ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入
オカモト ピチット レギュラー 32枚ロール
コールマン コンパクトスモーカー2000031269
ベーコンとはまた違うスモーク肉の作り方
燻製豚肉の定番ベーコンとチャーシューとの違いは
豚肉の燻製料理の中でポピュラーなものとしてベーコンがあります。ベーコンは豚肉の中でもバラ肉または三枚肉という脂身と赤身が層になった部分を塩漬け・熱燻で長時間燻製して作られる食べ物です。
一方中華で有名なチャーシューにはバラ肉のほかにロースやモモなどあまり脂身のない部位も使われています。また調理方法も燻製ではなく本来は焼豚とも呼ばれ甘辛いタレを付けながら焼いて火を通す料理です。
このようにベーコンとチャーシューは、材料である豚肉の部位と調理方法に違いがあります。
キャンプで簡単に作れる燻製豚肉レシピをご紹介
このようにベーコンとチャーシューは、その作り方も部位も大きく異なります。しかし近年燻製チャーシューという、チャーシューに燻製の香り付けしたものが話題となっています。
こちらは熱燻という加熱して作る燻製方法なので、時間さえかければキャンプでも作りやすい調理法としておすすめです。
今回はこの燻製チャーシューの作り方レシピについて、基本から変わり種のやわらかレアチャーシューまで、3種類のレシピをご紹介いたします。
キャンプでの燻製づくりに必要なもの
キャンプにおすすめの燻製器
コールマン コンパクトスモーカー2000031269
こちらはキャンプやアウトドア用品ブランドとしても人気があるコールマンの燻製器です。有名なブランド商品ですので、手に入りやすいのもおすすめの理由となります。
こちらはサイズこそ小さく出来ていますが、中は2段になっていて食材がたくさん入るのが特徴です。燻製チャーシューのように長時間の熱燻で仕上げるには、ダンボールや薄い金属製の燻製容器よりも、このようなしっかりとした厚みのあるキャンプ用燻製器が適しています。
食材の乾燥に便利なシート
オカモト ピチット レギュラーロール
オカモト ピチット レギュラー 32枚ロール
食材乾燥のためにプロも使っているのがこちらのピチットシートです。このシートでくるんでおくだけで、簡単に食材の水分が抜けて乾燥します。
余分な水分が抜けることで食材の中のうまみ成分も濃縮されるため、料理の味を変えてくれる効果も期待できる商品です。
特に燻製のような食材の水分が味に大きな影響を与える料理の場合は、このような便利で簡単なシートを使うのが上手に失敗なく仕上げるコツとなるでしょう。
汁漏れなくキャンプ場まで運ぶ密封容器
ジップロック フリーザーバッグ M
ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入
豚肉は放置していると中から水分が出てきます。スーパーのパックでも、そのままクーラーボックスに入れてしまうとほかの食材に香りが移る心配があるでしょう。
そんな時に便利なのが密封容器・バッグです。燻製用に塩で水抜きをする際にも使えますし、そのままクーラーボックスに入れてキャンプ場まで持ち込めます。サイズもS・M・L・LLと豊富に揃っているので、食材の大きさに合わせたものを選べるのも嬉しい魅力です。
基本的な燻製チャーシューの作り方
簡単なチャーシューの燻製を作る方法
燻製チャーシューは基本的に生の豚肉を塩漬けし、燻製を先にしてから味付けした煮汁で煮込んでチャーシューに仕立てていく形となります。調理するのに時間はかかりますが、作り方の手順は単純で簡単なので、キャンプでも生肉から燻製チャーシューを作ることができます。
その中でも比較的時間が短く、作業工程も簡単な燻製チャーシューの作り方からご紹介いたします。はじめて燻製チャーシューを作るという方は、こちらからはじめるのがおすすめです。
食材と作り方
調味料とにんにくを肉に刷り込んでから、密封保存袋に入れそこにブランデーも加えて密封します。そのまま冷蔵庫(キャンプではクーラーボックスなど肉が傷まない温度の低い場所)で3時間、味や風味を付けましょう。
キッチンペーパーで水分をよく拭き取ったらそのまま風通しのよいところで乾燥します。1時間ほど吊るし置きしてみてください。すっかり外側が乾いた豚肉を燻製器に吊るして、お好みのチップで1時間熱燻をして中まで香りと火を入れます。そのまま常温で放置し、粗熱が取れたら食べ頃です。
