじゃない、テントには4種類ある
1/4 ドーム型 (ソロ、ツーリング、登山、ファミリーにおすすめ)
ドーム型のテントは10分程度で設営できるものが多く、初心者におすすめです。小さい子供がいる家庭では、お父さんが一人で設営しなければならないので、ファミリーにも人気。デメリットは形状がドーム型になり、半円形のためデットスペースが多くなることです。そのため、居住性という面ではツールームなどに劣りますが、タープなどをうまく組み合わせることで居住性を高めることができます。ソロキャンプやツーリングにも小さめのサイズなら◎。登山用に軽い素材で幕やポールを作ってあるものもあります。雨対策でタープの中に張ることもできますし、タープにうまく連結すれば広いリビングスペースを確保できます。
2/4 ツールーム (ファミリーにおすすめ)
ツールームは広々としたリビングスペースが最大の魅力です。少人数ならタープを立てなくても日差しをある程度避けられますし、夜にはテント内に荷物を収納することができるなどメリットは多いと言えます。インナーテントとの2重構造になっており、材質にもよりますが、雨や寒さにも強いのが特徴です。一方、軽量性には欠けるため、ツーリングなど積載が限られるシーンには向かないことがデメリットでしょう。設営時間も30分〜1時間程度かかる場合が多いので、ソロキャンプには△。登山に持って行く人はまずいないでしょう。ファミリー向けと言えます。
3/4 ロッジ型 (玄人、大型車のキャンプにおすすめ)
憧れのロッジテント。まるでキャンプ場にいながら家のリビングで過ごしているような快適性です。側面が直角に近いのでデットスペースが少なく、居住性はピカイチ。テントにもかかわらず、大人が立って移動できるほどです。設営は意外にも簡単で、単純な構造をしているため初心者でも設営できます。デメリットとしては、とにかく重い。骨組みがしっかりしているので、重量はかなりのものです。たたんだ状態でも場所をとります。毎月キャンプに出かけてしまうような、ヘビーキャンパーが大型車に自慢のギアを詰め込んで出かけるイメージです。
4/4 モノポールテント (ソロ、ツーリング、登山、ファミリーにおすすめ)
みんな一度は泊まってみたいおしゃれテント、それがモノポールテントです。構造は簡単で、ポールが中心に一本、それ以外は地面に布を直接ペグで固定します。ペグうちに慣れたキャンパーには設営が簡単だと言えるし、自立しないため少しコツがいるという面では中級者向きと言えます。収納サイズが小さいものはツーリングに◎、ソロキャンプにも◎です。大型のものもあるのでファミリーにも対応できます。軽量のものは登山にも使えます。モノポールテントの魅力、メリット、デメリットなどをさらに詳しく見ていきましょう。
モノポールテントの魅力とは!!
モノポールテントのmonoとはラテン語で1を表しており、その名の通りポール1本で立てることのできるテントです。別名ワンポールテント、ティピーテントなどと呼ぶこともあります。様々なサイズが販売されており、1人用テントなら女性でも簡単に設営できるものもあります。また、ポールが1本と少なく軽量で持ち運びに便利なので、ソロキャンプ、ツーリング、登山に持ってこいのテントと言えるでしょう。
モノポールテントのメリット3つ
モノポールテントには以下のような3つのメリットがあります。
1/3 おしゃれ
一本のポールで幕を押し上げるシンプルなデザイン。モノポールテントはとんがり屋根のとにかくおしゃれなテントです。こんなおしゃれなテントでソロキャンプ、憧れます。大人数で大きなモノポールテントを飾り付けてグランピング気分を味わってもいいかもしれません。
2/3 設営が簡単
実用面から言うと、構造が単純なので設営が楽です。ツールームテントなどはメーカーによって設営方法も様々なのに対して、モノポールテントの設営は見たまんま。地面と接する部分をペグ打ちした後ポールで押し上げるだけです。1人で全て行うソロキャンプなどでは特にテントの設営が簡単な方がいいですよね。登山などで素早く設営が必要な場面でも助かります。
3/3 コンパクトで軽量
