検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

DDタープの下で焚き火はできる?素材や安全な張り方、注意点まで徹底解説!

DDタープの下で焚き火をする際には、基本の張り方や注意点を把握しておくことが大切です。そこで、本記事ではDDタープの下で焚き火をする時に意識したいポイントを解説します。どのようなところに気をつければよいか確認し、焚き火を楽しむようにしてみてください。
2022年7月1日
kon_w
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

DDタープで焚き火を楽しみたい!

キャンパーから人気のDDタープ

DDタープとは、アウトドアブランドのDDハンモック社が手がけるアイテムで、キャンプ芸人のヒロシさんがDDハンモック社の商品を愛用していることで人気に火がつきました。DDハンモック社からは、縦横4x4と3.5x3.5、3x3のDDタープが出ています。

DDタープを使った焚き火のやり方をチェックしよう

キャンプではタープ下で焚き火をすることも多いため、DDタープで焚き火ができるか否か気になる方も多いでしょう。そこで、本記事ではDDタープを使った焚き火のやり方について解説します。安全を確保した上で焚き火を楽しむための参考にしてみてください。

タープに使用されている素材

ポリエステル&ナイロン製

焚き火をする前に確認しておきたいのが、タープの素材です。使用素材によって、焚き火に向いているか否かがわかります。DDタープに使用されている素材は、ポリエステルとナイロンといった2種類の化学繊維です。

一般的に化学繊維は燃えやすく、火との相性は悪いと言われています。さらに、DDタープには不燃性の加工が施されているわけではありません。そのため、DDタープの下で焚き火をする際には細心の注意が必要だと考えられます。

焚き火に向いているのはポリコットン

焚き火に向いていると言われているのは、ポリコットン素材を使ったアウトドア用品です。ポリコットン素材には不燃性があり、火の粉が飛んでも穴が空きにくいのが特徴となります。

全く燃えないというわけではありませんが、焚き火の近くでも安心して使えるタープやテントを求めている場合はポリコットン素材に注目してみるとよいでしょう。

安全な張り方


どうしてもDDタープで焚き火をするなら工夫が必要

前述の通り、DDタープに使用されている素材は焚き火に向いていません。基本的に、アウトドアで焚き火をする際にはタープを使わないのが理想です。しかし、急に雨が降ってきたり、風が強かったりしてどうしてもタープを使わなければならない場合もあるでしょう。

DDタープを焚き火で使わざるを得ない時は、しっかりとした工夫が必要です。安全な張り方を取り入れて、タープに悪影響を与えないように気を付けてみてください。

DDタープはなるべく高く張る

タープを張る時は、なるべく高さを出すように意識することが大切です。しっかりと高さを出しておけば、焚き火から飛んだ火の粉によってタープに穴が空くのを防げます。

また、高さを出せば煙が滞留しにくくなるのもポイントです。タープが低いと煙が滞留しやすく、咳き込んだり、目が沁みたりすることがありますので気を付けてください。低いポールしか持っていない場合は、あらかじめ高いポールや伸縮性のあるポールを準備するとよいでしょう。

ダイヤモンド張り

なるべく高さを出す張り方としておすすめなのが、ダイヤモンド張りです。200cmほどの高さに設営すれば、火の粉がタープに当たるのを防げます。さまざまなアレンジを楽しめるのはDDタープの魅力の1つになりますので、焚き火をする際にはダイヤモンド張りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ビークフライ

ビークフライも、焚き火を楽しみたい時におすすめの張り方です。ビークフライをオープンスタイルした上で、タープから少し離した状態で焚き火を作るとよいでしょう。また、ビークフライを作るなら少し大きめの4x4か3.5x3.5のDDタープが最適です。

意識しておきたい注意点

保護シートで覆う

funks 焚き火 タープ 1.5mx1.5m

出典:Amazon

焚き火をする際には、タープの張り方以外にも注意を払う必要があります。まず行っておきたいのが、タープの表面に保護シートを貼る、ということです。DDタープには不燃性の生地が使われていないため、保護シートを貼ることで火の粉で穴が空くのを防げるでしょう。

こちらの保護シートは、ガラス繊維にシリカコートを加え、火の粉の影響を受けにくくしているのが特徴です。簡単な方法で取り付けられますので、タープ下で焚き火をしたい時に役立ちます。


大きな火を作らない

燃え上がる炎
Photo byScred

焚き火をする時は、大きな火を作らないようにしてください。火が大きくなればなるほどタープに燃え移ったり、火の粉で穴が空いたりしやすくなります。火が大きくなりかけたら薪の量を減らすなど、焚き火の方法を変えるようにすることが大切です。小さな火を維持するように意識すれば、燃え移りの心配をせずに済むでしょう。

風は強い日は諦める

風が強く吹く日は、どうしても火の粉が飛びやすくなります。自然環境を変えることはできないため、風が強い日はタープ下で焚き火をするのを諦めるようにしてください。焚き火の代わりにガスバーナーなどを使う方法でアウトドア料理を楽しむとよいのではないでしょうか。

焚き火を実践した人の事例

ビークフライで開放感を楽しむ

DDタープを使って焚き火を楽しんだ人の事例の中には、ビークフライを取り入れているケースがたくさんありました。しっかりと高さを出して設営したビークフライなら、解放感を楽しみつつ焚き火を満喫できるでしょう。

車と連結して高さを出す

タープとテントと組み合わせるのではなく、車と組み合わせて高さを出す方法もあります。高めのポールを使ってスクエアタープのように張れば、焚き火をするのに十分な高さを出すことが可能です。

タープ下に好みのキャンプ用品を集めてレイアウトを楽しめば、SNS映えする写真を撮影できるでしょう。テント前だけでなく、車前にタープを張るのも選択肢に加えてみてください。

焚き火でも安心して使えるタープ2選

①:オクラタープ


DOD オクラタープ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

安全に焚き火を楽しむなら、DDタープではなく不燃性のあるタープ用品を使うのも1つの方法です。DODから出ているオクラタープは、火の粉に強いポリコットンを使用しているため、焚き火の影響を受けにくいのが特徴となります。

強い日差しを遮るための遮光性も備えていますので、テントなどのキャンプ用品を日陰の下に置きたい時にも最適です。

②:ウイングタープ

フィールドア ウイングタープ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

難燃性のあるT/C素材を使用したタープです。撥水・防カビ加工が施されており、焚き火中に急に雨が降ってきた時も安心して過ごせます。雨が生地に染み込むのを抑え、焚き火が消えるのを防げるでしょう。

紫外線をシャットダウンしますので、日差しが強い日にも適しています。また、いろいろなアレンジができるため、タープ泊で使えるタープを探している方にもおすすめです。

DDタープを使った焚き火は安全確保が重要

DDハンモック社から出ているDDタープは高い機能性を備え、多くのキャンパーから愛されているキャンプ用品です。しかし、使用している素材はナイロンとポリエステルになりますので、タープ下で焚き火をしたい時には向いていません。

どうしてもDDタープを使って焚き火をしたい場合は自己責任の上、しっかりと高さを出すことが大切です。また、ダイヤモンド張りやビークフライといった安全な張り方を取り入れるのもポイントになります。しっかり安全を確保した上で、キャンプを楽しんでみてください。

DDタープの焚き火が気になる方はこちらもチェック!

DDタープは基本的に焚き火に向いた素材ではないため、安全に焚き火を楽しむなら他のタープを使うのも1つの方法です。関連記事では焚き火におすすめのタープを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。