チャーシュー用豚肉 450g × 2本
塩 10g
黒コショウ 適量
ウイスキー又はブランデー 大さじ4
ヒッコリーチップ 3掴み(足りなければ追加)
砂糖(チップに混ぜます) 小さじ1
キャンプ用品で作る燻製チャーシューレシピ
キャンプ用燻製器でスモークチャーシューづくり
キャンプギアとして、アウトドア用の燻製器を持っている方であればこちらの燻製チャーシューの作り方レシピがおすすめです。家で燻製チャーシューを作る場合でもレシピや工程は同じですが、その場合でもキャンプブランドのアウトドア用の燻製器を使っているところが作り方ポイントとなります。
食材と作り方
豚もも肉のブロックに塩・砂糖・黒胡椒を混ぜあわせたものをよくこすり付けたら、密封袋に入れ3時間寝かせます。そのあと1時間真水に浸けて塩抜きしたら、水分をふきとりラップせずに冷蔵庫で3時間、豚肉の表面を乾燥させましょう。
キャンプの場合は、冷蔵庫乾燥ができないので肉が腐らないような涼しくて風通しのよい場所で表面を乾かします。コールマンの燻製器にお好みのチップを入れ、豚肉の汁がチップに落ちないようアルミホイルで軽く蓋をしてから網の上に豚肉をセット、様子をみながら30分熱燻しましょう。
燻製肉をチャーシューに仕立てる
鍋に材料表のしょうゆから下の調味料を全ていれて、粗熱をとった燻製肉を煮込んでいきましょう。煮込み時間は片面10分が目安ですが、豚肉を使っていますので中までしっかり火を入れるのがおすすめです。その煮汁に漬けたまま、一晩味を染み込ませたら食べ頃となります。
豚モモブロック 300g
燻製器 コールマンコンパクトスモーカー使用
ウッドチップ(さくら) 適量
アルミホイル 適量
塩 30g
砂糖 15g
しょうゆ 300ml
みりんと水 200ml
砂糖 大さじ3
酢 大さじ1/2
野菜くず(動画では青ネギの頭部分) 1本
黒胡椒 少々
燻製レアチャーシューをキャンプで作る方法
煮込んで仕上げるやわらかチャーシュー
まずは豚肉に分量の塩を塗り込むようにまぶしてそのまま8時間塩漬けのような状態にします。動画では塩+アルファでハーブなども見られますが、お好みのハーブなどをプラスしてアレンジしてもよいでしょう。
しっかり塩味が入ったらきれいに塩やハーブを洗い流して、1.5時間程度まで水に浸けて塩抜き処理をします。そのあと水気を拭き取り丸めてタコ糸で縛りスモーク加工します。燻製時間の目安は1時間です。
キャンプで低温調理器がない場合の作り方
温度管理機能の付いた低温調理器(スロークッカーや炊飯器などでも代用可能)で燻製レアチャーシューは中に火を通します。
低温調理器がない場合は、水に野菜くずなどを入れた中で温度を67度にするように火加減に気をつけた中で煮こんで作りましょう。そのあと1日ほど冷蔵庫(キャンプであればクーラーボックス)で寝かせると、中はやわらかいままの美味しい燻製レアチャーシューに仕上がります。
豚肩ロース 520g
塩 20g
紐 豚肉をまとめられる長さのタコ糸
お好みのスモークチップ 適量
つまみにもおかずにもなる絶品肉料理
今回は燻製チップの香りが食欲をそそる、美味しいチャーシューの作り方をレクチャーしてきましたがいかがでしたでしょうか。生肉から作る方法なので時間こそかかりますが、味付けまで全てお好みにアレンジできるのがメリットです。
キャンプ場で、自分の手作りスモークチャーシューをつまみに飲むお酒は、普段とはまた一味ちがいます。キャンプの楽しみ方のひとつとして、手作り燻製チャーシュー作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
キャンプで作る燻製が気になる方はこちらもチェック
暮らしーのでは燻製チャーシューのほかにも、人気のサラダチキンの燻製方法や定番のチーズの燻製のキャンプでの作り方なども解説記事をご用意しています。キャンプでの燻製づくりが気になる方はこちらも合わせてみてみてはいかがでしょうか。
【キャンプ飯】お酒が進む、絶品燻製チーズ!必要な道具から美味しく作るコツまで
おつまみやおやつに人気のチーズは燻製にしても美味しい食材です。今回はキャンプでもできるチーズの燻製の作り方をレクチャーいたします。キャンプで...
【キャンプ飯】お酒が進む、サラダチキンの燻製!必要な道具から人気レシピまでご紹介
サラダチキンはコンビニでも手軽に買えてそのままでも美味しいおつまみとして人気があります。キャンプで燻製を作りたくなった際にもおすすめな、簡単...