テント重量が重くなる原因の一つにポールの数があります。モノポールテントならポールが一本で、入り口をはねあげるタイプだとしても3本なので、1人用のテントなら女性でも持ち運べるでしょう。また、収納時のコンパクトさも魅力です。写真はドッペルギャンガーの2~3人用テントで3.0 kgのものですが、寝袋より少し大きいくらいのサイズで、1人でも持ち運び可能です。荷物量に制限のあるツーリングや登山などでは、軽量でコンパクトなモノポールテントが活躍します。
モノポールテントのデメリット3つ
モノポールテントには以下のようなデメリットがあります。
1/3 側面が斜めでデットスペースが多い
モノポールテントをモノポールテントたらしめているその三角形のフォルム。側面が斜めになっているため、テント内で立って移動できる面積は限られてしまいます。同様の理由で端の方には背の高い物を置けないのはデメリットと言えます。
2/3 中心にポールがある
テントのちょうど中心にポールが立っていることによって、真ん中に大きなテーブルなどは置けません。これはインナースペースの配置を考える上でデメリットと感じる人は多いでしょう。インナーテント内のレイアウトが多少制限されてしまいます。
3/3 前室がないため雨が入りやすい
前室がないタイプではテントを開閉するたびに雨が入るリスクがあり、それがデメリットと言えます。そのため、入り口をタープと連結するなどの対策が必要になります。
モノポールテントとタープを組み合わせよう!!
前室がないデザインも多いモノポールテントですが、写真のように入り口にタープを接続させることもできます。 タープを接続することであっという間に広いリビングスペースが確保できます。 これで出入りのたびに雨がテント内にふりこんだり、靴が濡れてしまうというデメリットを克服できます。 また、カラフルなテントにカラフルなタープと自分のお気に入りの組み合わせを考えるのも楽しいですよね。
おすすめモノポールテント10選
一口にモノポールテントといっても迷いますよね。そこで、目的別おすすめモノポールテント10選をご紹介いたします。
ソロキャンプ、ツーリング、登山などにおすすめのモノポールテント3選
ツーリング、ソロキャンプ、登山に求められるのは軽量性、収納性、多機能性です。 それらの機能を兼ね備えたモノポールテントを3つご紹介いたします。
1/3 ドッペルギャンガー ライダーズワンポールテント
DOPPELGANGER| ライダーズワンポールテント T1-442-TN
低価格で面白い商品が多いドッペルギャンガーからツーリングなどにおすすめモノポールテントをご紹介。
まず、収納サイズの全長が50cmとコンパクトでバイクにも積載しやすくなっています。
また、モノポールテントながら広い前室がついており、別売りのポールを購入すればキャノピーとして張り出すことも可能。モノポールテントの雨が降り込むというデメリットもこれなら安心です。これならタープも必要ないので荷物をぐっと減らすことができます。これだけ多機能にも関わらず、重量は2.55 kgと超軽量です。クールなグレーのカラーもライダーにはぴったりですね。
仕様
サイズ: 290x290x183 cm 収納サイズ:50x14x14 cm テント生地材質:ポリエステル ポール材質:アルミニウム 定員:1名 重量:2.55 kg
2/3 コールマン エクスカーションティピ210
エクスカーションティピーⅡ
アメリカのアウトドア老舗メーカーコールマンのティピテントです。
ワンポールとは別に、前室用のポールが付属しており、これにより雨の侵入を防げる小さな前室ができます。前室を閉じればソロ用の小さなギアなどはテント内に収納できそうです。 少し狭いかもしれませんが、タープなどと組み合わせればデュオにも使用できそうです。
小さなテントですが、ベンチレーションや小物ポケットなどもついています。収納時は全長50 cm以内に収まりますので、ツーリングの際にバイクへの積載も可能です。もちろんソロキャンプにもおすすめです。
仕様
サイズ:210x150x170 cm 収納時サイズ:直径17x50 cm テント生地材質:フライ 75Dポリエステルタフタ、インナー 67Dポリエステルタフタ、フロア 75Dポリエステルタフタ ポール材質:メイン スチール、フロント FRP 定員:1~2人 重量:4 kg
