テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC
テンマクデザイン 焚火タープコットンレクタ
DOD オクラタープ
ビジョンピークス タープ ファイアプレイス
TATONKA タープ 1 TC
焚き火タープとは?
焚き火タープとは、難燃素材を用いた焚き火ができタープのことです。
多くのタープはポリエステル素材でできており、軽さや乾きやすさといった利点はあるものの、熱に弱く焚き火で出る火の粉などが当たると、すぐに燃えて穴があいてしまいます。そのため、タープの下では焚き火ができません。
対して焚き火タープは、熱に強いコットン素材を含んでいます。これにより、タープの下での焚き火が可能となります。
焚き火タープの素材
コットンタープ
難燃素材である、コットン100%のタープです。コットンの風合いを十分に感じられ、濃い影も作ってくれます。
TCタープ
ポリエステルとコットンの混紡素材で作ったタープです。ポリコットンタープとも呼ばれます。コットンのよさを持ちつつも、コットンタープよりも軽く、乾きやすいなどの利点があります。
焚き火の魅力
焚き火タープは焚き火ができるタープです。焚き火をするためにタープを選択する。それだけの魅力が焚き火にはあります。火のあるところに人は自然に集まります。
焚き火を囲む独特の雰囲気の中で、家族や仲間と語らう。また、言葉は少なくとも焚き火を見ているだけで心が落ち着く。
『1/fのゆらぎ』と言われるリラクゼーション効果。シンプルに、ただ薪が燃えているだけなのに、その魅力に引き込まれる。多くの人がその火に魅了されています。
タープの役割
そもそもタープの役割とはなんでしょうか?キャンプにおけるタープは、リビング空間を演出します。テントを寝室、タープをリビングと考えると、食事をしたり、くつろいだりとテントよりもタープの下にいる時間が自然に長くなります。
また、雨が降れば屋根のかわりになり、朝露をよける働きもしてくれます。
タープの種類
タープにはいくつかの種類があります。焚き火タープは、ヘキサタープやレクタタープが主となりますが、他の形のタープもご紹介します。
ヘキサタープ
2本のポールで設営が可能な六角形のタープです。設営が比較的容易で、風に強い特徴があり、ポールの追加などで、多彩な張り方も可能です。サイズや面積は狭めで、主に少人数向けです。形が似たものに、ひし形のウイングタープがありますね。
レクタタープ
2本のメインポールと、4本のサブポールで設営する四角形のタープです。6本のポールが必要となり、設営に少し手間がかかりますが、ポールの位置や数により、張り方のアレンジができます。サイズ感が大きく面積が広いため、ファミリーやグループキャンプに適しています。
スクリーンタープ
テントに近い形をしたタープです。解放感はないものの、側面がメッシュとなっているため 虫の侵入を防いだり、プライベートを守ることができます。狭い場所でも設営できますが、手間はかかります。
ワンタッチタープ
ワンタッチ式ですぐに設営できますが、風に弱いのが欠点です。収納時のサイズも、他のタープに比べ大きめです。狭い区画でも設営可能なので、使用状況によっては便利に利用できます。
焚き火タープが支持される訳は?