3/3 キャプテンスタッグ アルミワンポールテント 300UV
CAPTAIN STAG|アルミワンポールテント300UV UA-16
コストパフォーマンスが魅力、シカのロゴでおなじみのキャプテンスタックからご紹介。3 kgと軽量ながら3〜4人で泊まれるモノポールテント。軽くて丈夫なアルミポールが使用されています。前室がないのでインナーを入れるなら雨に備えてタープも張った方が良いかもしれません。
フライシート単体でも設営可能なため、インナーを入れずにシェルターのような使い方もできます。
仕様
サイズ:300x250x180 cm 収納時サイズ:68x17x17 cm テント生地材質:フライ 68Dポリエステル、インナー/ウォール ポリエステルノーシームメッシュ、フロア 150Dポリエステル ポール材質:アルミニウム合金 定員:3~4人 重量:3 kg
目指せおしゃれキャンプ!!女子キャンパーにおすすめのモノポールテント3選
女子キャンで重要なのまずデザインの可愛さ。お友達とテントを新調して行くならコストパフォーマンスや軽量性も気になりますよね。
1/3 LOGOS Tepee ナバホ 300
ロゴス|ティピ Tepee ナバホ 300
アメリカ先住民ナバホ族の伝統的な織り生地の柄であるナバホ柄を取り入れたカラフルなモノポールテント。同じくロゴスから販売されているガーランドフラッグで装飾すれば、一気におしゃれさが増します。
仕様
サイズ:300x250x180 cm 収納時サイズ:52x18x18 cm テント生地材質:フライ難燃性ポリエステルタフタ、インナー ポリエステルタフタ、フロア ポリエステルタフタ ポール材質:7075超々ジュラルミン 定員:3人 重量:4 kg
2/3 tent-Mark-DESIGNS PANDA
テンマクデザイン|PANDA[パンダ]アースカラー
アウトドアコーディネーターとして活躍中のこいしゆうかさんとtent-Mark-DESIGNSのコラボレーションアイテムPANDA。 軽量性にこだわり抜いて作られたこのテントはソロキャンプだけでなく、フェスや夏の登山などでも活躍すること間違いなし!! 別売りのインナーテントはメッシュでできており、風通しも抜群です。 インナーテントの重量はわずか850 gですので、フライシートと合わせても約3 kgと圧倒的な軽量を実現しています。 カラーも3種類展開しており、女性に大人気のレッド、男性におすすめのアースカラーに加えて新色クラッシックも発売中です。 好きな色を選べるのもおしゃれキャンパーには魅力ですね。
仕様
サイズ:240x240x150 cm 収納時サイズ:17x36 cm テント生地材質:フライ 40Dナイロンリップストップ、PU/シリコンコーティング、インナーボトム 75Dポリエステルタフタ PUコーティング ポール材質:アルミニウム 定員:1人 重量:2.19 kg
3/3 ノースイーグル フェザーライト200
ノースイーグ|ワンポールテント フェザーライト200
コストパフォーマンス抜群のノースイーグルから可愛らしい羽のデザインのモノポールテントを一つご紹介。 1〜2人用と小さめのテントですが、小さいのもまた可愛いです。 このくらい派手なデザインだとキャンプ場でもかぶらないし、フェスなどに持っていっても目立ちますよね。 重量も3.3 kgと4 kgを切っています。これなら女性一人でも簡単に設営できます。
仕様
サイズ:260x230x190 cm 収納時サイズ:70x17x17 cm テント生地材質:フライ 75Dポリエステルタフタ、インナー 68Dポリエステル、フロア 210Dポリエステルオックス ポール材質:アルミニウム合金 定員:1~2人 重量:3.3 kg
ファミリーにおすすめ多人数用モノポールテント4選
1/4 小川キャンパル Pilz 15-Ⅱ
モノポールテントを語る上でこのピルツは外せないでしょう。2〜3人用のPilz 7-STから12人収容できるPilz 23まで豊富なサイズ展開で用途に合わせて選べるのが魅力です。その中から、ファミリーでも少し大きめのPilz 15-Ⅱを紹介します。
小川キャンパル|ピルツ15-2 レッド×サンド