焚き火ができる
まずは何といっても焚き火ができること。火に強いことです。これにより雨の日でも、天候を気にせず焚き火が楽しめます。
焚き火を囲んだレイアウトがしやすい
この理由もタープの下で焚き火ができるからなのですが、タープの下に焚き火を入れられるので、焚き火を中央に配置し、その周りに椅子などを並べたレイアウトがしやすいのが特徴です。
火に弱いタープの場合には、タープから外した場所に焚き火を配置する必要があり、狭いサイトなどでは、タープを張った状態で焚き火を囲むことが難しいことがあります。
焚き火タープなら、焚き火台を囲んでバーベキューをし、そのまま続けて焚き火ができます。
濃い影ができる
焚き火タープの素材にはコットンが含まれます。コットンを含む生地は厚みがあり、重くはなりますが、その分濃い影をつくり 夏のキャンプが快適になります。また、コットンの質感や、コットン素材が作り出す影の雰囲気を好む方もいます。
おすすめ焚き火タープ5選
数多くの焚き火タープの中から、おすすめのタープを5つ紹介します。
1、tent-Mark DESIGNS 「Takibi-Tarp Cotton Recta」
テンマクデザイン 焚火タープコットンレクタ
焚き火タープと言えば、テンマク。テンマク(tent-Mark DESIGNS)は、アウトドアショップ「WILD-1」のオリジナルブランドです。
テンマクでは、「Takibi-Tarp」の名前がついたタープを数種類販売しています。中でもこのタープは、素材がコットンのみでコットンの質感を存分に味わえるタープです。
大型のレクタタープですので、ファミリーやグループでのキャンプにおすすめです。オプションの専用難燃シートを取り付ければ、さらに安全に焚き火が楽しめます。(※ポールは別売りです)
2、tent-Mark DESIGNS 「ムササビウイング13ft. TC“焚き火”version」
テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC
テンマクの焚き火タープシリーズの1人もしくは少人数向けのタープです。素材はポリエステル×コットンの混紡生地で、火の粉への強さと軽さを両立しています。
独特なカーブを描く、非常に美しいひし形のウイングタープで、このタープの下での焚き火は絵になります。(※ポールは別売りです)
3、DOD「OKRA TARP (オクラタープ)」
DOD オクラタープ
大注目のブランド、DODから「オクラタープ」を紹介します。素材は火の粉が飛んでも燃えにくい、厚みのあるポリコットン生地です。風の抵抗を抑える流線型を採用することで、大型タープテントながら耐風性にも優れています。
特徴は、形と大きさ。ホームページ上でも超大型と紹介されている通り、5.1×5.1mの正方形です。8ヶ所ある全ての角にポールとグロメットを付けられるので、状況に応じて自由自在にテントを張ることが可能になっています。
カラーバリエーションにはブラックもあります。より濃い影を作ることができ、黒という色がキャンプ場で注目されそうです。
4、TATONKA 「1 TC」
TATONKA タープ 1 TC
TCタープで安定した人気を誇る、TATONKAの「1 TC」を紹介します。素材はポリエステル×コットンの混紡生地のタープです。ファミリーキャンプにちょうどよい大きさで、TCタープの中では軽量であり、使い勝手のよいタープになります。
また、自然にマッチする見た目も人気です。(※ポールは別売りです)
5、VISIONPEAKS 「ファイアプレイス TC ヘキサタープ」
ビジョンピークス タープ ファイアプレイス
VISIONPEAKSは、アウトドアショップ「ヒマラヤ」のオリジナルブランドです。コストパフォーマンスの高い商品を多数販売しています。こちらのタープも正にコストパフォーマンスに優れた逸品です。
コットン混紡素材を使用したヘキサタープで、タープ表面は撥水加工が施されています。高品質でありながら、税込2万円以下の価格は驚きです。(※ポールは別売りです)
焚き火タープの注意点
火が当たらないように
焚き火タープとは言え、直接火が当たれば燃えてしまうこともあります。焚き火タープは難燃素材ですが、防火素材ではありません。火が直接当たらない様、焚き火の高さに注意したり、タープの高さや張り方にもご注意下さい。また、花火の火などにも注意して下さい。
重さに注意
ポリエステル素材のタープに比べ、焚き火タープは重量があります。また、雨が降り濡れると糸が膨張し防水性能が高くなるようになっており、糸が水分を含むと、さらに重量が増しますので注意が必要です。
カビに注意
焚き火タープはコットン素材を含んでいる分、ポリエステル素材のタープに比べると乾きにくいという特性があります。乾いていないまま放置したり、収納しておくとカビが生えることがあります。特にコットンタープはカビが生えやすいので、使用後はしっかりと乾燥させるよう、ご注意下さい。
最後に
焚き火は安全を第一に、キャンプ場などのルールを守り、自分も周りも楽しい思い出となるようにお願いします。
焚き火が気になる方はこちらをチェック!
暮らしーのでは他にもアウトドアに関する情報を発信しています。特におすすめな焚き火のやり方についての記事を載せるので、気になる方はチェックしてみてください。
既に焚き火をやったことがある人も、これから焚き火にチャレンジしたい人にも役立つ方法がまとまっています。是非一度ご覧ください。
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