8人用テントというだけあって広々とした室内。ベンチレーターが7箇所もついており、自在に室内換気ができます。グランドシートは簡単に着脱できるようになっており、半分に折れば室内に土間をつくることもできます。カラーもレッドとサンドの2種類展開です。
仕様
サイズ:直径440x310 cm 収納時サイズ:120x28x32 cm テント生地材質:フライ 210Dポリエステル、グランドシート 210Dポリエステル ポール材質:スチール 定員:8人 重量:14.5 kg
2/4 コールマン エクスカーションティピ325
コールマン)|エクスカーションティピ/325 [3~4人用]
コールマンの新作テント、シルエットが何ともユニークなエクスカーションティピをご紹介。高さがあるので着替えなども楽に行えます。入り口が前後にあるので便利であることや、前室が少しあるので雨の日も履物が濡れにくくて便利です。この広さでかなり安価なのでお得感があるのではないでしょうか。大人4人は寝られないにしても、小さな子供2人程度ならファミリーで泊まれる広さだと思います。コストパフォーマンスはかなり良いのではないでしょうか。
仕様
サイズ:325x230x200 cm 収納時サイズ:16x16x60 cm テント生地材質:フライ 75Dポリエステルタフタ、インナー 68Dポリエステルタフタ、フロア 75Dポリエステルタフタ ポール材質:メイン スチール、フロント FRP 定員:3~4人 重量:6 kg
3/4 tent-Mark-DESIGNS サーカス440
テンマクデザイン|CIRCUS 440
アウトドアショップWILD-1のオリジナルブランドであるtent-Mark-DESIGNSのモノポールテント。モノポールにも関わらずかなりの大型で12人収容できます。
天井ベンチレーター搭載のため、夏は通気性が良く、冬には薪ストーブなども使用できそうです。
グランドシートにファスナーがついており、土間がつくれるため雨の日でも室内で靴が脱げるよう工夫されています。
また、接地から70 cm立ち上がったバスタブ型のため、モノポールテントのデメリットであるデットスペースを減らしています。モノポール特有のとんがり帽のようなフォルムとは少し違いますが、設営の簡便さはそのままに広々とした室内空間を実現しています。モノポールと言えど、かなり大型のテントとなっているので、約21 kgと軽量とは言い難いですが、ファミリーキャンプの場合ワゴンなどの大型車で行く方が多いと思いますのであまり問題にはならないと思います。
仕様
サイズ:直径440x440x310 cm テント生地材質:フライ 210Dポリエステル、グランドシート 210Dポリエステル ポール材質:メイン スチール、フロント アルミ、コーナー アルミ 定員:12人 重量:21.31 kg
ノルディスク アスガルド 12.6
アスガルド12.6
グランピングブームで大人気のノルディスクからアスガルドをご紹介します。 北欧デザインということでまずはデザインが非常に洗練されています。アスガルドは3人用として7.1, 6人用として12.6と6〜9人用として19.6が販売されています。モンゴルのゲルをイメージした形が非常におしゃれですね。 保温性と透湿性の高いコットンと耐水性が高いポリエステルを混紡した「テクニカルコットン」を生地に使用しているため、悪天候にも強いのが魅力です。
仕様
サイズ:直径440x370x250 cm 収納時サイズ:直径30x95 cm テント生地材質:ポリエステル65%、 コットン35% ポール材質:スチール 定員:6人 重量:21 kg
モノポールテントにぴったりの可愛いギア
ドッペルギャンガーのUFOテーブル。 モノポールテントでは必ず中心にポールが配置されるため、テントの中心に物が置けません。 UFOテーブルは半円形のテーブルを二つ組み合わせ、中心の穴がポールを避けるデザインになっています。 これならテントの中心のスペースを無駄にせず活用できます。
まとめ
ここまでモノポールテントの強み、弱点、おすすめのテントなど見てきましたが、いかがだったでしょうか。 価格も様々なので、比較的安価な気になるテントを思い切って購入してみるのもいいと思います。 ファミリー向けのキャンプ場などでは主流とは言えないので、注目の的間違いなしですよ!!